ニコニコ大百科

この映画との対比でモーレツ大人帝国がよく引き合いに出されてるけど
仮に大人帝国が今年の映画だったとしても、名作として評価されてたと思うんだよな
流石に「現代社会の実情に合っていない」みたいな批判はあっただろうけど

>>241
この掲示板にも男を攻撃して気持ちよくなりたいって自己紹介が沢山あるからな・・・
本当炙り出しとしていい仕事してる

アンカー間違い、>>240でした

オトナ帝国の「未来にロクな事なんて無い」「大人は大変だ」に対するアンサーは「そんなもん知るか！」だったけど別にそれで良いと思うのよね
具体的な対策を思いつかないから相手の八つ当たりの理由に理解を示した上で回答は放棄しますとか敗北宣言やろ

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>>241
オトナ帝国は、そもそも大人vs子どもって構図が面白いからな。「本気出した大人相手に子供だけで一体どう立ち向かうんだ！？」と大人も子供もワクワクできるんよ。もちろんギャグも面白いし、敵の目的も明確で筋が通ってるからそもそもエンターテイメントとしての質が高い。その上で入念にリサーチした昭和感で大人のノスタルジーを煽るから名作なんだよ。
最後はしんのすけの頑張りを見て大人たちが自ら現実を直視していくって落とし所も良かった。

>>245
具体的な救済ストーリーも思いつかないのに現実に存在する社会問題をモデルに悪役を作っても物語としてスッキリしないって話じゃないの
前に仮面ライダーの話出たけど製作者の一人が震災の時にライダーなんて現実で救ってくれなかったって子供から言われてそれを悪役のモチーフにしようかと思ったけどどうしてもそのキャラを救う方法も話としてスッキリ纏めるのも難しかったから没にしたって話があるけどそういうじゃない

野原一家が対峙する相手に存在感がないのは、それが抱える問題や本質が身近になりすぎたのか製作者側もスケールを大きくできないこと。この辺りが22年間で変わってきたことなんだろうな。

オトナ帝国のケンとチャコは野望の醸成から崩壊、潔い自決まで三度「家族に邪魔される」ことで変わっていったが、今回の非理谷はあまりに自分一個人の枠組みに固着してしまっているから、対峙する側としては何かを説こうとしてもできない。

所謂“大きな物語”を作れない流れはクレしんでも例外ではない。

もうここまで救いようがない存在として描くなら最後は死なせてやれば良かったのにね

もしもオカマキャラとして有名で人気のマカオとジョマを本当に性別の問題で悩む悲しい過去があるキャラとして描いて原作通り死なせるなり頑張れで済ませるなりしたら同じく燃えてそうではある

>>242
あんた弱者男性の記事でも似たようなこと言ってたのと同じに見えるけど、あんたにとっては男を攻撃して気持ちよくなりたいか否かでしかないのか?
まあ、それはそれとして、映画の内容に触れずに社会に物申したい、見えない敵作って憤りたいみたいなお気持ちの人も同じくらい炙り出されてるから、いろんな意味で万能すぎるけど

映画の話すると、がんばれの一言で済ますな以前に、さんざん言われとるけど今作のヴイラン組織の落とし前くらいつけろとは思うよな
人の形した殴り返してこないサンドバック云々以前に、こいつらはこいつらでカルト宗教感あるしさ
いうてまあ、最近はやりのあれじゃなくて、どっちかという(カルト宗教つながりで)オウムっぽさもあるけど

女性は好きなことして自由に生きて良いんだ！っていうバービー
弱者男性は生きる資格が欲しかったら女性や強者男性のため滅私奉公しろよっていう本作
2作見て初めて完成するのかも知れんな

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初めから扱いきれないテーマを手癖で表現しただけ

メインの敵をヌスットラダマス2世の方にした方が良かった気がする
非理谷はアイドルオタクで推しが結婚して裏切られたと思って暴走って部分だけ書いて
ラストはヌスットラダマス2世に対して
「この国に未来はない！」
「そんなことないゾ！」
「みんなで頑張ろうぜ！」
って感じで
「頑張れ」ってふわっとしてるって批判は避けられないがこっちの方がまだマシだと思う

オトナ帝国が引き合いに出されるけど
それで例えるならオトナ帝国の懐かしさに囚われた大人の誰かを話の中心にしてケンとチャコはスルーされてるようなものかな？

もう一回観直したけど･･･一応フォロー（になってないかもしれないが）させてくれ
タイムスリップしてしんちゃんが非理谷を救う部分は素直に感動したし
誰がなんと言おうとこの映画で良かった所だと俺は思う

・・・だからこそひろしの台詞がまずかった
いや、あの台詞自体が悪いんじゃなくて「君はまだ若い、頑張れ」言うのは歳食った教授の役割で
ひろしは優しい声で「辛い事あったらまたウチに来い（一緒に飯食いながら相談に乗るぞ）」
って感じに留めて、非理谷にとって”社会の辛さを理解出来る歳の近い兄貴分”になる
とかだったら納得できたし、非理谷も「理解者と戦友を得て救われた」って感じがより出たと思うんだ･･･

あと他の人も言ってるように、非理谷は救われた後で本性現わして能力奪ったヌスットラダマス倒す為に
他の騙されたてんぷく団員達（彼らも社会的弱者で被害者）をしんちゃんと一緒に説得して
皆で協力して黒幕倒すとかそういうの期待してた

「寧ろひろしのあのセリフは中盤に持ってくるべき」って意見を見た
そこから充の逆鱗に触れ憎しみエネルギーMAXってタイミングでダマス2世登場からの本来の目的を明かして充を名実ともに怪物にして暴れさせる
そこにしんのすけが立ち向かうもどれだけ攻撃されても起き上がる怪物にあるものを感じたしんのすけが単身怪物の中に突っ込みそこで記憶内での会話シーンに移行
これなら割としっくりくる流れになる気がする

>>252
全部脳内完結してる文章面白過ぎる
Twitterで人気出そう

>>256
弱者たちに理解者が必要っていうのは実際その通りっすね
似たような話のボーダーライン(相棒)でも「どちらかが本気で手を差し出していたら」という結論だったわけで
(本来親族や社会行政が解決するべきではあるが)野原一家やエスパー委員会が自立を支援するという形なら
「弱者と強者で手を取り合おう」というメッセージとなり
クレしんの対象年齢的にも社会風刺的にも適切な着地点になったとは思う

てんぷく団含めた皆で協力してというのも概ね同意で
個人的に黒幕は「社会への絶望感」という負の思念が実体化したものということにして
全員で手を取り合って希望の元気玉的なもので思念体を消し飛ばす…という話ならと思った
自然にまともな大団円にするならそれくらいしかないよなと

ぶっちゃけ胸糞&不快っぷりでいえばこの映画よりもリアルおままごと回やらヨシリンミッチーが野原一家に集る回の方が遥かに勝ってるよなって

それらは不快に感じるよう作ってるけどこの件は別に狙ってるわけじゃないからなあ
ポスターから「この国に未来はない」なんてオトナの妄想だゾと言わせるくらいには主題としてるのに解決方法がここまで反感買うのは想定外だろう

幼稚園を狙って立てこもる時点で悪辣な犯罪者だと思うが
ブタのヒヅメのシークレットブーツの人みたいに
相手が幼稚園児でも気に食わないなら平気で銃抜いて発砲するよりはマシなのかな？

企画が立ち上がったのが2011の大震災の後で2、3年後上映するつもりだって
考えればこのストーリーでもおかしくない　制作に時間かかったのが悪かっただけで
確か映画とかと同時進行だったはず

映画とかと同時進行って、この映画の他の劇場版と兼ね合いだったのか……？

まあヒリヤ周りの設定は、作ってく段階で現実のさまざま事象を照らし合わせて付け足されていったんだろうがな
しかし震災の後っていうと、最後のがんばれの意味合いが変わってくるな
…当時でもあのがんばれは無責任だって意見も少なくなかったが(特に家をなくした被災者からは)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1776e8423bfd739011b2f745a46844394bcd34ac
「寝言は寝て言え」をまさに体現したかのような記事だな
令和版オトナ帝国だなんて提灯記事にも程があるよ

善人が邪悪な意思に乗っ取られて無理矢理悪暴れさせられるとかだったら同情できるが、分かってて鬱屈した感情を悪意を持って好き放題ぶちまけといて、最後はその事はあんまり覚えてないはなんか納得いかないな。

実際被害出してるんだしな

原作の元ネタは絶望したサラリーマンだけあって攻撃対象が人というよりと会社や大企業とかの建造物寄り(それ故に逆に日本経済への大打撃もやばそうという考察もある)だったけど、
こちらはひたすら目の前の視界に写る人間、それ故に幼稚園に立て籠もる暴挙と精神的にやばいことやってしまうという
そういう意味じゃ原作とはわりと別物なのね

個人的に思うのは
どうして原作通りにしなかったのかという事と
こういう改変は制作側の人格や考えが透けて見えるという事
「その対象にどういう考えをもっているのか」とかもね

弱者男性演じている人はバリバリの勝ち組な強者男性な模様