ニコニコ大百科

>>8187
そりゃ大衆なんてボンクラの集まりだしｗ
この作品大衆の描写が不足しているって言われるが、出さなくて正解だよ

ゴジラシリーズは政府批判するマスコミとかが出てくるのはほんとに稀な例だから・・・そういうのを出す作品じゃないからねってvsシリーズのとき制作側が指摘したこともあるし

政府の無策のせいでゴジラが目覚めて……みたいな作風の映画も悪くないけど、
特オタ受け悪そうだし、作り手側も思想を極端に出してきそうでイヤだな

政府批判って言っても、そもそも外部からの暴力的脅威に対する議論を怠ってきたのって国民の側だからブーメラン的皮肉にしかならないだろ

国民が無能じゃ民主国家の政府は何も出来ません

>>8185
「老害が消えれば」ってよく言われるけど、今「若手」とされる40代なんてマジで酷いのしかいないからなあ
難病軽視おばさん、パワハラおばさん、wifi害悪ママさん（しかも複数人）、不正使用おばさん等・・・あれ、奇しくも女性ばっかだな
森と大差ないレベル、間違いなく好転はしない

「若けりゃ」とか「女性なら」とか「老人じゃなけりゃ」とか思い上がりも甚だしい、自分が正義と思ってる連中が一番害悪なのは歴史が証明してる
勿論、俺ら一般人もね

怪獣映画の王道を行くKOMと比べて明らかに異質で大衆向けとは言い難いのにここまでヒットしたのは興味深い
単に特撮怪獣オタクと一般人では琴線に触れるポイントが違うだけかもしれないが

宣伝担当のクレジットの前から2番目に庵野の名前があったり、ジアートオブで「バズの爆発力を信じた」って言ってる辺り、初見での驚きが重視されたのは間違いなさそうだよね。蒲田くんの情報とかバトスピコラボからも一切漏れなかったし試写会も記者限定だったりしたし、その驚きをしっかり観客に届けようっていう努力を感じた。
あと、かなり大雑把に噛み砕いたものになるけど、あえて予告を情報量少なくして不安を煽って本編で直接ブン殴ってそのギャップの力を使って評判を拡散させる、みたいな事を考察していたブログもあったっけ。

そもそもそういうまどろっこしい手続きこそ民主主義なんだが
そしてそれによって成り立つ近代国家の力がゴジラを制圧したんだが

久しぶりにシン・ゴジラ見た後で似たようなコンセプトで同格か、準ずるレベルの作品が無いか調べて探してみたけど、シン・ゴジラが破格なんやなって思い知らされた。
脚本・描写と撮影技術・科学考察をそれぞれ一定以上のレベルで両立させる事は難しいのかな。
映画アニメドラマ問わずゴジラ系の他の作品だとそれらを上手いバランスで使えている作品も多いんだが。

そういえば>>8176って書き込んだなぁきっと
「おお、かわいいな」とかレスついてるぞウシシ
って思って見に来たら政治がどうのの話で完全に流されてたよハハハ

>>8197
バトスピコラボのカードに関しては商品のリーク・解析で2chで映画公開以前から蒲田くんのネタバレはあった(それはそれは衝撃の一言だった)

>>8201
マジで？今まで全然知らなかった……。
あそこまでガチガチにやってても、完全には防げないもんなんだね。

特撮に対するアプローチの仕方が平成ガメラと全く逆なのが面白い作品でもあるよね。
平成ガメラは従来の特撮の技法（着ぐるみと模型）で極力作って表現が難しいところだけCG使ってる。
シンゴジラはCGで全体を作りつつCGだと軽く見えるところだけ模型使ってる。
平成ガメラのころはCGで製作できるPC自体が少なかったのもあると思うけど、こうして互いの技法で作品を補い合えるのは、特撮をやり続けてきた積み重ねのお陰なんだと思うね。

大怪獣のあとしまつという、怪獣の死骸の撤去作業をテーマにした作品が出るそうだが、東京駅で凍結したシンゴジラも同じネタで続編が作れそうだ。

続編を観たいけどあの得体の知れない第五形態のなりかけを映して余韻を残して終わるから良いって部分もあるジレンマ

動き出したら核攻撃開始設定あるから続編は難しいだろうと思ったが、別個体出せばいいか。

あそこで固まっているゴジラとは別に別個体出すのはアレだと思うぞ
そして動き出したら第五形態になるならゴジラ映画じゃなくなる
続編出すなら小説とかじゃない？

ゴジラは東京駅で凍結してしまったが、仮に放射能汚染は特殊な放射能元素の半減期の短さで何とかなっても、凍り付いたゴジラを何とかしない限りは、東京五輪は無理だろう。
凍結が溶けて蘇生したゴジラが再び暴れだすことは十分あり得ることだろうし。

少なくとも封印されたとはいえいつ動き出すかもわからない怪物のいる都市に住んだり観光に行ったりするやつは少ないだろうなあ

まぁ見た目からして怖いから近寄りたがる人は多くないよな
尻尾もよく見たら人っぽいの生えてるし

今でもシンゴジラを見て、時々考えている事が有るのですが
このゴジラを見て「シンゴジラはエヴァである」と言われる意見を聞いて考えている事を一つ。

個人的にはシンゴジラは「音楽はエヴァの一部登用は有れど、作品としてはエヴァでは無い。ゴジラ作品であり人間ドラマであり、結論としてはシンゴジラと言う庵野監督の既存とは属さない一つの作品」であると考えます。

トップをねらえ！のノリコみたいな熱血スポ根少女が出て来る訳でも、エヴァのシンジ君の様に周辺の人々に振り回される閣僚や総理は出て来るけど、怯えている訳でもゴジラから逃げ出したい訳では無い。
日本を復興したい内閣副長官の矢口さんや外交担当の赤坂さん、尖った印象は有れど核の災害や柔軟な対応を求められるパタースン特使、急に総理大臣の代理を任される平泉さん。個性豊かな科学者や放射能の計算が出来る専門家を引き連れる厚労省の津田さんと、確かにシンゴジラと言う独自の作風が出てると感じました。

しかもセリフが全体的に早回しでゴジラも何を考えてるのか解らないから何度も見て確認したくなったり考察もしたくなると言うのも面白い要素の一つだと思います

この作品は国家の命運を左右する作戦より人命を優先することの愚かさをはっきり描いているのが妙に好感が持てたな。
せっかくゴジラを倒すチャンスだったのに高々民間人数人を巻き込むことを恐れてチャンスを台無しにしてその後の惨事を招いたわけだ。
あれは為政者としてあるまじき行為だった。
あの場面については庵野も「あの時作戦続けていればゴジラ倒せましたｗ」って言っていたし。

で、その罰として内閣総辞職ビームを喰らったとｗ
ゴジラから見事に為政者失格の烙印を押されたわけだ。

「そういう事後諸葛亮は言うだけならサルでも出来るんだよなぁｗｗｗ」
みたいなのを受け取れてないなら残念な子だし、受け取った上でそうしてるならよく出来たピエロだわね

あのシーンは単純に「日本らしさ」を描いたシーンだと思うけどな

>>8213
些細なことでチャンスを逃して惨事を招いたことのどこが事後諸葛亮なんだか

>>8214
日本らしさというか日本の典型的な駄目なところだな

外国の為政者なら「民間人巻き込むの上等ですｗ」でさらっと決着付けてメデタシメデタシなわけだ

メタ的に言えばあそこで終わったら物語が短すぎるけど、かといって中国やロシアであんなシーンは成り立たないだろうし

>>8215
首脳からしてみれば、それで倒せるのかもわからないし、その後どれほどの惨事になるのかもわからないから、民間人を巻き添えにしてまで倒すべきだとはあの時点で判断を下しにくい。

俺らはその後の顛末を知ってるのと、監督がはっきり「倒せた」と言っている知識を持ってるから攻撃するべきだったと言えるわけでな。
そりゃ事後諸葛亮よ。

「些細な犠牲よりも国家の任務遂行が優先される」と主張してる人間に限って、自分がその犠牲にされそうになると「国民を守るべき国家が国民を犠牲にするなど本末転倒！」って言いだすのは目に見えてる

正しいことと個人的な欲求は別だから何も矛盾してない

>>8217
数人の犠牲でケリが付くことを回避し続けた果てにン十万の犠牲を出すに至ったらそれは国家という名のバカの集まりじゃないですかｗ

数人の犠牲で得体の知れない化け物を倒せたか「作中の人物が」知っていたか
後にビーム吐いて数十万人が犠牲になることを「作中の人物が」知っていたか。もっというなら初見の視聴者も知っていたか？
自衛隊が民間人を撃つ。ということの重みがどれだけのものか安全圏から言っているだけ

これを考えずにぎゃあすか僕のかんがえたさいこうのせいじとさくせんを垂れ流す奴を事後諸葛亮と言わないなら、お付き合いしたくないバカとでも言おうか？