ニコニコ大百科

結局ハドラーが上司だったのが良くなかったね
ハドラーはなんだかんだ言いながら初期から部下には甘いとこがあった

ザボエラみたいなタイプはミストバーンがあってる、ああだこうだ言いながらサボったり手を抜こうとする度に「殺すぞ」って脅しながら働かせるタイプの上司が
そうやってコキ使って成果がでたらあとは更にその上の上司、ハドラーやバーンが「よくやった」とか褒めて評価してやればミストバーンめ！と内心怒り心頭でアイツさえいなければワシはもっと評価されておると不満たらたらでも組織としては問題なくスムーズにいくんじゃないかな

まあハドラーの上司としての適性に関しては、自分を差し置いて大魔王から直接命令もらえる奴（ヒュンケル）、自分を差し置いて大魔王から直接指示受けてる奴（ミストバーン）、自分ごときが命令できるわきゃない奴（バラン）と、部下の半分はスポンサー様推薦の社外取締役で統制外の奴らだからなぁ……「みんなばんばれ」以外のコマンド選択できないんだろうとそこは同情する。

>>418
レッドリボン軍のドクターゲロを想定してしまうな
彼は軍の戦闘幹部ではなく研究者であり軍に忠誠があったからこそ
人造人間編が生まれたとも言えるけど
ザボエラも魔王軍の戦闘幹部じゃなければ魔王軍敗北後も生き長らえた可能性もあるんだよな。
アバンの使徒に復讐するために、バーン以上の超魔生物を作って世界を危機にすると。しかもダイが行方不明でいない状態で。

自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせてなおかつ一方的に敵をいたぶれる能力をノヴァが最低の発想と軽蔑したけど
単純にこのことだけではなく「他人を改造するならともかく、自分がなりたくはない」と言った上で部下を皆殺しにしたうえでやったことだから
最低の発想なんだろうね・・・

まあ撤退するつもりだったけど
戻ったら死と明言されてて
部下達は全員虫の息となったら
あれ以外どうしようもないけどね……

ひとつだけできることがあるはずなんだけどな
魔王軍に戻ったら死ぬ、目の前の敵に勝てない、ときたらあと一つだけ
知恵者キャラなら常に頭の片隅に置いとかなきゃいけない、初期ポップの得意技が

その辺はミストやキルも犯した失敗だな。まあドラクエでボスキャラは逃げない設定だからしょうがない。

というか逃げてもバーン様地上ごと消滅させる気なんで……

実際クロコダインとのやり取りでガチ観念して投降してれば命は助かってたと思ってる
本人も読者も忘れてるだろうけど蘇生液用意したの多分ザボエラだろうし、クロコダイン義理堅いからそれ覚えてて「一応生き返らしてもらってるし観念してるなら命くらいは…でもこいつだしなあ…」って迷ってた可能性十分あると思うし
ただ、賢い馬鹿だからそこに気付けなかったという悲劇

>>426->>428
超魔生物研究を手土産にヴェルザー陣営に亡命できるだけのツテがあったらなんとかなった、くらいかなぁ……超魔ゾンビ？ 同じコンセプトならキルバーンの方がスマートだし

実際生き残ったやつが勝ちってスタンスだから余計なプライド出さなきゃあの場面で命乞いしても不思議はなかったな。
捕虜として生存、魔界に亡命とくれば魔界編で新生海戦騎クロコダインと因縁の邂逅と熱い展開が待ってただろうに。
まあ魔界でインフレ級にレベルアップしまくったダイ一行に超魔生物軍団ごと蹴散らされる光景しか見えないが。

>>430
死体が大量に必要で、しかも生きてるうちに体に細工しておかないといけないってのがあるから、まろで量産性がないですしね。
キルバーンや禁呪法による魔法生物などがあるなかでは超魔ゾンビは評価されないのは当然かなと

大人になって読み返すと共感する悪役キャラの一人がザボエラ
反面教師としてもだけどなるほど確かに！って思えるような良いこと結構言ってんだよね

まあ正直爪が甘いところが目立ったけどね。
こういう悪党キャラってキルバーンみたいなサイコ感あると色々ヤバイんだけどザボエラは悪党だけどサイコパスじゃないから底が浅いというかなんというか・・・

課長ポジに満足してるけど完全なパワハラ上司タイプでイキってるだけって感じなのも・・・。隙あらばバーンの寝首も書いてやろうとかまで考える程野心が強ければケフカみたいにはなってたかな？

実のところザボエラって「目的のために手段を選ばない」に向かない性格だと思う
真に狡賢いキャラって人間関係（人外かもしれんが）を上手くコントロールして
自分の立場が不利にならないよう立ち回るけど
コイツは人心掌握が全くできてない上にあまりにも狡猾さを正直に出し過ぎて
自分から立場を悪くしていくのよね

目的のために手段を選ばない性格ではあるんだけど向いてないというのはある。
単純な嫌われキャラでもザボエラの同僚上司部下にザボエラの事好いてる奴が一人もいないし、マキシマムと同様に手柄横取りするようなことしか眼中にないからね。

根っこの部分は同じなキルバーンとの最大の違いがそこだね。

根っこは逆だと思うぞ
「心の中では誰にも仕えていない」「最後は自分が勝つ気」なザボエラと、主であるヴェルザーに対しては「知るもんか」等ある種サラリーマン的な態度が見えるキルバーン
「あなたの心の中の理想の未来を見せてください」と言ったらザボエラは大魔王として三界を支配してるけどキルバーンは今と大して変わらんと思う

ロンベルクを戦闘不能にしてバーンパレスでの闘いに参戦させなかったのは勝ってれば勲章もの

他者の気質や心情を一切考えてないのは組織人としては致命的なんだよね
バリバリの武人気質でクロコダインと仲の良いヒュンケルの目の前で
女誑かす事を提案したりクロコダインを堂々と侮辱して激怒させてるシーンはモロだと思う
言う必要のない事を何も考えずに口にする辺り酷く短慮と言うべきか

ザボエラは自分が痛い思いしたり傷つくのが嫌なくせに、
安全な立場から悪態や暴言を出すのが好きなタチなんだろう
いわゆる阿諛追従の輩で、自分の安全を確保するために強いもの（ハドラー）に取り入る
当初からバーンに近寄らなかったのは、自分がバーンから評価されてないと自覚してたからかな

ミストバーンとの不運ともいえる相性の悪さも結構致命的だったな
ザボエラの発言や行動がミストを怒らせていた原因の一つが彼の出自ゆえのコンプレックスからきているんだけど、それを察しろというのはミストが正体を隠している以上無理だった（評価されたハドラーも『なんでお前は俺にここまでしてくれるんだ？』と感謝しつつも訝っていたし）

>>438
ノヴァがロンベルクの心に火をつけるような成長が無ければ勝利してたのはあるけど、もしもあそこで勝利してたらブロキーナがバーンパレスに行けずヒュンケルの手当てが間に合わず死亡しミストバーンを倒すのに相当の犠牲を出した可能性がある

>>441
ミストバーンが自分の最も忌むべき力である
「強者の身体を奪って強くなることは簡単にできるのに、肉体を持たない故に自らを鍛え強くなることができない」事にコンプレックスを持ってた上にそういう行為を軽蔑までしていたけどバーンの為の力になれることで使命感を感じていただけ。
それをザボエラがそれが知らなかったとは仕方がないとはいえ一番補していた力で理想とか言ってミストバーンの地雷原でタップダンス踊るような言動しまくって地雷踏みまくったのがまたねｗ

まあミストがザボエラを嫌ってた理由に関しては、「人から人へ自分の成り上がりだけを目当てにうろつくドブネズミ」であることの方が大きいと思うけどな

ザボエラのあらゆる行動がミストをイラつかせたんだろうな
ミストが評価する奴らを罵倒、バーン一筋なミストの前で忠誠心がないかのような言動、寄生根性丸出しな生き様
仮にもバーンの窮地を救った相手でもあのキレっぷり、最早アンチの領域だったと思う

その「バーンの窮地を救った」にしても、窮地にあわてて（そのために拘束したわけじゃないけど）人質をとって脅迫するという卑劣な手段に出て堂々と拒否され、親衛騎団を拘束してたつもりが逆に窮地に窮地に手も足も出せない事態に陥り、挙句ブロックが覚悟を決めれば実は何の拘束にもなってなかった二重三重の醜態を周囲にさらけ出した時のことだからなぁ。
いや、別にバーン様やキルバーンが醜態と思ってるわけじゃないだろうけど、ミストの心境として（ハドラー殺したくなかったというのもあるだろうし）。
ミストとしては、素直にザボエラを褒めるよか前に自己嫌悪を掻き立てられる手柄（逆ギレに近い感情）だろう。

能力だけは有能なんですけどね。
特に技士・開発者としてなら瀕死だったクロコダインを蘇生したり、超魔生物の開発から改良版の超魔ゾンビの完成させたり。
コンセプトの「自分は一切傷つかず、他人を一方的にいたぶれる能力」だって武人には理解されないだろうが戦車や戦闘機、ミサイルといった現代兵器に通じる発想。
謀略家としても、親を人質にしたり、攻略目標が明らかなバルジ島で総力戦を仕掛けたり、バラン戦後の強襲や死の大地に落下したダイを狙ったのは弱っているところを攻めているわけで、理にかなっているのだがどれも、失敗続きでは……
他人を利用することばかり考え仲間意識が皆無という性格の難があるので身内からの信頼という軍師に必要なものが致命的になかったのだし、確かな開発力を持つ技士に専念していれば、まだ周囲の評価や信頼を得られたと思う。

散々指摘されてるだろうけど、「自分は一切傷つかず、他人を一方的にいたぶれる能力」は、そのために味方が傷つくのは構わないって時点で、兵器としても最低の発想だけどな。

その点ザムザはザボエラと似たところはあれど仲間を犠牲にするのはダメだという信念で、あくまで敵陣から兵器開発のモルモットを攫うつもりだった点は行為そのものは外道ではあるけど仲間意識は高く評価できる点だよね。
本当に名実ともに師団長に相応しかったのはザボエラじゃなくてザムザだったと思う

ザボエラの発想は、本当に自分さえよければなんだよね。だから超魔ゾンビにかかるコストなんてどうでもよくて味方を大量に犠牲にする。だから外道の発想

兵器というなら、超魔ゾンビよりも禁呪法の魔族にとっては魔法生物のほうがお手軽だし、キラーマシーンとかキルバーンみたいなロボもいるし。
超魔ゾンビはいくらつよかろうと欠陥兵器でしかない。