ニコニコ大百科

まぁこの映画の言いたいことも「古きを懐かしむな！」ではなく、
「過去を礼賛するあまり、未来を蔑ろや犠牲にするな！」ってことだからね。

この２つは本質的に全然別の話ってだけ。

実をいうと懐かしさって言うのは新鮮さなんだよな
その当時は映画の中の昭和のものも全部人々にとって新鮮なものだったんだよ
その新鮮なものに触れた時に感じた感情を再び思い起こそうとすると懐かしく感じる
だからそれは子供の頃の感情に限ったことではない、就職した時、結婚した時、子供ができた時、色々な新鮮さをそれぞれ感じ、いずれそれを懐かしく思う
過去の新鮮さも良いができるなら未来に待ってる懐かしさを楽しみにしたいな

>>180
言うほど完璧でもない
前半の特撮シーンとタワーの追走劇は冗長だし
クレしんだから使えるナンセンスな設定を
ラストで野原しんのすけに語らせすぎることで台無しにしてたり
ヒロシの回想のお涙頂戴に全て持って行かれてるけど
映画としてもっと完成度の高い作品は他のクレしんやコナンにもあるぞ

>>212
なるほど…

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20世紀少年もそうだけどこういう雰囲気のディストピア的なの好きだわ
こんな時代歴史でしか習ったこと無いのになぜか懐かしさと不気味さを感じる

2001年を「心ない時代」とか言ってたら、その時よりも更に堕ちた今の時代はどうなるんだって話で・・・

昔よりも堕ちた実例を挙げたらキリがないけど、「自分は周りと違って分かってる人間だ」という劣等感故の自己設定をネット上に主張せずにはいられず、墓穴掘るわ逃避した現実を間接的に見るわで益々劣等感溜め込んで当たり散らす人間が爆発的に増えたってことなら、ここのレスからでも実感できるなぁ・・・
まぁそれも90年代後半からあったことの延長線上なわけだし、何より下の下を見て嘆いたところで未来がいいものになりはしないけど
過去に学ぶことも、現代を生きることも、未来を向くことも、全部大事なことなのに、なんで疎外感に伴う反発しかできないのかねぇ・・・

ぶっちゃけ今がダメだというなら、今より素晴らしい未来を作るのは間違えなく、俺たち今を生きる人たちなわけで
別に過去を称賛するのはいいけど、未来を作る努力をしようぜって話

選挙でもそうだが、今を見て未来を諦めるのは、それこそ愚の骨頂だろうに

まあ未来ある子供にまで強要するとか老害としか言えないよね

そもそも「汚い金」「燃えないゴミ」「役立たずな政治家」なんて
20世紀にも沢山存在してただろうにそれを無視して古き良き時代だとか
なかなか笑わせてくれる悪の組織だったよな。

しかし世代的に当てはまらない紅さそり隊（高校生）とかななこおねいさん（大学生）まで
20世紀（昭和）の匂いに釣られてるのはおかしいだろって思ってたｗｗ

要は理想郷ってことだからな。

悪いところをあげたらいつの時代も厳しくて、
良いところをあげたらいつの時代もユートピアだ。

きちんと考えてみたら、昔より今のほうがいいところなんて当たり前にあるしな。

家族がいる云々って子蟻が子梨煽ってるようにしか見えない
配慮に欠けた不穏当な発言だと思う

どう思うかは人それぞれだが、かわいそうな人だなぁ

90分以内にまとめあげたことが驚異的
導入、ギャグ、メッセージ性をちゃんと描ききって、味方も敵もちゃんとキャラを立たせるという
20世紀少年のやりたかったことをあっさり超えて行っちゃったからなあ

>>222
子供がいなくても伴侶がいるなら「夫婦」は立派な家族だろ
ケンとチャコは夫婦ではない（結婚することで未来へ進まざるを得なくなるのを恐れているように見える）のでこういう説得になる

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ヘンダーランドの方が圧倒的に好き、もっと言えば暗黒タマタマの馬鹿っぽい感じとひまわり救出劇の方が好き
こう言うとガキとかものの見方が狭いって言われるだろうけど、それでもオトナ帝国がもてはやされる理由がいまいちわからないマンです

abemaで久しぶりに見たけど子供の頃はしんちゃんが階段を上がるところで感動してしまったけど
今あのシーン見たら感動というより胸にこみ上げてくるあった

そして大人になってひろしやみさえの気持ちがわかるようになってしまった…

別に他作品が面白いと思う分には全く問題ないし私もヘンダーランドの方が好きだが
この記事でわざわざ他作品のが面白い・持て囃される理由がわからないとか書くのはどうかしてると思うわ

定期的にこれを見て、懐古厨になりそうな自分を戒めてる
思い出は美しいけど過去は過去でしかない

題材が違うのだから好きかどうかと面白さ、完成度の高さは別だと思う
自分もヘンダーが一番好きだがオトナ帝国のほうが映画としては完成されてる印象

20世紀が懐かしくなるかもしれないが、21世紀だって捨てたものじゃないと思えるよね。
傷だらけになっても、前に進むだけの価値はある。

大人になって改めて観るとなんていうかクルよねこの作品は
これ「大人になってもしていたら駄目なこと(一応)」と
「子供がやってはいけないこと」
を意図して対称的にやらせてる？子供だけで車を運転して乗り回す、コンビニやデパートで好きなお菓子を窃盗したり寝泊まりしたり、
(まあ窃盗に無免許運転なんて大人も当然駄目だしやむ終えずなんだけど)(あと別に昼間から子供の遊びを大人がしてたらいけないわけじゃないけど空き地で真っ昼間から仕事放棄して子供の遊びに夢中になってる大人たちの異様さは不気味だったしそれを不気味だと思ってしまうんだよねやっぱり)
この映画みると、大人は過去に生きがちで、子供は未来に生きるって言葉を思い出す
しんちゃんは未来しか見えてないんだなって思ったよ。
あとチャコが実は不妊、とかだったら余計リアルで筋通るなって思ったけどそれだと重すぎるからまあいいとして
改めて良くできた作品だと思う

20世紀博の都市区画を見ていると、何故かメガゾーン23を思い出した。
『そこに住む人々にとって一番いい時代』なところが、特にね。
イエスタデイ・ワンスモアの連中は、最終的にその都市区画に日本全国民を押し込める算段だったのだろうか……


にしても、大人たちがいなくなる非常事態にも関わらず正気を保ってるっぽい団羅座也キャスター、スゴい。

ケンが最後追いすがったしんのすけを振り払いこそするもののそれ以上のことはしないのが地味に印象深い

泣けることばっか話題に上がるが、オトナ帝国のホントに素晴らしいところは年取った今見ても笑えるギャグの切れ味だと思う

この映画の感想で「昔のクレしんは良かった」って言ってるコメントに「お前はこの映画から何も学んでいない」ってツッコミがあったのメッチャクソ笑った

>>238
それ一瞬そうだなと思っちゃうけど、実際どうなんだ？
エンタメ作品にはやっぱりクオリティの差はあると思うし、そういう観点からすると脚本の出来・テーマ・尺の取り方その他諸々考えるとやはり戦国以前の映画の方がクオリティ高かったと思うんだがなぁ
まぁロボとーちゃんは良かったけど

よくオトナ帝国はクレヨンしんちゃんである必要がないと意見があるけど
あのヒロシの河原の回想シーンを見ると的外れとわかる。
家族アニメじゃないとあれは成立しない。