ニコニコ大百科

意識してではないにしろコーディネイターへの隔意を見せ付けてキラを追い詰めてるし
良くも悪くも直接戦ったりできない一般人キャラであって特別人格者として見るのはだいぶ歪んだ見方のような……

外伝作品であるASTRAYシリーズに登場した､ザフトの【英雄】ことグゥド･ヴェイアと声が同じだという事に驚きました｡

良くも悪くもモブ
フレイがいなければこいつも出てないだろ

無印種後のサイは､「星のはざまで」のカットから察するに､オーブのカレッジに再入学して勉強し直しているのかな?

ラクスの歌声聞いた感想のでもあれもやっぱ遺伝子いじって、そうしてんのかね？って台詞は無意識的にコーディ差別してて終盤のキラが追い詰められた時の回想ですら引きずってるレベルなんだよなあ
いいやつではあるけど聖人とは言えないと思うわ

そこもそうだけどラクスを返す際の「お前は戻ってくるよな？」もかなり強い念押ししていて
キラへの心の奥底での不信感と、キラの戦場から逃げられない重圧を掻き立てていく様が中々エグい

>>6
あそこの「お前は戻ってくるよな？」→（キラ「必ずね。約束する」）→「きっとだぞ約束だぞ」「きっとだぞキラ」「俺はお前を信じてる」(執拗な念押し)→「正直言うと少し心配だったんだ」(笑みを浮かべながら)の流れは口先だけのクズ過ぎて笑えない
サイの気持ちは十分理解できるんだけど理解できるからこそクズだなと思う
友人だと言うならせめて信じきれなかったことを頭を下げて謝罪すべきだった
その後も明らかにキラと距離空けてるし割と意識的に差別してたりする
そりゃ「やめてよね」されても仕方ない

>>7
クズっていうか一般的なナチュラルってあんなもんでしょ
差別しないし自分もスカイグラスパーに乗って戦うトールやミリアリアのが例外

トールもトールで戦場に出てキラの苦悩（の一部）を理解するまでは距離を空けてたりする
その証拠にキラといる描写よりもサイ達といる描写の方が圧倒的に多くて、フォローすべきとことでフォローが足りてなかった

1話の描写みるに、サイはキラとそこまで親しくなさそうな感じがする。だから、完全に信用しきれてなかったのかもしれない。
キラの方も、サイの人柄とかあんまり知らなかったから、コーディネーターを無意識に差別してる言動が強く残った部分もありそう。
お互いが人柄とかをあまり知らないことによるすれ違いとして描写されているのかも

>>10
トールと違ってサイとはゼミ仲間くらいの距離感だけど友達だと思ってた相手がぽろっと差別発言するんだからそら記憶に残るよ
ガルシアみたいな人間から言われるほうがまだ気持ち的には楽
サイがキラのことをコーディネイターと意識してなかったらこそ出てしまった発言なのがね

平井作品の白鳥ボイスで一番地味な奴だな。

>>10
本編で初めて言葉を交わしたのトールだしな
それにあのゼミ自体トールを中心としたハブ構造っぽいから本当にゼミ仲間程度の認識だろうな
あと、漫画版だとパワードスーツ動かない原因をキラが瞬時に解析したことに嫉妬してるような描写があったりする（ちなみにトールは一切の嫌味なく褒めてる）

いい奴か悪い奴かで言えばいい奴なんだろうけど、だからこそ無意識的な思慮不足な発言が刺さるんだよな

>>14
良くも悪くも「コーディネイターってやばい宇宙人だろ。あっ、でもキラは別だよ」くらいの精神なんだよな。

この歳でコーディネイターに対する差別意識を個人の付き合いには持ち込まないことを評価するか、実体験に基づかない差別意識を普通に持ってることを責めるかは、人によるだろうが。

ただ、まあ、キラとの関係はキラ側でもナチュラルであるが故の劣等感・無力感に無頓着(というかお互い余裕が足りない)な部分もあってサイも必死で命を懸けてることを理解しきれてないから、お互い様なんだろうけど。

前半のサイはキラに対して劣等感も感じてないし（スクールカーストはサイのが上だった）命をかけてる自覚も命をかけてるほどでもなかったでしょ
まぁあとサイが個人の付き合いに差別意識を持ち込まないってよりはキラがコーディネイターってことを自覚してなかっただけだろうね
浮かないようにキラは手を抜いてる節もあったけど、戦争の中で嫌でも力を発揮せざるを得なくなって、サイも違いにだんだん気づいてく
例を挙げるならミリアリアもそうだけど前半はオペレーターとしては素人だから当然だけど困ってキラに助けを呼ぶくらいしか出来てなかった
経験積んで中盤あたりからは戦力になってたけどね

AAに乗ってキラと同じ危うい状況にいたけど前線で殺し合いをしてたキラと違って命をかけてる自覚もなかったからサイ含めたヘリオポリス組はフレイに乗せられて簡単に志願しちゃったわけだしね
ヘリオポリス組がこれが戦争だと本格的に自覚したのはトールの死から
トールも戦争に対して甘い認識はあったけどキラの置かれた状況には学生組の中だと一番理解してたから、キラの状態感じて無茶してしまった
ニコルもそうだけどいいやつから死んでいくわな

トールの場合初戦で無茶したのが上手くいって調子に乗っちゃった部分もあるからな
その時の学生組＋αの浮かれっぷり（「お客様じゃない」だの「もう慣れた」だの言ってる）と、ニコル殺したことを気にして曇ってるキラとそんなキラを気にしてるフレイの対比が凄い
脚本側もその話の最後にトール殺すこと前提でわざとやってるからな

やめてよね。と同じ人が書いてんのかい…

サイの中の人は､ザフト軍において【英雄】と謳われたクゥド･ヴェイアを演じていましたね｡

彼の場合､ラクスの曲を常時聴いていないと凶暴化する欠点がありましたが｡

『星のはざまで』で映ったコルクボードの写真見るにキラとは元から仲良さそうじゃないんだよな
キラと一緒に写ってる写真がヘリオポリス組の集合写真だけで、後はキラ以外の男組かフレイとの写真しかない
思い出シーンに見えて滅茶苦茶闇深いシーン

闇深いってかもともとゼミ仲間程度の距離感（それでも世間一般では友達と言っていいだろうけど）で家柄やコミニティでの立ち位置含めてサイのがスクールカースト上だったのが、戦争で力の差を見せられて、フレイ関連でもいろいろあったしそりゃ複雑な感情があるでしょ
教授に手伝わせられるくらい学生時代から抜けた能力はあったけど、キラは自身の能力をひけらかすような人間じゃないし、学生時代では能力の差を実感する場面ってあんまなかったからだろうからね

家柄で友人関係の中心にいただけで、本編中の描写見る限り性格は良い方だと思う
キラとの関係が悪化したのもフレイの性悪さやキラが精神的に危うい状態にあったからだし

キラがMIAになった直後とか特に顕著だと思う
自分のところに戻ってきたフレイの内心を見抜いて拒絶したり、ミリアリアを気遣ったり、仲間意識でアークエンジェルに残ろうとしたカズィを押し戻したり

1話でトールが不明瞭だったサイとフレイの関係を
俺が聞いてやろうか？とキラに言ってたんだよな
結局アスラン達の襲撃でうやむやになったけど
襲撃さえなければもう少し違う展開になってたろうに
悲しい話だ

キラってアスランよりトールの方が作中期間でいうと親友っぽいとか言われるがキラの場合サイとトールに関しても同じことがいえる。

やっぱり聖人扱いは無理があるよな
自分を善人でキラの友人だと思いながら、キラは化け物だけど俺達を守ってくれるよな。って言っちゃってる

人間らしくはあるし、もっと過激な差別が頻発してる世界だから、相対的にはいい奴なのは確かなんだけど

サイで１番好きなのは、キラがフリーダムに乗って帰って来たときに、素直に生きてて嬉しいって伝えられて嫉妬してたって事も言えたところ
カズィに無理させずに、艦から下ろさせたところとかも良かった
人間臭いところもちゃんとあって、自分の嫌な部分と向き合えた所が好き

そこでぶちまけないと一生ギスギスしたままだよなぁってところでちゃんと言えたのはマジで偉いと思ったわ
短い期間だったが、あの絶妙なギスギス感好きだった

劇場版で登場して欲しい人。無印以降何してるのか気になる。

キラは結局戦士として戦う事ばかりの世界に引きずり込まれて戻ってこれなかったけど
サイは普通の人に戻れたって事ではあるんじゃないかな