ニコニコ大百科

ロケットのコメ欄にも書いたんだけど、

19 ： ななしのよっしん ：2015/10/11(日) 13:39:15 ID: LXhGZyT3ZK
（破断長が10万kmの）カーボン・ナノ・チューブでフライ・ホイール（はずみ車）を作ったら
SSTO（単段式打ち上げ輸送システム）が可能になるそうな
http://anoda.web.fc2.com/oldpage/space/mlab16.xml

らしい。

http://newswitch.jp/p/2543
日本ゼオンの単層CNT工場が完成。用途はバッテリーやタイヤのゴム添加などとのこと。

日本ゼオンのCNT工場の詳細。
http://eetimes.jp/ee/articles/1511/05/news034.html

>>sm10181001

緑色の…

http://s.news.mynavi.jp/news/2016/08/31/191/
富士通セミコンダクターがカーボンナノチューブメモリのライセンス生産を始めるとの事

日本ゼオンの量産SGCNTから試作製品の熱伝導性ゴムが誕生した。

http://www.zeon.co.jp/press/161110.html

今後、CPUクーラーのヒートスプレッダやスマホ用のグラファイトシートがこいつに置き換わる可能性が大きい。

http://eetimes.jp/ee/articles/1702/17/news039.html
こちらは日本ケミコンからCNT配合のフレキシブル電極シート。
これからも応用品が続々登場するだろう。

http://eetimes.jp/ee/articles/1702/22/news031.html
バッテリーに匹敵するエネルギー密度を持つCNTキャパシタ登場。
日本ゼオンの量産SWCNTの登場で今後が面白くなりそうだ。

http://news.mynavi.jp/news/2017/03/24/219/
韓国と中国の合同チームがCNTのカイラリティ制御に成功した。
カイラリティ毎にそれぞれ最適な組成の触媒を選択するそうだ。

カーボンナノチューブ空気極により超高容量なリチウム空気電池を開発
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/04/201704050.html

リチウム空気電池は、電気自動車はおろか電動旅客機すら可能とするリチウム系究極のバッテリー。

産総研の大発明SGCNT配合電磁波吸収水性塗料。ベンタブラックのような電磁波吸収特性をどこでも塗るだけで実現できる。元々水に溶けないCNTを水性塗料化したところがミソだ。
http://news.mynavi.jp/news/2017/06/15/035/

東北大学でもCNTのカイラリティ制御に成功。
従来は合成不可能だった(6,4)ナノチューブの合成にも成功した。使用する触媒は一種類でいいのでより工業生産に向いている。
http://eetimes.jp/ee/spv/1709/14/news033.html

宇宙エレベーターの材料になるらしい

https://www.nzherald.co.nz/business/news/article.cfm?c_id=3&objectid=12149561

北京の清華大学が引っ張り強度80ギガパスカルのカーボンナノチューブ製ケーブルを開発した。ただし長さは最長７０cm。軌道エレベーターまではまだ遠い。

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2020/pr20200217/pr20200217.html
カーボンナノチューブとカーボンナノファイバー、タフポリマーの異名を持つポリロタキサンを用いた高熱伝導性ゴムを開発。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2012/02/news126.html
アイリスオーヤマのカーボンナノチューブ入り発熱ベスト。ついに一般人にも買える価格帯の商品に。

この素材を使えば軌道エレベーターが作れるんだっけ？
早く完成しないかな。
生きている内に宇宙をこの目で直接見てみたい。

↑多分無理。数万kmの長さの切れ目のないカーボンナノチューブが量子ゆらぎによる格子欠陥を起こさない可能性は限りなくゼロに近い。

格子欠陥のないCNT（CNF)を9万6000kmまで伸ばさなきゃならんからな
現在もCNTの連続線維化の研究も行われてるけど、強度や弾性率は既存の炭素繊維に遠く及ばず、高強度材料よりも機能性材料（各種フィラーや半導体、光学機器等）のほうがよっぽど有意義だってことでそっちの研究のほうが活発だったり

数年前にCNT連続繊維の研究してた教授と話す機会あったけど、CNTに見合った実用強度まで持ってく研究は正直乗り気ではないしオススメしないと言ってたな