241 ななしのよっしん
2021/02/09(火) 14:28:01 ID: aT3nuF5/uu
群像劇だと思えばなんとかなるやろ
脚本家に最後だけまとめさせろ
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242 ななしのよっしん
2021/02/09(火) 14:51:43 ID: kO+zPcsjP4
ライダー戦隊モノの敵組織かとおもったらsyamu

イラストもあってさらに大草原
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243 ななしのよっしん
2021/02/09(火) 15:43:38 ID: kxb5xpM/HE
1話毎に設定から世界から主人公からヒロインからなにもかもを使い捨てアニメもあるしイケるイケる
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244 ななしのよっしん
2021/02/09(火) 16:43:24 ID: S78rhlqOOT
仮にアニメ化するとして資クラファンから集めるのかな?一円も集まらないと思うけど。
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245 ななしのよっしん
2021/02/09(火) 18:07:11 ID: RTlmwn5p5I
エクスアーム作画アニメ化されてほしい
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246 ななしのよっしん
2021/02/09(火) 21:38:28 ID: 3c/pu135e0
>>238
カブトボーグは毎話設定が変わってたんだし
そのくらいならへーきへーき!
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247 ななしのよっしん
2021/03/03(水) 23:54:24 ID: OOKASxBB5J
syamu小説家デビューしてもそこでゴールにたどり着いたと勘違いして執筆活動やらずに無職に逆戻りしそう
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248 ななしのよっしん
2021/03/15(月) 11:29:19 ID: dE5ApiBaci
しばらく見ないうちに記事充実してて
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249 ななしのよっしん
2021/03/16(火) 21:46:21 ID: SEeieXTBGw
>>223
アニメラノベお約束に詳しくない上にそういう人心の機敏を理解出来ないアスペだから…
恐らくヤマなしオチなしただ単にネロの事が好きなんだと思う
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250 ななしのよっしん
2021/03/16(火) 21:55:30 ID: SEeieXTBGw
>>230
なろう界アニメ化作品だけ見てもこれよりSの入ったものだらけだからな
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251 ななしのよっしん
2021/03/17(水) 18:49:28 ID: 7GbLSFwS8p
>>250
まず商業作品と一本の話として完成どころか区切りも付けられてない駄文とをべてんじゃねえよ
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252 ななしのよっしん
2021/03/19(金) 17:11:03 ID: yLpLFidEHZ
なろう読者ご都合主義展開をあくまで現実逃避フィクションとして楽しんでるけど
の場合は現実世界異世界転送後のなろう主人公になったような気で振舞うのが凄い

現実の助詞達がハーレムなろう小説並に自分に惚れると思ってるし
自分は何をしても受け入れられると思ってる

異世界転生
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253 ななしのよっしん
2021/03/25(木) 01:37:09 ID: bdOo+1/nZ3
投稿者: 室木 
2015年 06月02日 22時55分 ---- ----

良い点

まず主人公。訛りのある主人公とはしい。正義感が強く、喋り口からも素で人のいい性格が現れている。一方で甘いだけでもない。
他のキャラクターの話し方、台詞も在り来たりでなく、時として印的な言い回し。必要しかないせりふでなく、交流の会話もあり、キャラクター同士の動きが感じられていい。

悪い点

せっかくの多くの言い方(類義)で動作や行動をわかりやすく正確に表しているのに、末が「~した」「~している」などであることが多い。また「~た」「~る」が重なり過ぎて感が悪い時がある。
(例:歩いていた→歩く、向かう、進む。このように動詞で終わらせてもいいと思う)
キャラが発言・行動するときに いちいち「~が~した」というのはくどく感じた。台詞の前後に、そのキャラが発言したのだろうと予測させる動作があれば、言葉そのものに特徴があれば、そのキャラが話していると予測できる。
2話の途中からルエラがルビナに。
過去編はあるのはいい。ただ、前振りもなくいきなり突入したため、「次へ」ボタンで連続して読んだ時、混乱した。
ところどころ見覚えのない名・設定が。書いたと思って実は書いていなかったということはないだろうか。
あるいは地の文に説明一言、それも理にねじ込んでいないか。
一回の会話文が長い。一人だけならお喋りで慢が苦手、秘密が持てない人物と思える。だが全員全員、隠しておいたほうがいいだろう秘密、心の傷を伴う話をおいそれと話すだろうか。
設定を明かして驚かせたいあまり、先走りしすぎている印。少しずつ明かして
「そうだったのか!」
というカタルシスに昇しにくい。
どうしても長くなる話、冷静に話が聞ける状況なら片側が話し続ける事にも納得がいく。
だが奮状態、気になる話において全くの言で聴き続けるより、途中で茶々や質問、疑問を挟む。その方が自然で話も引き出しやすいかもしれない。
校長の話しかり、一人の一方的な会話を聞き続けるのにはつらい場合もある。
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254 ななしのよっしん
2021/03/25(木) 01:38:21 ID: bdOo+1/nZ3
>>253

一言

辛口甘口とのことで、多少厳しめにかかせていただきました。
悪い点が長くなってしまいましたが、多くの可性を持つ作品だと思います。
小さな齬やわかりづらさ、読みやすさが積み重なって 本来ある魅が隠れてしまっている。そんな惜しい作品です。
悪い点もあくまで個人的なアイデアですので、そういう考え方もあるのだな、ぐらいに受け取って頂ければ幸いです。
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255 ななしのよっしん
2021/03/28(日) 00:57:03 ID: 8f7J2jG9tH
>>253
>一回の会話文が長い。
>一人だけならお喋りで慢が苦手、秘密が持てない人物と思える。
>だが全員全員、隠しておいたほうがいいだろう秘密、心の傷を伴う話をおいそれと話すだろうか。

文学という感じで面いけど面
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256 ななしのよっしん
2021/05/09(日) 03:57:34 ID: i4YLNAn15G
カイトって一応アラン葛城)、光秀という子孫を残しているが結婚したんだ?
ミサか?ルエラか?
11歳時点ではミサが好きだったみたいが、15歳時点ではルエラと両想いになってたから15歳で命を落とさなきゃルエラと結ばれていたんだろうか
カイト×ルエラの場合、ミサはネロと結ばれたのか何処の馬の骨とも知れぬ男と結ばれたのか一生独身だったのか
非常に気になる
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257 ななしのよっしん
2021/05/09(日) 04:49:54 ID: i4YLNAn15G
ゾッ帝考察してるブログを読んで確信した
カイトはやっぱりルエラと結ばれてるな
ということは、ミサへの片想いは、エヴァシンジアスカに片想いした時と同じような“幼い頃の淡い初恋”ということだろう
となれば、ミサはネロとくっついてるのが一番可性が高い
ずっとそばに居てくれるミサに情が移って心が芽生えたネロ…うーん
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258 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:25:07 ID: i4YLNAn15G
オラカイト嫌だから手直しするわ

真夜中。
 ルエラの寝室のバルコニーで、オレとルエラは手を繋いで満月を見上げていた。

 隣のルエラは、リボンカチューシャをつけ、胸までの金髪ストレートヘアで、寝間着姿のサンダルだった。
 ルエラを掻き上げる。

 オレはルエラのボディガードなので、アルガス衛隊の軍服を着ている。
 帽子を被り、マントを羽織り、防弾チョッキを着て、革手袋を嵌め、革靴を履いているので、さすがに窮屈だ。未だに軍服は着慣れない。
 ルエラのボディガードは特別な任務なので、王家の紋章が記された腕章をつけている。
 肩掛けのと、ホルスターを巻いて、オートマチックで武装している。
 射撃訓練は障りなだけで得意じゃない。じゃったら得意だけどな。

オレ帽子を被り直して、左腕を手摺りに置く。
 ルエラは手摺に右手頬杖を突いている。

エラシャンプーのいい匂いが腔をくすぐる。
 オレはルエラシャンプーのいい匂いを嗅いでは、うっとりする。
 オレアルガス衛隊の隊長ジン認のルエラのボディガードだ。
 ルエラのボディガードになったきっかけは、おびで下町に遊びに来ていたルエラ盗賊から守ったことだった。
 まあ、幸い盗賊に盗られた物がお金宝石で良かった。
 衛隊の隊長ジンに、オレの腕を認められ、オレはそのままルエラのボディガードになった。
 ルエラとは歳が近く、兵士たちにはルエラ女の子らしからぬ荒っぽさに参っていたらしい。
 兵士想のいい人や、不想な、陰口をもいる。
 オレは陰口がかれようがなんだろうが、そんなのは気にしない。
 おかげで毎高い給を貰い、オレ庭はすっかり潤っている。
 では、オレ大将だ。まあ、オレの給はがっぽり持っていかれるがな。
 ちゃんがアルガス衛隊で、オレちゃんにの稽古を習ってたのもあるだろうな。
 それに、ちゃんはジンと仲が良かったのもある。
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259 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:26:07 ID: i4YLNAn15G
>>258

× じゃったら得意だけどな。

だったら得意だけどな。
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260 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:28:25 ID: OmO24t3lnx
  変
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261 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:31:02 ID: i4YLNAn15G
オレはルエラから手を離す。

「ルエラ今日は綺麗なおさまだ。昨日は、おさまがで隠れてたな。今日満月だ。狼男が襲ってくるかもしれないぞ」
 オレは頭の後ろで手を組んで、満月を見上げて感嘆した。
 満月から眠気が発せられ、オレは欠伸が出る。

 しっかし、なんだ。
 こんなに武装しなくてもいいだろうに。
 動きにくくてしょうがない。
 それにだ。アルガスタは平和なんだぞ?
 今日年に一度の紅月だと、ルエラが言ってたな。
 そんなに警する必要もないだろ。どうせ何も起こらない。
 訓練する意味なんてあるのか。

 ルエラが手摺に背もたれ、不機嫌そうにオレを睨み据えていた。
 ルエラの端がぴくぴくと動いている。

カイト、なんで手を離したのよ? あたしと手を繋ぐのがそんなに嫌なわけ?」
 ルエラを膨らませて拳を振り上げて、牙を生やしオレに食ってかかる。

 オレは面倒そうにため息して、肩を竦めた。
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262 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:32:15 ID: i4YLNAn15G
オレはルエラのボディガードだ。人でもあるまいし、手繋ぐなんて気色悪い」
 オレ陶しそうに手をひらひらさせて、ルエラに舌を出した。

「はあ!? じゃ、なんで手を繋いでたのよ!?
 ルエラは苛立って、に手を当ててオレの肩を人差で小突いた。

仕事だろうが。お前のボディガードだからな。給が高くていい」
 オレは勝ち誇ったように、腕を組んで嫌味な顔をルエラに向けた。
 ルエラを見せて笑う。
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263 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:34:36 ID: i4YLNAn15G
「せっかく、ロマンチックムードだったのに。カイトのせいで雰囲気ぶち壊しよ! せっかくカイト告白しようと思ったのに。なによっ」
 ルエラを膨らませ、く染めて、腕を組んでそっぽを向いた。

大丈夫だ。オレが、ルエラを守る。安心しろ。の腕は、隊長のお付きなんだ」
 オレはルエラの肩に手を置いて微笑んだ。

「カ、カイト……うん、ありがとあたし、初めてカイトに会った時から、ずっとカイトのことが好きだった。だから、あたしのボディガード解雇しようと思ったけど、今ので撤回するっ。ありがたく思いなさいよ?」
 ルエラが恥ずかしそうに俯いて、オレに想いを告げた。
 ルエラが自分の肩に置かれたオレの手の甲に、自分の手を重ねる。

 オレはルエラ告白が可笑しくて笑った。

「なんだ。お前オレのことが好きだったのか? だったら、オレお前が好きだ」
 片方の手で、ルエラ背中を思いっきいた。

エラオレの手を振り払い、オレから離れた。

「ちょっと、ついでみたいに言わないでよ! 王女あたし告白させるなんて、恥ずかしくないわけ?」
 ルエラは顔をにして拳を振り上げ、に片手を当てる。
 振り上げた拳が震え、の端がぴくぴくと動いている。
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264 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:41:15 ID: i4YLNAn15G
「なに言ってんだ、自分が言うからだろ。せっかく、オレが言おうと思ったのに」
 オレ残念そうに肩を竦め、頭の後ろで手を組み、満月を見上げる。

 ルエラは否定するように、額に手を当てて首を横に振る。
よ、絶対。ああ、もう! あたし告白を返せー! カイトのばかやろー!」
 悲鳴を上げて頭を掻きむしり、想いが爆発して中段蹴りが飛び出した。

 オレにルエラの中段蹴りが思いっきり入る。

「うっ」
 オレは痛みで思わずが漏れて後退る。
 怒りが込み上げ、拳を振り上げる。

「や、やったな。オレ天生牙で、ルエラを切ってやろうか? ちょうどいい、ルエラ天生牙で切りたかったんだ」
 オレは肩掛けのから天生牙抜くと、天生牙を振り回した。

 天生牙は、ルエラのボディガードになった時に、ルエラから祝いで貰っただ。
 オレはお返しに、ルエラ誕生日プレゼントに、ルエラリボンカチューシャをあげた。

「ちょっと! 危ないじゃない! 天生牙、なおしなさいよ!」
「なにいってんだ! そっちが仕掛けたんだろうが!」
 バルコニーを回るように、オレとルエラは追いかけっこをした。
 オレは、天生牙を振らないように気を付けながら。

 その時、バルコニーの手摺に一羽の大が舞い降りてきた。
 大は、バルコニーの手摺にとまった。
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265 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:44:15 ID: i4YLNAn15G
オレとルエラは、顔を見合わせた。
 食い入るようにバルコニーの手摺にとまった大を見る。

 大おでこにはごっつゴーグルが装着してあり、大ホルスターが巻かれ、二丁のオートマチックが挿してある。

「くえっ、くえっ~」
 大は大きなを広げた。
 大の大きな羽が、バルコニーに落ちる

「なんだよなんだよ。ぶちゅっとキスしろよ。なんなら、押し倒してもいいんだぜ? くえっ、くえっ~」
 手摺にとまった大は急に人を喋り出した。
 可笑しいという様にオレとルエラさして、おを抱えて笑っている。

 オレ天生牙先を、人を喋る大に向ける。

お前、何もんだ?」
 オレはルエラと手を繋いで、大を睨み据える。

 ルエラは、さっとオレ背中に隠れた。
 ルエラオレの肩に両手を置く。

「おっと、オレお前と戦うつもりはねぇ。をなおしな。様に用がある。つっても、相棒アスカ様に用があるんだけどよ」
 人を喋る大は、腕を組んだ。
 大は、オレとルエラを交互に見る。
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266 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:47:15 ID: i4YLNAn15G
「ねぇ、カイト。喋るって見たことある?」
 ルエラオレの腕から身を乗り出し、人を喋る大興味々に見ている。
 ルエラは眼をぱちくりさせている。

「あるわけないだろ。こいつ、どこから来たんだ?」
 オレ天生牙に納め、肩を竦めてに手を添え、まじまじと大を見る。

「くえっ~、くえっ。おっと、お喋りはここまでよ。あんまり喋るとアスカに怒られちまう。まだ喋って欲しいって? じゃ、食いものよこせ。いわし二匹だ。ってのは冗談でい。あばよっ! せいぜい、様を守りな! くえっ、くえっ~」
 人を喋る大はまくしたてると、バルコニーの手摺から飛び立った。
 大の大きな羽がバルコニーに舞い落ちる。

 オレとルエラは、喋る大を黙ったまま見送る。
 オレとルエラは、大が飛び去った空を見上げていた。
 ルエラため息して、オレの肩にを載せる。

「なんだったのよ。あの。あいつのせいでざめよ。せっかくいい雰囲気だったのに。あ~あ、キスでもすればよかったなぁ」
 ルエラオレから離れて肩を落とし、ぶつぶつ文句を言いながら、バルコニーの手摺に両手で頬杖を突く。
 ルエラはつまらなそうに、両手で頬杖を突いたまま満月を見上げている。

 オレは、ルエラキスしようとしていたことに驚き、一動きが止まる。
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267 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:50:53 ID: i4YLNAn15G
「まあまあ、ルエラ。って、キスしようとしてたのか!? ほんとか!? それは、その、心の準備がいるな。なんだ、その……」
 オレは照れたように頭の後ろを掻いて咳払いし、恥ずかしそうにルエラをちらちらと見た。

 ルエラは手摺に両手で頬杖を突いたまま、満月を見上げてため息した。

「なに本気になってるのよ。冗談に決まってるでしょ! バッカみたい」
 ルエラが不貞腐れてを膨らませ、オレに振り向き唸りながらオレを睨み据える。
 ルエラは顔をらめ、オレに舌を出して顔を戻した。

 オレは怒りが込み上げ、拳を振り上げた。
 オレの振り上げた拳が震えている。

「なんだと! キスくらいいいだろが。今度は怪ではすまんぞ?」
 オレ天生牙から抜いて、八相の構えをして、ルエラに不敵に笑った。

「なによっ!」
 ルエラオレに振り返って、牙をむき出す。
 オレに掴みかかろうとしたとき。

 ルエラの寝室のが静かにノックされた。

「ルエラ、入っていいかな?」

 越しにく、よく通る低い男のだった。

 ルエラオレに襲い掛かるポーズのまま立ち止った。
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268 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:53:17 ID: i4YLNAn15G
「ほら見なさい。見りの兵士に注意されちゃったじゃない」
 両手をに当てて、思わず小になる。
 オレ責任だと言わんばかりに、ルエラを細めてオレを睨み据える。

すまんすまん。はしゃぎすぎた。オレが出るよ」
 オレは片手で頭の後ろに手を当てて、手をひらひらさせて舌を出した。
 オレ天生牙に納めると、ルエラの寝室のに向かった。

「行かないで、カイト今日年に一度の紅月よ? 今日からなんか胸騒ぎがして変なのよ……」
 ルエラの心配そうなが降って来て、ルエラオレ軍服の裾を掴んだ。

 オレはルエラに振り向いて、を見せてルエラに笑った。
 ルエラオレを見つめ、ルエラの眼がさざ波の様に揺れている。
 ルエラは両手でオレの裾を掴んだ。
 オレはルエラの手首を掴んで、ルエラを抱き寄せた。
 ルエラの頭を優しく撫でる。

「心配しすぎだろ。ルエラは、オレが守るよ。行ってくるぞ」
 オレはルエラの額にキスをして、ルエラの身体からそっと離れた。
 オレはルエラ背中を向けて、手を上げて振った。

「絶対よ? 何があっても、あたしを守って……カイトは、あたしのボディガードなんだから……」

 オレ背中越しに、ルエラの悲しいが突き刺さる。
 また、ルエラの寝室のノックがされる。
 オレは、ルエラの寝室のを静かに開けた。

「こんばんは。ルエラボクが攫うよ。ボディーガードくん」
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269 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:56:34 ID: i4YLNAn15G
 少女とした
 少女灰色ツインテール、右眼には精巧な眼帯をしている。
 眼帯からはレーザーが伸び、眼帯レンズが伸縮したりして、オレデータを採っている。
 やかな着物を着て、マントを羽織り、手にはあきグローブを嵌め、両手のにはカラフルなマニュキュアが塗ってある。
 膝下からすらっと足が伸び、素足履を履いている。
 両足のにも、カラフルマニキュアが塗ってある。

 オレのおに、オートマチック口が向けられ、少女は不敵に笑った。
 引き金が引かれ、口から火を噴き、莢やっきょうが床に落ちる。
 そして、少女オレを撃った。

「ぐっ」
 オレ弾の衝撃波オレの身体はくの字に曲がり、ルエラベッドまで吹っ飛んで仰向けに倒れる。

 オレの身体に電気が走り回り、電気が痛そうな音を立てている。
 オレの身体はれて動かない、オレ軍服のおに血が滲んでいる。
 オレはおを手で押さえ、なんとか止血した。

 防弾チョッキ、弾が貫通しちまった。
 あの、特殊なだな。

 少女がルエラの寝室に足を踏み入れるのが見える。
 少女っ直ぐルエラに向かって歩く
 少女オレに不敵に笑って、オレの横を通り過ぎる。
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270 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 05:58:38 ID: i4YLNAn15G
「お邪魔するよ。キミれてしばらく動けないよ、ボディーガードくん。さあ、ルエラボクと来てもらおう。抵抗するなら、話は変わってくる。どうする?」
 少女の冷たいが聞こえる。

 オレれる身体をやっと動かしてうつ伏せになり、少しずつ匍匐ほふく前進しながらルエラを見る。

 ルエラは見知らぬ人間を見て、バルコニーを突いて後退りしている。
 ルエラの右足のサンダルが脱げているのが見える。

「嫌、嫌よ。こ、来ないで。あ、あなたよ? 見りの兵士はどうしたの? 何が起きてるの……」
 ルエラは、恐怖が震えている。首を横に振るばかり。

「くえっ、くえっ~」
 さっきの人を喋る大鷹が、開け放たれたルエラの寝室のから侵入してきたらしく、人を喋る大はルエラベッドの手摺りにとまった。

「くえっ、くえっ~。事情も知らないで、攫われるのも面くねぇよな! 様は、民衆の前でし首にされるのさ。その血は、魔王復活げるってなもんよ。今宵、アルガスタの王族は攫われ、一週間後にアルガスタの王族は民衆の前でし首だ。傑作だね、こりゃ。アスカ、さっさと仕事を終わらせようぜ。オレが食いてぇんだ」
 人を喋る大鷹が大きなを広げて、を折りたたんだ。
 人を喋る大オレとルエラを交互に見て、おを抱えて笑った。

「そうだね、ジェイ。今宵は、魔王復活の第一段階だ。魔物たちも紅月不死身になる。余を楽しませてもらうよ」
 少女が言い終わった後、少女を広げた。
 少女の上に載った小さな銀色の球。
 少女を翻し、小さな銀色の球を床に落とした。
 床に落ちた銀色の球は閃光の後、煙が噴出された。
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