人造人間21号はPlayStation 4・Xbox One用の「ドラゴンボールファイターズ」に登場するオリジナルキャラクター。
CV:桑島法子。
概要
デザイン監修は鳥山明。
アークシステムワークスとバンダイナムコ、集英社も関わり最終デザインを鳥山明がまとめたとのこと。
外見は黒メガネをかけた女性である。ドクターゲロ(人造人間20号)に勝るとも劣らない頭脳を持っている科学者でもあり、人造人間18号のような鋭い目が特徴的。表向きの言動は見た目通りに落ち着いた雰囲気である。
だがこれは仮の姿であり、戦闘時に見せる真の姿は魔人ブウを思わせる。相手をお菓子にして食べる能力も持っている。ブウとの違いは女性型であることと、尻尾が生えていること。
その正体と行動理由、人造人間としての特性はシナリオを進めることで明かされていく。各モードでの使用可能条件もシナリオの1周目クリアである。
ストーリーが非常に長いため出すのが面倒である。
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おおざっぱなネタバレ
もちろんドクターゲロがらみの人造人間であった。その設計は人間をベースに、複数の戦士の細胞を組み込んだというもので、断定はされないがその中に魔人ブウの細胞が含まれていることが示唆される。尻尾もフリーザのものに似ているようだ。セルとは設計が似ているため、お互いに意識した発言が見られる。ベースとなっている人間の影響か知能も高く、戦闘だけでなく科学技術を駆使して悟空たちに挑んでくる。
固有の能力として、お菓子に変えた人間を捕食することで自らのパワーを上げることができる。そのためにクローン戦士を作り出し、戦力としてだけでなく自分のエネルギー源としても利用していた。
例によってゲロの意思などどうでもよく、自分の食欲を満たし、パワーアップすることが主な行動理由である。
後半のネタバレ
シナリオが進むと、悪と思われた21号の善良な一面が現れる。実は彼女は食欲によって暴走しており、16号は21号の善の部分が、自らを抑えるために復元したものであった。
最終シナリオでは、かつてのブウのように善と悪の2体に分離。悟空たちと協力する善の21号を操作することになる。
ネタバレしても残る謎
開発した研究者はドクターゲロであることが強く示唆されるが、なぜか明言はされていない。その「研究者」の死後、彼女を完成させたのはコンピューターである。年齢は10歳未満だという。だからおばさんと呼ばれるのは嫌なんだそうな。
また彼女は人間時代の記憶を失っており、正確な部分はゲームを最後までやっても謎が残る。悟空を倒すなどの目的が一応あった(ろくに実行されなかったが)従来の人造人間と違い、開発目的も不明で、彼女自身それを疑問に思っている。
また、彼女のベースになっている人間と16号のルーツにはつながりがあり、それはゲーム内でも彼女自身から説明される。
これだけでは何とも言えないのだが、16号について近年明かされた設定と合わせることで大きな意味を持ってくる。というのは、16号のモデルはドクターゲロの息子なのである(フルカラー版コミックで原作者が語った裏設定で、ゲーム内には一切出てこない)。ということは、21号のもとになっている人物とゲロの関係は…
外見が人間時代のものを受け継いでいるとすれば、想定される人物像よりかなり若いように見える。外見は若返っているのか、あるいは元になった人間はずいぶん前に亡くなっていたのではないのか…?
ゲロが戦闘向きとも思えないこの人物をベースにしたかった理由は…
関連項目
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