ニコニコ大百科

まあ同人設定の採用は賛否あるんだろうが（特に今のスクエニ云々とい方々が五月蠅いし）
そしたら実験前から今程でないにしろ悪人よりの性格という説は消える訳か。

もし実験前は抑圧的な環境で育ったおとなしい性格だったりしたら劇的ビフォーアフター
しかしケフカがスタッフが思い思いの描写をぶっこんだ闇鍋キャラだったとは

・遊び半分のようにドマ兵を毒で虐殺
・レオ将軍殺害からの幻獣相手への無双のチートぶり
・気まぐれで世界を壊しまくる
・「いい子ぶりやがって!」と「役立たず以下なのだー!」の突然コミカル色を廃した憎悪のぶちまけぶりは本当に怖い

と､コミカルどころか恐ろしい程に強い極悪非道なキャラをやってるはずなのに､いまいちその極悪非道色を感じづらいのはなんでなんだろう

>>243
基本的に小物感漂うので殺そうと思えば殺せるタイミングはいつでもあったからかな。
ただ機会を先送りにした結果大変な事になったわけだけど・・・

レオ将軍も卑劣な手で罠に陥れて殺害した感じだし、幻獣に関しても最初はびびりまくってたけど力を無力化する研究を進めてた感じだしねえ。
やってることはルゲイエと大差ないがルゲイエみたいなのがラスボスになってしまったのが色々と斬新でもあり小物がラスボスなのが残念でもあった

倒した時に無言で消滅するのが意外だった
「嫌だー死にたくないー！」とか喚くかと思った

鳥嶋和彦がケフカを倒しても何の爽快感もない最低のラスボスと言ってたけど、倒した時の爽快感の無さはその通りだなあと思った。

いかにもラスボスの貫禄がない子悪党ポジの奴が狡猾に立ち回ることで力を手に入れて世界を崩壊させてラスボスになるというのは斬新ではあったけど。

けどFF6のエンディングは８と並んで好きなエンディングでゲームの物語としてはこれで終わりなんだけどFF6という世界では「これで終わり」感ではなく「障害がなくなりこれからやっと始まる」って感じだから、ケフカの存在は「ゲームのラスボス」ではなく「スタートラインに立つ為の最大の障害」と見ると深いラスボスだよなあと思う。

確かにケフカを倒したからといって崩壊後の世界に山積みの問題が解決するわけでもなく
一番大きな負の遺産を清算して前に進むための通過点にすぎないんだよね
ラスダンが瓦礫の塔って存在自体がガラクタの集まりなのも象徴的というか

ラスボス倒して全部解決ハッピーエンドとはならないあたりは非常にシビアなシナリオだったと思う

>>247
エンディング曲も『蘇る緑』って曲名だしその辺考えられてるなーと思う。
鳥嶋の言うように倒しても「爽快感がないただのキチガイで最低のラスボス」という指摘もあながち間違いではないんだけどFF6は王道RPGみたいな巨大な黒幕を倒す勧善懲悪ストーリーとも違うからね。OP冒頭のテロップでも語られたように「人はまた同じ過ちを繰り返してしまうのか？」がテーマなので。

じゃあ誰がラスボスなら良かったと言われるとガストラだとガストラで閉まらない（ただの独裁者で幻獣の襲撃を受けた時白旗上げるフリしておいて影でこっそり幻獣の力を無効化する研究とか小物も良い所でケフカの言うように役立たず以下）
FF6は三闘神の力を核兵器として置き換えてみると、バカ（ガストラ）のせいでキチガイ（ケフカ）に核兵器の所有権を取られてしまい世界が崩壊し、その復興物語と思うとゲームとしてのラスボスは野心も何もなくただ面白ければいいケフカで良かったとは思う。

４とか７とか１０とか１２とか１３の続編色々作られてたけど６の続編もあっていい気もしたなあ（多分アークザラッド３みたいな雰囲気になるけど）

公式がケフカも被害者と言ったのは知っているが、セリスを庇って云々は初耳
仮にそういう設定があるのだとしたら、もう少しセリスとのイベントがあっても良いと思うのだが

>>249
確か同人ネタが独り歩きしたと聞いた

>>248
ケフカが実験の失敗作という点から今現在の価値観に置き換えると
産業廃棄物や核廃棄物などを垂れ流し続けた結果、環境への影響がコントロール不能になって
環境破壊や異常災害の連鎖で世界が崩壊したとも例えられると思う

人間の行動が遠因となって起きた災害の擬人化という意味じゃゴジラみたいでもある
ドマでやったのが水質汚染で皆殺しというのも、そういう視点から見ると暗喩的

>>251
まあその２つと違うのは産業廃棄物や核廃棄物と違って仕方が無しに生まれて廃棄が困難な物ではなくケフカという驚異はさほどではなかったことかな。
ＦＦ６という作品には極悪人はいても巨悪というものが存在してない、圧倒的な力を持っているかと思ってたガストラ帝国もブチきれて我を忘れた幻獣達に一度滅ぼされてる程だし。
たらればの話になるけどケフカを牢にぶち込んだ時点で処刑していれば、幻獣のユラが優しすぎた、強制魔石化技術を開発される前に諸悪の根源のガストラとケフカだけは始末していれば、等世界崩壊の回避ポイントはいくらでもあったんだよね。

諸悪の根源はガストラでもリターナー側も反省した素振りを見せてた時怪しんでいたにも拘らず静観したあたりとかツメの甘さもあったし、ＦＦのシリーズだと割と最善の行動をしても敵が強すぎて事態が好転せずに世界の危機に向かっていくストーリーが多いけど防げたはずの事態を色々な不運がかみ合って世界の危機になってしまう話は割と珍しい気がする

どーでもいいけど個人で運べる程度の量で城内まるっと皆殺しに出来る毒って
流す本人が一番危険なのではないか

>>253
ふれただけで即死じゃあ…はその後の描写から見ても誇張と思われるが相当強力なやつなのは間違いない
普通の毒物ではなくなんか魔法的な強化がされたものなのではないか
水と混ざる事で薄まるのではなくより強力な効果が出るとか

個人的に籠城戦で水の確保を怠ったドマ側もマヌケと思う。

>>249
シド博士が魔導研究所脱出の際に「ケフカに脅されて幻獣の力を引き出す研究を始めた」というようなこと言ってた。

この引き出した後にケフカ改造をしているはずなので、改造前のケフカは「危ない橋を渡ろうとはするけど、人体実験に他人を巻き込まず自分がする。」という最低限の良識はある自信家ではないかと。

FF6の扱いで言えばケフカはあれはあれでいいと思うんだけど
DFFOOと言った外伝作品で大立ち回りしてると『お前そんな無双できるほど大物だったっけか…？』とはなってしまう

セフィロスとシャントットの台詞が端的に表してると思う
「混沌（善悪入り乱れた世界）の中だと、ああいうのが強くて最後まで生き残る。やだわー」って

ケフカがボス・召喚獣人気投票２位を獲得したのは意外だった。個人的には外見中身ともラスボスには似つかわしくないほどダサいので嫌いなラスボスの一人であるが。

バットマンのジョーカーみたいなイメージがある

>>259
個人的にまあ同様に嫌いなんだけど嫌いな一番の理由が
しでかしたことが大きすぎて倒しても犠牲が多すぎた事もあるんだよね。

FFのラスボスの中で唯一目的を完全に完遂してしまったキャラだから、大体のラスボスは完遂一歩手前で阻止されてそこまでに多少の犠牲は出ても最終的な被害で考えると最小限の被害で済んでる。

ケフカの場合吐き気を催す邪悪なレベルで目的完遂して甚大な被害が出てしまい憎まれっ子世に憚る、世界のガンになってる。
倒して世界は救われるのではなく倒すことでようやく世界の復興のスタートラインに立てるような疫病神もいいところだから嫌いなんだよね。

>>260
公式からして「魔導のジョーカー」だし、最高に番狂わせな悪役

触れただけで即死な毒を目の前で川にぶちまけても平然としてたり
不意打ちでセリスに刺されたのにちょっと血が出ただけとか
殺せるタイミングはあったのに殺さなかったから最悪の結末にじゃなくて
最初から殺すこと自体が不可能で、ケフカに魔導実験した時点であの結末は避けられなかったんじゃね？
って最近は思い始めた。幻獣の消滅に巻き込んだから倒せたようなもんで

第四の壁超えてたり、言動ぶっ飛んでる上に、もし不死身だったらマジで汚いデッドプールやんけ

ケフカが小物って、ストーリー理解してないんじゃ

>>261
>FFで唯一完全に目的を果たしてしまったラスボス
そうでもないぞ。「ゼーンブ破壊して死の世界を作るのだ！」「死のない破壊など面白くもないわ！」なのに
ティナたちが生きてるのは勿論のこと、モブリズだって遊び半分に壊滅させて大人達を殺すが、地下室すら
一掃できない中途半端さ加減(裁きの光は地形すら変える威力なのに？)　オルゴ・デミーラ並にいい線行ってるが
仮に星の上から人間を根絶して完全なる瓦礫の王になれたとして、その次は？　生きとし生けるもの全て破壊したら
最期に行き着くのは「自分を破壊する」「そして私も消えよう　永遠に！」というネオエクスデス路線だけ。

お望みの破壊遊びは、完遂したら自らの存在も終わってしまうため、永遠に達成出来ず適当に手抜きするしかない
叶わない望みの中でデッドロックしてただ戯れ続ける“狂ってしまった道化の悲喜劇”そのものだよ

全部殺したら死のある破壊ができなくなるからじゃないの

そもそもケフカの「目的」って何だ？って話になるな
ケフカの行動は目的ありきというより、欲求や衝動によるものに見えるね。ガストラの命令による部分以外は、だけど
三闘神復活は言及してはいたけど、じゃあ魔導帝国ケフカは？って話になるし
結果的に神の力を得て世界を(中途半端に)滅ぼすに至った訳だが、それもセリスに傷つけられ逆上→自分を始末しに掛かったガストラを返り討ち、という要は成り行きだしね

ガストラは三闘神の中央では魔法が吸収されて無効になるのは知らなかったみたいだし、ケフカはケフカでガストラに対して散々悪態ついてたし
フィガロ・ドマ・サマサの村での用意周到さを見ると成り行きというよりは、裏切るのは計画の内なんじゃないかと思うがそう考えるとサマサでレオを殺害したのも皇帝を裏切る前準備ともとれる。
てか、そうじゃないとガストラにそんな重要な情報を伏せる理由が無い

>>268
個人的にはフィガロ・ドマ・サマサにおいて、ケフカのどういう行動が用意周到と言えるものだったか分からないが…
あと悪態って、そんなにあったかな？魔大陸より前では「意気地無し」くらいしか記憶にないけど
重要な情報を伏せる、ってのは三闘神の魔法無効化のことか、レオ抹殺のことか、或いはその両方のことだろうか
前者は、そもそもケフカも事前に知っていたとは限らない。三闘神を目の当たりにして気づいただけかもしれない
後者は、ケフカは「皇帝にはレオは本心から裏切ったと報告しておく」と言ってるので、伏せるどころか自ら明かしてるはず。この言に反して伏せたような描写はあっただろうか。ことの重大性から言っても、伏せておけるような情報とは思えんけど
あとレオ抹殺の動機に関しては、表面上見えている事実が正解だと思うよ。主君の命に託つけた、目障りな奴の始末
もし秘めた真意があったとすれば、「裏切りへの布石」は一つの可能性としてあるだろうが、その逆、「ガストラを守る為」であった可能性もあると言えるだろうね

一つ書き忘れた
もしケフカが最初から(どの時点を「最初」とするか、という問題があるが)ガストラを裏切る気があったのなら、あの性格からして、
ガストラを始末する時にネタばらしして嘲笑してたと思うよ