ニコニコ大百科

一人だけ年齢が低すぎてどうしようもない　　でも優秀なのは間違いない　そうでなきゃ侵略した北米を穏便に収められない　現場でドカバカ撃つタイプじゃなくて　マ＝クベと同じ政治タイプなんだろ　実際ザビ家に求められる役割ってそっちだし、シャアなんかと一緒に戦う必要無し

シャアなんかと友人になったのが最大の間違いではある

シャアが親友の素振りを見せる裏で、ガルマを内心見下していたのな確かだろう。

ただ、本当にガルマを復讐の道具としか見てなくてその死を気に止めてもいなかったのなら、キシリア暗殺という土壇場でガルマのことなんか思い出さない。
キシリアに向けて「ガルマのところに送ってやる」ならまだしも、死んだガルマに向けて「私からの手向けだ」と言っているぐらいなので、むしろガルマの件を引きずり続けたことが窺える。

まぁ、どう考えてもガルマをあそこで誅殺して、左遷されるよりも
ガルマと一緒に武勲を立てて中枢に昇り詰めた所で一気にクーデターの方が良かった気がする

少なくともその頃は、国獲りじゃなくて復讐なんよ
デギンを嘆き悲しませるためのガルマ殺しなのであって、呑気に待ってデギンが畳の上で安らかに死んだら意味が無い

甘いお坊ちゃんなのは間違い無かったが、その甘さが周囲の人物にとっての救いにもなっていた…というわのは絶妙な描き方だと思う

大抵の創作物だと“甘さ”は絶対悪以外の何物でも無い描き方をされるし

>>156
たしかにそこが魅力的かつ不思議なキャラだと思う
大抵の創作物だと絶対悪以外の何物でも無い描き方をされる“甘さ”が周囲の人物にとっての救いになる

シャアはガルマを内心見下していたし馬鹿にしてもいたのは間違いないと思う
しかしそれと同時に、ガルマを心のオアシス・休憩所として重宝していたのも間違いないと思う
理由は一つ。ガルマがあまりにもお人好しすぎて警戒する必要が無く、ほぼ素の自分でいられる存在だったから

シャア(というかキャスバル)のように、社会的にも人格的にも仮面を被らなければいけない人物にとって、あまり打算なく付き合える相手というのは本当に貴重な存在だった
だからこそ、復讐という目的を前に決意を鈍らせうる存在で有るガルマは、真っ先に消さねばならぬ存在であった
そして、ガルマをいざ消したら消したで、自分の想像以上に傷ついている自分がいた

であるが故の、吐き捨てるような「坊やだからさ」の一言
…なんじゃないかなあという妄想

シャアはガルマの前では友人を演じてたよ。見た限り完全に仮面をかぶってた

素で話せるのってドレンだよね。ホントこの人よくわからん立場よな

シャアにとっては「親父を暗殺されなかった場合の自分」みたいな、愛憎入り交じるというか、近い可能性過ぎて逆に客観視してしまう相手だったのではないかと思う

シャアが唯一「俺」って一人称を使えた相手という時点で仮面は被ってないと思うけど

ギレンの野望の新生ジオンをプレイし、覚醒したガルマの雄姿を何度見たことか

どれほど神だろうがあれらの実子で実兄弟で
なんらか家族にでもなったらギレン義兄さんキシリア義姉さんドズルお叔父さんデギンお祖父ちゃんだぞ
目を覚ませ

脱出するキシリアを謀殺する場面で、キシリアに対して『弟と一緒に暮らすがいい』ではなく、既にこの世にいないガルマに対して『姉上と一緒に暮らすがいい』と念じてたのも、やはり・・・

キシリアに青葉区の時で「したらしたで虚しくなりました」って言ったのも半分本音なんだなぁ…

>>158
ガルマがシャアを警戒しない理由は、父同士の諍いを知っているには若すぎて、事情を知らず気が付けないためだからお人好しとは少し違う
北米の有力者がジオンを嫌いながら、権力者としての自分に近づいていると認識できる程度には世間なれしているしね
キシリアのチェックをすり抜けて、ジオン軍の誰かが自分に近づいて殺そうとするまで想像できたら、疑い深いを通り越して、人間不信すぎる

シャア自身は演じているつもりでも心の深いところでは本気で信愛を向けていたのかもしれない
シャア自身は一人称が「俺」になっていたことに自分で気づいていなかったのかもしれんね
やらかしてしまった後に虚しさを抱え、なぜ虚しさを覚えるのか困惑したのかもしれない
仕方なく一人で酒を飲み、それでも消せず、眠る前に思い出しては苦悩したのかもしれない

シャアとガルマは真の親友になれたかもしれないっていう
テーマを新作ガンダムでやるのは胸が熱くなるな

シャアって「おれ、あいつのこと思ってたよりずっと好きだったんだな」って相手が死んでから気づくこと２回やってるから

ララァの時ですら死ぬ前は「おまえは俺の道具だから」とか言ってて
いざ道具のはずのララァが死んだらめちゃくちゃ取り乱すし引きずりまくる

最期も「そうか…!だがこのあたたかさをもった人間が地球さえ破壊するんだ!」だったしね

あのクソデカ遺影の施工はモビルスーツで飾り付けたものだったりして
カットによってはモビルスーツよりデカい？

あるいはソーラシステムのミラーみたいにディスプレイをたくさん並べて

今初代見直して思ったが「線が細い美形キャラで顎が割れている」っていうデザインは珍しいな。
（兄達や父ほど明確ではないが、初代ではアップ時にはほぼ確実に顎に線が引いてある。）

なんか漫画で子供こさえてたことになったらしいな

>>160
むしろ俺は、低評価には少なからず嫉妬が根底にあったんじゃないかとこのスレを見て思ったな。本人は無自覚かも知れんが
本当ならそこ（期待される元首のボンボン）の位置にいるのは俺だったんだぞ、俺ならもっとうまくやってるぞ、みたいな
そういうものを抱えて友人を演じてたとするなら舞い降りた機に半ば衝動的に暗殺に振れちゃうのも、
暗殺した後はフタが無くなって友人としての顔ばっかり思い出すみたいな後悔も割と飲み込みやすくなるんだよな、俺の場合

シャアは自分の心に無自覚なんだよ。逆シャアでもクェスに対して思っていたことをアムロに言われてから気付く。大義やら色々な理由で自分の本心を包み隠してる。シャアにとって復讐は大義だったけど本心はガルマを友人として好きだったから傷ついてる。まあそういうのシャアだけじゃなく富野作品ではうじゃうじゃいるんだけど

ザビ家の復讐のため近づいて友達のふりしてるつもりだったのに、殺した後に本当に大事な友達になってたことに気づいちゃった

シャアの場合はカミーユ以外は死別しすぎやねん。元から相手が強大にしろ

ギャグ漫画ではあるがシャアの逆襲後の現代に迷い込んだ老いたシャアとは仲良くしてるぞ。柴犬として

ブーン主人公の新作漫画に出るガルマ、すごい魅力的に書かれてるな
「長男（ギレン）よりも三男（ガルマ）がいいな」というブーン父のセリフがよく分かる