ニコニコ大百科

>>505
　フランス革命批判という意味でバークの『フランス革命の省察』と比べてみると面白いかも。フランス革命が私有財産権を破壊したと見るか強化したと見るかはバークとマルクスで対照的だけどね。

需要と供給を否定した男だから、根本が既に理論として間違ってるんじゃないの？ブルジョア粉砕文学だよ

「需要と供給を否定した男だから」

マルクスの入門書に思いっきり需給関係の話が出てくるんだが。

アダムスミスとかの経済学では需要と供給ってでてくるけど、そもそも需要って何？経済学は需要を扱うけど何が需要を生むのかは解説してくれない。なので需要を生み出すものは何かってことをマルクス経済学は考える。

>>501-502
そっちが理想オペアンプ、剛体で物を設計する所からやめたらどうだ?

彼女が性被害に遭ったかわいそうな人

もう書かれてたら悪いんだけど、マルクスの思想とマルクス主義は別物だよ。マルクスの考えと、マルクスの信者の考えは違うなんて当たり前。

マルクスは資本主義を分析してみせた。どっちかというと。資本主義が儲かる仕組みを読み解き、その方法も述べている。マルクス信者は、その分析から資本主義は破滅するという解釈をした。社会主義にせよなどと書かれていないのに、社会主義にすべきだと訴えた人間だと思い込んでる。

資本主義は無秩序の崩壊時代を含めて、繁栄を続ける。まるでインドのシヴァ神とビシュヌ神のように、再生と破壊を繰り返して世界を保ち続けるのが資本主義。いわゆる労働者の闘争など。マルクス主義者は、問題のない経済を作りたかったんだろうが、浅はか。社会主義は崩壊したら再生できないんだよ。資本主義と違ってリセット機能がない。

知っているか。人間が理想のために思いついた経済は、資本主義と社会主義しかないんだぜ。資本主義の問題を一言でいえば、分配が正しく行われないこと。これは不満に繋がってしまう。ついでに社会主義も一言で言うなら、正しい生産が出来ないことだ。これは損失が出る。

マルクス主義者がさらに気づくべきは、マルクスが数学を出来なかったことだ。彼の分析は見事だが、数式は間違いだらけ。マルクス主義者は間違った数式を、深いメッセージだと解釈するが都合が良すぎる。後世の人たちに、マルクスが連立方程式の教養でもあればマルクス主義者を生むことはなかったなどと言われるレベルで、数学が出来てない。

彼は、エンゲルスという出資者や貴族の娘という妻の存在で生きていた。社会主義からは程遠い人間だ。資本主義の素晴らしさを謳ったのがマルクスである、と認識を改めた方が良い。あの難解な資本論を本当に読破したか？

資本論はまず商品の話から入る。これが第1章。読み進めていけば、資本主義は労働者だけでなく、資本家も資本主義に飲み込まれて駒になるだけの存在だと分かる。だから、その外側に位置するニートは、ある意味で勝ち組だと言えるかもしれない。

マルクスの思想に難点があるなら、単純化・一般化しすぎたことだろう。それは数学が出来ないからやってしまったことで、理論の質を下げてしまった。だから、経済学の後輩達に反論される。しかし、着眼点は先駆者として素晴らしい。影響力を見れば偉大さは分かる。

ちなみに、マルクス主義者を論破するには、構造主義を学んでおこう。あくまで論破はできるが、そもそもマルクス主義者は間違いを認めない。資本主義に対する反論が、社会主義しか拠り所がないからだ。頑張って新しい主義を見出すまではも資本主義に準じるしかないというのに。資本主義者も資本主義は良いとは思ってないが、社会主義よりマシだという消去法でしかない。

>>517
　　「マルクスの思想とマルクス主義は別物」という点は既出。
　　それと、「マルクスの思想に難点があるなら、単純化・一般化しすぎたことだろう。それは数学が出来ないからやってしまったことで、理論の質を下げてしまった」という点、ソースはどこだ?（他も色々気になるところがあるけど）
　　マルクスが『資本論』の草稿で計算ミスをしまくっているというのは有名らしいけど（俺が新MEGA編纂している人に聞いた例だと小学生レベルの四則演算すら誤っていたとのこと）、自分が『資本論』をかじった限りでは、マルクスは数学に依存するような理論を組んでいる印象は受けなかったんだが。
　　数学が「理論の質を下げてしまった」って、どの箇所のこと?

マルクス理論の穴は複数の先人が指摘してきたが、例えば森嶋通夫っていう経済学者の指摘に示されてる。

単純化・一般化しすぎているから、いくつかの仮定が飛ばされてしまっている。WとかGといった記号が使われているが、あれは数学的思考による記号を使った証明。レオンチェフモデル(産業連関表)のように、連立方程式の考え方を知っていると、マルクスが資本論で飛ばしてしまった仮定も数式化できる。

この飛ばしてしまった仮定が重要で、それをマルクスは数学的素養がないから出来ず、あの単純化されたWやGといった数式だけで終わっている。

理論の質というのは、ニュアンスが悪かったかな。人々に誤解を与えるような理論でなければ完成度が高かったって感じ。数学の教養があれば、飛ばした仮定も数式(連立方程式)にして資本論をかけた。そうすれば、社会主義者が勘違いすることのない理論だった。

マルクスは哲学が専門分野といえるところがあるから、数学に疎いのは文系脳だったからなんて言ったら失礼なんだろうか。あの知られた人類学者レヴィストロースのように、数学者とタッグを組めばよかっただろうに、彼は人と上手くいかない破天荒な性格だったからな。それこそが、資本論に穴がある理由かもしれない。彼がそんな性格でなければ、意気投合する仲間が増えて理論の完成度が高まった。

いくつか気になることがあるのは仕方がないです。全てをここで説明するのは大変で、まだ勉強中だから60歳とかのベテラン経済学者ほど体系的な理解はしてない。経済学を専攻していたわけではないし。でも、あなたのように攻撃的でない普通の意見は有り難いです。

回答になっていない。『資本論』のどこに、そのような箇所がある?
ちなみに、森嶋通夫は『思想としての近代経済学』で再生産表式の箇所を誤読している（マルクスの立てた問いが市場均衡の条件であることを理解していない）。

自分もそんなに詳しくないから論評できるわけでもないんだが
一部批判者もマルクス理論を必要以上に特別視してないか
○○はおかしい、よって理論全体も破綻しているみたいな批判とか
マルクスが既存の経済学を完全批判したと考えているような議論とかがある
でも例えばマルクスの労働価値説はアダム・スミスやリカードの継承発展なわけで

あまり詳しくはないが、マルクスに対する認識といえば、
マルクスの経済学＝かなり鋭く具体的で画期的な代物
マルクスの歴史学＝ツッコミどころ満載の階級闘争史観
マルクスの政治学＝理想主義的で具体性がないので、共産主義の後継者たちが無茶した

な、イメージがある

マルクスはダメだわこいつ自身が言う世界が訪れたらお前がしてたような生活できなくなるのに
ニートでも世捨て人のように質素な生活なら理解もできるがね
欲望に塗れた人間が他人の欲望を否定する矛盾よ

「蓄蔵貨幣の形成の衝動は、その本性上、限度を知らない」（『資本論』Bd. 1，MEW版S. 147）
「購買のための販売は、流通の外にある最終目的、使用価値の取得、欲望の充足のための手段として役立つ。これに対して、資本としての貨幣の流通は自己目的である。」（同書S. 166f.）

こちらのそぶりで書くのは構わんのだが
長すぎる時点であれじゃないか

>>526

というか「カール・マルクス」の記事なのにマルクスの思想やマルクス主義とその構成概念の説明が全部載っているうえに整理されていない．
複数の記事に分割した方がいいと思う

>>524
でもニートじゃなきゃこんな思想作れなかったと思う

>>524
　「欲望」という言葉で一括りにしている時点で貴方が本当にマルクスを読んだかが疑わしいんだが、>>525の引用の箇所（貨幣への欲求には限界がないが、貨幣以外への欲求には限界がある）をどう評価する?

マルクスが援助してもらえないような貧困層だったら日々困窮して、人知れず死んでいったんじゃないか、裕福で恵まれていたからこそ産み出せたんだと思ってる。

世の中良くも悪くも変人が富を持つことで変革されていく

「教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73754

偏見なく見れるようになるならそれはいいね

これは確かに、冷戦終了直後にマルクスの研究で院に入った人からすれば隔世の感があるな。
「こうなってきた時に驚くようになったのは他ならぬ私自身である。何しろ周りの評価が最低の時代に研究を始めたのだから、自分の研究が腐されるのが通常運転で、常に弁明の機会を伺って生きてきたからである。」

アホみたいな理想言う前にまずコジキみてーなヒゲそれよこのおっさん
やっぱイギリス人ってバカだわ

マルクスは元々ドイツ人で最終的に無国籍者なんだよなぁ

話の内容に触れず外見の批判から入るあたり知能の低さが見られるね

19世紀だと髭生やす方が普通なんでは?

「19世紀になると再び髭の時代の到来です。特にイギリスのヴィクトリア朝時代の男性たちは時には奇抜とも言える大小さまざまな髭を生やし、念入りに髭の手入れをしました。文明開化を迎えた明治時代の日本の男性たちも欧米のスタイルを見習い、男性は散切り頭に髭を生やしました。」
https://www.uniphoto.co.jp/special/beard/

たった2行で矛盾塊みたいなことになってて笑える

別にこいつがニートであることとか見てくれが汚いことは理論が間違っていることの理由にはならんだろ
頭大丈夫か？

ただ靴屋の話もそうなんだけど
数字だけおいて判断は集合知に任せるべきなのに
余計な言葉が入っててバイアスかかってるから
論文と言うよりはプロパガンダの傾向が強いと思う(前例だと店舗経営の維持費等をすっ飛ばしてる)

>>539
　どの箇所のこと言ってる?
　その箇所って維持費を計算に入れたらマルクスの論述に筋が通らなくなるような文章なの?