臨死!! 江古田ちゃん単語

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臨死!! 江古田ちゃんとは、瀧波ユカリ作の4コマ漫画である。後にドラマやアニメ化される。

概要

本作は「月刊アフタヌーン」にて2005年 4月号より連載開始。2014年 9月号をもって連載を終了する。単行本は全8巻。作者のデビュー作となる。

2009年 11月20日放送のラジオ番組『一青窈と江古田ちゃんのオールナイトニッポンR』において『臨死!!江古田ちゃんinオールナイトニッポン』の題名でラジオドラマ化。
2011年 1月11日には日本テレビによりテレビドラマ化もされた。主人公の江古田ちゃん役の鳥居みゆきによる怪演が話題を呼んだ。

アニメ化もされており、第1作目は2011年 4月12日から10月4日まで「元気!!江古田ちゃん」というタイトルで「ユルアニ?」内で放送されていた。そして、2作目は新アニメ「臨死!! 江古田ちゃん」として制作されることになった(詳細は後述参照)。2019年 1月放送。

内容としては、江古田駅近くに住むフリーターの江古田ちゃんとその周囲の駄目大人たちによるイカれた日常を描いた作品となっている。

江古田ちゃん: 本作の主人公。北海道出身、東京都練馬区にある江古田駅（西武池袋線）近隣在住のフリーター。
自宅では全裸主義を貫く。
昼は派遣社員、夜はヌードモデルや夜の仕事をしている。他にも日雇いバイトもしている。
ホステスやウェイター、フィリピンパブなど様々な仕事に従事するがどれも長続きせず、職を転々としている。
恋愛には積極的であるものの本命には振り向かれず、どうでもいい男とばかり寝てしまう。
男性受けの良い女性を「猛禽」と呼んで一方的に敵視している。
子供には好かれない。酔っ払って駅でコンビニで買った焼き鳥を1人で食べる趣味を持つ。

友人M: 江古田ちゃんの友達。主人公とは逆に身持ちが固く、片思いしていることが多い。眼鏡をかけた男性が好みである。他の登場人物に比べると常識人だが、江古田ちゃんと本音で話し合うことで周囲にドン引きされたり、大喧嘩になったりと苦労が絶えない。傷心の江古田ちゃんに焼きそばを差し入れるなど男前な行動をとることが多いが、本人は「男前」と呼ばれることを嫌っている。江古田ちゃんを罵りながらも心配する良き友人。

マーくん: 江古田ちゃんのセフレ彼氏。本命の彼女が居ながら江古田ちゃんをはじめ複数の女性と付き合っている。
江古田ちゃんが傷づくようなことを平気で言ったり、江古田ちゃんを本命の彼女にはしないと公言するなど腐った性格を持つが、何だかんだ腐れ縁で付き合いが続いている。

お姉ちゃん: 江古田ちゃんの一歳年上の姉。DQN。「〜だぉ」が口癖。
25歳のギャルであり、元ヤンキーであり、看護系の短大生というツッコミどころ満載な属性を持つ。
頭は悪いが医療には強かったりローカルネタに精通してたりとかなり偏った知識を持っている。
強気な性格だが付けまつげがないと外に出られない。
ヘビースモーカー。麩菓子好き。

信者くん: 江古田ちゃんに好意を寄せている男性。皮をかぶった偽りの江古田ちゃんに惚れている。
愛すれば愛されるものと思い込んでいるが、本当の江古田ちゃんを見てはいない。
それでも演技している江古田ちゃんのことをちやほやしてくれるため、そのままずるずると関係を続けている。

既に2011年に「元気!!江古田ちゃん」というタイトルでTVアニメ化はされていたが、2019年に新アニメ「臨死!! 江古田ちゃん」として新しく生まれ変わることとなった。

1話ごとに監督、キャラクターデザイン、声優、アニメスタジオを変えてオムニバス形式で放送するというまるであのクソアニメを彷彿させるような制作方法を採用している。構想12年の企画を経て、12人の監督たちがそれぞれの個性的な江古田ちゃんを描く。

地方出身、都市単身生活、非正規労働者、
将来の展望なんかどこ吹く風と気持ちフリーに
オトコ気にせず強く生きている江古田ちゃん。
彼女の生き方語り、リアル社会の全女性への応援歌

~TVアニメ「臨死‼ 江古田ちゃん」公式 HP「INT RODUCT ION」から引用 ~

原作：瀧波ユカリ(「臨死‼ 江古田ちゃん」講談社『アフタヌーン』所載）

監督と声優(江古田ちゃん)の組み合わせは以下の通り。

放送局	放送開始日	放送時間	備考
TOKYO MX1	2019年 1月8日	火曜 25:00～
AT-X	2019年 1月9日	水曜 24:30～
配信サイト	配信開始日	配信時間	備考
ｄアニメストア	2019年 1月9日	水曜 25:00配信
ｄアニメストアニコニコ支店
ｄアニメストア amazon チャンネル