ニコニコ大百科

監督のシロー嫌いが～ってどうせwikipediaソースだろ
実際の記事読んだら「ウチのドラ息子が」みたいなニュアンスだったぞ

本来、男と女が出会ったら
お互いに惹かれ合って愛し合う方が生物として「自然」の理だからね

戦争だからって、敵国同士だからって
男と女が出会って愛し合う方が間違ってる、殺し合う方が時勢的に正しいと感じちゃうのは
戦争という「不自然」に毒されてると思う

その点で08MS小隊のシローとアイナは結構富野イズムを受継いでたと思う
富野もザンボットの神ファミリーやリガミリティアのリーンホース特攻を通して
「老人が先に老いて死ぬ自然の摂理に反して、子供・若者が先に死に急いで命を散らせる戦争の不自然」
を批判的に描いているし、∀のディアナも「男と女は愛し合い、時期が来たら老いて死ぬのが人間の自然」というテーマで描かれていて
社会や国政の都合で命の摂理が歪められることは本来あってはならぬこととして描かれていた

シローは人間としては正しいよ
戦争として正しいことが、人間として正しいとは限らないもの
そこが戦争の歪みでしょ

家族友人知人故郷をすべて皆殺しにされた半年後くらいには
ジオン軍へ敵意がなくなっている辺りは人間としてちょっとおかしい気もする

※93
むしろ大人になったと受け止めるべきだと思うけどね
恨むべきは末端の兵やジオンの全てでは無く、
立案命令を行う上層部なのがリアルだと思う

Gジェネやギレンの野望だと、一年戦争後は連邦に復帰してるけど、
本編のシローを見ると片足を失う大怪我が無かったとしても、
連邦の実態に失望して戦いの場に戻ることはなさそうだな。
あのまま山奥でアイナと一緒に隠棲して、
逆シャアの時代は、地上からアクシズ落としなどを見届けたのだろうか。

倍返しってアレ別に当てるためじゃなくてグフカスを動かさないためにわざと散らしてたから外したってのはちょっと違うくね

動くと当たるように派手にばら撒いてただけだしな
回避したら離れちゃったガンタンクから注意逸らさなきゃならんし僚機も待たなきゃで少しでも時間稼がなきゃならんかったし

Amazonプライムに入ったんで初めて見てみたけど、部下には死ぬな英雄行為は許さんって訓示たれといて、自分はザク1機倒さんがために独断専行して迷子って軍人としても人としてもどーなのよ？とは思った。

キャラ萌えのにわかからはかっこいいと言われる
ガチオタからは頭がお花畑の自分勝手な無能隊長と責められる

>>99
そして一週通り越して悟った者からは戦場の天然ジゴロ(重力には勝てなかったYO)と称される、と


当時の状況の後半の監督インタビュー見せてもらったけど(以下要約)、「前半は作風と絵面が一致していなかった。
ただ、ミケルやエレドアやキキあたりを動かしたかった(前半の監督が)ふしがあって、当のシロー自身は面目上の主人公だったのかも知れない。」
とあったな。

サンダース「クッ、クソォ、弾さえあれば・・・ハッ」

シロー「だァァァー!」って感じで弾じゃなく玉（ボール）がやってくるとは予想外だった・・・ｗ

馬鹿がボール（玉）でやってくる。

個人的にシローに対する印象は
状況に対する適応力が高いのでパイロットとしての適性は高いが
思想に問題があり過ぎて一兵士としてはともかく指揮官としての適性は低いって感じだなぁ
考え方が軍人に向いてないよね

スタンドプレー思考よね。
一匹狼で行くならヒーローだけど、部下とか作るとそいつを巻き込むタイプ。
なまじっか善人で指揮能力が高いから、部下からは一見理想の上司に見える。
で、気が付くとコイツの思想の為だけに地獄へ道連れにされる。

コイツの善意も地獄への道を舗装してるんで、部下はお気の毒。

まあアイナは兄といるより幸せになれたんじゃないですかね

前半は主人公としては狂言回しで超影薄いけど途中からだいぶ自己主張して個性出てきたの当時好ましく見てた記憶がある
シロ―が語られるときはだいたい後半のイメージだから愛されるにしても貶されるにしてもキャラ立たせた飯田監督の効果は大きかったんじゃないかと
シロ―を嫌ってたとあるが逆に愛してないとこういう描写はムリだったと思う

直ぐに考え改めたけど最序盤の毒ガスの件でジオンの奴ら許せねぇってのは割と珍しいとは感じたな
ジオン兵が連邦を恨むのは結構あるがこういう形のメインキャラの連邦兵がジオンをって少な目だし

新鮮味あって興味を引く設定ではあるが前監督がそれを掘り下げる気がなかった時点で割と足引っ張ってる要素でもあるんだよな
何も知らない若い士官が恋と現実を知って…という具合にやってたほうが色々巷の面倒な批判を受け流せたというか
あるいは復讐者として描くなら一話かどこかでアイナのほうが連邦に理解を示すのを見て考えが徐々に変わっていくという流れなら結構自然ではあったのかもと思う
7話の一瞬だけ初めて垣間見せるジオンへの憎しみももう５話までのシローを今更覆せないがその設定も無視できないという苦渋の表現かな

そういや宇宙のイシュタム書いた人の08の漫画があったけど打ち切りになったらしくて残念だったわ

打ち切りじゃなく作者死亡により、だ

アイランド・イフィッシュは日系人が多かったんだな

>>109
アンケは良かったが単行本が売れなくて打ち切り
ネームだけ切って絵だけは他人にやらせればよかったんだろうな…

単行本買って応援してたんだがなあ
有名なセリフのところ「ひと思いにやれーーーッ！！」はないのか？

三次元との戦いの｢信じたー！｣も入れて欲しい

そりゃ連邦とＣＶ.井上喜久子の名家の令嬢をどっちか選べと言われたら、後者を選ぶでしょ。
なんなら、誰でも好きな声優をあててもいい。
どうして叩かれてるのかわからんくらいだ。
前者を選ぶ人は女にさぞモテモテだろうから好きに選べるのだろうが。

>>114
ヒント:このスレは連邦士官に監視されています

まあバンダイとサンライズの提携後のゴタゴタ企画と前半後半の監督のガンダム作るって意識の温度差が主人公に集中してるからなぁ、とマジレス　

監督や脚本が降板、交代するガンダムって一時期多かったな0083やこれと同時期（？）のＷ。
まあこれは死去だから一番仕方がないのだが。

>>61
シローの故郷のコロニーは一年戦争開始時点で地球へのコロニー落としの弾にされて落下
シローが住んでた場所以外の故郷コロニー群のコロニーは全て核爆弾で破壊されたよ
だからシローの故郷は、この宇宙のどこにももうないんだ

同じ宙域に違うコロニーを持ってきてコロニー群を再建しても、それはもうジオンに地球に落とされたシローの故郷、アイランド・イフィッシュがあった頃のサイド2ではない

>>114
そこ「ＣＶ.井上喜久子の名家の令嬢」との比較対象は
「連邦」じゃなくて「ジオンにメタクソにされた故郷と毒ガスで悲惨に虐殺された肉親友人たち」だぞ
シローの天秤のアイナの反対側に乗ってる片方は「連邦」なんて曖昧でスケール大きな政体じゃなくて
「己の今までの幸せな過去の全て」という個人的だけど誰でも理解できるクソ重いブツ

でこの場合重要なのは物語として
「今の女(ジオン民)」と、「ジオンにメタクソにされた故郷とジオンの毒ガスで全身が糜爛して全身から血流して死んだ父母妹に故郷の有人恩師その他知り合い含む故郷の人々」の思い出
その2つを比べて主人公がどっちを選ぶほうが、視聴者の視点だと人間として受け入れられ易いかってこと
もちろん作中でシローは前者を選んだけど、上記のような共感できる悲惨なバックグラウンドを知った上で
それでもなおシローが前者を選んだと知ると、これ結構フツーの人には受け入れがたい選択になっちゃう

本編の映像でも過去のフラッシュバックとして出されてるけど
毒ガスまかれて目の前で人が血吹いて倒れてバイザーに血なすり付けられてシローが絶望顔晒してるシーン
あれシロ―の故郷の中身が毒ガスで崩壊した時の出来事だからね
シローはあの後家帰って父母妹の糜爛死体に出会って
涙ながらに街さまよってサチ・シンジ・ミイ・タカシたち友達の死体を集めて簡素だけど全員の墓作るっていうね
なのにその後故郷のコロニー自体もぶっ壊れた上に地球に直撃するので、結果的に墓すら残らなかったっていうね

そういうジオンによって齎された一個人の視点から見ると悲惨という言葉すら生ぬるい過去がある上で
後に出会ったジオンの女と添い遂げてるのがシロー、ちょっと常人の理解できる範疇超えすぎてる

その辺はアイナが良くも悪くも（シローのイメージする）ジオンからかけ離れていたからだろうね

コロニー住民を虐殺したジオン兵（のイメージ）と目の前にいる可憐で優しい女性がどうしても＝にならなかったんじゃないかな
もし宇宙漂流時に出会ったのがアイナじゃなくごく普通のジオン兵だったとしたら、多分シローは憎しみに流されるままジオン絶対殺すマンになってたんだろう

シローもジオン憎しのきっかけになったシーマが本位じゃなかったとは知らない悲劇