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ゆっくり劇場のそして誰もいなくなったが面白い

>>sm34125164

>>223>>226
さらに亀だけど、原文で読めば犯人がわかるかは難しいところ。
誤訳とされてるところも、｢普通に訳すとそうなっちゃうよね｣って感じの、別に翻訳者の語学力が低すぎて間違えたって話じゃないし

そんなに小説を読まない俺でも面白いと感じるんだから
やっぱりこの作品は凄いんだろな

読んだけど判事さんや
エミリーブレントについては別になんも悪いことしてなくない…？判事の中で何がアウトだったんだ

“雇っていた10代のメイドの妊娠が発覚した際、厳格すぎる信仰心から未婚での妊娠を激しく嫌悪して厳しく接し、両親からも同じ理由で勘当されていた娘を自殺に追い込んだ。
メイドの自殺に対してもキリスト教が自殺を禁忌としていることからさらに罪を重ねた愚行だとして糾弾するなど、メイドを追い込んだことに対する罪の意識は持っていない。”（Wikipediaより引用）

残当

それって親が責任負うべきことで雇用関係でしかない使用人のことで責められるとかひどない？と思って

金正恩「処して誰もいなくなった」

なぜこの罪状で親にすべての責任があると思うのか分からないんだが……。

当時のメイドって住み込みで働いていて、毎日親元から通うわけではない。
寝るときは別にして、朝から晩までお屋敷にいて、上司からずっとパワハラ受けている感じだろう。
勘当で死んだ人はいないが、職場で意地悪されて死ぬ人はたくさんいる。
そしてエミリー・ブレントはメイドの死に対し罪の意識がなく、更生の余地がない。

って感じかなぁ。いろいろ考えたけど、やっぱり残当
これでもおかしいって思うなら、たぶんそれは親の責任が問われていないから、うまく消化できないのかなって感じ。
娘は既に親元を離れ、働いていて自立しているから、勘当されただけなら自殺はしなかっただろう。

そうか、当時だと住み込みか…
その上ですぐに解雇して出ていけとかでなくイビリまくった、なら納得できる

十人も集めなきゃいけないんだからそりゃ中には適当に選んだやつも出る
しかし当事者でも無いのに身勝手な正義感（と遊び半分）のために
殺人を計画する判事って自他ともに認めるキチガイだわ

まぁそんなもんよ　殺人者なんて

既出だったら申し訳ないけど疑問に思ったことがあって。
罪の意識が弱い者の順に殺害していったから一番最後がクレイソーンなのは納得なんだけど、なぜ一切悪びれる様子のないフィリップを全滅リーチまで残したのかな。個人的には
1,彼は勘が鋭く経験豊富だからうかつに手が出なかった
2,21人も殺したから、実は内心罪の意識が多かった
3,彼の銃を疑心暗鬼の出汁にするため、彼も込みで生かす必要があった
のどれかと思うんだけど

章題のせいで船長が犯人だったと勘違いした人は俺だけじゃないはず
あと家庭教師のお嬢さんは何も悪くないのに可哀想だと思いました

数時間で読める分量でかつ完璧なプロット
そこがすごいと思う

健康な登場人物が次第に疑心暗鬼に陥っていく様とか心理描写にも優れているから何度読み返しても楽しい

もちろん推理小説としても一級品で、ちゃんと推理できるように出来ている
犯人の当たりだけなら前半だけでも、確信を持った推理なら終盤近くで

And Then There WAS None が正しい文法

どうせ…There must be none？

体力があったら「正義の殺し屋」になったかもしれない