ニコニコ大百科

人を陥れようとするから他人も信用できなくなるのか
他人を信用できないから人を裏切るのか

どちらが先かはわからないけど
他人を信じて任せる事が出来なかった結果破滅したとも言える
ハドラーは信じるに値する器の人物だったのに
なんならバーンよりも

いやザボエラはその辺で別に間違った判断してないよ

確かに覗き見が切っ掛けで先走ったけど、あの時やったのは自らダイを追撃するという魔王軍として至極真っ当な仕事
邪魔して仕留めるチャンスをふいにしたハドラーこそ利敵行為だし、そのあと牢に閉じ込めたのも普通に理不尽
「ハドラーにもそうするだけの理由がある」とフォローは出来るけど、だからと言ってザボエラが悪かったわけじゃない

そして、その後何とか脱獄してバーン様の助太刀して誉められて魔軍司令補佐の地位をゲット出来てるんだから
寧ろ全体的に見れば投獄されたこと以外は安定した立ち位置に立ち続けてたと思うよ

明確に歯車が狂ったと言えるのは、自分がその補佐すべき魔軍司令ミストバーンと致命的に相性悪かったことと
そのせいで負け戦で逃げられず敵地に置き去りにされたことだよ

もっと言うと負けなければ嫌われてても置き去りにされなかったので、単純に勝つべきところで勝てなかったのが悪い

でもハドラーに大恩を売れたおかげで、
反りの合わないミストとザボエラを仲介するパイプ役としてハドラーが働いてくれる事が期待できたはずだったんよ

元々上位三名は個人的な縁で強固に結束してるから間に入る隙がない
ハドラーはその三人に特別に目をかけられている
そのハドラーに大きな貸しを持っているザボエラ

これがバランス的に現実的な出世の限界だった

ハドラーもうすぐ死にそうだから見限ったという事なら、まあそうね、となるけど

なんか恩売って相手に手柄を立てさせておこぼれをもらうって
クロコダインを唆してたころからやってる常套手段なのに
いざハドラーが評価されると
「いかん！このままではワシだけが権力の座から〜」とか騒ぎ出すのはどうなってんのと思う
こいつ今まで何やってたんだと言うか権力掌握のための具体的なビジョンなくね？

>>722
組織の利益につながるならどんな行動とってもいいわけじゃないべさ
ハドラーの望みはダイ達との正面勝負でバーンもそれを認め死の大地で待つということは方針として決定してるしザボエラはそれを悪魔の目玉を通して知ってしまっている。故に前線に対してフリーハンドに行動する権限の無いザボエラの組織の方針に反する独断専行を止めて懲罰する権利はハドラーにある
以前も書いたが敵を倒せるならそれでいいだろと独断で行動した人物は歴史上多くいるが大体は上に疎まれている

ハドラーが正当な手続きで得た仕事横から取ろうとしたわけで
そりゃハドラーは仕事を取り戻そうと邪魔するに決まってる

まあ抜け駆けがけでも大手柄を立てたら不問にしてもらえる可能性も0ではないけど
結果的に手柄立てられなくて抜け駆けという大罪だけ残ったから大義名分も十分、
超魔生物改造も終わってて用済み、ほぼ確実であろう逆恨みの逆襲も防げる、と
アルビナスの言う通り処刑で全く問題ない状況

生かしてもらえたのは本当に、なんの裏もない
100％ハドラーの好意でしかないんだ

ヒムが間に合わずにダイたちを仕留めていたらザボエラはあの後で死刑だっただろうな。
ザボエラは魔王軍のためにダイたちを倒そうとしたのではなく、自分の保身のためというのが誰からでも推察できてしまうのが痛い。

まああの段階のハドラーはダイたち自分たちの手でぶっ倒してーが全てに優先する心境になってたからね
あれがバーン様でも散々悩んで結局対立しそう

>>723
同意
それ以外でも序盤から有用性認めてたし手綱しっかり握って上手いこと活用してたし
ハドラーは恐らく作中屈指のザボエラ理解者だったから、ザボエラにとって居てくれた方が絶対よかった
何なら幽閉後でもダイとの決着が無事ついた後なら、悪いようにはしなかったんじゃないかなって思う

だからバーン様が黒の結晶仕込んでハドラー離反させたのザボエラに対しても不幸だったよね…完全に結果論だけど

>>725-727
いや作中情報ではザボエラの出撃が違反行為かどうかなんて判らんよ
「ダイが攻めてくる前に討たれたらどうするか？」なんて話はバーン様から一切言及なかったし
ザボエラの存在は完全にスルーされてたから、何をしてよくて何が禁止だなんてことすら決まってない
ハドラーとザボエラの行動が魔王軍に利するかどうかは語れても規律としてどうかは情報不足で語りようが無いよ

>>729
魔王軍に職業規則なんてものがあるわけはないだろうがザボエラの行動は違反行為だったと思うよ
根拠としてはダイがど竜の騎士だと知って激怒したバランすらハドラーに出撃許可を取りに行っていること
このことから軍団長といえども好機と見たら勝手に出撃する権限は無いことがわかる（ヒュンケル戦後のフレイザードなんかは違反行為だろうがフレイザードがごまかしたので見て見ぬふりをしたと思われる)
厳密にいえばあの時ザボエラを監督しているのはミストバーンだがハドラーとの関係を考えるとあっさりと止める許可は出しただろう
しかも悪魔の目玉で見ていたのを指摘されたら上層部の方針を知らなかったなんて言い訳もできない
権限を逸脱した独断専行、上層部の方針を知りながら明らかにそれに反する行動。処罰は妥当だと思うよ

まずないことだがダイ達の方からザボエラに攻め込んで返り討ちにされたって場合なら文句は言われなかっただろうけど…

>>724
騒ぎだしたのは「ハドラーが評価された」から、というより、「自分が評価されてないから」だと思うよ
作中の言葉を借りて言うなら、「絶大な魔力で一目置かれた存在」だった筈が、
その時には「自分と妖魔司団は健在」にも関わらず、首脳陣からは名前すら出ない有り様だった訳で

何も指示されてない、っていうのがあまりザボエラ に有利にはならない気がする。
どっちかというと話を通しに来なかったという落ち度の方で、上層部が後出しジャンケンで好き放題裁ける根拠になりそう

正しい手続きならハドラーがミストバーンなりにザボエラを引き渡す事になる訳だけど
バーン「自分がルール」
ミストバーン「大魔王様の言葉は全てに優先する」
という組織で知っててバーンの意向を無視したわけだから、
もしそれがバレてたらハドラーより遥かに苛烈な裁きが待ってるのではないか
というか、流石に覗き見バレてるのではないだろうか

というか、バーン様に超魔ハドラーやミストバーンよりザボエラ寄りの判決を下してもらうにはザボエラが超魔ハドラーやミストバーンより強くないといけない
あれはそういう理念の魔王軍であり大魔王だから

まあ、実際にダイの首取れてれば問題にならなかった可能性は高いとは思う。つまりタイムオーバー。

作風の犠牲者はまだしも魔力特化で肉体が高齢で非力なのがわかっているのに自らの手を汚さずに戦うのは卑怯と罵るのはお門違いであるって
お門違いは言いすぎじゃ
単にザムザみたいに自分が前線に出る根性があるかないかの話だし

>>734
そもそもにおいてザボエラは出世欲の強さをバーン様に見込まれてたってミストも言ってたしね
しかも互いにもみ合うのが必要不可欠とまで言ってたし

地位に固執して抜け駆けすること自体は寧ろバーン様がザボエラに期待してるムーブっぽい

その通りで、つまりそれはハドラーがザボエラを引っ張り戻して幽閉したのも第一回バーン戦の締めにザボエラがハドラーを奇襲したのも大して大事な事ではなかったってことを意味してる。
組織において実力主義と成果主義、つまり「めっちゃ優秀だけど特に何もしてない奴とめっちゃ頑張って成果を出した普通の人がいたら、あなたはそれでも優秀な奴に高い評価を下しますか？それとも優秀な奴が他社に逃げて損害が出ても普通の人が出した成果を重視しますか？」というのは重要な命題で、バーンは完全に実力主義の方なのにも関わらずザボエラは常に成果だけアピールしているのが致命的。

確かに実際手柄を立ててればバーンは評価しそうではあるし、
以前の軍団長同士の競り合いの中で起こった抜け駆けならバーンの意図通りではあるけど

ただ六大軍団ももはや終わったものみたいな扱いの中で、
ザボエラはバーン含む上層部が自分に興味がなくなった事に焦って動いた、という経緯なわけで
今や勝手に動いて手柄も無し、でお咎め無しは考えがたいのでは

バーンの方もあの時は「六大軍団使って地上攻略ごっこするのたのしー（劣勢になったらピラー投下で地上消せばいいや）」から
「一皮剥けたハドラーをダイたちにぶつけて因縁のバトルごっこさせるのたのしー（まあ最悪コア起爆させればいいや）」の方にシフトしていたように見えるからなぁ
あそこでダイ倒せててもバーンの不興買ったらどの道未来はないと思う

別に不興は買わないと思うよ
ザボエラかゴロアかぐらいでほぼそのままな状況が後に発生しかけてるのでそれを参考にする限りは
小者も小者に殺られる奴も基本どうでもいいのが強者にしか興味の無いバーン様

とはいえ「オリハルコンの駒に禁呪法かけたら、面白いことになるんじゃないかな、ん？」とハドラーけしかけてるところにザボエラが（空気読まずに）「バーンさま～、ダイを仕留めましたぞ～！」とか言ってきたら、不興まではいかないにせよ微妙な顔するだろうし、相対的にダイの評価が下がればそれを仕留めたザボエラの評価も微妙になるわけで……

そもそもハドラーは黒の結晶仕込まれてるんだからバーン様視点だとただの時限爆弾にしか見えてなくて
どうせ長持ちはしないから爆発するまで遊べるだけ遊ぶけど、無為に終わっても別に構わないって可能性もある
勿論そうでない可能性もある

結局ハドラーが内々で処理した以上、バーン様がどう捉えるかは根拠不足で憶測と妄想以外に語りようがないね

参考ケースとしてゴロアの時は幾らでも止めようがあった
ザボエラやゴロアのような小者は基本的にどうでもよくて、どうでもいい奴に殺された時点でダイもどうでもいい側に振り分けなのがバーン様の思考回路
というかダイ自体、双竜紋発動まではバーン様脳内仕分けではザコの側に振り分けだろうし

ただ、どうでもいい部下がどうでもいい敵を仕留めた場合「ああ、そう」と適当な誉め言葉と適当な褒美でも投げつけておくのがトップの余裕というもので、ザボエラがそれをもらって幸せになれた可能性はある
ただし怒り狂ったハドラーがザボエラの首を跳ねてもそれもどうでもいい方の出来事だろうけど

指揮系統的に考えて裁くのはミストバーンじゃないだろうか
バーンの意向は、助け船を出してくれるかくれないかにかかってるだけで
ヒュンケルあたりならバーンも適当な理由つけて救ってくれそうだけども

超魔生物ザムザvs通常ザボエラ

うん、ザボエラ負けそうな気がする

一応、遠距離呪文戦主体であろうザボエラ相手にトベルーラすら使えないってのは結構な弱点だから……ザムザって空飛んだり闘気放出とかできたっけ？

実はザムザは変身しなくても超魔生物の「硬さ」だけなら発揮できてる(拳同士なら竜魔人バランにさえ殴り勝ったダイのラッシュに変身前で耐えてる)
ザボエラじゃ一段階目を倒す決め手もなさげ

優秀な科学者だけど人格面に難ありというキャラ設定は、理に叶っているな。
現実でもエジソンとかニュートンとか、性格はあまり良くなかったと聞くし。

息子のザムザは閃火裂光拳の仕組みを見抜いて、マァムの拳に粘液を付着させて
閃火裂光拳を封じて即座に対策も打てるなど、親父よりも機転が効いてたな。

よく考えてみると実はザムザの変身前状態ってザボエラの理想ではあるんだよ
魔力はそのまま発揮できて、中期ダイの全力攻撃にも耐えられる耐久性があるINT-VIT型、ザボエラの逃げ足の速さと合わされば死ぬ事はまずない
ただザボエラが自分の体の改造を任せられる相手はザムザくらいしかいないので、ザボエラは気づいていなかったが実はザムザの死は大きかったのかもしれない

ザムザは愛情と自分を客観視する冷静さがあった。結果だけにこだわらず、戦いそのものを楽しみ、誉れとする高潔さも。
ザボエラに育てられた割にはいい子だな。案外母親は優しかったのかも。