ニコニコ大百科

>>206
憶測にもほどがあるな。

作中で唯一火星人を最も恨んでいたのはカームで、そのカームもあっさり許した。
ついでに言えばあの姫は艦内で「火星の姫と明かした自分たちのことを地球人はなんとも思っていない」と会話していたから、地球人の心情なんて気にしていない。

>>211
カームの態度を地球人全体に当てはめる方が無理があるでしょ。
それにカームの掌返しの前にはまさにアセイラムの哀悼のセリフがあるんだけど、それはスルーなの？

そして艦内での会話
エデルリッゾ「もっと敵視されるのではと心配しましたが、杞憂でした」
アセイラム「はい、地球の方々が親切で助かりました」
エ「姫様は敵ではなく、むしろ被害者だと理解したのでしょう」
ア「本を正せば同じ人類。生まれた場所は違えど、分かり合えるものですね」

これをどう解釈すれば地球人の心情や死を気にしない根拠になるのかわからない。
地球人は親切で分かり合えるから、どれだけ死んでも気にしなくていいんだとでも考えるのか？
分かり合うというのは互いが心情や考えを理解し合うことじゃないのか？

この直後にはライエに殺されかけてからのやりとりがあり
自分がきっかけで大勢の人が死んだことを悔やむセリフがある。

遡れば、アルギュレの初襲撃時には自分を危険にさらしてでも避難民を守ろうとした。

というかそもそも>>204は、アセイラム以前にあなた自身の感覚の問題か。
人の死を気に病まないとか、自分がきっかけで人が死んでも文句を言われなければ気にしなくて当然というのは。

>>212
その無理があることを地球人全体に当てはめて解決にしたのがこの作品だろ？

艦内の会話なんて当時は「地球人チョロすぎ」と言われていたっけな。
そんなチョロい地球人相手に自分たちがこれまでしてきたことなんて全く気にせずに済んでいる。

この作品火星人の性根は誰一人最初から全く変わってないんだよ。

>>207
＞地球側に和平に応じる意思が見られなかったから
二期については、その気持ち、よく分かる
制作側として
　・物語として語る範囲を限定したかった
　・個人の意思で状況が左右される火星社会との違いを見せたかった
くらいの考えはありそうだけれど、地球側が土壇場でどんな態度を示すか分からない不安感が付きまとってた（のに、明確な解消がされなかった）
終盤は、地球側が押し返しているような空気もあったし

ただ、一期については、状況的に地球側に継戦に固執する理由は無かったし、
ロシア本部も姫の行動にあっさり協力してたんで、あれはあれで十分だったと自分は思った

あと、マグバレッジ艦長については、イナホの月面基地潜入の件で上から詰問されてた件でおひとつ

また、>>208について
イナホについては、他記事も見てるとなんだかんだで批難の対象になってるようなのでいれてみました
イナホへ対応の件については、自分もほぼぴったり同意見です
（なお、自分も、あり得ない展開として∀を連想し、冗談として、自転車こいで月に叫ぶインコまでは妄想したことがある）
スレインについては、なんか嫌な思いをさせちゃってごめんなさい

二段落目は……姫の方については「本当の本気で心の底を打ち明けて頼れる相手がイナホだけだったんだよ」位に考えてあげても良いかな、と
それ自体は、甘えとしか言いようのないものだとは思うんだけどね
（姫が、恋愛面である意味、鈍感で無神経なのは、仕方がない気がする。あれが最初で最後の恋愛だろうし）
一方のイナホについては、あれって本人にとっては一番「燃える」シチュエーションだったんじゃなかろうか
自分の手を離れてしまった姫への最後の手向けとして、秘密のお願いを叶える（＋因縁の強敵との決着）というのは

>>213
友好条約を結んだのは地球人全体がアセイラムや火星人を許し好きになったからだとでも？
地球のトップは内心がどうあれ、戦争による損害やリスクの方が大きいと判断すれば講和に応じるだろうし
条約を結んだからといって一般人に至るまでの全地球人の意思が統一されたわけでもない。
あなたのように火星人に悪感情を抱いてる人は絶対にいるだろう。

仮にそういう人がいなくて、地球人がどんなにチョロかったとしても、アセイラムが気にしない理由にはならない。
>>212で挙げたような場面を悉く無視して、「全く気にせずに済んでいる」なんて言われてもね。
あるいは逆に、どういう描写があれば気にしていることになるんだ？
ついでに、チョロくない地球人なら、超技術で艦を動かしてくれて、ヘラス撃破で地球の仇の一つを討つのに貢献し
戦争を止めるために動く姫相手にどうするべきだったんだ？理性的過ぎるとか評するならまだわかるけど。

そもそも、あなたの中ではアセイラムが一貫して平和を求める姿勢やその動機をどう捉えているんだ？
地球人どうでもいいなら和平なんかせず、むしろ積極的に戦争進めて地球総取りすればいいだろうに。

ライエが自分の罪をいつまでも悩んでいる描写にひきかえ、
姫はなんというか他人事というか、自分来たばかりに戦争が起こってしまったとか思っているような風には感じなかったな。
「自分の臣下が勝手に自分を利用して戦争を始めて、地球がボロボロにされちゃってかわいそうだから私が戦争を止めよう」って感じ。
地球人に思うところはあってもそれくらいに見える。

実際は姫の行動に周囲が色々振り回されたり策謀を巡らしたりしているけど、姫自身は自分の行動一つに大きな責任があるということを今一つわかってはいないという感じのひっかかりがある。

だからアセイラムは人間の姿をしているだけのバケモノと言っている。火星騎士のほうがまだ人間だった

>>217
私見だけど、自身の地球来訪が戦争の引き金になってしまったことへの姫の悔恨は、ライエとのあれこれで十分じゃないかな
ライエと違って、真実を明かすことによって火星側の大義名分を堂々と正面から潰せる立場で、
地球との和平自体は、一話開始時点での火星の外交方針に立ち戻らせるだけのこと
目の前に集中すべき行動が明確になっているのに、過度に悩む所を見せられても「なにやってんのこの娘」となってしまう

姫の地球訪問は、姫の“勝手な”周囲を振り回す行動か、皇帝の承認を得たものか、とか
姫の責任の範囲の見積もり方次第で印象は大分変ってくるものだろうけれど、
「自分の行動一つに大きな責任があるということを今一つわかってはいないという」感じは自分は覚えなかった
（ただし、一期の初期、アルギュレ襲来あたりのやや前のめりな時期を除く）

>>217
本人が戦争の惨状を目の当たりにして動揺するシーンみたいなのが全然無くて
それでいて本人は至って冷静、丁寧な対応してるせいで「あんた本当に悲しんでる？」感がすげーのよね
そういう描写が一切無いのに口答で「私のせいでこんなことになってしまって申し訳ないです」
って説明されるから「あー、一応悲しんではいるのかな？」くらいにしか感じられないというか
それと「正体明かしてして堂々としてたら気に障る人もいるんじゃない？」っていう真っ当なツッコミに
「大丈夫大丈夫地球人ならわかってくれます」って適当に流した結果殺されかけたりで
本当にどこか他人事な感じがすごい

だって戦争で死んだの基本的に地球人ばっかじゃん。
戦争で死んだ火星人は命令無視して地球を恫喝して一方的に地球人を虐殺したような奴ばっかりで、この戦争で傷ついた罪なき火星人なんていないでしょ。
火星本国の大多数の民はかすり傷一つ負わずに済んでいる。

戦争で悲惨な目に遭ったのは地球人ばっかりなんだから、火星の姫がこの戦争で心を痛める要素なんてないでしょ。

戦争指導者としてさんざん地球人殲滅を煽る状況が繰り返されてその後地球側が姫を戦略的に殺そうとしたぐらいで、地球人と心情面で姫と衝突した要素は皆無。
姫を害しようとしたのは火星人ばかり。
殺さざるを得ない要素は皆無にも関わらず。

地球を豊かにするためのアルドノアを独占したあげくに地球人を逆恨みして幾度も地球人を一方的に苦しめたクソ火星人がその所行と裏腹に反省の要素ゼロでとってつけたような和平で話が終わった作品なんだから。

普通、自分が地球に降り立ったばかりに戦争が起こって、地球人が地獄の責め苦にあってしまっているという現実を目の当たりにしたなら、
自分を責めに責めて自責の念で常に暗い気持ちを隠せないはずなんだけどな。

一期の自分の責任はあまり気に病んでないような振る舞いからの、ラストのお花畑脳の和平のシメはどう考えても、お前他人事だと思ってるだろとしか見えない。
おまけに裏付けとしてスレインに全部罪ひっ被せるというドン引きな所業やってる。
与えられた情報から見れば大体の視聴者がいい感想持たないよ。

他人事っつーか、二期は完全に姫様から離れてたし、姫様が来たせいじゃなく姫様が爆破されたせいだし、姫様は自分に戦争一個分の価値なんてないことを薄々感づいてて、それでも一期は懸命に努力して、それでも限界が来たから、ロシアでの攻撃されたときの激昂だったわけで。
姫様が爆破されようがされまいが戦争始まってただろ。
それに姫様が地球に行くのが姫様一人で決まるとも思えん。専制君主制の国家といっても君主の娘如きにそこまででかい権限はあるまい。訪問反対派の騎士と訪問賛成派の騎士の議論とかおじいさまがあまり乗り気じゃなかったりとかそういういろいろな部分をとりなしたのは姫様ではないだろう。

>>222
そんなシーンばっかり映されても物語進まないし、解決しないじゃん。
それに
＞自分を責めに責めて自責の念で常に暗い気持ちを隠せないはずなんだけどな。
100人中100人がそう思うような書き方をしてる根拠も分からん。
そもそも自分も被害者なんだから、そこにばかり責任を感じること自体おかしいだろ。
責任は戦争を終わらせるって形で取ってるんだから、その過程がおかしいと言うならまだしも、
キャラの言動に文句を言うのは明らかにズレてるぞ。

削除しました

>>224
なんか勘違いしてるみたいだけと誰もそんなシーンばっかり映せとは一言も言ってないぞ
自分なりに責任を感じて悲しみを露わにする描写がもう少しあってもいいし
そこから戦争の悲惨な現状を目の当たりにしてショックを受ける的なシーンがあっても良かったのに
その手の描写が薄いし掘り下げも浅い、それどころか地球で顔晒しながらキャッキャして案の状殺されかける
こんなんだから他人事みたいに感じてんじゃね？とか言われてるわけ

戦争で死んだのは大半が地球人ども。
だから火星の皇女は戦争が起きたことを悲しむことはない。

うん、矛盾はないな。

>>226
「自分なりに責任を感じて悲しみを露にする描写」も
「戦争の悲惨な現状を目の当たりにしてショックを受ける的なシーン」もあるんだけどね。

まぁ、自分の身を軽んじ過ぎではあると思う。身を隠すより直接謝罪するような性格だし。
安全のためにもデューカリオン内では軟禁状態にでもなっていれば、暗く重い印象も増えたのかな。
ただ、話の都合上、それでも心肺停止にさせられるのは避けられないか
さもなければハプニングによるラッキースケベ的なキスイベントが起こるだろうけど・・・ｗ

そういえば、姫自身の意向はともかく、伊奈帆や艦長達にとって
リスクを承知で艦内での姫の自由行動を許すことに何かメリットはあったのだろうか？

>>228
>「自分なりに責任を感じて悲しみを露にする描写」も
>「戦争の悲惨な現状を目の当たりにしてショックを受ける的なシーン」もあるんだけどね。

戦争の悲惨な現状ってのがそもそも作中で大して描写されてないんだよなぁ
せいぜいモブ兵がいっぱい死んだ程度で名有りキャラも大して死なないから悲惨さも薄いし
で、本人は申し訳なさそうな顔で謝罪しながらもあこがれの地球できゃっきゃとはしゃいでる
あれで「ショックを受けた」とか「悲しみを露わにした」とか言え
るんだったら大尉はPTSDで廃人になってるも同然だわ

>>229
尺の都合やらで仕方なく描写が省略されているならまだしも、
クランカインとの婚約からの和平までの展開があまりにも呆気ないもんだから、
結局はそう感じるのも止むを得ないだろうね。

アニメ本編の話だからスレ違いかもしれんが、
個人的には「本当にお前ら惑星を跨いだ大戦争してたの？」ってお伺いしたいわ。

>>229
だとしたら、その辺はアセイラム個人の問題というより、作品全体の展開とか方向性の問題になってくるよね。

アセイラム個人の性格としても、明るい、無邪気、前向き、楽観的などの特徴は挙げられるだろうけど
どんなに深刻な状況でも、憧れの地球で人々との交流、おいしい食事、美しい光景などを前にしたら
表現の程度に差はあれ、暗い気持ちも吹き飛んではしゃいでしまうこと自体は無理もないと思う。
そもそも、韻子達の学生ノリとかを見るに、作品自体に軽め明るめに作られている面があると思うし（特に地球側）
大尉ら大人だって軽口は叩く。

あと、ツイッターでのスタッフのコメントとか見ても
それこそ女の子をきゃっきゃ可愛く描くことにはこだわりを感じるｗ

なんていうか、やってることがビッチレベルの博愛主義なんだよね

眠りから目覚めたら「スレインスレイン」連呼して
イナホに対して「自分の一部のように思っています」と言いながら
直後に祖父の老人ボケ見て流され、
祖父と国民のためと言いつつスレインと同じ手で休戦を申し出て、
愛のない政略結婚発表してイナホのことは不特定多数と同じ扱い
スレインを助けろと言いながら、罪は全部スレインにかぶせる

Fateの士郎と同じで、皆好きというのは皆同じように好きじゃない
ってことに気づいてない

>>231
>そもそも、韻子達の学生ノリとかを見るに、作品自体に軽め明るめに作られている面があると思うし（特に地球側）

ここがそもそもの問題だと思うのよね
>>230の言うように技術で勝る相手惑星との本土決戦っていう壮大かつ重大な舞台を選んでおいて実際の描写がアレっていう
そもそもの原因になった姫様くらいは悲壮感を視聴者に訴えてくれるよねと思いきやそうでもない
「作品のノリがそもそも軽い」と言ったら各種の描写はそれで(制作者の中では)終わりかもしれんけど
「舞台の根本の原因である姫という立場にありながら、軽い作品のノリに合わせて一緒にきゃっきゃしてる」じゃ
やっぱり「姫様としてそれはどうなんだ」ってことになる

姫が戦争の発端になったのは間違いないけど戦地で孤立してると危険なので
友好的に接して身の安全図り、且つ和平の為にも友好ムード作りたかったんじゃないの？
社交は王族の本分ですし

逆に発端黙認してたライエは殻に閉じこもって、きゃっきゃっしてる姫にいらついて爆発した
それよりはマシなのでは？

姫様の悲壮感シーンはライエに詰問された時の弁明とか
一期最終決戦で弱音吐く時とかある事はあるので心痛めてはいる。

これも本編の話になるけどさぁ…
何か話の首尾が出来の悪いRPGみたいにパーティーメンバーの中だけで完結しているようで、
とてもじゃないがあの展開から鶴の一声での和平ってのは考え難いんだよね。

個人的にはあまりにも肩透かしが大きくて、
アセイラムに感情を押し付けるのもおかしいとは思うのだけども。

出来がおかしいと言うのは分かるが、キャラ自身の落ち度は皆無だったとしか思えない。
何か種やVVVみたいな作品の不出来をキャラに押し付けてないか？
あれらはキャラの言動も来るってたから分からなくはないが、このキャラについては描写不足、どうしてそうしなければならなかったのかの説明が無いだけで、どうしてそうしたのかは十分に分かるレベルだぞ。

シナリオがおかしいのは言うまでもないが
それを特定のキャラに代弁させた以上、そのキャラが叩かれるのはしょうがないよ。

アセイラムをかばうなら、アセイラムに下らない汚れ役をやらせた脚本が許せない、
という方向で発言すればいいんじゃないか？

アセイラムっておかしな事したっけ？
最後の政略結婚？
あれはしゃーなくね、で終わるんだけど。

家臣から見ると、アセイラムは
スレインと結婚して王国建設のために戦争しようぜ、と言いながら少し後に
今度は子クルーテカと結婚するから平和のために戦争やめようぜ、と言っている
こんな二枚舌発表で納得する訳がない

もっと言えばスレインがやったことを知りながら同じ手を使ったことや
判断に至る経緯が短絡的すぎたことで、今までの言行の意味合いが、
逆ヒステリー的に常に目先の相手を愛するだけの博愛にすりかわってしまった。

どう考えてもシナリオが悪すぎるし、その悪いシナリオに踊らされて
イメージを台無しにされたのがアセイラム。

イナホに告白しておきながら、別の男と政略結婚するのは仕方ないが
目前で昏倒してる体調不良者に、敵首領の生捕りという高難度のミッション依頼は酷過ぎ
好意的に見てイナホを信頼し頼りにしてる証拠だが、想い人の命の危険の方を慮ってやれよｗ

その想い人より大事なスレインもザーツの罪までなすりつけて
スケープゴートとして利用してる感じだし、もう理解不能だ