ニコニコ大百科

結果論云々以前にシャクティの行動は
「悪意なしではあるが周囲の状況をほとんど把握せず
自分の行動がどういう結果になるか全く考えずに動く」
だから困る。

そりゃあ「ある程度成功の見込みがあるけど運が悪かった」
なら同情できるが、シャクティの場合「どう見ても失敗
フラグであり、反対押し切って強行したら案の定大惨事」
だから叩かれても仕方ない
「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし 」
って言葉通りだと思う

シャクティが批判されるなら他の人間の方が遥かに批判されるべきなんだよな
民間人の犠牲も考えず街に兵器工場つくり子どもを戦わせるリガミリティアの連中も
リーンホース特攻の演出が良かっただけで中立地帯に武装して侵入したりする最低の集団だし
マリア主義に傾倒するザンスカールの面々もたまの演出で良い人と思われてるけど
地球クリーン作戦やエンジェルハイロウを実行してしまうようなアホ揃いだし
「悪意なしで結果を考えずに動くこと」がだめならこの二つの勢力は何なんだ！と言いたい

それに後半のことばかり上げられるけどシャクティ本人自体は普通以上に良い子だしな
見ず知らずのリガミリティアやワーカ一家にいろんな支援したりカテジナにカルル押し付けられても文句言わずに世話をしたりできるのは普通の女の子でもそういない

母であるマリアが不甲斐ないせいで後半に全ての業を背負わされたのがな･･･
大半のキャラが母親としての役割を放棄したVガンダムの中で明確に母性を持ち続けてたシャクティは割りと好きだな
完全に傀儡になったマリアと違って自分の意思を持ち続けてもいたし

「善意を持った善人が頑張ればどうにかなるものではない」というVガンダムの世界を象徴する、象徴させられた人物だと思う
優しいいい子だからこそVガンダムの世界ではなかなか報われなかった
いい人というだけでどうにかなるならシュラク隊だって全滅せずに済んだんだ……

まあシャクティも子供だから大局的な判断が下せないのはある程度仕方ないんじゃない？そこらへんは戦災児のオデロたちはともかく、妙に達観してるウッソの方が異常だと思う。さすがに戦場で種を撒くのは頭おかしいと思ったが。
結局のところ、シャクティからしてみれば静かに暮らしてただけなのにリガ・ミリティアとザンスカールに故郷を蹂躙されたってところなんだろうな。だからさっさと家に帰りたくて序盤はあれだけ勝手に出歩いてるし。
とはいえ擁護しきれないところもあるんだよな。シャクティが身勝手な行動をしたが故にウッソが探さざるを得なくなり、その結果戦場で誰かが死んでるんだし。戦争行為を否定する割にはこういう結果引き起こしてるんだよなぁ・・・

善意の行動が周りを全く見ていなく相談もしないで暴走して結果味方を窮地に落とすって屑だと思うんですけど･･･自身の考えに妄信で猪突、周りの苦労を全く考慮しない、何でこんな人をヒロインにしたのか謎、紫豚並みに謎
子供だが話を聞かないのは年齢関係なくその人の素養だしなにより失敗してるのに何一つ学ばないあたりヒロインとして救いがない

>>95ウッソはカテジナ救助目的でウーイッグに
行って虐殺を目の当たりにして「流石にザンスカ
やばいよ、なんとかしないと」と、思ったのかもな

>>92道義的にはそうかもしれんがリガミリティアは
そんなに余裕のない状態でザンスカ相手にせねばならん
以上打てる手段は打っておきたい状態だったんだろう
ウッソが加入したおかげでマサリク家やクランスキー家は
助かったし何とかカイラスギリー攻略できてビーム要塞で
恫喝という事態は避けられたし
帝国の方は・・・カガチの人心掌握術に踊らされまくってた
集団という感じ

Vガンの世界では明らかに大人たちがおかしいんだけど劇中では
変に大人びたウッソ、変に子供じみた純真さのあるシャクティ
妄執にとらわれていくカテジナの3人に歪みが集約されてる

善意から突飛な行動に出ようとするのに対してウッソの
「大人の世界はそんな簡単じゃない」ってセリフが主題を
そのまま表してるし、そう考えるとテーマを描くためにわざと
善意から無謀な行動に出て疎まれるキャラとして描かれたんだろうなぁ
幕引きではその一念からエンジェル・ハイロゥを崩壊させて
世界から争いを消し去ったって所でその善意に対する一部の
希望だけは残されてるけどなかなかかわいそうなポジションである

筋金入りの左翼プロ市民。　自分のわがまま通す為なら友達が死のうが構わない。表でニコニコ裏でグログロ。彼女の余計な行動や我がままに付き合ったせいで仲間を間引きする死神

またえらく変なのが湧いたな

リリーナがドロシーの意見を吟味うえで動いて
自身の理想を実現したことを踏まえると
「反対意見を聞いて吟味する度量」って
大事なんだなと思う

純真さって耳当りはいいけど要は「人の意見が
耳に入らない独りよがり」ってことだから
周囲の為に動くには却って足かせでしかないん
だろうなぁ。

00までで平和主義者で実際に戦争を止めた極少数の一人なんだよな
他は∀くらいか
平和を維持するために何かする気とかは皆無だけど

まあ奇行も多いが、13歳だぜ？
擁護するつもりはないが、いきなり戦争の中に放り込まれて目の前で人が死ぬところを何度も見るとおかしくもなる。
個人的には、多感な思春期の子供を戦場に放り込んで、戦争の狂気や残酷さを
適応して自分の能力として吸収した結果＝ウッソ
受け入れることができずに現実逃避した結果＝シャクティ
と考えてる。
シャクティも十分ぶっ壊れてるしおかしいが、ウッソも相当おかしい。

＞取り乱すとヤナギランの種を植える

クソワロタｗｗｗ

何歳かしらんけど子供と同じ目線のおっさんてみっともない
小難しく解釈する必要とかないわ

>>103
一応だけどシャクティは11歳ね
まぁウッソはこんなウソみたいな少年はいねーよって事で御大が名づけたそうだから

戦争とは相容れない民間人の少女であり、母性や善意、無垢とその弊害をまとめたような感じだしキャラとしてはあれでいいと思う。

Vガンのキャラってどんなに人が良くても自分勝手な面が見てとれるけど、こういう都合の悪いキャラがいることがいいというか、周りに迷惑かけない都合の良いお人形なんて求めてんじゃねぇよｗって言われてる感じがして好き。

ウッソとか女性の母性本能を刺激して、戦場で出来過ぎな活躍したり、大人にとって都合の良い子供だが、いざ押し付けて反発・都合の悪い事されると大人が「ガキが！」とキレてるの見ててもそう感じる。

アニメのキャラは(特に味方側は)聖人じゃないと叩かれるから仕方ないね
完璧な人間に感情移入は出来ないけど、Vガンのキャラも訳分からん奴多めだから共感・同情より反感の方が多いのも分かる

それでも、大人数が11歳の不安定な少女に掻き回されてるのだから、掻き回される方が悪いって考えが一番に来るけど。

シャクティもウッソも大局がある程度見えてる上で最後に感情を優先するからなぁ。
その結果好きなキャラが死ぬ結末になったらそら嫌うわな。
特にシャクティは大人が選んだ勝利条件を蹴って完全勝利を狙った上で、結果サイキッカーも味方もみんな死なせたんだし、そら子供だ大人だ抜きにしても嫌われる要素満載よ。

人心を惑わせるだけの力のない平和主義者が戦場にチャチャ入れしてるんだがから、その手のアンチも色めき立つわな。

コイツが良かれと思ってやったことだからと免責されるならポルポトの大量虐殺＆拷問だって理念で動いただけの一言で免責できるわな。

ま、おとなしくガキの子守かアトラみたいに賄い婦でもやってりゃよかったんだ…

>>109
逆、逆、結局シャクティの祈りが最終的に戦争を終わらせたんだよ
人類を退行させるはずだったエンジェル・ハイロゥの設計さえ越えて

シャクティを悪女だの死神とか言ってるの見ると
本編見てないんだなとしか思えないんだが、あるいはそう思うくらい何も見てなかったのか

>>105
子供の目線に立つこともできないってちょっとヤバない？w

時系列の出来事を整理して見ないと、シャクティとエンジェル・ハイロウとの関わりは誤解されやすいと思う。
５０話まではカガチによって本来の設計とは異なる運用をされ、地球での幼児退行に特化する形で祈りが歪められていた。
５０話以降はシャクティの祈りにエンジェル・ハイロウのサイキッカー達が応じた結果だが、分解したことでサイキッカー達が放り出されてしまった描写から、これも本来の設計とは思えず、
エンジェル・ハイロウ自体の破壊も『平和の祈り』に含まれたのだろうと推測される。
一度発動した祈りの増幅は、取り消す手段が無かったのかもしれない。

≪時系列≫
４５話で、エンジェル・ハイロウの試験運転前のカガチとマリアとの会話から、マリアと面会し、エンジェル・ハイロウに対する不信，不安を強く訴え、納得していないことが伺われる。
４６話でのクロノクルとの会話から、カガチの狂気とクロノクルの翻意は既に見抜いていることが伺え、クロノクルに対してエンジェル・ハイロウの破壊を頼んでいる。
４７話で祈りを戦場に放射する、とカガチに説得されてキールームに入るが、実際には地球に向けてウェーブが放射されており、カガチの思惑通り、地球での幼児退行が進む。
４６話まではエンジェル・ハイロウの使用に対して非常に拒否感を示していたものの、４７話冒頭ではあっさりキールームに入っている為、趣旨替えのようにも見えるが、祈りの内容自体は付近の戦闘を止めさせることが目的。
４９話でウッソたちによりエンジェル・ハイロウから連れ出されるが、カガチとシャクティの説明から、サイキック・ウェーブが放射され続けたままであることが分かる。
５０話でＶ２に同乗して再度キールームに戻るが、この際のシャクティと制御室の運用スタッフとの会話から、４９話までの運用とは異なっていることが察せられる。
（『これを設計した方々の願い全てを現実のものといたしましょう』『姫様に従え。エンジェル・ハイロウを完全に作動させる』）
祈りの内奥自体は、変わらず戦闘の停止であるが、分解したリングがＭＳや艦艇を宇宙に放り出したのは、ザンスカール艦隊が壊滅し降伏信号を発した後だった。
また、エンジェル・ハイロウが分解する現象はシャクティにも何を意味するのか分かっておらず、平和を望むサイキッカー自身が行っていることだと述べている。

本来の設計や運用が何であったにせよ、戦争による数多くの理不尽な死を目の当たりにした１１歳の少女がやったことは、戦いが止むよう祈ることだけ。
しかしそれが歪んだ形で表現されてしまい、闘争の原因となり、結果的に多くの命が失われてしまったことに、この物語の悲劇性と狂気が表現されているのだと思う。

こういうキャラの記事やコメント見るといつも思うんだがそこまで叩かんでもいいだろうに

嫌いってのはまぁ分かるけど暴言までいってる奴はなんというか、価値観が浅いというか、余裕がないんだなって思う

>>103
戦争と言う状況に適応できてしまうことがどれだけおかしいことかは、ガリー・タンやワタリー・ギラのエピソードを通じて、Vガン前半で何度も描かれたよな
シャクティは異常な状況を俯瞰で見るキャラなのに、いまいち理解してない奴が多い

>>117
周りのキャラがあれだけ身も心も戦争に引き込まれて行く中で、唯一揺るがない日常の象徴・基準とも言えるキャラだよなあ、カテジナと対称的。力は持たないけど強いって感じで好きだわ
戦いに適応できてしまうウッソにとって、日常を示してくれるこの子の存在がどれだけ大切か
戦いが終わった時にウッソの「帰る場所」としてこの子がいるから良い、劇中であえてこの構図を明言しないのも好き

シャクティは悪女じゃなくて無能な働き者だから。悪意なく味方の足を
引っ張るからある意味一番性質が悪い。

無能な働き者ってのが悪人よりイライラさせるってのがまあ普通の視聴者なんだよな。
悪人は悪人としての役目をまっとうしてるから聖女として描写されてるのに善意の暴走トラブルメーカーだからヘイトがたまる。
作中の認識と神視点での認識のずれに理屈じゃなく不快感を上げていくんでこればっかりは脚本が悪いの一言