山吹祈里(やまぶき いのり)とは、プリキュアシリーズ6作目にして4代目、「フレッシュプリキュア!」に登場するプリキュアである。
CV:中川亜紀子
概要
山吹祈里
ミッションスクールである私立白詰草女子学院中等部の2年生。14歳。
桃園ラブと蒼乃美希の幼馴染で、二人から「ブッキー」と呼ばれている。
そのまま彼女のファンからの愛称も「ブッキー」である。
口癖は「私、信じてる!」
のんびりおっとりしているが、引っ込み思案でいざというときに踏み出せないところがある。
そんな自分を変えたいと、ラブが企画したダンスユニットに参加し、ストーリーが進むうちに自分に自信をつけていくことになる。
裁縫が得意で、ラブ主催のダンスユニット「クローバー」の練習着も発表衣装も彼女の作品である。
そんな成長の過程と、そのおっとりとした存在感に、中川亜紀子女史の演技も光ってか、東せつなと並んで非常に大きいお友達の人気が高い。
また、彼女にオトされた大きいお友達のことを、愛称にちなんで「ブッ教徒」と呼ぶ。
家は獣医をやっており、四つ葉町でも唯一のたたずまいであるため、連日のように患畜が訪れる。
両親は学生時代に結ばれていたという話。
祈里自身も、そんな両親の跡を継ぎたいと、獣医を志している。それ故か学業優秀であるが、少々ずれたところがあるのはご愛嬌。だが10話で克服するまでは、幼いころのトラウマからフェレットが苦手で、フェレットの姿をしている妖精タルトとは、それまでまともに接することもできなかった。
ラブの学校に通う御子柴健人から想われている。大輔や裕喜とは違い財閥の御曹司であるため、経済面では問題ないだろうが、その立場上結ばれれば獣医の夢を達成できる保証がないため、非常に不安定な関係であるといえる。
お話が進むとラブせつ要素が強くなりすぎて、美希と同じくらい空気のような存在になりかけたが、いくつかの強烈なエピソードのおかげで美希ほど扱いがひどいとはされない。
その点では、彼女のファンは報われていると思われる。
キュアパイン
「とれたてフレッシュ!」
スイーツ王国に伝わる伝説の戦士。妖精ピックルン・キルンの力で山吹祈里が変身した、黄色のプリキュア。
御子柴家の解析では「持久力」に優れているとのこと。もっとも、それをアピールした場面はなかったように思える。
シンボルマークはダイヤ。
変身しても髪型はそれほど大きな変化はしない。
また、変身後でも女の子走りは変わらない。
必殺技は「ヒーリングプレアー」で、後にキュアスティック・パインフルートを入手してからは「ヒーリングプレアー・フレッシュ」にパワーアップする。
キュアスティック入手後はキルンの力で動物の言葉が理解できるようになる。同時に、シフォンの言葉も理解可能となる。
当初は戦いに加わってもやられ役のような貧弱さであり、オールスターズDX1でもフュージョン第二形態とのぶつかり合いでも拳を交える前にはじきとばされてしまうほど。
だが、しばらくののちに御子柴健人に招待された船上パーティーにおいて、使役動物たちの支援などがあったとはいえ、ソレワターセの単独撃破に成功する。
ソレワターセはキュアスティックのパワーアップを受けた全員攻撃でも撃破不能で、クローバーボックスの力を借りた4人技「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」でやっと撃破できた相手であったため、バグ回ともいわれているのだが、ブッ教徒にとっては彼女の強さと成長の証明であるという裏づけになっている。
もっとも、DX2での対ウラガノス戦における彼女の勇ましさは、確実にストーリーを重ねたことによる成長の証をまざまざと見せ付けてくれるものとなっている。
劇場版ではラブ限定だったキュアエンジェルには、本編48話で変身しており、羽が少しかわいいサイズでついている。
最終話でメビウスに管理されかけた彼女の鬼気迫る表情は、「覇王ブッキー」と呼ばれている。
作画乱れであるとの指摘もあるが、気のせいである。
むしろ、彼女がストーリーを通じて成長してきた証のひとつである。
関連動画
ブッ教徒は気合が違いすぎます。
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- 桃園ラブ(キュアピーチ)
- 蒼乃美希(キュアベリー)
- 東せつな(キュアパッション)
- フレッシュプリキュア!
- プリキュアの一覧
- 平光ひなた(家業が同じく動物病院の黄キュアの後輩)
- 一之瀬みのり(同じく果実をモチーフにした黄キュアの後輩)
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