ニコニコ大百科

シンが許されるかはともかくカガリはほとんど擁護不能ではある
彼女に限らず種のキャラ立てはほんま教育って大事だし
能力とそれを使う知性や人間性は別物だなと思わされる

>>2279
問題が大したことではないんじゃなくて、幸い大したことには発展しなかった、でしょ
あの場にカガリ一人で、アスランがいなかったらどうなってた？
カガリの元首としての危うさってそういうとこだろう
傍らのアスランを信頼してるからこそ、とこじつけられなくもないが、そういう感じの描写でもなかったし

>>2280
どうやったらそんな風に読むんだよ……
「シン達は一切悪くない！カガリが全部悪い！！」とでも言えば満足なのか？
生憎そんなこと思ってないからそんな主張する気さらさらないけどね

ていうか、どうも論点が食い違ってる気が……
流れに乗って長文出してしまった自分が言うのもあれだが、いい加減スレチだよなぁこれ……

カガリの発言は「重み」が違う。それこそ彼女の一挙手一投足が「オーブの意思」として見られる。この辺あくまで「プラントの一軍人」であるシンやヨウラン、ヴィーノとは全く違う。
「プラントの意思」を代弁するのは、あくまでデュランダル議長と最高評議会。
「デュランダル議長の謝罪」（まあ国家元首が他国の国家元首に頭下げるんだからとんでもなく重い話だが。）と各個人の処分でどうにかなる。（実際現代でも国際問題級の発言して処分された軍人や議員、国家の要人結構いるしな。）
カガリの発言はそうはいかない。オーブの国家元首の発言はオーブ連合首長国としての意思の代弁に等しい。それこそその発言一つで戦争の理由にもなりうる。だからアスランが泡食って止めたんだよ。シン達とは発言の重みが違う。
あそこでの正解は「真顔」でその場では反論せず、後で「オーブ連合首長国」として「プラント」に抗議声明を行うこと。

>>2282
感情ベースのザフト勢擁護と行動ベースのオーブ勢批判をずっと一緒くたにしてるんだもん君
これらをひとまとめに比較したら公平性の無い話にしかならないんだよ

>>2284
ザフト側が行動的にはアウトなのは最初から言ってるし
カガリも感情面では全く批判してないんだが…

そもそもザフト側の感情とカガリの行動は切り離して言ってたつもりだったけど
まあ続けての書き込みだった手前、誤解させた書き方になってたらごめんね

>>2285
>>2251や>>2255で暴言吐いたのをカガリにも問題あったから仕方ないという文章（そもそもヨウランがカガリ関係なく暴言レベルの失言かまして、カガリが怒るの流れだから因果関係が逆）を書いてるし、それに対してもシンが暴言吐くのは仕方ないとか正しいだけじゃお互い理解できないとか書いてるんだから、そう取られるだろ
カガリの問題はヒートアップしすぎたことと、あくまであれ以上ヒートアップしたら何か失言したかもしれない仮定レベルの問題

ここの問題、地球生まれで家族を亡くしてるシンに対する配慮もまるでされてない。って辺りも地味に闇深いんだよな
マジで後のミネルバでアスランしかシンに親身になってなかった理由が見える

>>2286
>>2255の暴言仕方ないってのは「吐きたくなるのは」という「感情」的な話で
それを実際に行動に起こすのはまた別
そもそも非は否定しないと前提しているので、実際に口にしたことは最初からアウト
で後半はシンの立場を弁えない「行動」に対しての、カガリも～という話なんだが
これはまあ確かに言葉足らずだったね

そっから後は基本的にカガリの立場と行動の疑問点にだけ焦点絞って言ってるので
それを理由にシンやヨウランを正当化する意図は全くないよ

>>2287
シン自身も突っ張ってて、あんまりクルーと付き合いが深くなかったからなのもある だからプラントの一般的な感覚としてはオーブ出身のシンの感情まで意識がいってなかったんだろうな
後になってもけっこう触れたのはアスラン以外はレイくらいで、ルナもそこまで多くは触れてない
アスランは自分から絡んでいったから、シンのことを知れたけど、レイルナ以外の他はよくも悪くも単なる同僚くらいの付き合い

アスランの中でクルーゼってどんな印象の人なんだろう？

削除しました

1話の「オーブ国民とその技術を使うな」は「オーブがプラントに(人的・技術的)軍事供与をしている疑惑に対して『関与してるのはオーブ国民ではなくプラント国民(=移民)』と言質貰った」格好だから筋違いでもなかったり
(カガリの意図はそれだけに留まってない(そこまでして軍拡するな、がある)からそっちは筋違いだけども)

>>2292に大体同意だが軍拡するなって意図も言い方の問題やプラントが受け入れるかは別だが牽制として言っておく分には筋違いではない

あと技術盗用は人材流入という形でも現実で問題になっているし、SEED世界でも技術盗用は大体現実と同じ扱い→防止できるかはともかく問題提起は正当

それとカガリは前任者ではないし（こっちの認識は間違っていないだろうけど）結果的にシンの暴言当然の怒りも受け止めている

アスランの記事なのに何か脇道にそれてるな

それはともかくシンはアスランの説得に耳を貸さないとか言ってる人がいるけど、じゃあアスランはどうなの？ってブーメランが返ってくるんだよな
口下手だからと擁護してもそれは理由にならないのは、漫画版などと見比べると分かる
アニメはアスランに限らず圧倒的にセリフ描写が少ないから、うろ覚えなのか当時からの偏見そのままなのか時間がかなり経った今でも好き勝手に吹聴してる輩がいる

ジ・エッジでも大筋は本編と変わらないし、ボンボン版は説得という意味では本編やジ・エッジより余計ダメだろ
シンのキャラが本編とは違うからそもそも別物とはいえ、「あんたが正しいなら俺に勝ってみせろ」とまで言わせちゃってるんだから
本編のシンはアスランの言うことは正しいかもしれないと内心で思ってて、アスランの言葉が届いてたから、最終戦では「だけど…だけど！」とシンも叫んでた そこからルナに割り込まれて耐えきれなくなって錯乱
ボンボンと違って、大破したデスティニーを見て噛み締めてたのもアスランの言葉

距離を置かないと理解されないタイプなんだろなぁ、とは思う
シンやイザークみたいな相手なら余計に

アスラン、イザーク、シンは生物学的に同じ科の生き物なんで同族嫌悪が発生しやすいのだ

種時代のイザークとシンの絡みとか想像もしたくねえわ

軍隊や組織に属するよりも、流浪の人助けMSパイロットやってる方が多分気質的に合ってる
組織に属するとその組織が抱える矛盾やらなんやらに悩んで苦しんで結局出奔するっていうのを繰り返してる

つまりロウ・ギュールみたいなアストレイ勢のスタイルがあってるんかぁ…
まあ性根が無駄に責任感あるくせに移り気で気まぐれという真逆合体だから不可能だろうけど

>>2299
うん、ロウみたいなごく少数のチームか、個人で活動する方が合ってるよアスランは
真面目で責任感ありまくるせいでそれも出来ないんですけど

いや、アスラン組織の矛盾に悩んで裏切ったこととか無いんだが
当初の目的を忘れて絶滅戦争に舵を切った父親とか、その傲慢さと危険思想に同調しなかったから始末しに来た議長に裏切られただけで

上層部の迷走暴走も、広義では組織の矛盾に含まれるだろう
軍隊という場ならなおのこと

そもそもアスラン自体が口下手過ぎて何言ってるかわからない「議長の言葉は世界を殺す」ってさ
いやまぁ合ってるんだけど抽象的過ぎるでしょ

普通に「俺は何もしてないのに議長に殺されかけた。シン助けてくれ」これなら通ったんじゃないの？

>>2299
移り気で気まぐれじゃなくて、ストイックで信念があるやつだから、その信念と反目するやり方と対立してるだけ
ある意味一本気な点においては父親そっくり 父親は妻の復讐という隠してた本音に悪い意味で一本気だったから、あんなんになっちゃったわけだけど
終末戦争に至らなくても、アスランはパトリックとはどこで袂を分かつことになってた
信じてるものが致命的に違ったから

たぶん建前として用意されてた「差別されているコーディネイターが自由と独立を得る為の正義の存在としてのザフト」みたいなのが拠り所になってたのがアスランで
だから「コーディネイターであるキラ」とザフトが対立するのが理解できないでいたんだろうし
あるいは終末戦争に至ってザフトが正義の存在ではないと直視させられてからも正義を追い求める羽目になってるんじゃないかと

だから絶対的な正義に出る幕のない普通の戦争だったら能力を発揮できないで悩むし
大量虐殺に及ぼうとしてる絶対的な不正義相手なら能力を発揮できちゃう、みたいな

そう考えると正義の味方よりも悪の敵をやる方がアスランにはあってそうだな。
Wや00のガンダムパイロットみたいな生き方してる方があってそう。

それで満足せずに、結局正義や理想を追い求めて迷走始めそうなんだよなぁ
親父の所業からの流れもあるんだろうが、どうも根本的に自意識ライジングというか

>>2306
と言うよりはCEという世界が「絶対的な正義の味方が存在しえない世界」と言うべき世界の雰囲気
(最低限「大量虐殺は悪」としてるけども、それですら「もう苦しまないで済む・苦しみを再生産しないで済むという希望」としての人類絶滅と対立するのも無印時点で提示されてる)

>>2307
追い求めなかったら、それはアスランが理想を失った時だしストイックに悪の敵でもいられなくなるでしょ
いいも悪いも表裏一体 迷走という形にも出るけど、アスランは過程でやらかしても最終的な思考停止にならないし、問題にブレーキかけようと動けるのもずっと正義を追い求めているから

というかそんな絶対悪なんてものはいない世界なんだからいつまでたっても悩むだろうし悩むこと自体は悪いことじゃない…戦闘に支障きたして死んだりするとかはともかくとして

それらしく見える者を悩まずに倒していくってそれは運命劇中のシンと同じになりかねない