ニコニコ大百科

>>28
◇葬られた秘密
受け継がれていく「家」が一つの共同体と考えると、和尚の判断が実に聡明なんですよね

時に知らない方が世の中にはいい事もありますし…。

◇オズの魔法使い
たしかに世界で愛されているラノベかも知れません(笑)

成長するのに変わる必要はない、か…。

誰もが「特別」が欲しい今の世の中にとって、ある意味ではこういう考え方って貴重なのかも知れませんね（魔法少女やアイドルという特別なモノに溢れているご時世だからこそ）

（連投失礼します）
日記や作品のレビューも拝見しましたが、一度ゆっくりあなたとお話してみたいですね（英国戀物語エマも拝聴されてるとは）

>>32 エマは必須でしょう。

私は映画館を出ると、友人がうんざりするほど語りますよ（笑）。

生放送とかしたら、いろんな作品のテーマや演出について、
あれこれ話せるんでしょうかね。
まぁ、やりませんけど。

>>33
おお、必須だとは…。いや中々話せる相手いないんですよ
エマの時代は丁度、イギリスの最盛期であってこれから第一次、第二次の戦火にまきこまれていくんですよね…。

あの後の時代になったジョーンズ一家の行方も気になります

ニコニコ大百科でもコメントのやり取りが出来て光栄ですが、何かしらの形でゆっくりお話したいです（日記や作品のレビューとかも）

>>34
アニメは漫画とはちがった切り口でおもしろかったですね。
戦後、大英帝国は崩壊し、リチャードが重視した階級社会も衰退しますが、
ウィリアムとエマの感性なら対応できるんじゃないかと・・・
って、そんな話をする掲示板ではありませんが（笑）

「エマ ヴィクトリアンガイド」も買いましたよ。
「ゆっくりマープル」のマープルとルーシー、
「ゆっくりホームズ」のハドソン夫人とマフィンは、
ケリーとエマの関係をモチーフにしています。
どっちも妄想を映像化できていませんが（汗）

>>35
漫画がややエマやウィリアムの関係も微妙に違ったりしてるんですよね
歴史の渦にこれからイギリスが飲み込まれていく中で、彼らのその後の人生とか気になるんですよ（エドワード・バーナードの転落みたく）

成程、ゆっくりマープル（マープルとルーシー）やゆっくりホームズ（ハドソン夫人とマフィン）の関係はそこからきているんですか

たしかにケリー夫人がこの物語の一番の大きな存在ですよね（仮に出会わなかったらエマの人生も変わってましたし）

いやいや、あなたとお話して楽しいですｗ。

追記

おお、新作が来ましたか！マイクラでの御殿作成、大変苦労なさったでしょうに…。

「優しい本心を見抜く」テーマ以上にこの動画を見て思ったのは、ベル本人も実は野獣と同じように何処か欠落した人間だったという部分でしょうか？（だからこそ、ピースが丁度重なったとも）

――愛とは、自分が自分だけのものでなくなること

そう思うとこの意味が深く感じられます（お互いがお互いの事を必要とする辺りは「賢者の贈り物」にも通じていますし）

ちなみに「美女と野獣」の原点とも取れる話に「エロスとプシュケ」のお話がありますね

>>37
御殿っぽいフリー写真はあるんですが、
その雪、雨、夜、朝のバリエーションがなかったんですよ。
無駄になった作業は多いものの、ノウハウを次に活かしたいです。

ベルと野獣の対比はもっと描くべきでした。

野獣は「呪いを解く道具として娘」を買い取ったものの、
罪悪感と好意から自分を恥じ、愛されたいと葛藤し、
絶望するまでの流れは、1本の動画になりそう。

だれか作って。

>>37
民話（口伝された物語）、神話（著者が人間でないとされる民話）、
創作童話（著者がわかっている物語）には、
共通する型（アーキタイプ）があると思いますが、
このあたりは話すと長くなっちゃいそう。

いずれグリム童話で、その一端をまとめてみたいです。

>>38
成程、無いからこそ作ったんですか…。手間暇こさえておりますな
無駄になった作業と仰ってますが、この力作を見て無駄だとは思えませんよ

野獣の葛藤か…。最初は「道具」として接するもその罪悪感から愛されたいと願う部分でもう一度見直してみますね（ベルからすれば好意を持つのも無理はない紳士っぷりでしたが）

レビューにあったディズニー版と対比するとガストンの異常性がより鮮明に感じます（逆に言えば野獣にしたら誰でも手が付けられない）

>>39
面白いのが世界各地に共通したモチーフがあるんですよね
何れも”約束”がキーワードになってますし

グリム童話、次の公演の題材だと思われますが、楽しみにお待ちしています

>>40
あれば作りません。なるったけ手抜きしたいから。

そして作ったなら何度も利用したい。
御殿を舞台とする物語はないものか。

野獣サイドの物語は考えてあるんですが、
どうしようか悩むところ。

ガストンは野獣より野獣らしい男でした。
コクトー版は本当に野獣にされてしまうのがおもしろかった。

この物語はいろんな味付けができます。

>>42
良い素材は中々見つかりませんからね

御殿を舞台にした物語…グリム童話辺りでしょうか？

野獣の心境をメインにした物語…悩みどころですね（別視点というのも作品自体の寿命を長くさせるし、面白い案だと思いますが）

コクトー版からのアレンジキャラだったんですか、ガストン
てっきりディズニー版のオリジナル要素だと思った（同じ作品ならアラジンのレビューも面白かったですね）

色々な味付けが出来る作品…これは想像が膨らみますね

>43
姉たちの視点も悪くないと思うんですよね。

三女が飛び抜けた美人で、貧乏になっても求婚者が後を絶たず、
お父様もベルばかり気にして、聖人のように我欲がないときたら、
そりゃ、意地悪もしたくなりますよ。

一方、妹への愛情がなかったとはかぎりません。
同情と愛情をごっちゃにする妹を解放すべく、指輪を切ったが、
ビンタされたことで、妹が自分たちと同じ女だったと知り、安堵する。

妄想はどんどん広がります。

>>44
その事も考えたら姉たちも末っ子が可愛いだけでなく、複雑な感情があった…と言うのは当たり前ですし

しかし、姉たちの予想と異なったのは末っ子の抱いていた想いが単なる同情じゃなくれっきとした愛情だった、その違いだったんですね

いや、こういう多方面の視点はホント面白い

そして新作、拝見しました

「迷子のロボット」か…僕はSFに少し疎い部分がありますが「道具＝愛情がない」と決めつけるのは単なるエゴなのかも知れませんね

博士は最後までネスター達と駆け引きを繰り返し、ある意味では対等に見ていた、改造されたネスターも最後に鬱積を博士にぶつけた

奇妙な情というのが、あったと僕は思いたい

人工知能が既にスマホに導入されてる昨今、何れは人間以上に人間らしいロボットが現れるのは明確ですが、果たして博士のように対等に接する事が出来るのか、難しいかも知れませんね

誇大的に言えば人間が神様になる訳ですし

>46
ロボットの人間性を認めることで心理戦に勝った博士が、
ロボットは道具として使うべきと断言し、
そのくせ改造ネスターたちとの別れを悼む。
複雑な精神性をうまく伝えられればいいのですが。下記は私のツイート。
https://twitter.com/trynext/status/765141272310927364/

人間と道具の関係については第8話「証拠」、
最終話「災厄のとき」において深く考察されます。

いずれ紹介したいですが、だいぶ先になるでしょうね。

>>47
だからこそ、博士もロボットも一筋縄ではないと思いますよ
ロボットは秘めた人間性が出てしまい、廃棄されてしまった
博士は道具として使うと断言したのに、彼らとの別れを悼む

決して一枚岩でない、それが人間性なんですよ

ツイッター読みましたが、日本人は万物に魂が宿るという概念が存在しており、ロボットのような機械ですら祀っている

成程、西洋からすれば信じがたく可笑しな光景に見えますが、だがそれがいい

日本にはきっとフランケンシュタイン・コンプレックスも解決できる何かがあるんだと思いますよ

（続き）
ふと思った事に西洋では
「自我を持つロボット＝害悪（ターミネーターのような人類の敵）」

そう考えるのに対して、日本では
「（自我を持つロボット＝友達（ドラえもんやアトム））」

という珍しい考え方も影響しているんでしょうか？（西洋では一神教の国が多いのに対して日本では多神教の国ですし）

これが「ロボット＝道具」として使う事に対して新鮮に見える事かも知れない理由と僕は読んでいます

>>48
現代日本人はむしろ、
フランケンシュタイン・コンプレックスを持つべきです。
メンタリティが異なる存在と、距離をおく知恵が必要です。

まぁ、このあたりは作品の話から逸れますけどね。

いろいろ考えるきっかけになったなら、
【ゆっくり文庫】で紹介した甲斐があります。

>>45
原典に立ち返れば、ふたりの姉は敵です。
妖女に石にされても仕方ない存在です（ボーモン版）。

しかし私は 敵＜身内 という観点から、
わかりあえるところがあるだろうと考えてしまいます。

こうした解釈に触れることで、
よい面（敵とわかりあえる）もあれば、
悪い面（敵にだまされる）もあるでしょう。

すべてを網羅した物語はないので、
たくさん触れて、心を敏感にすべきなんでしょうね。

>>50
メンタリティの異なる相手との距離か…同化しすぎるとかえって弊害もありますからね

ただ面白い特異な国だと思いますよ、日本って

下手すればロボットの方が人間らしく見える事もあるくらいですからね

>>52
作品内のロボットを「かわいい」と言ってもらえるのは嬉しいです。命令され、こまごま働く姿を愛おしく思えてしまうのは、なぜなんでしょうね？

日本がおもしろく、特異で、可能性に満ちていることは、はげしく同意。

私も八雲のように、失われる日本の精神性を惜しみ、その素晴らしさを広く知らしめたい。そのためにはどんな活動をすべきか、悩むところです。

>>53
僕は評論家じゃないですし、権威でもないので分からないですが…そのロボットにも「人間（ひと）」の姿を見出しているからじゃないでしょうか？

かの放浪者も、この国で伴侶を得て、摩訶不思議な極東の物語を記したように、我々も日本人らしかった「彼」に教えを乞うべきかも知れません

ゆっくり文庫さんは少なくとも、古典の素晴らしさを僕らに広めている事自体、埋もれていく昔話や怪談をまとめた「彼」とほぼ同じ事をしていると思いますよ

日本には付喪神という概念がありますからねぇ。
ただの道具である筈の相手に親しみを覚えやすい土壌はあるのではないでしょうか。
あとやはりアトムやドラえもんの影響が大きいかとｗ

ゆっくり文庫の影響で「われはロボット」と黒後家蜘蛛の会シリーズを買ってしまいましたｗ
今少しずつ読んでます。

おお、新作は「六つのナポレオン」か…。
久々のゆっくりホームズですが今回は視点が面白かった

名探偵と呼ばれる所以のフル回転――まるでホームズの脳髄を見ているようだった（成程、たしかにモリアーティ教授のようなタイプとは相性が悪すぎた）

しかし一方で24時間頭の中で踊っている為、健康を害してしまう恐れもある
だからこそワトソンの存在は必要不可欠なのも頷けますね

ついでに余談ですが、16年秋アニメで夏目友人帳の最新作が放映される事もあって、時間が空いた時に一期を視聴しています（ゆっくり文庫さんのレビューも拝見しました）

人物描写の部分もさることながら、夏目を取り巻く面々（人間や妖怪たち等）のほとんどが温かく純粋なのが、彼にとっての幸いなのかも知れませんね

見ているこちらも時に人間と妖怪の境目が分からなくなる
ひょっとしたら以前の（友人帳）持ち主であったレイコの抱えていた闇にも通じるかと（夏目と彼女はコインの表裏みたいな風に見えてくるので）

>>56
同時進行させることで落差を強調できたと思います。
「ホームズ視点」を別動画にしなくて正解でした。

でも、ホームズ有能、レストレード無能、じゃなくて、
それぞれに役割があることを伝えられればさいわいです。

>>57
うちのレビューを先に読むと楽しみを害しますよ。

「夏目友人帳」の感想は書いたとおりで、もどかしい。
レイコの逸話や、藤原夫妻の素性に興味が向いてしまうのは、
男の子特有の性質でしょうかね。

>>58
ホームズはたしかに有能ですが、何処か危うさがありますからね
そう鋭い刃物みたいな（ワトソンが彼にとっての柄もしくは鞘ですし）

それに対してレストレード警部は何処か抜けているが実直である
全員が偏りすぎたら、世の中面白くありませんからね

（続きです）
いえいえ、そんな事はないですよ＜夏目レビュー
妖怪達としか交流がなく孤立していた祖母（一歩違えば夏目も彼女と同じですし）

妖怪が見えた為に親戚をたらいまわしにされ、不遇な幼少期を贈った主人公・夏目

彼を温かく迎えて「家族」として接する藤原夫妻、夏目の友人たち
そして色々な事情を持つ妖怪達――

もどかしいんだけど、その日常は気が付けば愛おしい
案外、夏目の気持ちに似てるかも知れませんよ（賑やかで煩わしい日常は決して不幸だけとは限りませんし）