ニコニコ大百科

とてもいい映画だった
とはいえ、正統派のロードムービーに見えて実は結構癖が強い。アメリカの社会事情とか地理とかもある程度理解できているのが前提だし、つまんねーと言う人の気持ちもわかる
「正統派の戦争映画じゃないから嫌い」とか言ってる人は……そのぅ……もうちょっと頑張ろう？

一度見て圧倒されて、DolbyCINEMAで二回目観に行ったけど、凄まじい音響でたじたじになって帰ってきた。音圧がえげつない
是非ドルシネで観てほしいけど、初見の人には（精神の負担的な意味で）かえってお勧めしづらい難儀な映画

アベンジャーズのスピンオフかと思ったらシビル・ウォーって言葉はそういう意味合いだったんだな
そりゃ無関係でもタイトルにできるわ

海外に駐留している米軍の行方や諸外国が人道的支援（大嘘）と称して介入する可能性に多数の核兵器の行方を書かないで内戦を描くのは片手落ちだな

多分本質的には内戦の話ではないんだと思う
監督が右派と左派が喧嘩せず議論できるようなと言うように、その実態は対立する思想の論争のメタファーなのでは

スパイダーマンやアントマンが参戦しそう

あらすじだけ読んでポールオースターの小説思い出した
登場人物が空想する作中作でイラク戦争なんて起きてない世界線の話

「内戦状態のアメリカ」ってのは舞台装置に過ぎず、ぶっちゃけると別にアメリカでなくても成立するんだよなこの話。
戦争物でも政治劇でもなく危険地帯を舞台にしたロードムービーに近い。

赤サングラスのおっさんマジ怖かった……

「理由は言わずとも分かるだろ？」って公式のスタンスだけど、あえて理由付けするならカルト全体主義の政権が誕生して、それをよしとしない野党と与党少数派が連邦から離脱…って感じなのかな

体感8割が最高（画的に）＆胸糞（心象的に）のシーンで構成されてる映画
高校の同級生リンチしてる兄ちゃんも機銃で捕虜ぶっ殺すロン毛の兄さんも難民キャンプで奇声ダッシュしてる男の子もブティックのねぇちゃんもマーブルヘア狙撃兵コンビも全部好き

大量死体遺棄シーン、ちっちゃい金髪の子供が入ってたのは流石にショックだった

なんつーか随分とお上品な戦争してるなとは思った。惨劇ではあるけど現実になったらあんなもんじゃ済まねえよ
本当に内戦ないし世界大戦が起きた時にはあまりにも清潔な映画とすら言われるだろうね

気になってたが、記事できるレベルならちゃんと劇場で観るか

記事でも触れられてるけど、アメリカの政治システムを知っていないと楽しめないタイプの映画
知ってたらイギリス人の監督の放つ、皮肉めいたブリティッシュジョークが理解できて面白い

アメリカの「3期目」の大統領でニヤつけるかがボーダーラインかな

道中は精神的にキツくなるシーンと回復タイムタイムが交互に来るのは親切だと思った(小並感)

そしてあのグラサンシーンは想像以上にホラーだったわ、あれ有色人種は話も聞かずに即射殺してたけど穴に放り込まれてる人らをみる限り有色だろうが白人だろうが最期にはヤルつもりだよね

にしてもあの世界の米国政府、FBI解散したり、3任期に突入してたりいろいろと無茶やってるなあ

テキサス州とカリフォルニア州が手を組んでる描写は、現実だと対立している地域が手を組んでいる＝フィクションであるアピールと、制作のリスク回避に見える(実際そうではある)

一方でこの描写は、現実で鋭く対立している地域が同じ「アメリカ合衆国」を名乗ってるっていうことに対する皮肉でもある…と見終わってから気がついた

蹄鉄理論ってのがあってキチガイ同志が左右反対方向に走り合って同じとこで意気投合するなんてよくあるんで左右で違うんだからありえない！って決めつけがありえないと思う
例えば参政党やれいわの主張って似てるとこすごい多いでしょ？

同じ民主主義の信奉者なら共和だろうと民主だろうと本物の独裁者が現れたのなら団結して対処しろって言いたいのかなって思ったわ

トランプがFBI長官に解体論者のパテルの指名検討していて、現実がフィクションに追いつくのが早すぎる

アメリカ内戦！ド派手なアクション超大作！を期待した奴らは肩透かしだったと思う
終始アクション映画にありがちなアドレナリン全開で殺すための戦い！というより残機1の命を守りながら徐々に削っていくような戦闘だし
でもあんだけドンパチしてりゃ流通も滞ってあんな平和な難民キャンプや関わらないでいる町や農場なんか維持出来ねえだろと思った
暴君放伐の建国神話があるからトランプモドキの調子こいた暴君を左右のアメリカがぶっ潰して再び建国神話をなぞるって感じなのかな

赤いグラサンの兵士、白人も殺してたから、出身地や肌の色でまず選別したあと、次は英語の訛りでお前はアメリカ人じゃないと殺してたのかもな
香港人殺す前に「話すときはきれいな英語で」と言ってたし

この映画、大統領の容姿がトランプではなくどちらかといえばレーガンやクリントンに見えてくるのがポイントなんだよな。
今のアメリカの問題はレーガンやクリントンの時の大統領が進めた新自由主義にあると考えたらね。
監督は町山と一緒に反トランプで騒いでたけど一番重要なとこをトランプに寄せなかったのは結構評価できる。

Amazonプライムで観返してるが…やっぱり劇場の音響には到底届かない
あの独特の銃爆撃音は劇場公開用にチューニングされてたんだなぁと今更ながら認識した

お家で観る人は出来る限り低音圧強めの、上等なオーディオ環境で観てほしい

アメリカ合衆国ではファシストは許されない。

但しイスラエルは除く

｢時代はワンポイントスリングだろ！｣というワンポイントスリング信者のナウなヤングにバカウケみたいな
正規軍から民兵、ガソリンスタンドの自警団までAR15系だけじゃなく、AK使ってる奴までほぼ全員ワンポイントスリングしか使わない映画だった！！
不思議な事にODやタンカラーのスリング使ってる奴はいなくて、黒いスリングの奴ばっかり！
………………きっと予算の関係でスリングは別のシーンで使った銃からはずして使い回してたんだろうなぁwww

>>7
>>10
>>18
今の時代平時の近代国家で国民であるより州民であるなんてのはアメリカ特有だし
故に原題である大文字のCivil-War南北戦争と共に作中で描かれるのは独立した州と合衆国の対外戦争であって一般的に言う小文字のcivil-war内戦とはニュアンスが異なる
内戦をテーマにしている映画としてみると違和感があるのはそのへん
要はもしも未来にというよりかは現代の起きていることに対する警鐘みたいなもん

個人的にこの映画でいちばんショッキングだったのはベテラン女カメラマン役のおばちゃんがジュマンジ(1作目)のお姉ちゃん役だったり、
トビー・マグワイアがピーター役だったサム・ライミ版スパイダーマンでヒロインのMJ役だったりしたキルスティン・ダンストだった事だった……………
時の流れって怖い。

トランプ氏「3選」可能にする憲法改正案　共和党下院議員が提出 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250124/k00/00m/030/190000c

https://amzn.asia/d/5CxgZ1t

↑あの赤サングラス…………普通にAmazonに売ってんのな。

大統領三期書こうと思ったらもうあった。現実追いつくの早くね？

これトップダウンの命令じゃなくて下っ端が自発的にやってるっぽいのが怖い

流石に通らないだろうけど、偉い人の意向を口寄せした気になって同調する奴がどれだけ居るか読めないのも

リアルのアメリカ、第二期の割にこの映画の様なザマになる要素満載ですね。