ニコニコ大百科

>>205
言っちゃ難だが、草太が椅子だからだろう
ロードムービーって出会う人間は添え物に近く、肝心なのはその一期一会の出逢いの影響を受けて
相棒との関係や表情が段々と変化していく過程を観察する。それがロードムービーの醍醐味でもあり、だからこそ
出逢ったモブよりは相棒に意識が集中する

この作品の場合、マスコットキャラとしての愛着を優先してか草太の反応や表情を極めて窺い難い椅子にしたから
出逢った人間達の方により意識が集中して「都合よくね？」って感想が強まる傾向はあるんだろう

旅先の出会いはロードムービーだしそんなもんやろ！と思うが
爆速でハッシュタグ出来たのは流石に無理があると思った
だって愛媛ですよ？（ヘイトスピーチ）

>>212
たぶん「それも私だ」レベルでダイジンが影響してるな、一度ある程度の力（信仰）を取り戻したらバズりと言う福を授けてんだよ、きっと
鈴芽を後ろ戸に案内しなきゃなんないし

>>213
多分ダイジンになった要石は基本的に「兆(きざし)」としてすずめに対して
誘導していったんだろうな。だから鈴芽に協力してくれた二軒には
望外の福を与えたという事になると。草太に対してがいまいち説明がつかないが
単純に「閉じ師としてなら鈴芽と一緒がいい」としてああいう役目を押し付けたんかなという感じもした

これも全然描かれてないから憶測でしかないけど、要石と閉じ師って相互補完みたいな関係なんだと思うんだよね、要石は日不見の神を抑えつつその土地に福をもたらし、閉じ師は社を建てて神事を司り民衆から神（要石）への信仰を集める…みたいな
この理論でいうと要石はいずれ土地を鎮める為に新しい土地に刺さることになる、ダイジンとしては鈴芽と一緒にいたいから嫌なんだけど、要石は必要、だったらアイツに押付けちゃえって感じなんじゃないかな「あいつを要石にすればミミズはおさえられるし、だいじんはすずめの子になれるし、いっせきにちょう！」みたいな

よく考えてみたら、鈴芽が草太のイケメンっぷりに一目惚れした感じで描かれてるけど、常世での草太の記憶を見ると彼は彼で鈴芽にベタ惚れなんだよな
草太の性格からして要石と廃墟の場所は下調べしてから現地に赴いてるはずなのに鈴芽にわざわざ「この辺に廃墟ある？」って聞いてるのは
草太（うっわ！めっちゃカワイイ！めっちゃ好み！場所知ってるけど聞いちゃお！）
って感じだったのかも（ただしイケメンに限る）

芹澤が良いやつ過ぎて惚れる
でも二万は返せよw

>>217
芹澤は草太にガソリン代くらいは請求してもいいかも、つまり借金はチャラ
･･･二万は自己申告でもっと借りてる可能性は否定できないが

まあ間接的に命の恩人みたいなもんやし、2万ぐらいは草太さんも大目に見そう。

芹澤もまさか間接的に日本を救ったとは思いもしないだろうなぁ

各オオモノを何体倒したかでバッジが貰えるけど、合計討伐数をいつでも確認できる手段はないのかね

道中で色々な人に助けられるけど別にそれが鈴芽本人の成長に繋がる訳じゃ無いし、環に笑顔で好きな人の元に行ってくる！とか言っておいて草太の代わりに要石になるってのはなー。ダイジンが土壇場で止めなきゃ終わってたのは酷いと思う。

何か主人公は最後まで好きになれなかったわ。最初っから草太にはメロメロだから恋愛物語としても薄いし、草太も鈴芽に対して恋愛感情まで至ってる感は感じられない(どうやら監督も草太が鈴芽の事好きかどうかはよく分からないみたいで)。
色々やりたい事詰め過ぎてストーリーはかなり脇が甘いから次回作はちゃんとまとめて欲しい。

>>222
そもそも恋愛物語じゃないからねぇ、恋愛物語を期待すると肩透かしを食らうことになる、だったら「最初っから恋愛要素いれるな」と批判くらいそうだけど大切な要素ではあるから入れないといけない、つまり味噌汁のダシみたいなもん
新海誠監督は「すずめの戸締まり」を土地を鎮める物語と言った、つまり鎮魂の物語。小説読めばわかるけど鈴芽は明るい性格だけど同時に心のどこかに引っ掛かりがあって不満や不安をため込むタイプの女の子、それは震災のトラウマからそうなってしまったわけだけど、その心の傷を旅を通じて癒す物語なんだ、成長物語とはちょっと違う
新海監督作品作全般かに言えるが、ストーリーが一見単純に見えて難解で一回観ただけでは理解できない、映像だけで説明不足、逆に小説だけだとイメージつき難い場面がある、良く言えば噛み応えのある、悪く言えば取っつき難い作品が多い･･･というか殆どそう

一応二回見たし冊子のインタビューや公式サイトでも成長物語って言ってるから、監督が鈴芽の成長を描きたかったのは間違い無いかと。
恋愛要素を薄めたかったって意図は確かに感じたけど、結局肝心の鈴芽が草太ラブ一辺倒で終盤動いてたのがちょっと…。
正直、草太と出会って最後に過去の自分と出会う以外の間のストーリーは別に何でも良い様な気がした。

君の名は。も天気の子も各部分の粗はあっても大筋はかなりハッキリしてるけど、この映画は何か色々軸があり過ぎてそれを束ねるテーマがブレてると思うわ。

その辺は>>206で書いたけど、鈴芽が色んな土地で優しくしてくれた人と出会うのはちゃんと意味があるんだよ、これまでの旅で鈴芽と草太の交流だけを描いていたら鈴芽は東京の上空であんなに迷わなかったと思う、草太も、これまで出会った人も、とてもいい人たちだったから悩むんだ
個人的にダイジンは鈴芽の鏡像的な意味もあって、ダイジンに「大っ嫌い」って言い放ったのも「草太を犠牲にする」という決断を下した自分に対して「大っ嫌い」と言ったんじゃないかな、自分（ダイジン）を愛せなくなったからダイジン（自分）はやつれた
道の駅で環さんと喧嘩した時にサダイジンが環さんの本音を吐き出させたけど、同時に鈴芽の闇も吐き出させた
常世で凍り付いた草太の「君と会えたのに、もっと生きたい」という声を聞いたから「私も生きたい、死ぬのは怖い」と言えるようになった
つまり一連の流れは徹底的に鈴芽が自分と向き合うためのこと、これは一貫してブレてない、成長するにはまず自分と向き合う必要があるんだ
>>223で成長物語とはちょっと違うって誤解を招く書き方しちゃった俺が悪かったな

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まあどう好意的に解釈しても疑問の残る出来だから結構頭捻ったよ。

「芹澤のものがたり」貰ってきた、草太のイケメンムーブ、そりゃ男だって惚れるよ
芹澤が年上の女性イケるクチで、芹環推しはの人は歓迎するかもな、稔くんはうかうかしてるととんびに油揚げをさらわれるぞ

観に行ったけど、まさしくザ・ご都合主義な展開だらけだったな
震災というリアルトラウマ要素を扱った割には所々寒い&痛いギャグ要素というアンバランス。ギャグやりたいのかシリアスやりたいかハッキリしろ
キャラの描写も痛い。そもそも鈴芽は巻き込まれたんじゃなくて、自分の好奇心から騒動に首をツッコんでおいてずっと「えー！」ってなんだよ。芹沢もいちいち2万円貸してるとかクソどうでもいい嘘をつく理由が現実的に考えてもイミフ。おばさんが東京で邂逅した鈴芽と芹沢とはどう打ち明けたor和解したのか描写がないせいで全員痛い奴らでしかない
そしてこの映画は竜とそばかすの姫やワンピースREDと違って、ストーリーがアレでも音楽で補う面がないからもう擁護できる面がない
強いて言うならタイトルがまんまってことぐらい。残念ながらつまんなかった

この監督の作品が合わないと言うと非国民扱いされる……

まぁジブリの興行を引き継ぐポジションだからそういう面もあるわな
逆に相手しなくていいんじゃない？
批評すること自体を批判する人は少なくとも普通の観客じゃ無いし・・・
映画なんて尖ったテーマじゃないと意味無いし、故に合う合わないが語られる方が自然だからね

芹澤を生み出してくれてありがとう。

3.11だからもう一回観に行ってきたわ。やはりご都合主義と言われても困っている人がいたら手を差し伸べる、災害には人と人との絆で立ち向かうべきってことが示唆された作品だった気がするわ。
>>230
良くも悪くも「君の名は。」以降は大衆向けが多くて普段アニメを観ない世代にも影響力が大きいからね、非国民扱いされてもスルーしちまいな。
俺も〇ン〇ース嫌いだけど自分のこと非国民って思ってねーもん、嫌いなもん嫌いって言って何が悪い。
でも俺は〇ン〇ースが好きな人の気持ちは否定しない、その人が〇ン〇ースが好きって気持ちはその人のものだもん。

EDで帰りに羊朗さんに会ってないのは、会ったら環さんに閉じ師関連のことがバレかねないから仕方なく会わなかったんだと思う。
鈴芽と草太はたぶんバスケのダンクシュートが上手い。

そういえば君の名は。と天気の子との世界観のつながりってないんすかね？
天気の子だとがっつり滝くん出てたから明確に繋がっているってのはわかったけど、こっちじゃ神木くんは芹澤で声やってたし

「君の名は。」の東京では雨降ってないから「天気の子」の世界とは直接繋がってないとは思う、別世界の同一人物的な
「天気の子」本編の描写とか小説の記載を見ると瀧くんと三葉は結婚してるみたいだし、世界線が違っても巡り逢うってムスビの力ってすげぇー
「すずめの戸締まり」はテーマがテーマだし、過去作キャラをがっつり出しちゃうとそっちに視点が持ってかれるから直接的には出さなかったんじゃないかな？

わりと日本人向けのエンタメだから、海外（特に中国）でもヒットしてるのは意外だった

どうだろうね、道教文化が根強いだろうから受け入れやすい土台は在ったのかも
「龍脈に溜まった陰を払う道士の青年が呪いで殭屍となってしまい少女と共に呪いを解くために奔走する」って書くと香港映画みたいでちょっと観てみたくならない？

興行収入や累計入場者数ばかりピックアップされているけど、
１スクリーンあたりの「空席率(満席率)」はどれくらいなんだろうね？

ダラダラ何回もスッカスカで上映して累計であそこまで行ったのか、
１スクリーンあたり毎回席が埋まっててこの数字なのか。

>>239
この前私が見に行ったときは空席ばかりだったよ。空席率はざっと見ても９５％ってところかな。
まあ終電がなくなるかどうかの時間帯のレイトショーだったし、これくらい長く上映してる作品は経験上こんなもん。
むしろ自分一人になることを期待して行ったのにあろうことか目の前にカップル連れが座ってきたからとても残念だった。