ニコニコ大百科

ミーアが悔いてる相手が軒並み、ミーア本人の思惑と違って実は前世の時点で「もっとミーア姫に対し良く出来たことは無かったのかな……？」と悔いを抱いてるのが面白いのよな。善人同士のすれ違いな感じ。

>>294
革命で虐げられてギロチンの前世を経験したうえで考えることが
「暴力はするのもされるのもイヤ」だもんなあ…
アニメ三話ですら悪を断罪することに重きを置いてることが伺えるシオンとは相性悪いよね

>>299
料理長の件とかアンヌへの接し方もそうだけど、優しくしてくれた人や自分の子と本気で考えていてくれた人への恩義忘れないのがミーアの良いところだね
そんでシオンやラフィーナみたいな存在には嫌がってはいるんだけど仕返しとか全く考えてなくてアニメの現時点だと「関わらないで、私も関わらないから」であくまで避ける姿勢なのも良いところだと思う
小心者と言えばそうなんだけど優しさでもある

最後まで自分を守ってくれた近衛兵たちに対しては打算もあるとはいえ全員の名前覚えて労いの言葉もしっかりかけるっていう
おかげさまで忠誠心爆上げ

ティオーナ関係の過去のわだかまりが謝罪込みで解決するのが結構後だけど、アニメ(せめてコミカライズで)で見たい展開なんだよなあ。3～4期くらいまで続けば描けるか

今見たけどよりにもよってミーアの「貴族が平民を虐げるのは当たり前。だったら中央門閥貴族が辺境の田舎貴族を虐げるのも咎められることではないでしょう？」発言と
[前時間軸においてラフィーナはミーアが直接の犯人だとは思っていなかった。ただ弱者への横暴を咎めるべき立場のミーアが黙認したことに失望したのだ]のモノローグカットされたのか
あれがないとラフィーナが誤解でミーア嫌っただけの性格悪い人になっちゃうし
ミーアも一般帝国貴族同様平民を見下していたけど自分が蔑まれる側になって考えを改めたって流れが分かりにくくなってしまうのにな

>>306
多分「アニメ世界軸」として多少前提条件が変わってるのではないかと思うのだけど。
アニメ世界だと下手すると『前世ミーアには誘拐事件そのものが知らされていない』のではないかと思う。
アニメのミーア、本気で聞き覚えの無い初見の問題を聞いたような反応してし、過去の回想がカットされていたので「過去に知っていたと明言されていない」状況になっているので。

そして、監禁事件自体が広まっていいことは特に無い醜聞の類ではあるし、被害者の救済という意味合いで考えるのであれば元々『直接の加害者達への容赦のない処罰』と『アフターケア』で済むので、直接的な関与の無いミーアに問いただす事自体がそもそも不自然な流れなのよ。

んで、前世においてもキースウッド的には疑いはあるにしても断定はしてないと思われるけど、シオンは勝手に勘違いするタイプじゃない？ シオン解釈での『断定』の形でラフィーナに伝わってしまう可能性は割と高い訳で。

つまり、ミーアの関与の確認も通知すら関係なく、自分の思い付きを疑う事が無いという『シオンコンバーター』という非常に優秀な偏向思考装置を通せばミーアを悪者に仕立て上げることが可能な訳ですよ（）

上に関係する部分だけど、動画の以下の感じのコメントでハッとさせられたんだけど、

「シオン王子が『ミーアがティオーナの元に向かうように仕向けた』と考えたのは、優秀である自分を嫌うという可能性を微塵も想像できず、ミーアに素気無くされた理由がまったく理解できなかったため、『自分にとって都合の良い解釈を求めた結果』なのでは？」

という意見が、言われてみればしっくりくるのですよね。

あの時点でのシオン、無意識に『自分が考えた自分にとって都合の良い結論』ばかり周囲に押し付けようとしていて、確認する事の必要性を本当に理解できてない感じなのですよね。
だから、伝言ゲームに彼を挟むだけで、憶測が勝手に『彼の視点と考え』で断定に変換されてしまう。

正直、諜報組織にとってはこれほど操作しやすい人は他では得られないのでは？ってぐらいヤベー側面を持ってる気がします、アニメ描写のみのシオンは。

確かにアニメ世界をパラレルな世界と考えて
アニメ単体での開示情報だけで考えりゃ
シオンは独り合点してそれを事実と思い込む
相当にヤベー王子なんだよな

しかも、自分の中で自己完結して
他人への確認も周囲の助言も求めないから
心の声が聞こえてる神の視点の視聴者以外
シオンがヤベー考えをしてることを
側近のキースウッドすら気付く事が出来てない

このまま矯正無く成長すりゃそら断罪王ですわ

正直なところ、「アニメ世界で描写されてない原作設定は不確定なものとして扱う」として考えると、話を分かりやすくするための改変がかかってるのでは、と思えてくるのですよね……

原作では訳知り顔だったのにアニメではまるで初見の様な反応を返して、過去が描写されなかったのは「ティオーナと三令嬢とのイザコザ（助けを断った事実が無い？）」「ティオーナ監禁事件への無関心（知らされなかった？）」。

逆に描写されたのは「受け戦略が当然の様に失敗しシオンに無視されるミーア」「ミーアが恋敵としてティオーナをいじめる（我ながら愚かな事をと反省）」「ダンスパーティでシオンにガン無視されぼっちを満喫するミーア（不確定ではあるが、事件は起こった可能性が高い？）」「何故かラフィーナに冷徹な目で見られるミーア」。

こうやってアニメ時空に限定し、確実に起こった事だけを確定と考えると、これでミーアが悪いと断ずるのは流石に酷じゃない？いじめは悪いけど真因はシオンじゃない？となってしまう訳で； それでいて、シオン本人が悪いと断言できるわけでもなく、シオンにデマを囁いてた連中が一番悪いって話になる訳で……

この世界、理不尽の犠牲者が簡単に秩序の破壊者に変貌するからね……
んで秩序が壊れると別の理不尽の犠牲者が出て、今度はそれが秩序の破壊者に変わる
かと言って秩序がなければ理不尽の犠牲者は増えるし、秩序が理不尽の犠牲者を生まない事も無い

そんなクソループコンボ世界の中で一人でも犠牲者を減らす為に粉骨砕身東奔西走波乗海月している姫様を目の当りにしたら、やっぱり帝国の叡智というか救世の女神様では？　となるのも致し方ない

だから俺の目は曇ってない

>>311
謂れなき誹謗中傷を受けて、証拠はなくとも確信はできる程度の冤罪で父親ともども弾劾され、
それでもなお、自分が痛い目を見るのも誰かが痛い目を見ているのも嫌だなあとか、
自分を追い詰めたシオンに対して、頭を下げているところを見て気分が良くないモノだと言うような人をだからね
控えめに言っても聖女しゃね(曇りある眼)

映像化されてより際立つけど、ミーアさまがあの性格だからあの時点で顕在化しなかっただけで
対話して為人を知ろうとすらせず、憶測で大国の重要人物を悪人と決めつけて軽蔑して見下し
公の場でガン無視して恥をかかせておきながら下級貴族ばかりに肩入れするっていう
国際問題に発展しかねない失礼すぎること連発しておきながら
自分の行為を一切疑うことなく正義面してるっていうやべー奴だからなあ、シオンって

ミーアとシオンの分断工作してたって蛇の言及があるし
シオンのあの悪癖を利用して、飢饉や革命が起きなかったらワンチャン両国間の関係悪化で戦争勃発すればいいと
あることないこと吹き込んでただろ、絶対

>>310
シオンって事実は見るし余裕があれば裏もとるんだけど、個人を見ないっていう視野狭窄の悪癖が暴走しまくった末が前世ルートなのよな
けど自分で自分をがらん締めにしたのは長い時間かけてなので学生時代で自分の価値観を破壊してもらえればいい王様になれる

ナレーター「こうして視聴者の目も曇っていくのであった…」

>>313
その時点で「それはまずいからやめろ」って言ってくれる人がいなかった、いても認めた人物じゃないから聞く耳持たなかっただろうというのが伺えるのがシオンのヤバさの一つだな
昔読んだ作品に志は立派だけど自分の意志に合わないものは洗脳まがいの教育や断罪排除していく本質はただのお花畑の王女様を「彼女の納める国は見た目は平和で美しいが中身は恐怖政治だ。いまは小さなことでも放っておくとある種の暴君にになる。」って側近が頭抱えていたのがあったんだけど、それを思い出すんだよなアニメの現状と前世ルートのシオン
その話は約者とか散々警告しても聞く耳持たず、父王が貴族連中に嫌われてるけど民衆人気はやたら高いからうまく表舞台から降ろさないとどっちに転んでも暗殺されかねん…って頭抱えてて結局酷いポカやったのを理由に表向きは病気療養にして島流し監禁だった
シオンは前ルートで最後まで孤独だったのが代償だったね

ナレーターさんはナレーターさんで、耐誤光用のサングラスの透過度が低すぎて真っ黒かシルエット劇しか見えてない疑惑があるからなあ。

前世はミーアも平凡な貴族で帝国も蛇の関与なしでも大概にひどかったってのと、
シオンたちも優秀だけどまだ子供だしあの国特有の義務感とかあるからなー
学校入学時点とか聖女ミーアなしだとサンクラウドにとって帝国の評価はかなり低かったろうし。
まぁ誰しも外からの評判からくる先入観から逃れにくいよね

物語的に考えればミーアがアベルに発奮を促したのは、実際のところ
シオンに対しても「自分ほど天賦には優れなくともその努力により
尊敬に値するほどの男に成長する」事での切磋琢磨が図られて
シオンの「無自覚な傲慢さ・無配慮さ」を改めさせるいい材料に
なったというのも大きいわな

そういや当代の王様達もセントノエル学園に通ってたはずだけど、面識や交流なさそうだよね、子供が同世代だからなんとなく同世代なのかなと思ってたが違うんだろうな

>>318
>前世はミーアも平凡な貴族で帝国も蛇の関与なしでも大概にひどかったってのと、

前世と言うより、『前世の入学当初』の話ではないかと。
あと、平凡がどうこうではなく『絶対に「帝国貴族の常識」以外を学ぶ事が不可能な環境だった』と思います。
老境ルードヴィッヒも「帝国と言う国でミーア様の様な善良さを学ぶ事は不可能」と言って、『歴史の特異点』とまで言い切ってますし。

実際歴史を調べれば、国内の価値観が歪な形で固まってる中で、外の価値観と触れずにそれ以外の正しさを思いつく事なんてほぼ無理なんですよ。これはミーアがどうこうという話ですらなく、シオンにも言える事ですし。

>>320
ミーアパッパは親バカ以外は凡庸以外語る事が無いと歴史書に書かれる程の人だから、多分過去ミーア以上に人の顔を覚えなかったんじゃないですかねえ……？（）

いやー4話も変顔満載で面白かった
個人的に今季の中でもかなり上位だわ

>>318
前世のミーアが平凡な帝国貴族って
原作読んでるのかよってレベルじゃね？

クソ眼鏡合流後は頭悪いながらに勉強しまくって
他国に頭下げまくって食糧を何とか確保して
どうにか配給しようとして賊に全部潰されて
忠義の一兵士の死に報いれない事を悔やむ
そんな姫が？

そんなの曇り眼鏡な忠臣連中すら上回る
愚問目がねえだろ

前時間軸でも根っこの感性が真っ当すぎるくらい真っ当だわね
まだわがまま姫だった学園生活の時点ですら、嫌がらせとかしても被害者当人の記憶に全く残らないってレベルのことしかできないくらいだし

だから前世のシオンやラフィーナに対しては「無言で見限って交流さえ拒む前に、何で一言だけでも言ってくれなかったの？」って若干の恨み節があるわけで
それこそ前時間軸でも「その対応はよろしくないのでは？」って忠告してれば、おそらく態度は改めただろうし

>>322
3話のハンカチの時の「ティオーナぁっ！」とか石化したときの唸り声とか
今回の「なんでっ！？(地声)」「ｶﾝｷﾝｼﾞｹﾝ!」とか変顔に負けない奇声もすき

アニメのOPに登場済のキャラクター（サビの部分でミーアの後ろにいる6人）。容姿は全てコミカライズ（単行本第7巻まで）に登場済のものに準拠。左から、

・マルコ・フォークロード（クロエの父）
・エグル（ルールー族の族長）
・バノス（帝国軍百人隊の副隊長）
・マティアス・ルーナ・ティアムーン（現皇帝でミーアの父）
・ルドルフォン辺土伯（ティオーナとセロの父）
・ダサエフ・ドノヴァン（レムノ王国の宰相）

>>321
まぁそういう常識に縛られたあの当時のミーアをシオンたちが好意的に見るのはなかなか難しい
接する前から悪評があって、更に彼女の善性に気づくようなイベントの前に、
ティオーナの件など帝国貴族然とした行動に早い段階で接してしまったからね。
まぁだからシオンたちの前世の動きは偏狭だったかもしれないがある程度は仕方ない面もあるかと

今更ながらアンヌのボイスドラマを聞いたんだけれども
この時に撒かれた種がミーア様という大輪を咲かせたと思うと涙が

>>313
本来なら数少ない対等で年上、学園仕切ってるラフィーナが「それはいけませんよ」ってシオンにもミーアにも言えれば良かったんだけどな
ラフィーナからなら双方聞き入れただろうし
人間不信になってなきゃできたのかもだけど

>>302
そういうキャラであることも意味があるのよね
全く同乗できず悪逆無道の限りを尽くした皇女が、全ての恨みを抱えて処刑されるなんて結末は望まれていないので