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THE戦犯

あの有様で自分の性格を「普通」言ってるあたり救いようがない…
でも現実にはこういう人間って割とありふれてるよねとも思う

生々しいクズという意味ではFE随一な気がする
ゼフィールに対する理不尽極まりない仕打ちとか
上記で言われてる通り自己評価が「平凡」「普通」な所とか

本当に【普通】の【クズ】なら息子の善意に付け込んで傀儡化企んだり楽隠居決め込んで金だけは国庫から搾り取ったりするからな
あんだけ息子いじめに熱心になれるのはクズの才能にあふれてるよマジで

クズと言うか哀れ

昔はこいつの底の浅い人格描写が
良くも悪くも封印・烈火のストーリーを
印象づけてしまってて、物語的には
どうかなと思っていたものの、
年を経てswitch移植でやってみると、
案外こういう奴の愚行が歴史を動かす遠因に
なるのかもなあ･･･と

封印烈火はGBA屈指の好きな作品だけど、
愚者と人格者の描写が極端に別れすぎてて
わかりやすい反面、トラバントやアルヴィス、
ミシェイルやハーディンにあったような
人の持つ心の複雑さが見えてこない部分はある
そこで好みはわかれるのかもなあと

たぶん利用するって頭もないんだろうな

>>6
こいつは単なるシャガールや
比べる対象が間違ってる
まあ世の中には煮ても焼いても食えない奴もいる

その気になれば国政なんて放り投げて全部息子に押し付けて
自分は離宮で妾やギネヴィアたちと何不自由ない贅沢な酒池肉林に溺れる・・・
って事もできただろうにそれはせずゼフィールへの嫌がらせに執念を燃やすんだから筋金入りだよな
そして上記のような酒池肉林に溺れてる方が本人も周りの人間も
その他エレブ大陸の人間も幸せであろうことが皮肉

他のベルン国民だったキャラの発言からして政治能力も普通や平凡じゃなくて駄目だったぽいし良いところないな、この国王

モチーフ自体はおそらく紋章で名前しか登場しないアカネイア王なんだろう
カミュから快楽に溺れて政治を忘れた、国民にとって最悪の王とボコボコに言われたニーナの父親
ギネヴィアの父って考えると扱い自体がよく似ている
よく似ているんだが、流石に王族が何人もいたアカネイアの王様も息子の虐待はやらないぜと
何代か続く中でこういう王様が生まれることに血統主義の限界を感じるわ

王としては名君だったけど、愚息のシャガールによって暗殺された
聖戦の系譜の、アグストリアの賢王イムカとは真逆だな。

ただシャガールでも世継ぎを殺すなんて愚行はやらんと思うよ
デズモンドもフォローしようとすれば優秀すぎたために実子であるかを疑ったとかできるけど
それをやると親子間の虐待問題っていうゼフィールのテーマが薄れてしまう
だからデズモンドについては暗愚な王として描写することに舵を切ったんだろうなと思う

何のかんの言っても酷い目に遭わされようと父が愛していた妹を非難することはないっていう
暴走しても妹を切ることができない兄貴っていうのが、まあ虐待家庭あるあるというか
早い話しが>>6みたいな複雑な役はベルン王のゼフィールがその役を引き受けてるんだよね

ラウス侯ダーレンはデスモントと同じ、ろくでなしの為政者だったけど
親バカとはいえ、息子の事だけは可愛がっていたんだよな。
むしろダーレンがゼフィールの父親だったら、丸く収まっていたと思う。

ダーレンは>>4や>>8のような贅沢に溺れた生活を送れて、ゼフィールは父親に愛情を注がれて問題なく無事に済んだだろうし。

息子を嫌ってたから隠居とか寄生みたいなルートにならんかった
権力を失うってことは失脚の意味もあるからあの愚王から賢王に移ったって風評だけで耐えられん
国王に生まれてなきゃ政略結婚せずに済んだが国王に生まれなきゃ野垂れ死んでいるような器
こんな男を愛する愛人はどんな女であったことか
むしろその愛人がここまでゼフィールを嫌うように吹き込んでたのかもしれんが

烈火のダメな大人の中でもこいつは他よりもぶっちぎってるレベル(次いでソーニャとラングレン)
ここまで擁護できるポイントが徹頭徹尾存在しないのはFEどころか他の創作物の中でも滅多にいないだろ
他だとダーレンは息子への愛はあっただろうことは仄めかされてるしアラフェン候は人格はともかく領内統治は割とできてる
ネルガルですらやったことは許されないがああなってしまった事は同情の余地はあるからな

自称「普通」「平凡」なんだけど>>9の言う様に
描写されている範囲だけでもベルン出身のキャラやモブからの評価も底辺なんだよなこいつ
自分の事を「普通」「平凡」って称する人間は大体普通じゃないし、ロクでもない奴ばっかり
というのは割と現実世界にも当てはまるし、妙なリアリティは感じる

もしかしたらデスモンドも子供の頃に父親に蔑ろにされたか、あるいは虐待されて育ったのかも知れないな。
両親がすごく厳しい人で、王家を継ぐ者として恥じない人間になれ！と厳しくしつけられてたが
勉強も運動も出来なかったから、親にお前はダメだ！と罵られて、違う自分は「普通」「平凡」と思う事で自分を保ってきたのかも。

だから自分の息子が優秀だったのが、憎たらしかったのかも知れない。
現実でも、親に虐待されて育った人は自分の子供を虐待すると聞くし。

大国の世継ぎとなると一般には何人かの王子から優秀な者を選ぶと思う
だから一般的な家庭とはちょっと事情が異なると思うが
優れた者を憎むならば優れた者を陥れて王位を継いだ過去がありそう

ナーシェンのパパとかその辺りが入れ知恵して優秀な兄弟を出し抜いたのかもな
肉親のギネヴィアの扱いとか非情なふりしてゼフィールは甘いところありそうだ
父親は殺したがどうも身内が懇意にしていた家柄の人間は切りづらいとかありそう
仮にパパはダメでも息子は息子でチャンスを与えて地位を任すぐらいはやりそう

>>17
逆だぞ
デズモンドが普通って称してるのは自分の性格と国民の支持
本人の評価は勉学も武術も苦手（烈火の四牙襲来）
周囲の評価は平凡な才能（封印の20章or外伝）

実はデズモンドの平凡は自己評価ではない

>その企みは憚られる

これどういう意味？

阻まれる
あたりの誤字とかじゃね？

ハッキリ言うぞ、普通で平凡な国王なら自分の気に入らない家臣は見せしめに次々と処刑とかしないし
騎士団を除隊したヒースから己の無能さを誤魔化そうとしてるとか言われない

黒い牙みたいな非合法の組織がベルンの民衆から持て囃されてた事実もまたこの男の凡庸さを物語ってるな

>>22
処刑されなかった＝気に入られてるであろう側の家臣がギネヴィアに父は平凡な才能の王なんて伝えてるわけで、実態はそれ以下だったのはまあ間違いないんだろうね

デズモンドの場合自分が本当は並ぐらいはあると思っていると言うより、自分が無能だと分かってるからこそ誤魔化そうとしてる感じ