ニコニコ大百科

遡ると超人ロックがかなり早い内からこの路線にノッていたようだ
ＳＷの影響はシャア見れば判るように相当でかいだろう。
エスパーといえぱ地球へ…とかもそうだし(殆どカミーユまんまみたいな演出をしてる)、009もサイボーグという設定だがESPが居たりと
「エスパー的存在を人型巨大兵器に搭乗させる」というのがガンダムが初だったのかも？それもスーパー系になにか先駆者がいそうだけども

エスパーに人型兵器だとゴットマーズが浮かぶかあれはガンダムの数年後だったか
超能力系で言えばバビル二世とかあったな
SWで言えばビームサーベルはライトセーバーが元じゃなかったっけかね

インターネットで情報集めて嫌な情報入って凹んで精神病んで、
なんかこれニュータイプみたいじゃねって思った

いい情報も悪い情報も、正の感情も負の感情もガンガン入ってくるんだよな
それを制御できないでブッ壊れたのがTV版カミーユや強化人間の皆さんで、制御して分別して受け流せるのが映画カミーユやジュドーみたいな
ンで、シャアはパソコンスマホは持ってるけどいまだに情報収集はテレビのほうがメインのオッサンみたいな感じ

情報収集能力が物質ではなく精神に依るのがニュータイプだから、その考えは合ってると思う。

言葉足らずのクソコメ拾ってくれて申し訳ない
ようは情報を得られる範囲が急激に拡大して戸惑っているのが強化人間とかTV版のカミーユとかって感じ、同じか・・・

強化人間やTV版カミーユはもっと単純に戦争という環境で精神を病んだだけだ

>>359
どうやったら人間は争いを乗り越えられるのかという問いかけに対して
人間やめたらいいんだよっていう結論はどうなのよってことだろう

最終的にはアムロとシャアの様に「誤解なく相互理解が出来ようが戦うときは戦う」「わかり合うことと仲良くできる事は別物」ってことかな。

「誤解なく相互理解」出来てたのかな逆シャアのアムロとシャアの二人は双方を過大評価しすぎてたと思う
アムロは名前や実績を考えた上で自分よりもシャアの方が上に立ち連邦を変えられると考えて居たが逆に敵になって落胆
シャアは自分よりもパイロット適性がありニュータイプとしても強いアムロこそ自分より上に立つべき存在と思ってたがいつまでも一パイロットで落胆

それぞれアムロは幽閉され自分の限界を知り、シャアはアムロという壁を感じてたという部分があるからなんだろうけど

ダイクンのニュータイプ論はあくまでジオニズムに神秘性を持たせるための方便であって
本来は実態を伴う物では決して無かったのかもな
宇宙空間やミノフスキー粒子に適応する、ある日突然超能力に目覚めた様な人間が現れだした事が
偶然たまたまジオニズムの一節にあったニュータイプ論に合致してしまっただけとか
ダイクンにしてみれば一年戦争後のアムロなんかは「やべぇ、ホントに何か出てきよった」って感じだったんじゃないかね

自分で書いといてアレだが似たような事を昔どっかのサイトで見た様な気がするわ……

ラプラスの箱にあった一文もそうだがはっきりしない物に提唱した人以外の人が様々な思惑から勝手にその時いた超能力者をそれに当てはめただけじゃない
ダイクンのニュータイプ論自体もザビ家によって歪められてるし

キリスト教の教えが場所や時代によって色々変わっていったり神の使途の定義も変わるような

制作スタッフがどう思ってるかはわからないが、ダイクンの言う意味でのニュータイプと実際に出てくるニュータイプは別に描かれてるようには感じるな
ララァあたりはシャアとアムロを理解した上であういう発言ややりとりだったようにも感じるが
カミーユは新劇のラストあたりはダイクンの定義に近くはなってる感じはするけど
アムロ・TV版カミーユ、ジュドー・シャア・シロッコ・ハマーン等々ダイクン定義からはズレてると思う

>>370
どっかというかここで書いた。
>>217あたりから

予知能力（ずば抜けた勘の良さ）と相手の心を読むようなエスパー能力を持っていて、理解力、認識力、適応力、対応力etc.は非常に高いけど、
思念操作する兵器なんかは全く扱うことができないキャラが今後のガンダムで出てきたら面白いな
そのキャラがニュータイプかどうか劇中外で論争が起きそうだ

思念操作する兵器なんかは全く扱うことができない
カテゴリーFですね

逆はあるよな。
ニュータイプっぽい描写これっぽっちもないけど、ゲームでビット使うためだけにニュータイプ技能持ちにされた男ジョルジュ・ド・サンド

アナザーガンダムどころかニュータイプ技能持ちのスパロボオリキャラまでいるからな
リメイクとOGで無かった事にされて黒歴史と化してるけど

カミーユとか感受性強すぎて他者と精神混ざり合って
最後は自我崩壊したのとか見ると、ニュータイプの行き着く果てもELSみたいになりそうだと思った

アムロとシャアも互いに同一視と同属嫌悪が混ざって、互いに何で理解してくれないんだ状態だったし
一体感とか帰属意識とかそういうものに近いような、互いに別個の人格だと理解するんじゃなく
互いに混ざり合え同一化しろ何で同じにならない攻撃してやる！な感じ

ニュータイプってジュダイと違って師匠がいないことに気づく。
地道に精神研鑽やっていれば死なずに済んだニュータイプが何人いるか。

面白い着眼点だな。
そして考えるとニュータイプで師匠役としてちゃんと若者を導くことが出来てたのってキンケドゥとジャミル・ニートくらいか。

ジェダイはそもそも組織だからな。元々がフォースを研究してた哲学者集団だし。
知と力を学び、律するっていうことを教える体制がちゃんとあったのが大きい。
あとニュータイプは能力が発現しやすい人のメンタリティとか、年齢の関係もあってそういう環境はできにくいよね。
小さい頃に世間の雑音から引き離すジェダイや、精神の修行を重んじる上にも出てる超人ロックのラフノールはなんやかんや理にかなってる。
まあ、ニュータイプアカデミーなんてもん作ったらX-MENの学園みたいに排斥対象になるだろうけど。

ニュータイプの定義すら曖昧なのが宇宙世紀だしアカデミー的な学校は無理じゃないかね
フラナガン機関だって研究途中だったしラプラスの箱の起動条件も結局はサイコミュに対応できるかどうかでしかない
それこそカテゴリーFみたいなサイコミュが使えないという一点で下扱いされたりシロッコみたいな傲慢な奴も居て学園としても上下関係がやばい場所にはなりそうだな

>>380
Xならニュータイプ同士の師弟関係はルチルとジャミルだな
若者を導いたという点ではカミーユもそうじゃないかなジュドーを導いてたと思うし

アニメの感想
富野由悠季「あくまでも人間。どう足掻いても人間」
福井晴敏「人間を超え得るもの」


どうしてこうも違うのに後継に座れたんだ。
いや、確かに超人視する人多いけどさ。

>>381
ある意味でニュータイプ研究所がそれに近いんだろうけど、
向こうは完全にニュータイプ＝兵器扱いだからなぁ
精神面の教育はおざなりになってたんだろうと思う

>>383
そう考えると福井よりむしろ長谷川裕一のが富野に近いっぽいな。一緒に仕事したからかね？
ニュータイプ思想よりもMSの系譜をうまく作ったから後継視されてるんじゃない？長谷川はその辺が大胆すぎる(個人的には長谷川のが好きだが)

何度か言ってるが、福井さんのは「ガンダムオタクが書いたガンダム」感が強いんだよね
富野監督のテーマ性・メッセージ性ではなくて、もっと表層的な部分だけでやってる感じ
作品としての良し悪しはさておいて、アナザーガンダムやる際に富野監督が危惧してたトコだなあと
長谷川さんの場合、元々の作家性が富野監督と近い（ちょっと人に対して肯定的すぎるかもだが）から、そのへんのテーマは拾えてるのかなあと思う

「あくまでも人間」＝相互理解などのニュータイプの観念面の話
「人を超えるもの」＝エスパー的なニュータイプの能力面の話

>>387
いやいや、それは無い。
あくまでも相対論的な、スペクトラム的な見方でしかなくどちらも実在のホモ・サピエンスから見れば十分に超能力者なのだが。
富野由悠季のニュータイプは能力含めて人間の枠内に入れてるよ。オールドタイプに対して絶対強者にはせず、天才の括りに落とし込んでいた。サイコフレームを含めてね。
福井晴敏のニュータイプは超越者。サイコミュの力を借りて超人類に達する事が出来る、隔絶した存在だと思う。

福田作品は今は一般受けいいから後継者になってるイメージ。最強とか特別とか流行だし、会社としてはドル箱作品には儲かってもらわんと困るし
富野論長谷川論だと真逆もいいとこになるし、視聴者も痛いとこ突かれちゃう。
いろいろとリアルにぶっ刺さってきて反省させられる。
真面目に観ると反抗的な年頃ではそうそう受け止めきれないくらい厳しい
Gレコのインタビューの大人も一緒に見てくださいってそういう意味もあるんだろうけど

宇宙にいかんでニュータイプに目覚めた人っておらんのかね、そういや