ニコニコ大百科

ナミアゲハの旧和名？は「アゲハ」でしょ？アゲハチョウだと科全体を指すことになる
ナミアゲハをアゲハチョウということの方が少ない

アゲハの仲間は雑種が作れるよ。
人工交配させて幼虫育てるの。
死亡率高いし子孫の越せないけどね。

小学生の頃自由研究で卵から飼ったことあるけど、
サナギは葉や茎など植物の緑色の部分だと大体緑色に、透明なゲージの壁だとくすんだ茶色か薄いレモンイエローになった。
あと、成虫を外にはなった何ヵ月か後の繁殖期に庭で何羽かひらひら飛んで、人参の葉に卵を産んでいった。
たしか何年もアゲハチョウが庭に来たと思う。
それまでは、アゲハチョウなんて滅多に見なかったし、家の庭には紋白蝶しか来なくて、アゲハなんか見たことなかった。
多分、卵くらいから育てると我が家に対する帰巣本能的なやつが芽生えるあるんだろうと驚いたわ。

>>3
最初に飼ったのってミカンにつくヤツ？
だとしたら、人参の葉についたヤツとは別種だよ。
確か「キアゲハ」ってヤツ。普通のアゲハより黄色が強い。

数年くらい前の、まだ寒さが身に凍みてた頃のことだったと思う。

散歩から家に帰る途中で駐車場の近くを通りかかったんだけど、そこの自販機の足元で、何か小さな物がパチン、パチンって音を立てながらその場を跳ねてたんだ。カエルのおもちゃみたいに。しかも一見どうもアゲハチョウの翅のようにみえるんだよ。蝶なら成虫も幼虫もこんな動きをするはずが無い。奇妙だな、なんだろうな、って思って、近寄って見てみたんだ。
確かにアゲハチョウの成虫だった。大きな翅も、複眼の目立つ頭も。でも胴と腹はちがった。そこだけサナギのまんまだったんだ。きっとどこかの子供が、飼ってたアゲハチョウのサナギの中身が気になって出しちゃったんだろう、頭と翅しか成虫になれてないのに、寒空の下に放り出されてたんだ。
足もサナギもままで体にぴったりくっついて動かないから、成虫みたいに立つことも出来ないでいた。背中もサナギだから翅でまともに飛びたてないで、地面で一回羽ばたくのが精一杯だったんだ。パチン、パチン、って音は、アゲハチョウがどうにかその場から動こうと羽ばたいて、翅が地面を叩いて跳ね上がったときの音だったんだ。
数分のあいだ、俺はアゲハチョウを保護するでもなく、何かするでもなく、どうしたらいいか分からなくて、半分サナギのアゲハチョウをただただ眺めていた。でもそのうち見ていられなくて、そのまま家路についた。ずうっとパチン、パチン、ってアゲハチョウの跳ねる音か聞こえてた。翌日、真っ先に散歩道の自販機の下のアゲハチョウの所に向かった。死んでいた。蟻が集っていて、体が少し千切られていた。
このアゲハチョウを見たときの、なんとも言えないじんわりとした、やるせなさみたいな悲しみを、なんて言い表したらいいのか俺は未だに分からない。

長文レス失礼。でも、この話をどうしてもどこかに書きたかったんだ。

幼虫の目が可愛い

アゲハチョウの幼虫はセーフ、キアゲハの幼虫はアウト