ニコニコ大百科

普通に中央から見た重要度が低かったからじゃね

>>341
ワイはハリウッドよりもタルコフスキー映画の方が好きだぞ
…まあ変わり者だとは思うが

地球儀買った1週間後にソ連が崩壊したっていう話すき

ソ連時代に今の中共よろしくな国民監視テクノロジーあったらまだ崩壊しなかったのかな

>>360
自治共和国って、例えば構成国のウクライナとかロシアの中にある自治権を持つ地帯だから、そりゃ離脱は出来ないよ。

>>364
ソ連が崩壊したのは、政治家たちの失策で経済が回らなくなったからで、監視してようがどのみち崩壊していた。今の中国が崩壊しないのは、監視がどうこうではなく、何とか経済が回っているから。
結局、民主主義だろうが社会主義だろうが国を維持するのは金だよ

ソ連は国土が広大すぎて逆に監視社会には不向きだったんだよな

やっぱり監視社会ならルーマニアや東ドイツや北朝鮮みたいな狭い国土の国の方が効率いいんだよ

>>365
今で言えばそうなんだが、ソ連版自治共和国АССРは実務上構成国と同様の扱いだったという
事実カザフАССРなんかは1936年にССРに昇格してるし、アブハズАССРは崩壊後ジョージアに所属せず事実上独立した地域になってたり
旧ソ連構成体の地位の遷移は中央から見た価値とか、当該国住民の自治に関する要求とかによって変わるみたい

要は元々ロシアはソ連の中身で主権はソ連にあったからチェチェンにせよダゲスタンにせよロシアでありつつも実態としてソ連の主権下に置かれてたのが、ロシア主権に移ったときソ連人であってもロシア人じゃないって所は分離して紛争になったりするし、ソ連人でありロシア人でもある所はロシアに残った

最近だとウクライナから一旦独立してロシアに帰属したクリミアとかもそんな感じで、ソ連時代はソビエト・ロシアからソビエト・ウクライナに所轄が変わっただけだったのが、ウクライナもロシアも独立して別の国になっちゃったという
ウクライナ人の一部ではないが独立したクリミア人でもなくロシア人若しくは旧ソ連人という主張が強かったしロシア人にもあそこはロシアだって考えが強かった感じだと思う

ソ連のアニメ、いつ見ても面白いなぁ。　Eテレあたりで放送してほしい。

ソ連は国土が広大で人口密度が低い、多数の衛星国持ち
↓
アメリカ陣営からの侵攻に備えて多方面に兵士を配置しなくてはならない
↓
人件費がめっちゃかさむ、戦略的に不利
↓
不利を補う為に核兵器開発、宇宙開発、長距離ミサイル開発
↓
さらに軍事費がかさむ
↓
軍事以外に国力をさけずにそれ以外の分野でどんどんアメリカから離されて行く

ソ連誕生の経緯には日本も一枚噛んでるんだよな
日露戦争の報復を恐れてロシアを弱体化すべく白色テロをしかけた

なお日本はその独断行動よって後援者だった英米含む国際社会から孤立していった模様

ソビエトという枠組みはまだ人類に必要なものだったのではないか？
(アゼルバイジャンとアルメニアを見ながら)

ソ連が崩壊したのは「平等の分配であるから、労働者(国民)が働く意欲をなくしたから」みたいな単純な理由ではないっていうのはわかるんだけど、
本文に書いてあるような理由なら結局需給調整の不全＋石油価格下落による崩壊ってことで
それって結局ハイエク以来指摘されているような価格シグナルの不在とかの共産主義そのものの欠陥によるのでは…という印象があるけどどうなんですかね（経済史無知）

ソ連社会主義経済の失敗って、中央政府が国民の懐事情をちゃんと把握出来てなくて、経済計画が需要と供給のバランスが合わなかったことによるらしいんだよな。

だからデジタルツールを介し、ビッグデータによって国民一人一人の懐事情や需要を把握できる現在ならデジタル社会主義的な運用は出来るかもしれない。

なお当の旧ソ連に属する国民はゴルバチョフがほぼすべての原因と考えている模様

中国、シンガポールみたいな「経済は好き勝手やっていいよ、ただし政府への批判は絶対に許さないよ」
サウジアラビア、クウェートみたいな「地下資源で国民の頬を札束で叩いて有無を言わずに黙らせる」

的な監視社会ならまだソ連は残れたかもな

ロシア・アバンギャルドは好きだな。

>>370
多数の衛星国持ちと書いておいてそれが増収につながらないのはなんでなんだぜ？

貧富の格差を「無条件」で禁じてしまえば努力や才能の差によって給料が増えることがない
そのために人は努力する意欲を失い、技術を発展させることがなくなったのだと思います
（夢や希望だけで人間は努力しませんし、努力が続きません。カスミを食って生きてるわけじゃないですから）

逆に貧富の格差を「無条件」で容認してしまうと乗り越えられない階級格差が生まれます
この場合でも人は努力する意欲を失い、技術が発展しなくなると思います

経済の発展とは生産性の向上であり、小麦や米をたくさん作れるようになるのが豊かさです
豊かではないというのは生産力が低い状態です

なぜ生産力が低いのかというと土地や天候などの条件が絡んできます
ただ、人間の努力でどうにかできるのは技術力であり、技術力を伸ばせない国は貧しくなるでしょう

食べ物の生産が十分になれば次は軽工業、軽工業が十分になれば重工業の技術を発展させます
そして技術の発展には「技術の改善で他人より上に立つ」という人間の生々しい欲望が必要です
ソ連の場合、そういう人間の生々しさを共産主義的理想により目逸らししたため、技術力が発展しなくなったのだと思います

晩年のソ連は技術の何もかもが西側諸国に比べて遅れてましたよね？
中国の場合は技術力が伸びているようですが、反面こちらは共産主義とは思えないほど格差が広がり、どうして国体が維持できているのか不思議な状態です

>>379
衛星国というと「ソ連による搾取」と思われがちだが、実態は衛星国の経済をソ連が支えてあげている状態だったからな

>>376
プーチン礼賛したかと思えば反政府側に転じたり、冷戦後も腰が据わってないしなゴルビー

ソ連が世界恐慌の影響を受けなかったことは世界史の授業で学んだが
これって別に共産主義が優れてるとかどうのこうのの話じゃなくて単に世界経済から孤立してたから世界恐慌の影響を受けなかったってことでいいのか？

「政治犯」とされた人物を奴隷階級としてただでコキ使ってたんだからそりゃ景気良くなるだろ

経済としてソ連共産主義の優れた点は五カ年計画だと思います

別にソ連がやらなくても同じことなんですが、経済に長期的な視点を取り入れるのは大切なことです
長期的な視点でダムなどのインフラを整備していけば国土が安定するし効率もよくなるでしょう
（例えば1年スパンでインフラ計画を立てるとかえって不合理ですよね。長期間かかるものですし）

ソ連の偉人さんって、スターリンとかレーニンとか小柄な人が多いんだな。

大量の物資と人的資源を背景に突撃を繰り返す人海戦術と言う名の何かをしていたと誤解される国
実際は動員間もない兵の質を優れた兵器と戦術でカバーしてて決してУрааааааааааааа！ばっかりしてた訳じゃないんだよなぁ。

特殊な訓練をある程度受けなきゃ使いこなせないアメリカ軍の兵器に比べてソ連軍の兵器は比較的シンプル
今でも第三世界ではアメリカ製よりもロシア製の兵器が武装集団とかに愛用されている利点はそこなんだろう

>>388
実際は緒戦はドイツ軍の方が数で勝ってたし、ソ連軍の方が数が数倍になるのは最末期くらいだものな　戦争後期になると練度や装備の質も改善されてるし
それまでに被害出しすぎたから航空保証、砲兵保証するようになったし、縦深攻撃戦術のドクトリンを完成させて大成功もしてるし
何より大粛清してもあの有能将校の多さよ、その点は米英よりすごく感じる　冬戦争やノモンハンでの反省を活かしたり、枢軸国くん達と比べて超優秀に見える