萌黄えもとは、アニメおよびゲーム『キラッとプリ☆チャン』の登場人物である。誕生日は9月9日(ポップコーンの日)。
CV:久保田未夢
きらりヶ丘中学校の1年生。みらいの幼なじみ。スポーツ万能で、考えるより先に行動するタイプ。流行にも敏感で情報通だが、反面飽きっぽい一面も。自分のことよりもまず他人のために動く。基本お節介。学校ではチアリーディング部に所属している。
口癖は「えもい」。
きらりヶ丘中学校の1年生。みらいの幼なじみ。
スポーツ万能で、考えるより先に行動するタイプ。流行にも敏感だが、反面飽きっぽい一面も。
自分のことよりもまず他人のために動く。基本、お節介。弟、春太とはケンカしつつも仲が良い。
学校ではチアリーディング部に所属している。
口癖は「えもい」。
きらりヶ丘中学校2年生。みらいの幼なじみ。
スポーツは得意だが勉強は苦手。考えるより先に行動するタイプ。
誰かを応援することが好きで、基本、お節介。
口癖は「えもい」。
きらりヶ丘中学校3年生。みらいの幼なじみ。
スポーツは得意だが勉強は苦手。考えるより先に行動するタイプ。誰かを応援することが好きで、基本、お節介。
メルティックスターの赤城あんなとは「ケンカするほど仲がいい」友達。
口癖は「えもい」。
概要
きらりヶ丘中学校の1年生→2年生(53話以降)→3年生(104話以降)で、主人公である桃山みらいの幼馴染である。1年目の18話にてでたとこ勝負が見せたデータによると身長は150cm。
運動神経抜群のチアリーディング部に所属する普通の中学1年生…のはずだったが、ひょんなことから赤城あんなに対抗し、「プリ☆チャン」デビューを口約束してしまう。そしてみらいを連れPrism Stoneを訪れ、一緒にデビューをすることとなった。
性格は大声で元気いっぱいの行動派で、どちらかといえば奥手なみらいをぐいぐい引っ張るタイプである。しかし、外堀が埋められいざ「プリ☆チャン」デビュー、といった状況になってしまうと、緊張のあまり涙ぐんで怖気づいてしまうような面もある。そんなときはみらいに手を引っ張られ、お互いがお互いを支えあっている関係であるようだ。
口癖はえもい(エモいではない)。現実のエモいとほぼ同じ意味かと言うと割とそんなこともなく、回を経るごとにどんどん造語が増えるなどなんだか意味が拡張されつつある。
なお、2018年9月の時点で担当声優の久保田未夢は以下のように語っている。
えもは「えもい」っていう言葉じゃないですかね?でも元々ある“エモい”っていう言葉とはまた、別の意味でずーっと言ってて。しかも自分の名前にかかってるじゃないですか?だから、自己主張の激しいかわいい子だなと思うんですよ(笑)。それに最近、“えもぺろ☆”とか“えもえも!”とかバリエーションを増やしてきているので、これからもいっぱいいろんなところに入れていきたいなって思いますね。
――「キラキラのナンバー、歌ってみた!『キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション~1stチャンネル~』リリース記念 林鼓子・久保田未夢・厚木那奈美インタビュー」より
家族構成は弟の萌黄春太(CV:こいぬ[1])、祖母の萌黄マーサ(CV:平野文)、祖父の萌黄夏門(CV:大塚芳忠)に母親(CV:松嵜麗)、父親(CV:財満健太)の6人となっている。
また、好きな食べ物はポップコーンである。
苦手なものは猫で、幼いころからなぜかやたら懐かれおびえていたが、7話での「MIKE」との交流で平気になったようだ。
なお、自分が頭脳労働を苦手としていることを自覚しており、30話にて「私知恵とかそういうのママのお腹に置いてきちゃったからさ」と青葉りんかに知恵の輪を押し付けている。
また、上述の公式のキャラ紹介文にあるように、初期設定ではトレンドに聡い存在だった。しかし、アニメイトタイムズの監督のインタビューにおいて述べられたように、何か起こった時「なにこれ?」と最初に言う役割のため物を知らないキャラでなくてはいけず、青葉りんかに知識の部分をまとめることになった、というように最初の想定と立ち位置が変わってしまった。結果としてこの設定はライブパートの導入の「トレンドはあたしにおまかせ」というセリフにのみ残り、視聴者からはネタにされまくっている。
なお、名前は上から読んでも下から読んでも萌黄えもとなっている。
みらいと異なり初登場はアニメ1話から(キャラの初出自体は「アイドルタイムプリパラ Winter Live 2017」のシルエット姿で同じタイミングである)。しかし「劇場版 プリパラ&キラッとプリ☆チャン ~きらきらメモリアルライブ~」ではともにプリパラの世界を訪れることに。
ツヨキ!ツインテールズ
萌黄えもがプリ☆チャンデビューをした原因がそもそも赤城あんなであったように、二人は互いに張り合う相いれない存在であった。ところが、1年を経て桃山みらいを中心としたMiracle StArがフィナーレを望む白鳥アンジュに対して輝けるスタートのキセキを提示し、彼女の引退を阻止した頃にもなると、二人はすっかり腐れ縁と化し、萌黄えもにとって赤城あんならMeltic StArの旅立ちと帰還は重要な事件と化していたのであった。
桃山みらいや青葉りんからがジュエルコーデを早々とゲットしつつも、次第に季節が春からすっかり冬に移っていく中でジュエルチャンスがなおも起きないままだったにもかかわらず、萌黄えもはどこ吹く風でプリ☆チャン活動を楽しんでいた。しかし、そこに現れたのが、ジュエルチャンスを得ても色付きジュエルコーデを完璧に手に入れられず、チャンスを迎えたことを周りから賞賛されてもなお納得できないまま、傷心し放浪していた赤城あんなであった。そんなあんなの空元気の裏を読み取った萌黄マーサによって、あんなは萌黄家に一泊することとなった。
かくして、お互いの胸のうちを明かした一夜を過ごし、萌黄えもが赤城あんなにジュエルチャンスを約束したのに応じるかのように、ついにえもにもチャンスは訪れる。しかし、結果としてえもは色を付けることができなかった。そのうえ、そのことに対し、能天気にMiracle☆Kirattsに次のチャンスに励むことを打ち明けるえも。この姿に失望したあんなはえもとの決別を突きつけ、その場を去っていったのであった。
しかし、どこかしっくりしない二人を他の面々は心配し、赤城あんなのメイドのエリちゃんの手によって仲直り大作戦が実行され、えもとあんなは遭難する。二人で力を合わせ危機を乗り越えていき、加えてエリちゃんの陰ながらのアシストもあって、素直になろうとしたあんなから二人のデュエット曲の存在を告げられる。そして、二人はからくも窮地を脱し、すべての真相が明かされた後、ようやく二人は念願のデュオで舞台に立つ。プリ☆チャンを楽しむことを宣言したあんなに応じるように、完璧なライブを約束するえも。ライブを終えた二人のもとには、ついにだいあが訪れるのであった。
余談
- ちなみに中の人の久保田未夢からは、パブリックなプレス記事等ではともかく、私的な領域では親しげに「萌黄」呼びをされている
- 赤城あんなとは顔を突き合わせるたびに仲良く喧嘩しなな犬猿の仲(?)という息の長い付き合いだが、アニメージュの2019年6月号によるとこれは1話の展開を受け、アニメ側から設定が作られていって決まっていった関係性とのこと
- 弟の萌黄春太が属するリトルリーグの野球チーム「きらりヶ丘ドラゴンキッズ」であるが、春太とサブレギュラーとも言えるほど出番の多い一るい以外のレギュラーの下の名前が96話で明らかになり、リトルリーグにおける基本的な背番号の規則と6話等の描写から、以下のように類推はできる(そもそも論6話のスタメンだったモブに一人一人設定が与えられてた上にこれまでそれが本当に生きたままなのかとかツッコんじゃだめだぞ)
- ピッチャー「えーす」:えもに憧れている(おそらく緑がかった髪色のボブカットの小柄な人物)
- キャッチャー「みっと」:えもにシンプルな応援メッセージを贈った(常にチェストプロテクターを装着しているのでわかりやすいが、おそらく前髪を若干垂らした少年)
- ファースト「一るい」:春太のガールフレンド(なお、名字の読みは「にのまえ」である)
- セカンド「せいか」:えもに元気をもらっている(おそらく片目の隠れた小柄な人物)
- サード「萌黄春太」:なお、キャプテンでもある
- ショート「しょうと」:えもの応援でホームランが打てた(おそらく6話で何度も春太やるいと3人で会話をしていたスポーツ刈りの少年)
- レフト「れふ子」:えもへの応援メッセージを素直に書いた(おそらく顔の広いおさげの少女)
- センター「せんた」:えもの優勝を祈っている(おそらく茶色がかった短髪の少年)
- ライト「らいと」:一人だけ長文で、えものおすすめのクレープを実際に食べに行ったことなどを報告した(おそらく頬の記号など明らかに童顔に描かれている少年)
- エンディングテーマ「じゃんけんキラッと!プリ☆チャン」の最後のシーンで視聴者にじゃんけんをしており、フグ田サザエやミルフィーユ・桜葉、黄瀬やよい、チマメ隊といった数多くの猛者達がしのぎを削ってきた日曜日のジャンケン戦争に、mirage²ともども新たに名乗り出た新人である(もっともエンディングのサビ部分では、金森まりあ相手に何回やっても勝てなかったよ…していたのであるが)
なお、彼女の出した手は以下のとおりである(勝敗は萌黄えも基準)
話数 本放送日時 萌黄えもの出した手 mirage²の出した手 フグ田サザエの出した手 52話2019/4/7グー チョキ(勝ち) チョキ(勝ち) 53話 2019/4/14 パー パー(あいこ) チョキ(負け) 54話 2019/4/21 チョキ グー(負け) グー(負け) 55話 2019/4/28 パー パー(あいこ) パー(あいこ) 56話 2019/5/5 パー チョキ(負け) チョキ(負け) 57話 2019/5/12 グー チョキ(勝ち) パー(負け) 58話 2019/5/19 チョキ グー(負け) グー(負け) 59話 2019/5/26 グー グー(あいこ) グー(あいこ) 60話 2019/6/2 チョキ パー(勝ち) チョキ(あいこ) 61話 2019/6/9 パー グー(負け) パー(あいこ) 62話 2019/6/16 グー チョキ(勝ち) グー(あいこ) 63話 2019/6/23 パー パー(あいこ) チョキ(負け) 64話 2019/6/30 グー グー(あいこ) パー(負け) 65話 2019/7/7 グー チョキ(勝ち) 66話 2019/7/14 チョキ グー(負け) 67話 2019/7/21 パー チョキ(負け) 68話 2019/7/28 チョキ パー(勝ち) 69話 2019/8/4 パー パー(あいこ) 70話 2019/8/11 グー グー(あいこ) 71話 2019/8/18 チョキ チョキ(あいこ) 72話 2019/8/25 グー グー(あいこ) 73話 2019/9/1 パー チョキ(負け) 74話 2019/9/8 チョキ パー(勝ち) 75話 2019/9/15 グー グー(あいこ) 76話 2019/9/22 パー パー(あいこ) 77話 2019/9/29 チョキ チョキ(あいこ)
関連動画
関連項目
脚注
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