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ララァってシャアに連れられるまで宇宙に行ってなかったんじゃないかな

ララァはインド生まれでシャアに会うまでは地上住まいだったはず
シャアと出会う前からエスパー的な能力はあったっぽいから、NT能力は元からあったんじゃないかな
後はウッソがNT能力持ってると見るなら地上生まれ育ちで最初からそれっぽくはある

超能力的な力を持っているけど、それは道具みたいなものでしかなくて
扱うのは結局人間で、人間性までもが新人類であることを保証しない

富野作品は、人間性は旧来の人間のまま道具ばかりが発展して、むしろ振り回され
福井作品は、人間性までもが道具の影響で変質していて、応用や発展で凄いことになる

そう解釈すると、人生の途中で新技術に触れて、振り回されながら使ってた世代と
生まれたときから新技術に触れていて、使いこなして応用・発展させる世代との違いみたいな

相手の心を知れば相手のことを思いやって行動できるはず、ってのも人間の善性を信じ過ぎな気がする
シロッコなんかは相手のことが分かるからより効率的に利用できて便利ぐらいにしか考えてなさそう、それか見下すか

知ったけど対立が深まることだっていくらでもある

逆シャアの殴り合い宇宙状態の時とか完全にお互いの心を読み切ってるしね
それでもあんな感じに意地のぶつけ合いというか殴り合いになってるのは
あの二人はNT能力があっても概念的な意味でのNTではないって事の現れよね

アムロとシャアの場合あのMSでの殴り合いのしたことでやっと相手の心がわかったと思うけどな、この二人に関してはお互いの真の心の部分は読み切れてなかったと思う
だからアムロが自分に父親が無理だと思ったからクエスにあの対応だった事をシャアはわかって無かったし
シャアがララァを母のように思ってた事をアムロはまったくわかって無かった
ニュータイプは心を知ることが出来るのであればシャアはクェスをうっとおしく思う事無く機械のように扱う事も無かったろう（父親に振り回されたという共通点も持ってたんだし、その上でシャアは母をクェスは父を求めたわけだが）

ニュータイプとて単なる人間であって神でも何でもないからしっかりと相手と関わったり本音をぶつけなければ相手の心を知る事なんて無理だというのが逆シャアじゃないかね

概念的な良い意味でのNTを最も体現しているガンダムキャラはロランだと思う。
感受性の高さに加えて他者を受け容れる優しさ、それでいて破壊・略奪や差別を許さない確固たる自分の意思も持つ。
ついでに福井版小説や最近のGジェネでもNT扱いらしいし。

NTの戦争の道具扱い加速はアムロが１年戦争で大暴れした影響もありそう

戦争の道具扱い加速はララァの存在だとは思うな、NTの研究もそれ専用の兵器もジオン側のが開発してるし（対NT兵器のEXAMも元はジオンで研究されてたし）
ガンダムのような高性能機を与えるよりファンネルとかのサイコミュ兵器を主軸にしたのが多いのを考えると
エルメスでの戦果が影響大きいんじゃない

連邦サイドは、
ニュータイプ能力なんてよくわかんないし、、
謎の超パワーパイロットがさらに力をつけて寝返ったらヤベーって危惧した上に
人出と資源は十分あるから、量産兵器の物量でどうにかできるってことで、
ニュータイプ能力の解析や専用兵器の開発は後回し。


ジオンサイドは、元々人手も資材も不足気味だから、
1人で戦況を打開できる凄い力があるってことで
積極的に取り組もうとした。

>>401
結局どっちも『現象』しか見てないんだよね。スペースノイドもアースノイドも住む場所の違いだけで、根っこは『オールドタイプ』でしかなかったと。

ネオングの設定（全裸が設計、機能は分かるが構造は不明等）を鑑みるに
フルメタのウィスパード的な使い方もできるってことなのかな

>>402
それどころかシャア・アズナブルを始めとするニュータイプたちですら
『現象』を追い求めてしまっていたように感じる
「今という時代では人はニュータイプを人殺しの道具にしかできない」ということなんだろうけども
そういう意味ではやはり「ほんとうの意味でのニュータイプ」はまだ現れていなくて
NTのラストみたいに人がその距離を縮めるのはまだ早すぎるんだろう

雑誌のインタビューで福井が勝手にニュータイプの定義を決めやがってんだけどマジなんなの？
これまでのガンダム作品見てないのかコイツは

今までは宇宙世紀における超能力者の類を全部ひっくるめてニュータイプと定義していたけど、
本当はそうじゃないんだとして、「ニュータイプの定義」から「ニュータイプとはまた違う特殊能力者」を
分離しようと考えている様にも思える。

Ｖの時代にはサイキッカーと呼ばれる人達も登場していたけど、彼等の存在を否定してるわけじゃなく、
彼等はあくまでもサイキッカーと言うニュータイプとはまた違う特殊能力者ですよと言う方向で
むしろ肯定している様にも思える。

ニュータイプという存在に明確な答えを出していない曖昧な位がちょうどいいのかね
存在によって世界の仕組みがそれほど変わってない辺りは、XでDOMEが語った｢異能者ではあるが人類の革新では無い｣っての同じだし
戦争運用がメインになっている部分は、Xラウンダーの｢人類の退化｣に通じるところがあるし

ニュータイプの定義で言えばラプラスの箱の起動条件はちょっと疑問符が浮かんだな、宇宙に適応した人類とニュータイプとサイコミュが使える事をすべてイコールにしてる感じがして
そもそも初代大統領が残した宇宙に適応した人類というのが漠然としすぎてるわけだが
それってXで言う所のカテゴリーFが生まれるような考えよねサイコミュに適応してるかどうかで決めるのは

>>406
宇宙世紀に存在したニュータイプは超能力者の中でもサイコミュに適応する人またはパイロットセンスがずば抜けてる人を指してたように思うな

前にも書いた覚えがあるが、UCの特別版あらすじだったか宣伝用小編だったかで
「NTは強い感応波を出す、強化人間は偽物で弱い」「箱（＝人類の未来）を担うには本物じゃないとね」と
サイアム（なのか永井さんのナレなのか微妙な描写でもあったが）が明言してるのよね

で少なくともUC系列の世界観ではそれが正しい基準とされちゃってるんで
強いサイコミュ適応能力こそがNTとしての証であり、かつてより望まれていた新人類ということに
完全にギレンが唱えた優性人類生存説の焼き増しです本当にありがとうございました

真に「宇宙に適応した人類」って言ったらもうぶっちゃけウルトラマンみたいな存在にならんと無理だと思う。
生身で宇宙空間に出ても平気だとか、裸一貫で恒星間航行が出来るとかそんなん。そこまで行ったら
もうニュータイプどころの騒ぎじゃなくなるがｗ

>>410
宇宙空間に出ても問題無くて、
手足を使わずにＭＡを自由自在に動かせて、
自力でＭＳのコックピットこじ開けちゃう怪力まで有していた
鉄仮面さんは、
まさにりそーのにゅーたいぷだったんだね！

>>409
サイアムも含めてUC系の登場人物は皆、古いタイプの人間達だからなあ
ユニコーンの条件にしてもあくまで過去から押し付けられた理想像であって、起こした現象も含めてその姿が正解という描かれ方はしてなかった。
フェネクスも実際のところは真のニュータイプに見えるだけの比較的近しい存在として提示してるんじゃないかって感じたな

>>409
個人的には「本当のニュータイプ」の条件って、『現象』を道具として利用することを考えないことだと思う。ジョジョで例えるとブチャラティが言うところの『吐き気を催す邪悪』の対極というか。
でもそれだと『本物』は『いない』んだよね。例えばシロッコの対人対応って、相手にだけ手札の開示を強要した上でやるポーカーみたいなもんだし。

フェネクスの状態がユニコーンの元ネタだろうニュータイプ抹殺の為に作られたブルーディスティニーのマリオンの状態と同じというのは意図した皮肉だったりするんかな、あっちは肉体は残ってるが

作中に出てきたニュータイプ（アムロやシャアやハマーンやシロッコやカミーユやジュドー等々）はF91でビルギットが言ってたように「モビルスーツに関してのスペシャリスト」でしかないとは思う
少なくともジオン・ズム・ダイクンが提唱したような存在ではなかったかなと感じる
ジュドーあたりは近かったのかもしれないが

福井が言ってたがカミーユが真のニュータイプに最も近い存在だったとナラティブのパンフレットで語ってるぞ

だから福井さんの意図するNTってのは超能力の強さって事でしょう
UCでの描写といい、諸々のコメント・インタビューといい、そういう方向性でやってる
富野さんの意図するNTは生き方とか考え方の革新で、超能力はその手助けになるかも位のニュアンスでしか無い

>>415
それは「近い存在」という部分、真のNTになれなかったことがむしろ重要だぞ
真のNTの能力（洞察力等）を得れば、自然と生き方も「進化した人類」になるのかもしれないが
カミーユは狂い、リタは肉体を喪失して、「人類」として真のNTになることはできなかった

それは結局、ダイクンの説が絵空事にすぎず、「人類」の形を保ったままの進化など不可能なのか
それとも何かが足りない（能力か条件が不完全）だけで、将来はジェダイやラフノールのような洞察力を持つ「人類」が完成するのかはわからない

ただ、1st当時からニュータイプのモチーフになってる2001年とか幼年期の終わりとかその延長のイデオンとかを鑑みるに、どうも前者のような気がする

カミーユ+リタ入りユニコーンだったら真のニュータイプになって…それでどうなる？

むしろレビルがおそらく適当に言ってたであろう、
「ニュータイプとは戦争なんぞせんで済む人間だ」が近いような

>>417
リタに至っては最早「生物」であることすら放棄しているからな。生き方や考え方の革新となると「自分以外の何かに頼るのを止める」「個人レベルで完全に自己完結した存在になる」という方向しかないとおもう。

>>419
「戦争なんぞせんで済む人間」と言われて思いつくのは、Vガンダムのエンジェル・ハイロウの光浴びた状態だな。