ニコニコ大百科

ラウディッツがリッテンハイムぶっとばすのに使ったゼッフル粒子はガルミッシュ要塞の５分の１を吹き飛ばした、とある
万単位の人間が巻き添え食ったとんでもない自爆テロだったわけで

周りが一緒に吹っ飛ぶこと考えたらアンスバッハにはその手は取れなかったんじゃないか

落城のごたごたの中で立てた暗殺計画だし、ゼッフル粒子は用意できなかったんじゃ……といっても、指輪銃は用意できたわけだから、やっぱりハンドキャノンなんて派手な武器はいらなかったわけだけど。

「ブラウンシュヴァイク公」に「金髪の孺子」を倒させてやりたかったんじゃないかなぁ、と思う。公の死体を単なるフリーパスとして利用するのでなく、可能ならその指で引き金を引かせる、くらいはやりたかったのかもしれない。
あと、>>28に近いが、そのことをきちんと後世に伝えるためには目撃者が必要で、ゼッフル粒子で全部吹き飛ばすと単に「アンスバッハがラインハルト暗殺に成功した」になってしまって、ブラウンシュヴァイク公の名が残らなくて意味がない、と考えたのかも。

と思ったが、指輪銃は相手に押し付けて使うくらいに射程が短いのか。
……それこそ、ハンドキャノン失敗時にゼッフル粒子引火用くらいしか、わざわざ持ち込む意味ない気がする。まあ持ち込んだ結果、キルヒアイス死んだけど。

アンスバッハの指輪銃だけど、あれは私物、というか何代か前のアンスバッハ家長が当時のブラウンシュヴァイク公爵なら下賜された家宝なんじゃないかな。
この人のラインハルト暗殺の動機って、自分に酔ってるっていうとキツすぎるけど、主観的な忠義心が内包された刺客の美学なんだろうな。
確か春秋戦国時代に、主から受けた礼遇に報いるために決死の暗殺計画に挑んだ刺客がいたけど、心理的には似ているように見える。

>>34
史記、刺客列伝の豫譲だね。
道原版とは別に、このスレの最初に出てるように、名君であるブラウンシュヴァイク家の先代に抜擢された可能性もあるし、自分は「アンスバッハの父」が抜擢されたと思う。
それまでは、諸事情により「平民以下」の窮乏で、人物本意で人を見れる先代当主に父が拾われた、と想像する。

抜擢なくば、最底辺で泥濘の中、惨めな窮死必至の人生で、幼心にそれを覚えてるから、恩義に感謝し、
偉大な先代の薫陶を受けながら長年人一倍努力して、代々の家宰以上に典雅で落ち着いた物腰を身に付けたと思う。
だから、アンスバッハにとって報恩としての忠義は絶対なのだと思う。
ブラウンシュヴァイク、リッテンハイムのそれぞれの原型は「1980年代評価の袁紹、袁術」と思うので、
先祖に四世三公的な名君がいても自然に感じる。

普通に考えて遺体をガザガサやってる時点で「ちょっと待てや」ってなるよね。

人間、あんまり突飛な事態には何もできないもんだし、って諸将はともかく警備兵もそれじゃさすがにマズいわな。

やっぱあれかな、門閥貴族連合壊滅という「革命」成就の高揚感と、ラインハルトとキルヒアイスの確執が憶測が憶測を呼んで生まれた動揺が重なって、あの場の全員が平常心を失っていたんじゃないかな。

その手の行動は、あまりに堂々とやられるとかえって止める切欠をつかみにくいものなんだろう……あと、「勝者の検分にいれようとするのだろうか」って地の文があるので、敗者の死体は服引っ剝いで晒し者にするとか、そんな感じの風習が貴族たちの間にはあったのかも。

この人ってわりと重要人物なのに、フルネームが不明で
貴族か平民かもわからないんだよな。
まあ、貴族だったとしても、名ばかりの貧乏貴族で
食うために軍人になった部類だろうけど。

なんとなくだけど、帝国騎士階級くらいのイメージで考えてた。
門閥貴族の郎党とか家臣って、このくらいの階級の人が多そう（爵位持ちになると家臣というより独立した家を作りそう）だし。

あの場面のアンスバッハは主君の遺体を手土産にって感じだから
ローエングラム陣営からはことさらに見下されてたってのもあるんじゃね

アンスバッハ最強伝説

今週の藤崎銀英伝はマジでアンスバッハ最強で笑ったわ
お前それ先週ミッターマイヤーとロイエンタールが二人掛かりで戦ってた相手やで…？

やはりというか当然というか…
実際原作描写でいってもゼッフル粒子の霧に守られていない飛び道具アリの状態でどさくさ紛れとは言え
心得の無い人間がとった行動で取れる首じゃないもんな…
これぐらいやったほうが次の次の首を取るときにも説得量出るし。

これが奇襲してきたらそら死人がでるわな・・・

忍者か何かか。
主家に使えるために育てられた。

フジリュー版では「公爵、いさぎよく死んでください」という役をフレーゲルに取られてしまったな
フレーゲルの株は上がったが、相対的にアンスバッハの株は下がってしまった

選択肢がなかったとはいえ忠誠を誓う相手がアレだったのがまこと惜しい
ありえないのはわかってるが同盟軍に亡命してほしかった

OVAの「毒になさるとよろしいでしょう。実はもう用意してます」「え！？」のくだりで笑う。アンスバッハ有能すぎて容赦ない。

ＤＮＴでは直接「手足を～」の台詞言ってたね
勇気あるなオイ

勇気も見識も不足なく
人品も卑しくない
それがアンスバッハ

ゴールデンバウムは終わったという発言をまさか人前でするのは意外だった。普通なら即死刑だけど、牢にぶちこめ程度で済んだのもブラウンシュバイクなりの温情なのかコレ？(公爵が冷静さを欠いていたということもあるが)

主人にあそこまで直言するDNTアンズバッハには、真の「正義」、ジェシカと同じく自分の身を顧ず言うべき事を真っ直ぐに述べる勇気を感じた。
そして、その「正義」は、実のところラインハルト軍団にも備わってないものなんだよね。ラインハルトが後に行う改革も、結局は権利のバラマキによる人気取りでしかないし。

でも、ジェシカが民主主義に殉ずるのはなんとなくわかるんだけども、アンスバッハがゴールデンバウム朝、門閥貴族に忠義を尽くす理屈はよくわらんのよね


新撰組や楠木正成や岳飛のように儒教的に言えば上がどんなに腐っていても一度使えた主君、国に尽くすのが正義なんだろうけどさ

>>54
法の支配のない人治主義の、それも身分制度や主従関係を美徳としてきた帝国で生まれ育った人だし、「主、主たらざれども臣、臣たれ」という信念の人だったんだろうな。
ただ、「貴族は民を守る責務を果たすからこそ貴族たりうるはず」という思いも強く、それがあの直言に繋がったんだろうな。

というか、こう書いてて思った。主人に正道を直言するって点で、DNTアンスバッハと本隊と合流後のキルヒアイスって同じなんだな。
別の言い方をすると、ラインハルトとブラウンシュヴァイク公も、そんなに距離は離れていない存在なのかもしれない。

ブラウンシュヴァイクを連れ出すときのDNTアンスバッハが妙に怖かった

ＤＮＴ版
あれ微妙にぼかされてたけど公爵のご家族の皆さん先に自殺させてきたとしか思えないよね

中の人がヴァルハラに旅立ちました

ヤフーのトップ記事で、主な演じた役に五右衛門、ハーロック、花形と並んでアンスバッハとあったのが意外だった、そこまで代表的だったかなぁ。映画版スレッガーの方が知られてただろうに

>>57
死んでないで
パンフレットに家族は保護されオーディンに送還されたと書かれてる

>>59
もし家族をオーディンに送ったとして、仲介に立ったのはオーベルシュタインだった可能性も浮かんだ。

討伐軍と呼応してガイエスブルグ要塞の防御システムをダウンさせる見返りに、公爵の妻子の助命を約束させたんじゃないかな。
一方でオーベルシュタイン側としては、ラインハルトの簒奪を実現させるルートのひとつとしての「F4の孫娘との政略結婚」の相手は確保しておきたいだろうし、利害は割と一致する。

オーベルシュタインがガイエスブルグ攻略直前にオーディンに発ったのも、この時に身柄を確保した公爵の妻子を密かに送り届けるためかもしれない。
さらに想像の翼を羽ばたかせると、オーディンに送った妻子の保護を託した（あるいは託すようアンスバッハが指名した）のが、アンネローゼだった。アンスバッハの口から黄金樹の倒れた後に『緑の森』=アンネローゼの名前を挙げたのにはそういう理由もあったんじゃないか。そんな事も考えてしまう。