ニコニコ大百科

時代も違う、国も違う人物の評価は難しい
いや歴史の人物を有能無能と白黒定めようとするのがおかしいのかもしれない

無能

>>602
なんで？

>>598
そんな事言ってたら「人口激減でWW1とWW2のフランスをクソザコにしたナポレオンは無能」とか
「共和制軽視と移民取り込みでローマ崩壊の端緒を作ったカエサルは無能」とか何とでも言えるわ

前任者からのトラブルを引き継いでるのは時代を問わず治世者なら皆同じだし
無気力で官僚主義者な冷戦期のソ連指導者に比べればスターリンはまだ自分の仕事に向き合った方。

あの時のソ連は、内戦で国内がボロボロかつ、全世界が敵という、先代からののトラブルがあったことを考えると、善悪問わずスターリンはその問題に向き合っていたと思う。

ところで、ソ連は世界恐慌の影響を受けなかったというけれど、逆にその恐慌を利用して、アメリカ等から大量の工業製品を、買い占めたかなぁと思う(ウクライナを生け贄にして)けどどうだろう？

まあ諸兄のご指摘の通りですね。スターリンがもっと長生きしていたならいざしらずスターリン政権の負の遺産を処理しきれなかったのはその後のフルシチョフやブレジネフなどの責任の部分も当然少なからずあるでしょうし

そのスターリンもまた負の遺産を背負ってたわけだし、国のトップなんて単純に有能無能で区別できるもんじゃない

そりゃ全ての面で無能なら国のトップに立ちさらに権力を握り続けることなんてできるわけがない
この岡田真澄似のジョージア人も優秀な面もあり向いていなかった面もある、ということだ

大粛清で有能な軍人を処刑して独ソ戦初期にボロ負けするわ、有能な科学者処刑して科学の進歩止めるわ、飢餓輸出するわで平時でも戦時でもソ連にとって無能と言うより有害な指導者だった。まあ、トロツキーよりは指導者として良かったとは思うけど、権力争いに負けたルイコフやブハーリンの方が優秀な指導者だっただろうな

その大粛清がなければ中国同様に軍閥が割拠して、団結してナチスと戦えなかったとも言われてるし、難しい
俺もヒトラーとは違ってスターリンは最初ただの冷酷な無能だと思っていたけど、調べるにつれてますますわかんなくなってきた
ヒトラー以上に冷酷であることは間違いないけど

スターリンとヒトラーの違いについては
ヒトラーは、戦争によって国の経済を回そうとしていた。たいして、スターリンは戦争に依存せずなおかつ他国に依存しないで経済を回そうとしていたと思う。

大粛清やコルホーズやって、緒戦の敗北やらのスターリンの無能といわれるけど逆に、それ以上にスターリンが官僚として優れていたから失敗を帳消しにできたんじゃないかなぁ

スターリンに関しては評価は分かれると思いますが、自分はスターリンなしではロシアは「ソ連」としての存続はあり得なかったと思ってる。　革命、内戦が起こり思想も分裂している。という状況を放置すれば何が起こるかは、フランスが証明している。レーニンが民衆を「思想」によって支配したのとは違い

スターリンは「恐怖」によって支配した。自分がいつ粛清されるかわからないという危機感。それが党への無条件の肯定を民衆に植え付ける起爆剤となった。つまり、スターリンが全体主義体制の地盤を固めたわけだ。私はロシアに未だスターリンの亡霊は生きていると思っているよ。毛沢東にも同じことが言える。もっともあちらは現在進行形なわけだが。

まぁ平時だったら順当に経済発展させていけばいいものを無駄に犠牲者だして無理な工業化させた独裁者で済まされたんだろうけど、東部総合計画とか寝言言い出すキチガイ達が隣にいたせいで"穏当"な指導者だったら絶対敗北してスラブ人総奴隷化されてただろうからなあ……
大粛清された将軍たちの戦術も工業力の裏付けがなかったらそもそも成り立たない代物だし

もし独ソ戦で1941年にモスクワがドイツに攻め落とされてたらスターリンはどうしたんだろうか
逃げるのかもしくはモスクワで自殺するのか

西に遷都して徹底抗戦

自分から敵に突っ込んでいくのか…＞西に遷都

レニングラードで徹底抗戦だな！

ぶっちゃけスターリングラードを考えれば、ドイツがモスクワを占領しても、大損害を被っていると思うから、東側に遷都して徹底交戦だと思う
工場とかも東側に疎開済みだし

てかモスクワ手前の時点でドイツの攻勢も限界だったって聞いたような

1941年末の段階ですでにドイツ軍の二倍の戦力の展開を実現させてるからなあ
ただその時期のソ連軍は機械化が進んでないから実質的な機動戦力はマジで騎兵だし火砲の密度もスターリングラード時点での五分の一程度しかない
それでも全面反攻はできなくても消耗しきった第２装甲軍を後退させる程度のことはできてるからワンチャンすらない。
というか10月中旬で既に大半の閣僚と大使を避難させてるから陥落させても降伏するはずないし。普通に逃げるでしょ

これが答えやで
>>sm33708506

ウラジオストクまでドイツ軍は持たないから日ソが開戦しない時点で勝ち確（HoI民並感）

1941年のスモレンスクの戦い後の時点でドイツの機甲師団は消耗していて仮にヒトラーの南下論でなくグデーリアンのモスクワ急行論が通っていてもモスクワは落とせなかったそうな

ドイツ軍は1941年スモレンスク開始時で大雑把に1000台の機甲兵器（戦車や突撃砲等）を参加させたけど、スモレンスク終了時には全損250台、前線修復不能450台となり、合計7割が消えてしまったのでグデーリアンのすぐにモスクワ行こうぜ！は無理。
攻めるには補充や重修理を待たないとダメだが、そういう競争でソ連には……

ドイツ軍の目論見は国境開戦で敵を殲滅しまくって後は塗り絵、どこ攻め落したら勝ち確なのかを決めてないという雑なプランだったからなぁ
いくら戦車がどうだろうがなんだろうが、歩兵が国境からモスクワ以東まで歩き切れるか・・・（しかも実質４，５か月がタイムリミットで）

ナポレオン「俺でも駄目だったのにドイツ人が勝てるわけないだろ！」

殺しまくったおかげでドイツには勝ったけど殺し過ぎたせいでアメリカには負けた

共産主義の親玉だが、本人は国内の過激なアカに警戒していたような感じ