ニコニコ大百科

フランス人て戦争下手なのかね？

トランスビーコン

わふわふ

ヴェルダン豆知識

　ヴェルダンの戦いの異名「ヴェルダンの肉挽き機」はドイツ側で最初に言われ始めた。それはドイツ軍は部隊の交代をあまりせず“全滅するまで”戦わせていたからだった……。
　一方フランスは定期的に部隊の交代を実施し、その経験を共有することでフランス軍兵士の士気は高まっていった。
　組織全体で一つのものを共有することは大事という教訓を得ることができる。

ウェルダン

削りとはいえ反航戦昼でボス落ちるのか・・・（困惑）

>>3292772
ヴェルダンの戦いではフランス側の低かった士気やら風紀を向上させたのが「ヴェルダンの英雄」フィリップ・ペタンなんです。

　２０世紀全体を通してでいうなら、フランス軍はあまりに保守的すぎたといえるでしょう（旧日本軍並みに。ただしフランスの隣の国はドイツでした、残念）

ぐにゅ

スパイラルうんこ

と思ったけど装甲195あるじゃん

>>3292776
ヴェルダンではドイツ軍は火炎放射器を使っているので
割とマジで「ヴェルダンで人間がウェルダン」になってます

あ、道中二隻

こんがり肉

改

にゅ

お　ば　さ　ん

ついでだからこっちも↓
ＷＷⅠ用語解説
『エラン・ヴィタール（生命の躍進）』

　フランス軍の精神的考え方。もともとは哲学者アンリ・ベルクソンの用語らしいのですが、哲学は置いといて、
　ミリタリー界隈では『攻撃精神』なんて訳されたりもします。
　簡単にいうと、「勝ち負けを決めるのは司令官の“意識”である。敗北を認めずに攻撃的意志を持ち続けることで勝利する」というもの

　旧日本軍もびっくりのビバ精神主義！な軍隊でした…
　ね、旧日本軍も馬鹿じゃないんです。頭が固い“だけ”なんです…

フランスしかし、ドイツしかり
精神主義を大事にしてる国は結局負ける
アメリカみたいな兵器の物量作戦か
ソ連（ロシア）みたいな人間の物量作戦をしなきゃ…

（ロシアも精神主義的なところはあるが、それ以前に督戦隊「お前がいくんやで？」な国だからね）

レベルを上げて物理で殴ればいい

>>3292788補足しておくと
　この考え方を完成させたのがフォッシュ（ＷＷⅠで連合国軍最高司令官。連合国軍のトップである）。
　ただしあまりに難解すぎて生徒が何人も脱落、フォッシュ本人もあまりに理解できる人間が少ないことを嘆いたとか。

ねむねむ

今ちらっと調べたら
戦前の陸軍皇道派にこのエラン・ヴィタールの考え方が影響していた
って説もあるみたい

さすが類は友を呼ぶ

土壇場を乗り切るのは勇猛さじゃないわ
冷静な計算の上に立った捨て身の精神よ

リルリルビ

陸軍としては海軍の提案に反対である

亦以明死生之大 匹夫之有重于社稷也

昭和枯れすすき

無闇に戦いを求める愚か者の勇気は、一人の敵を相手にするのが精一杯

ちょっとＷＷⅠの戦後の話もすると
ヴェルダンに代表されるような大消耗戦がトラウマになったフランスは徹底的な防御思想になってマジノ線を中心とする要塞（トーチカ）群を作るんですね、迂回されたけど。

でもＷＷⅠのころから基本フランスの軍事計画って「ドイツから攻めてくる」というものだったんですよ。
（先制攻撃しないってだけで、ドイツ領内に攻める計画もありました。全く使わなかったけど）

西部戦線異常なし