ニコニコ大百科

ララァは私の母になってくれたかもしれない女性だった。って
ララァは幻想じゃない素の私を見てくれる唯一の人だった。ってことだと思うよ
なんせアムロさえ、シャアは超人って印象を押し付けてくるし（ただしシャアもアムロに超人像を押し付けてる）

ネタ解釈が定着して公式見解化されてる感じはある
ララアを母に例えたのも、「クエスの父役ぐらい買ってやれ」的な言葉に「お前が言うな」と返す流れで出た話で、それでマザコンというのも微妙かなあ
父親の思想に囚われてたと考えた方が行動原理が理解しやすい

ララァは実の母親でも義母でもないのにマザコンってのも変な話だよな
「年上男子を息子みたいに思ってたからショタコン」ぐらいの変な話

公式見解化されてきてるのはORIGINの影響もあるのかな
あれのシャアは間違いなくマザコンだし、映像化した手前そういう印象も強くなってしまうだろうし…

スパロボ30のシャアはアクシズ落とした後生き残ったってのが斬新な設定だったわ…
宇宙世紀と違ってスパロボだから生き残ってる戦友も多いから竜馬がガチ殺意向けるし甲児すら遺言あるか？とか聞くわで本人の胃的には死んだ方がまだ逃げれたな…ってなる。
シャアは魅力的だしそのコピーがガンダムの作品内外問わず見られるけど、もう何十年もするって言うのに切り方変えればまだ新しい味を出すわこのオリジナル。

>>2041
それな。妹護るためとはいえ誤解されたまま別れちゃったし(小説版だと最期に呟くのがアルテイシア＝セイラさん)素の自分を見てくれたララァはかけがいの無い存在だったのはオリジンから逆シャア見ると分かる・・・

戦場送り出した云々はマジでアムロの方がド正論で返す言葉も無いが、キシリア付きだった当時のシャアの立場上は仕方ないがなあ(アルレットみたく戦闘適性無しならまだしもあの戦果ではフェードアウトさせる訳にもイカン)

>>2045
サザビー好きなんで３０で出ないのかな……と思ってたけど（隠しであるかもしれんが）そりゃ、あの展開でシャアが赤いMSに乗っちゃいかんわな、となった
シャア専用機に乗る気がない、ではなく乗ったらいけないって展開も斬新だわ

「父親代わりか。ええなぁ」
こんなこと言っておきながら大してカツの面倒みなかったのはどうかと思う
まぁカツ自身カミーユ以上の問題児だったというのもありますけどぉ…

でもその面倒見なかったのもシャアという人物を考えると思春期の若者を良い風に導くことの出来ん男なのはわりと違和感ないよね

だって父親がどういったものかシャアには解んないし…クェスの時もそうだったし。

>>2050
どうせなら父親代わりできるか分からないとか言っておけば良かったのにね
弱音吐けないのがシャアなんだろうけど

小説じゃ「私が愛しているのはララァの能力」って言ったらしいが、これを額面通り取るなら
シャアが愛していたのはララァのNT能力で、母になってくれるかもしれなかったというのはその能力の偶像的存在を指していたのかねぇ

それなら「私はいつも独りだった」という台詞や福井の「自分しか愛していない」という評も納得いくかも

ブレックス准将が生きておれば…

父親は分からなくとも　兄だったし
面倒を見るぐらいは出来たはずだけど

でもシャアにまともな論理を求めても無駄かも　よくよく考えれば戦争抜きでも割と殺人鬼　目的の為には親戚も戦友も容赦なく罠に嵌める

色々と拗らせた人。アムロやブライト、ロンド・ベルを倒す手段なら、暗殺なり政治的手段なりいくらでもあったろうに。戦場でアムロを討つことに拘りすぎて、合理的な手段を取らなかった。
でも、これが無いとフロンタルみたいなのになっちゃうから難しいところ。

>>2054
「手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」

殺人鬼とまともな論理持ってない人間にこんなことは言えないよ

まともな倫理を持っているのなら隕石落としはやらないだろう。

>>2057
？？？「やっちゃいけなかったんだよ、こんなことを分からないから大人って、地球だって平気で消せるんだ！」

このセリフをシャアに向けて言ってくれれば大正義だったんだけどなぁ…

>>2057
それでもやっちゃうのがシャアなんだよ…
これ他の富野作品の敵キャラにも言えるかもだけど

ガルマとの会話や小説版を見た感じ、素の一人称「俺」なんだよなシャア
でも、ララァに対してはいつも「私」だった

結局、作中の描写だけ見ると
本当の意味で愛していたのは親父とセイラさんだけ。もとい、その二人しか愛せなかったんだろうなぁシャアって
ララァに対しても「傍にいてくれれば導いてくれた」という悪くいえば自分本位なことしか考えてないし

ベルチルで最後にセイラさんの安否に安堵していたのが良い例かもしれない

今回のスパロボで絡んでるルルーシュもそうだけど、むしろ善良な真人間的感性の持ち主だからなぁシャア

だからどうしようもない世界に対してどうにかしなきゃ、と思い立っちゃうというか

シャアのアクシズ落としに関しては現代の一般的感覚から見ると理解しにくい文脈だと思う

あれは一時の共産主義や今で言う環境関連の話題のようなもので
アクシズ落としも言わば当時主流の社会派新説を先鋭化させた結果の行動

シャアは弱者である宇宙移民の救済を自他共に必要と感じており
父の唱えたニュータイプによる変革に世相と自身の半生を織り込んで旗印としたが
アムロはインテリが始める典型的な夢想の革命と言ってとりあわなかった

地球に住めなければ当然社会も混乱するだけで長期的に腐敗が消えるわけでもなく
それどころか短期的には間違いなく却って荒む
そして人類が宇宙に上がれば手早くニュータイプになるという話に当事者の感覚以外の根拠はない
実際ガンダムの世界ではその後いつまでたってもニュータイプの時代が来ることはなかった

シャアが復讐で関係無い人間まで殺したのは間違いない
はっきり言えば社会の中で擬態した殺人鬼　その殺人鬼が戦争の中で復讐を終えた賢者タイムがクワトロ　生え際後退するとネオジのシャア

そりゃ元が元なんだからどんな綺麗事並べても認めない奴は認めないだろ　怖いもん

色々と違うオリジン版だが「最低ですよジオンは」は御大のシャアも思ってそうだよね

1st小説版のシャアって恩を売るためだろうが本気でガルマの為に木馬落とそうと頑張ったり
ララァが死んですぐに別の女にプロポーズしたり
キシリア殺してから演説かましてクーデターやってのけたりと明らかにアニメ版ではやらないことやってるからどの程度参考にしてよいのやら

100年後の宇宙世紀だとジオン残党に祭り上げられながらもアクシズ落としからニュータイプとしての才能でオーロラを発生させて地球を救った伝説の男になっているという現実
シャアの反乱は全部ジオン残党のせいになったようだけど宇宙世紀の歴史評論家の間ではとんでもなく美化されているんだろうな…

30のΖって何か逆襲後にグラサンかけたシャアやりたいがために出した感が否めないな
シナリオでも明らかにシャアの方がカミーユより目立ってるし

>>2067
そりゃそうだろ
人として最低とか自嘲してしょぼくれながらのこのこ出てきて
艦内歩けば（アムロ以外から）白い目で見られ格納庫で一人飯
挙句にダカールでのズゴックおじさんの慟哭
こんな曇らせ方があったとは感心するよ

カミーユならとりま一発修正した後
大尉には大尉のする事あるんでしょうねって見守ってあげてるから

Dのシャアより扱いが酷いけど残念ながら当然である