ニコニコ大百科

女性に優しい
茶目っ気がある
部下思い
負けを潔く認める
毒が効かない

今でも理想のヒーロー像だなぁ…

あと荒れるの承知で言わせてもらうとルパン三世がアルセーヌ・ルパンの孫っていう設定嫌い。断然アルセーヌ・ルパンの方がかっこいいし、残念なことに三世には彼の遺伝子が99.9%受け継がれてないと思う。

シャーロックホームズの血を引く苗字が違う女の子とか漫画の世界なんてなんでもありなのに今更
むしろアルセーヌ・ルパン本人を名乗るキャラクターとかもいるのにそういうのにもいちいち噛み付くか？しないだろ？

>>32
ルパン三世は作品によってイメージががらっと変わるから、一概には言いにくいけど、○○の子孫って設定の漫画の中では、まだ元の作品の遺伝子が残ってる方だと思うよ。特に『カリオストロの城』なんかは「緑の目の令嬢」をモチーフにしてるから、三世の言動が実に「アルセーヌの孫」らしい。
大悪党設定の原作でも、堅気の人間が裏社会に足を突っ込むのを好まないとかたまに優しい面が出てくるときがあって、そういうところはアルセーヌの遺伝子なのかなと。

てか、児童書の翻案版ではヒーローとして理想化されてるけど、元々ルブランの書いたアルセーヌ・ルパンも、結構自意識過剰だったり、若気の至り犯しまくってたりして、手痛いしっぺ返しも食らってるようなキャラ。個人的な感覚だが、そういうところは三世と通じるところがあると思う。

アルセーヌ・ルパンって、相当にドス黒いところがあるよね。813とか、その最たるものだし。
相棒のベシュを徹底的にコケにするバーネット探偵社とか、あれなんてルパン三世と銭形の追いかけっこの原型にも思える。八点鐘とかだと、女に対する欲望は節制されていて、冒険は一緒に楽しんでも気質にはそこまで踏み込まないし。
一方でジョゼフィーヌとかドロレスみたいな悪女に振り回されるところは、三世と不二子の関係性に似ている。
アルセーヌ･ルパンというキャラを使って、様々なジャンルに挑戦しているシリーズだから、何かしら似ている部分があるのも当然なんだけどね。

イメージが一人歩きしてる状態とは言え、
たくさんの創作物に影響を与えているってのはやっぱりすごい

今年は既に三作怪盗モノが披露されてるが（ルパンレンジャー、ペルソナ5アニメ版、三世のPart5）
全部主人公のモチーフがルパンってところがすごすぎて笑ってしまう

三世のPart5に「ダンドレジー」姓のキャラが出てくる予定らしいね。
今まで三世でアルセーヌとの因縁が語られる回って、「アルセーヌが遺した『盗術』」だとか「アルセーヌが一度盗んだが女に持って行かれちゃったお宝」とか、全然アルセーヌ・ルパンシリーズの設定とリンクしないようなオリジナルの話が多かったけれど、もしかすると今回はがっつり本家シリーズに絡むエピソードが描かれるのかも。

仮説１）空位の二世
初代アルセーヌの子世代は無法に手を染めることなく穏やかな人生を全う。しかし訳ありで孫の一人を引き取り、それが後継者となった。

仮説２）幻のルパン一世
父親のテオフラストを初代と数える。つまり原典のアルセーヌ・ルパンこそが二世

>>38
アニメでは「ルパン三世」自体代を重ねているって設定の話もあるから、それを考え出すとすごくややこしいことになりそうw
原作には「アルセーヌおじいちゃん」や「ルパン二世」が堂々と出てくるけどね

子供の頃で見た『劇画怪盗ルパン』シリーズは素晴らしい。
永井豪先生たちのダイナミックプロ作品で本当に名作コミカライズ。

お、たくさん加筆してくれた人がいる。
嬉しいことだなぁー

ルパンレンジャーとかペルソナ（悪魔）「アルセーヌ」なんて使っちゃってるから現実の伝説上の人物とか伝承のキャラかと思ったら、普通にプロの創作したキャラクターなのねルパンて。勝手に乗っかっていいのかな？
さておき『ルパンの名探偵』という児童書を小学生のときに読んでそれは面白いものだった記憶がある。ホームズのシリーズの一つだった気がするんだけど、ルパンにホームズ（的な人）が出ているようにホームズにも普通にルパンが出てたのかな？それとも児童書の完全オリジナルだったのだろうか

怪盗紳士第一話「ルパン逮捕される」
元々は連載じゃない読み切りだったから仕方ないね

>>42
ルパンの名探偵の原作はルパンシリーズの「バーネット探偵社」という短編集。
ルパンが探偵ジム・バーネットを名乗って事件を解決していくのだが
調査無料の看板を掲げておきながら事件解決のどさくさに紛れて毎回何かしら盗んでいくあたりがさすがルパン。

ルパン譚コミカライズ「アバンチュリエ」が復活！（作中での時間経過と同じく）4年の時を経て「813」編に突入。
https://re-lupin-empire.com/n/na11cf7524c51

待った、めちゃくちゃ待った…！

https://www.youtube.com/playlist?list=PLgxURGER9qWnDZaBtYktHyCRa1o-zNyX7
泰勇気他

>>42
作者の死後50年でフリー素材化するからセーフ。
ルパン三世やコナンが許されてる理由がこれだから。

それにしても今ルパンて言ったら三世付けなくてもこっちの方が圧倒的だろうから孫悟空と同様始祖を越えて有名になった作品とキャラだろうなぁ。

怪盗紳士、なのか？
快盗紳士、なのか？

自分は後者だが；

強盗紳士も忘れないで

多分三世のアニメで、ルパン二世は「世界最高の金庫破り」と見た記憶があるんだが。
ただし史上最高の金庫破りは、永久にリチャード・ファインマンだ。

>>31-32
むしろ義賊()とか今見るとかなり安っぽいと言わざるを得ないけどね
ルパン三世は大人向けだから作風が異なるのは当然というか
まあ古い時代で創作も洗練されてない頃だろうからチープになるのは仕方ないかね

まあモーリタニア征服して皇帝に即位した挙句フランスに譲渡とか相当ブッ飛んで面白い点もあるがｗ
今やったらポリコレ()反差別()共が騒ぎ立てるだろうなｗ
古い時代は古い時代なりに洗練されてない代わり自由さがあったんだなあと

三世もそうだけど、二次創作（アルセーヌの場合は児童向け翻案も含めて）のイメージで「義賊」のイメージを持たれがちだが、実際に義賊かっていうと微妙なところ。
原作のアルセーヌは、義賊的な振る舞いをすることもあるけど、結構えげつないことも多々やってる。フランス人的センスで「気持ちのいい男」扱いされてるけど…。

義賊のイメージが強くなったのは間違いなくポプラ社の「怪盗ルパン全集」が大きいだろうな。

>>51　>>52
まあ同時代のフランスの小説に出てくる大泥棒達の中ではルパンはかなり良識や人情がある方なんだよな。
ジゴマやファントマは平気で人を殺すレベルを通り過ぎて、「悪事のために悪事をする」感じｗ
（著名ヴィランでいうと『バットマン』のジョーカーがこれの後継者、ただしジョーク成分が多い。）
もう少しましなのが、怪盗扱いはあまりされないが『オペラ座の怪人』のファントムで、
恐喝や殺人はやるものの「自分なりの美学」があるといえるレベル。

>>50みたいなバカにも発言権がある良い時代

>>32
作者の死後に違う作家が勝手に孫設定の主人公を生み出したってだけだしね。
そりゃ不快に思う原作ファンもいるよな。

実のところ、アルセーヌ・ルパンに後継者の孫がいる余地無いしね(正確に言えば赤子のときに拐われた息子がいるけど)

大怪盗の孫っても、それさえブラフじゃねえのってくらい謎の人物だし

>>33
ホームズの子孫作品は大体マイクロフト・ホームズ(シャーロックの兄)の子孫だから、ルパンの孫とは根本的に違う(シャーロック直径なの緋弾のアリアぐらいじゃね？)

>>47
三世の連載開始時にはまだルブラン作品の著作権は切れていなかった
だからルブラン遺族とフランスで裁判になったという話は聞くが、明確なソースが残っているのかは不明

乱歩の少年探偵団シリーズや黄金仮面も当時のフランスで読まれていたらヤバかったかもね
二十面相はルパンの模倣、黄金仮面はルパン本人で下げているし、前者の作品はトリックやプロットも借用しているからな

怪盗「ルパン」生みの親 仏作家ルブラン 直筆とみられる新資料
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230325/k10014019791000.html

「アルセーヌ・ルパン」の生みの親として知られるフランスの作家、モーリス・ルブランが日本の翻訳家に送った直筆とみられる手紙や原稿などの資料が新たに見つかりました。

小説第1話「アルセーヌ・ルパンの逮捕」読み直してて感じた疑問。
（ネタバレになるので以後注意）


１：無線連絡「その船の一等船客にアルセーヌ・ルパンが乗っている、（中略）偽名R…」とここで雷で連絡不能に。
２：しかし挙げられた条件（一等船客・金髪・右手に傷・一人旅・イニシャルR）すべてに会う客はいない。
（一番疑わしいロゼーヌ氏も手に傷がない）
「３：実はルパンはベルナール・ダンドレジーという人間に成りすましていた。」
ベルナール・ダンドレジー（Bernard d'Andrésy）はイニシャル「R」じゃないんだけど・・・
劇中でもツッコまれて、ガニマールが「お前が使いそうな手だ」っていうけど、じゃあ最初の連絡はルパンかその手下がわざと伝えた誤情報なのか？だったら手の負傷（ルパンは本当に怪我している）とかいろいろごまかせそうなものをなぜ正直に伝えたんだろう？