ニコニコ大百科

頭数は、終盤のバーンパレス戦でも魔法の球から魔界のモンスター達を登場させたり、バーンパレスに乗り込んできたダイ達に対応すべく、大量のモンスターを登場させてるからね。（ヒュンケルとキレたヒムに一掃されたけど）

ましてやダイ大の世界だとザオリクが使われない、ザラキが滅茶苦茶弱体化してる世界だし、イオナズンも原作のゲームほど脅威じゃないみたいだし。

>>839
性格の悪さで言えばキルバーンが頭一つ抜けてるな
人の細かな心の動きとか忠義、友情、誇りとか全部理解できて、何なら自分でも持ってて
その上でなおかつ敵のそれを踏み躙るのが好きという

そういうの理解できないザボエラが超魔ゾンビで暴れるのは、本人からしてみればアリを踏み潰してるようなもんだけど
キルバーンはアリじゃなくて人だから踏み潰すの面白いんじゃん、みたいな思考

ハドラーが地位への執着を捨てられなかったらザボエラと同じ道を辿っていただろうな

キルバーンは趣味が最悪なだけでサイコパスとかとは違うからな
相手の気持ちとか苦悩とか努力とか全部知ってて踏み躙るのが楽しいっていう最低なゲス
でもミスト気遣ったりポップ警戒したりと
心配性な友人に真っ当な思いやり見せたり相手グループの人間関係察することもできる

ハドラーが超魔生物になった時に独断専行しないで待ってりゃハドラーの性格的にザボエラへの恩賞はあったろうに。そもそもあの時点で不動のミストバーン除いて出世できる上はハドラーで埋まってたから本人がハドラーより強くならない限りあれ以上の出世はどう足掻いても無理だった。

ダイ抹殺を決断したのはバーン様から完全スルーされてて居場所自体無くなることを危惧したからであって
出世狙いとはちょっと違うしハドラーが気に掛けてれば良いという問題でもないよ
実際バーン様が技術職に興味ないのはロン・ベルク逃がすレベルでガチだし

あと「出世できるかどうか」と言う観点で言うなら、最終的にバーン様に恩売る形でハドラー追い出して
見事に繰り上がり昇進してるから、結果オーライだけど大成功してると思う

まあその後ミストバーンに切り捨てられるんだけどね…

そもそもハドラーを追い抜いて出世することがザボエラの成功なのかというと微妙なところで……責任は上司に取らせて自分はやりたい放題、がザボエラの理想だろうから、自ら盾よか前に出てどうする、というというか。
（ハドラーが魔王軍離脱した後はまあ、仕方ないけど。ミストバーンがハドラーほど寛容なわけもなく）

魔王軍という組織の中で昇進はしたが組織としてはどんどん形骸化しているし権力が強化されたとは言い難いしなあ
恩を売った件にしてもザボエラを蛇蝎のごとく嫌っているミストバーンに扱いを一任して一顧だにしないあたりでお察し

組織という体裁こそあるけどその実バーンの一存で簡単に（物理的な意味でも）消せちゃうのが魔王軍なので
結局のところそんなのが分かり切っていた終盤においても、あってないような立場に固執していたザボエラは何も現実を理解してなかったとしか思えない

出世しても地盤がないから一瞬で地位を失うっていうのは簡単に想像できる事で
そんで地盤とは、この場合突き詰めるとバーンの興味と要求。あと強さ(バラン、ヴェルザー級の)

実は魔王軍での出世に必要なのは、飽きたから、用済みだからポイされないように継続的にバーンの心を掴むことの一点。
一瞬の手柄立てても実は割と無駄

まあだからこそ、そこら辺まだ汲み取ってくれる「ハドラーの下で」出世するのがベストなわけで……まあ、超魔改造時にハドラーの体内に黒の核晶見てるから、ハドラーごと切られる可能性も考慮しなきゃならないにせよ、ザボエラが独走決意したトップ会談の時点では、もう少しやらせてみようって空気だったし。
（そもそもあれ、ザボエラが勝手に覗き見たんであって、ザボエラの処遇を決める会議でもなければ正式に通達されたわけでもないし）

ザボエラと一番相性良いのがハドラーなのは異論ないけど、ザボエラのこと嫌ってるミストの元でも
「嫌われてても関係なく取り立てられる成果を上げれば良い」と現実的で真っ当な解決策に辿り着いてたし
誰の元でもなんだかんだで上手くやっていけるだけの地力はあると思う（もちろん好かれはしないけど）

実際ミストも見捨てる決断したけど、その判断に私怨はなくてあくまでそういう戦況だったが故であって
ザボエラに対して「嫌いだけど有用な限り使う」というスタンスだったから、この生き方で間違ってなかった

だから基本的に立ち回りにはそんな問題なくて、悪いのは成果上げなきゃいけないときに成果上げられなかったこと

勿論「そこまで追い詰められたとき助けてくれる者が居なかった」という意味では立ち回りにも問題あったけど
ソレもどうしようもなく追い詰められるぐらい限界まで生き延びたが故だし

見捨てられたときのミストの発言が「多少なりとも戦果を上げられたらバーン様の気が変わって処刑されないで済むかもな」だったので手柄を立てれば出世できるどころか少しでも手柄を立てなきゃ即切り捨てられるレベルでザボエラは評価されてなかった。それに気づかずいつものようにミストを盾に逃げ帰ればいいと思ってた時点で現実が見えてない。

結局ザボエラの最大の問題点って自分が大好きすぎて客観的に見れないことだと思う
自分をなにより上に見ているから取り立てられて当然と思っているし自分の考えは常に正しいと思っているから失敗しても反省しない。そのツケがミストバーンに見捨てられたこととクロコダインに騙し返されたあたりなんだろう

あの最期は確かに、ミストとクロコダインからの「お前のスタイルに合わせてやるよ」って事だわな

要はザボエラみたいな人材ばっかりだと何が起きるかの実例だ

結果論としての成果が少なすぎるのよね
ハドラーが裏切った時点でハドラーに対する貢献がすべて利敵行為扱い、成果らしい成果といったらハドラーを拘束して「よくやった」と言われたことくらいだが、前提として超魔ハドラーの存在自体ザボエラのせい
そりゃあザボエラの開発能力は見せられたが、ロンベルクを見て「お前の剣の腕にしか興味がない」と言い切る奴に見せる意味が無い

>>854
そのミストの発言からは「何の成果もなしに大魔宮に戻ったら」という一文と
ミナカトールを阻止出来ず指揮していた魔界の魔物も全滅させてしまったという背景が抜け落ちてる

この魔界の魔物達は精鋭部隊であり、奇襲で敵兵の包囲まで出来てたんだから本来勝って当然
にも関わらず完敗させたんだから、それ自体が即処罰物の大失態であって元々のザボエラの評価は関係ない

だからこの一連の会話は「ボロ負けしたから今帰ると即処刑だが何か成果上げればワンチャンある」という意味であって
「少しでも手柄を立てなきゃ即切り捨てられるレベルで評価されてなかった」から処刑の話が出たというわけではないよ

あとザボエラはポップ狙撃の成果を「ミストに嫌われていてもバーン様に取り入る"切っ掛け"になる」と考えていたので
別に手柄立てれば即出世できると考えていたわけじゃないし、寧ろ貢献度高めて地道に取り入ることこそが必要だと
自分の立ち位置をちゃんと把握して行動できてるタイプだよ

言っちゃなんだけど原作者が「見限られて当然のガチガチのヘイトキャラ」として作ったつもりだけど
ガチガチのヘイトキャラとして見るにしては思った以上にまともに仕事してるせいでなんかちぐはぐになってる感じはある

>>857
そうなると「大失態犯してもミストバーン盾にして逃げれば大丈夫」と考えてたことになるんだが。
「出来て当然の任務すらこなせないならお前一人でやれ」は十分酷い評価だよ。後、バーンはミストに戻るよう言う時にミナカトールを消せとは一言も言ってないし実際ピラァ落として済む話だったのでつまりどうでもいい余興すら失敗したら見捨てられるレベルだった。
どうしてそうなったかと言えばそれはザボエラの今までの行いからのもので「やれば出来るのにやらずに味方にばかりやらせようとする」を繰り返した結果、見捨てられて孤立無援で戦わざるを得なくなった。。
追い詰められたのは今までの自分の行動を失態と判断できなかった結果だよ

クズ=即見限られて当然って価値観の作品でもでもないよ
立ち回りでどんどん周囲から孤立していく様が描かれてた

キルバーンなんか落ち目の主君を見限らないあたり、確実に評価されてると思うよ
そう言う部分があるから人から舐められないし、完全には孤立しない

その発想は無かったけど完全にその通りだね
ザボエラならあの状態のヴェルザーなんか秒で捨ててる

逆に最初はロモス王国襲うわ武人気取りながら人質作戦やらしていたクロコダインのおっさんが
その後の行動で敵だったアバンの使徒は勿論、バタック爺さんとかアキームさんとか色んな人間と交流深めていったと比べると、人望や信頼っていうのはいかにして築かれるのかがよく分かる話である

>>859
>そうなると「大失態犯してもミストバーン盾にして逃げれば大丈夫」と考えてたことになるんだが。

いやそれでいいんだよ。それこそがあの場におけるザボエラの最も悪かった所だよ
自軍全滅させて、敵軍に包囲されたから、ミストに後始末押しつけて、自分は安全な場所に逃げたかった
でもそんなの通じず、ミストに嫌われてたから庇われもせず、一人で後始末出来なきゃ処刑と脅された
その自分勝手さと最終的に誰にも助けて貰えない惨めさこそがザボエラの生き方であり本質

でもそうなったのは自軍全滅したからで、ポップ狙撃成功してれば寧ろ大勝利で立場も盤石だったから
結局あの生き方しときながら勝てなかったのがザボエラにとって最大の問題点だったという話

あと地上のことを「バーン様が何も言わなかったから放置で良かった」まで言いだしたら
それこそザボエラが逃げる口実として考えそうな発想になっちゃわない？（実際、ミストは地上のこと気にしてたし）

>>863
ならないと思う。人間たち相手にモンスター全滅の責はミストとザボエラ双方にあるだろうが立場が違い過ぎる。あれ、身もふたもなく言うなら「バーン様の不興を買っても自分は責められないけどお前は死ぬよ？」なのでどう言っても無駄
あそこで一人で戦わせるのって半分処刑だけどバーンが「ザボエラはこうしろ」と言わない限りザボエラの扱いはミストに一任されているだろうからそれも全然問題ないだろうし。ただ前半の文章は同意

ところで長文での議論もあんまり長く続けると周りに迷惑だと思うので自分はここらでやめるね
それは違うこれは違うって言い合い続けるのもつらいのでお互い違う意見のままでってことで一つ頼みます

言い忘れていましたが別の意見が知れて議論自体はありがたかったです
こちらから議論を持ち掛けてこちらから切る形になったことは申し訳ないと思います

昔から思ってたんだが、MP回復のアイテムを多数用意して壁役の配下の後ろから極大呪文を連発…じゃダメだったんだろうか？

ゲームなら有効だと思うけど、あの世界でそれやると容赦なくフレンドリーファイアするのでさすがの魔物も盾になってくれず逃げる

実は最初にザボエラを裏切ったのはクロコダインの方であるという。
クロコダインは蘇生液で復活させてもらったにも関わらずザボエラ（魔王軍）を裏切ってダイ側についた。
このクロコダインの裏切りでザボエラの魔王軍内の立場は少なからず悪くなったと思われる（裏切ったクロコダインを蘇生させたのはザボエラだから実はダイと内通してるんじゃないか？的な。描写されてないので想像でしかないが）。
この裏切りがあるので最期の時にクロコダインを信用できるか？と言われたらザボエラの側からすると難しいわけで。

逆にそういう見方をするなら、信用できるとかどうとか、まだ品定めできる立場のつもりか？って気もするが <最期

>>868
あそこ内心どうすれば逆転出来るかどうかで頭いっぱいだったからそういうこと考えてなさそうだし
結果が伴わないだけで作戦自体はまともなザボエラにしちゃ雑な奇襲してたし
寧ろクロコダインが騙し討ちしないと信じてた（というか思い込んでた）から斧の罠に掛かったっぽい