ニコニコ大百科

作戦の理屈は分かる故にタチ悪い。何より言動が完全に敵のそれ。

中華一番のカニ料理勝負で
審査員に濃厚な味のカニ玉とスープを最初に飲ませて
後攻のカニ料理の味を感じさせなくさせるシーンを思い出すのがセット

まあ、ジャン君は「料理は勝負」の精神だからね……
「持てる手は全部突っ込まねば相手に申し訳なか」精神と擁護できなくも……まあ、慰められてるのを見て苛ついてるあたり真っ当な倫理観はそれはそれとして別に持ってるのが面倒くさい奴だなぁ感はあるんだがw

ちょっと記事の日本語に違和感が……特にネタバレ注意以下のところにある文章で、軒並み主語が分かりにくい気がする　
俺の国語力のなさ故かもしれんが　俺は一般会員なので直すに直せない……

ジャンが悪者っぽく描かれてるが、勝負内容的に卑劣でもなんでもなく至極真っ当な結果よな
大前の料理は既に審査疲れが見えてきてる審査員のことを一切考えてないわけで
仮にジャンが後出しでも絶対結果は変わらなかっただろうし、盛り付けに手間取ってる大前を待ってあげる義理もなし

ひでー話に見えるけど、確かにこの頃から料理マンガにおいて単純な技術勝負から「相手（審査員）を思いやる大切さ」を重視する傾向が強くなったんだよな。

同じくチャンピオンの「味狩り学園」あたりを比較して見ると分かり易いが
とにかく奇抜な調理法・食材を使って「本当の美味さ」で頑迷な審査員の目を覚まさせてやれ！…というのが基本だった。（まぁ当作も間違いなくそういう路線だけど）

ただバブル崩壊もあってか価値観の多様化、現実的な観点で創作物を見る人が増えたこともあり
美味いかどうか以上に、客を第一に考えてこそ料理人！といった心構えを説くタイプの作品が多くなったんだよね。

ジャンの悪行としてはまだぬるい方

作戦勝ちなのは確かだが満腹で審査出来ない審査員サイドに問題があるのでは

正論マンが大好きなマンガ
主人公の価値観が常人と同じ世界線のなろう系
読んでる人は、いじめられる方にこそ問題があると常日頃考えてそう
自分の非を指摘されると発狂するような、おじさんおばさんが好きそう（といより、そういう人間が読んでた）
普段漫画とか一切読まない卑屈な陽キャが好んで読む漫画

>>7
相手も無茶苦茶やるやつ多いしな…

読んでても正論だとかスカッとするだとかはないんだけどな
いやまあ何話目かは忘れたがブタの格好させてきた大谷の時はスカッとしたけど後はまあ普通に(？)煽り煽られの料理対決漫画だったし
何なら多人数用の料理とか刀削麺とか失敗して凹む話とかあるしなあ

卑屈な陽キャとか言う新手のオクシモロンまで生み出してピント外れの珍説を持ち出す様な事ではないと思うわ

彦摩呂が審査員なら苦しい顔をしながら後攻の料理を褒めていた

なんならジャンはわざと火柱が上がるような調理して火災用スプリンクラー起動させ、他の大会参加者の料理を水浸しにしたりするからな
一応料理の味で勝負しているだけ、コッチの所業は大分穏健な嫌がらせよ

>>8
審査員と言うよりは、試合の運営側だね
毎回審査員を入れ替えるとか、実食時の量を減らすとかしなきゃいけなかった
「満腹感」も審査項目なんだとしたら、そりゃあ一人前を全皿喰わにゃ審査はできんわな

>>13
一応あれは自分の想定する料理を作るためにその火力が必要だったって理由付けがあるから……（その時出したのは重そうに見えるけど超高火力で余分な油を全部飛ばしてるからスルスル食べれるスープチャーハン）

あれを食べた後では油まみれの胃にもたれそうな炒飯は胃に入らねえだろとか地味に嫌がらせもしていたしな。

>>14
砂糖水飲ませられたら満腹中枢は上がるからな。


第2回大会の決勝だと時間が経ったら俺の料理なんかだ〜れも食っちゃくれねぇよ！になるよな。

この回を引き合いに「料理漫画で先攻が勝つのは鉄鍋のジャンだけ！」みたいな持ち上げ方する人がいるけど、それは事実と異なるということは伝えておきたいな

このエピソードが料理漫画のお約束を皮肉ってるのは間違いないんだけど、既存の料理漫画も「後攻だから勝つんだろうな」と見せかけておいて何かしらどんでん返しするパターンが結構あるので、他の漫画がやらなかったかのように神格化するのはちと過言
(例えば美味しんぼだけでも「死亡フラグ建てて完敗」(パスタ対決)、「勝つ寸前に審査側が異論を挟む」(卵対決)、「試合中断」(野菜対決)、「試合には勝ったけど相手が一歩先を行ってた」(カキ対決、豆腐対決)、「引き分けに持ち込まれる」(具体例多数)と、結構なバリエーションがある)

鉄鍋のジャンが年に1回ぐらい話題になる画像の元のシーン
どっちが主人公かわかりゃしないとツッコまれるまでがお約束

そんなの料理漫画かじった奴なら誰でも知っているやろ。
中華一番の上海カニ料理対決の先行のシャンのカニスープみたいに相手に妨害する奴なんて珍しくないし。

ジャンはRから丸くなってきているとはいえ、努力家で基本的な技術力が高い主人公がこんな悪役みたいな手を使うのかっていうのが珍しいしウリだったんだろうし。

この将太の寿司の嫌がらせ一覧記事に出てきそうなセリフが主人公のセリフだなんてな…

これは勝負だ。みんなでお手手繋いでゴールでもしたきゃ、幼稚園にでも戻りな

正直、これは真っ当な戦い方だと思うけどなぁ
むしろ、客の状態だけじゃなくて対戦相手の料理への理解があってこそ成立する作戦な訳だしいい勝負だよ

>>22
たしかに真剣勝負であることを考えれば合理的で、対戦相手も自分が誠意を込めて作ってるんだから「絶対」美味いはず！…と慢心していたとも言える。

ただ、発表された90年代というのが、ニヒルでクールなキャラなんて時代遅れ！
やはり主人公は爽やかで正統派なヒーローであるべき！と70年代に回帰する動きが強かったのでそこらへんの風当たりが大きかったと。

普通に戦略としてやるなら、わざわざ煽り散らす必要ってどこにあるんだろ？
格闘技でも今はトラッシュトークする奴は小物っぽく見られる風潮はあるし、時代遅れになった表現ではあるんだろうな

昔見たテレビで、ケーキのコンテストに挑む高校生のドキュメンタリーやってたけど、先生が「全部食べてたら満腹で味がわからなくなるから、審査員はカットされたケーキの先端部分しか食べない。その部分に味や食感のインパクトが無いと選んではもらえない」って指導されてたな。
主人公の性格が悪いのは事実だが、審査員のことも考えて料理しなきゃいけないのは当たり前だわな。

言ってる内容自体は真っ当なんだから、もうちょっと言い方に気をつけてさえ入ればトラブルにならなかったのにね

負けたのにフワフワしてる相手へのいら立ちを見るに
憎しみでも何でもいいからもっと美味い料理つくって
リベンジでもして欲しかったんじゃないのか

>>27
うーん、あくまで裏方で作ってる料理屋ならいいけど、顔の見える場所で調理してる規模の店だと、料理人の人柄とか雰囲気が悪いと致命的なところは割とあるよな
個人的には金払ってこの種の煽り言葉を聞きながら食い物食いに行こうとは思わんし
試合に勝って勝負に負けてる感はある

ジャンがイラついたのは自分が本気で料理で勝負してる（負ける事は自分の人生の否定につながる）のに孝太は負けても全然悔しそうじゃないのが腹に据えたんだろう
ジャンは性格が悪いな！
んで孝太は父親の言った通り勝ち負けで料理なんかするタイプじゃないから自分の店で全力出してればよかった
孝太はあまいのだ！
ジャンのスープ並に甘い

>>7
流石のジャンもマジックキノコスープで勝つのはなんか違うな…って思ったのか封印した
ていうかR以降のジャンは搦め手で勝たなくなって皮肉にも心の料理で勝つようになった