柴田勝家(戦国BASARA)とは、ゲーム戦国BASARAシリーズに登場するキャラクターである。
固有の四字熟語は「破願一望」(はがんいちぼう)。CVは岡本信彦。
概要
戦国BASARA4より登場した織田軍の若き尖兵。使用武器は逆刃薙、属性は風。
主君である織田信長(戦国BASARA)に謀反を起こして失敗した過去を持ち、実力はあるが織田軍における地位は低い。謀反失敗後は信長から単なる傀儡として扱われている。このため絶望して全てを諦めたような態度を取り、ただ与えられた命令に従うだけの存在となっていた。
歴史上ではお市の二番目の夫にあたる人物だが、本作品の柴田勝家はお市(戦国BASARA)に密かに片思いしていたものの、本人と直接面識を得る機会が無いまま浅井家に嫁がれ失恋したという設定である。
先述の絶望から「~とは命じられていない」といった主体性の無い言い回しを用いる。また妖怪好きの設定から、人物や事象を物の怪に例えて語る場面が多い。謀反前は「怪王」を自称しており口調が現在と異なっている。
原則として織田軍からの風当たりは強く、信長に相手にされていない事の他明智光秀(戦国BASARA)からは嘲笑混じりにあしらわれ、モブの武将や兵士達は勝家の実力へのやっかみも含め、厳しい言葉を浴びせる事が多い。
お市とその夫である浅井長政(戦国BASARA)とは勝家のアニメルート及び長政・市のドラマルートで出会い、それぞれ異なるストーリー展開での接触がある。内容はいずれも衝撃的または鬱成分が強く、良くも悪くも勝家のキャラクターが表れているといえる。
一方伊達政宗(戦国BASARA)と邂逅するルートでは、政宗が勝家を「右目を失い挫折していたかつての自分に似た存在」として関心を抱き、勝家にもう一度前向きになる機会を与え未来に導く様子が描かれている。
島左近(戦国BASARA)からは戦場で声をかけられ、困惑しながらも左近に誘われるがまま人生を立て直す大博打に臨む。勝家は左近を知らなかったが左近は(以下ネタバレ)謀反前の勝家を見て憧れを抱いており、三成に出会って再起した自分のように立ち直って欲しいと願っていた。
またBASARA4で織田軍を離れた前田利家とまつは、勝家の身の上を心配している。
バトルスタイル
逆刃薙を回転させる事でスピードと攻撃力を段階的に強化させる『切層』が最大の特徴。
切層は初期習得の固有技「空虚の幾何」のほか通常攻撃や固有技の回避キャンセル、弾き返し成功等で最大4段階まで上げる事が可能。扱いやすい固有技が揃っているスタンダードタイプのプレイアブルキャラクターとなっている。
固有技の一つ「畏怖の切頭」は逆刃薙を高速回転させて突進する技だが、その見た目がタケコプターを彷彿とさせるためPVで初披露された際ファンを驚かせた。以来通称薙コプターorカツコプターなどとも呼ばれている。設定としては、ゲルググをイメージして作られた模様。
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関連項目
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