ニコニコ大百科

しえん

ニューポール11

　時代はＷＷＩから遡ること十年
　極東で日本とロシアとの戦争が起きていました。日露戦争です。
　これを間近で見ていたイギリス観戦武官イアン・ハミルトン（なんとガリポリ作戦の司令官）はこのとき「騎兵隊が、防御陣地にこもった機関銃に直面したときできることは歩兵のために米を炊くことだけだった」と報告しています。
　連射・速射性に優れるロシアの機関銃はすでに日本軍に多大なる損害を与えており、多くの死体の山を築きました（勝利といわれる203高地などもその死傷率だけ見るなら当時の常識的な感覚では敗北と言っても良いくらいです）。
　これらの報告はその後の欧州での戦いに生かされた形跡はありません。
　同じ風景が欧州の地で数百倍の規模となって繰り返されることになります。
　小銃ひとつ小脇に抱えただけの歩兵が機関銃に突っ込んで行ったらどうなるか、想像するまでもありません。

しえんば

フォッカーDr,Ⅰ

坂の上の雲でロシアの機関銃に突撃するシーンあったなぁ

こｒ

>>sm24220933

これか

　ここでＷＷⅠ当時の機関銃の運用について見てみましょう。
　まず某スレより勝手に引用↓
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×××××××××××××××／＼××××××××××××××× ← 鉄条網帯
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しえにゃ

↑■が機関銃の銃座です。
　簡単に言うと鉄条網で作った三角形の先端に誘導して、そこを十字砲火で一網打尽というのが基本戦術。
　この鉄条網というのも当たり前ですが、その辺のフェンスなんかと比べられないほど丈夫なのでどうしてもそちらへ誘導されてしまうようです。

しえん

　はっきり言って、鉄条網と機関銃のコラボは無敵でした。
　防御が攻撃は上回っていたともいえます。
　しかし、それでも攻撃を、戦争を止めるわけにはいきませんでした。
　こうして人類史上最大の死傷者を記録した戦争（当時）は死者を積み上げていくのです（そして、（当時）とつけなければならない悲しさ……）。
　それを打ち破るにはある“新兵器”の登場を待たなければなりません。暗号名“給水器”、その兵器は今はまだ兵器開発の機密のベールに包まれたままです。　（今日は終わり）

しえんば

げに恐ろしきは機関銃なり

あ、ちなみに誤字以外で間違っているところがあれば指摘してもらえれあば幸いです、私も勉強になるので

ミリタリーを生噛りしただけの個人的な意見だけど
ロマン以外の理由でスペック厨になってるのはアホだ

大事なのは運用だよ、運用！

マークⅠ

しえにゃ

塹壕

アルバトロスD.Ⅱ

ここに塹壕を掘ろう

しえん

スタンリー・キューブリック
突撃

えげつない

しえんば

アマアマ

第一防衛ライン、第二防衛ラインは必ず突破されて
最終防衛ラインでの戦いになるという風潮、無能

西部戦線異状なし

ソッピースキャメル