ニコニコ大百科

ハイレゾ=高音質みたいな風潮
これをオーディオマニアどころかオーディオ業界が広めようとしている件について。
いや、高音質なハイレゾは確かにあるし、私も｢これは高音質！｣と言えるハイレゾ音源を持っているけれど、あくまでハイレゾは高音質を追求する手段でしかないのに。それをオーディオ業界自体がわかっていないのはどうなんだ。
このザマでオーディオはちゃんと発展するのか？



まあこんな愚痴はともかく、自分が「これは高音質！」と思える音源を語り合おう。

サラ・オレインのヴォーカルアルバムの｢SARAH｣
これは音の１つ１つが上品で艶やか。その中でも、特に声の存在感が偉容。限界を感じさせずに声が空間に広がる。
ヴォーカルアルバムでは、個人的ベスト。もちろん音楽作品としても。
CDの時点でも凄かったが、ハイレゾになると、声の存在感がもっと凄くなった。多分、より良いスピーカーに変えれば更に凄くなるはず･･････。

>>sm27782711

DLして解析したらビット数はわからなかったが（たぶん24bit）、96.0khzと表示されている。

※PC以外の端末からだと高画質再生不可だと思われる。（低画質再生が可能ならば話は別）

>>2
http://imgur.com/tJsfSTT
http://imgur.com/l0Yy9xj
解析してみたけど20khzあたりからぐっと落ちてるね。
形だけ96khzにしただけでは。ファイルサイズから見てもCD音源と同等かそれ以下。(AACでエンコされてるしね。)

ってレスしたら消されてもうた・・・
えっ俺のせい・・・？

CDのサンプリングをまともにするだけでいいことなのにな

>>5
ゲームに置き換えると
CD：PS
ハイレゾ：PS2、PS3
だけど、中身はSFC以前レベルってのが多いよねー。
ハイレゾはあくまで器でしかないのに。

ハイレゾ教の皆さんの耳はは全員20kHz超の周波数帯域を持っているんでしょうかねぇ…(俺はまだ一応ブラウン管の水平走査周波数の16kHzは聞こえる年代だが)

これから編集や加工することが前提のときには高いサンプリング周波数や量子化ビット数で扱うのはわかるけど、最終的に聞く段階では人類の耳が進化でもしない限り 44.1kHz, 16bit で十分だと思うのだが。

(そんな俺のPC-98に搭載されているFM音源の出力は約55.5kHz, 16bit なのでこれもハイレゾ?)

>>7
ハイレゾ教の方々はコウモリなんやろ(適当)

24～bitはある程度効果はあるとは思うけど、48～kHzに意味があるとは思えないし、CDがいまだに廃れないから、44.1kHz/16bitでも十分だとは俺は思う、
ただし、購入者としては、データスペックではハイレゾが上なのにわざわざCDで買う理由がない。blu-rayプレイヤーがあって、観たい映画のblu-rayがあるのにDVDを買う人なんてまずいないだろう。アプコンは論外だけどな！
それに、なんだかんだでCDより音の良いと感じるハイレゾ音源はある。(全てのハイレゾ音源が良いとは言っていない) 9割9分マスタリングの違いが大きいとは思うけど。
エヴァのハイレゾ音源なんてCDから劇的に音質向上しているぞ。9割9分マスタリ(ry

とりあえず、ハイレゾ音源の音質うんぬんの前に、配信音源のちゃんとしたタグ付け＆デジタルブクレット付属の標準化オナシャス！

>>8
確かに、マーケティングにおいては「リマスタリングで音質を向上させました」っていうより「サンプリング周波数がなんと2倍!!」って言った方が(多くの人には)説得力があるんだろうね。
今まで「ハイレゾ」と聞いただけでカルトのように避けてきたけど、それがきっかけで>>8の言うようなリマスタリングされた音源もあるならちょっと興味でてきたわ、ありがとう(自分の持っている機器では48kHz, 24bit までしか再生できないからハイレゾ教の人には意味ないだろって言われそうw)

ちなみに昔の矩形波などを生成する音源チップのPSG (OPNのSSGも含む) のサンプリング周波数は約125kHz(入力クロックの32分周)だそうな。
おそらくnサンプル毎に出力を切り替えるだけで、補完せずに高い周波数分解能を得るためだろうけど。(というより、この場合通常の意味でのサンプリング周波数とは違うし、チップの出力する矩形波には数学的には無限に高い周波数まで含まれるし)
割り切れない周波数の矩形波を合成するのって意外に難しいんだな(ピコカキコのFlMMLの矩形波も若干エイリアシングしてる気がするし)

>>9
リマスタリングされた曲はそこそこあるよ。
中には変わらず酷い代物もあるけど。
例えば今何か騒ぎになってるラブライブ！なんか
CDの音質はそれはそれは酷いもんだが
ハイレゾ版は余計な手を入れてないからか、マシになっている。良音源とは言わないが。
ちなみに私のイヤホンは再生周波数帯域20Hz～16kHzしかありません。

水素水

サンプリングレートに関して誤解してる人が多数いるみたいだけど、「高い周波数まで再生できる」だけが理由じゃないからな。

デジタル信号をアナログ信号へ変換した直後の波形ってのは、よくみると超ギザギザになってて、この「ギザギザ」は耳には聞こえないけど相当なエネルギーを持ってる事がある。
これをアンプやスピーカーに入力すると壊れてしまう事もあるんだ。

「ギザギザ」成分はサンプリング周波数と同じ周波数に存在するから、例えば 44.1kHzだと再生可能周波数は22.05kHzまで、ギザギザは44.1kHzに存在する。
で、それを取り除くためにフィルターを通すんだけど、このフィルターが厄介で、綺麗に22.05kHzを通して綺麗に44.1kHzを取り除ければいいんだけど、20kHz以下まで削ってしまう可能性がある。

そこでどうするかっていうと、サンプリング周波数を上げてフィルタが効く範囲を底上げしてしまうってわけ。
192kHzだった場合、192kHzは完全に取り除けて、96kHzあたりはやや削られるかもしれないけど、耳に聞こえる20kHzあたりはそのままの音が出てくる、みたいな具合でね。

ちなみにハイレゾじゃなくても（44.1kHzまで対応の機器でも）、この原理を利用して20kHzまでは完璧に再生できるようにしたものが多数存在する（仕組み上ハイレゾには劣る）。
詳しく知りたい人は「オーバーサンプリング」などで調べるべし。

>>12, >>13
オーバーサンプリングと元のサンプリング周波数は関係ないと思うのだが…
192kHzでオーバーサンプリングするのに元のデータが192kHzまで必要なわけではないし(そもそも192kHzのデータを192kHzで処理してたらそれは"オーバー"サンプリングとは言わない)

ギザギザの波形からサンプリング周波数の半分より上の周波数成分を取り除いてはじめてアナログ信号への変換といえるのであって、その"ギザギザの波形"が元のデジタル信号に含まれている訳ではない。

オーバーサンプリング自体、ハイレゾなんてことが言われ始めるよりずっと昔から存在するし、オーバーサンプリングするなら普通192kHzとかじゃなくて例えば44.1kHzの32倍の1411.2kHzとかで処理する。

>>sm25115382


動画の後半でハイレゾとMP3を交互に流してて分かりやすい
さすがにMP3と比べれば全然違うのな

ハイレゾ音源は、価格がやけに高い音源が多いことをなんとかして欲しい。通常の1アルバム分で5000円以上することもあるし。
あと、海外配信サイトとの価格差もどうにかしてもらいたい。
宇多田ヒカルのFantômeが、日本では4200円なのに、HDtracksだと$17.98なのは酷すぎる。

プロヴァイオリニストは自分が弾いているストラディヴァリウスと安物ヴァイオリンの違いを感知できない

安物のレベルにもよるが、ストラディヴァリがいいってのは割とオカルトなんで・・・あっちは「数字的には変わらんけど何かいいってことになってる」なので、ハイレゾが「音が良いか悪いかはともかく数字的にはずっといい」のとは質が異なる。

正直良し悪しはわからないな。
ハイレゾ対応のそこそこ良い機器使ってるから音の違いは明確に出るけど、ハイレゾと非ハイレゾどちらが良い音かってのは音楽のジャンルや個々人の好みだと思う。
俺の素人耳だからアテにはならんが全般的にハイレゾは非ハイレゾに比べて良く言えば滑らかで厚みのある、悪く言えばこもった音になる傾向があると思う。
静かな曲はハイレゾの方が良い音に聴こえるけど、激しい曲は非ハイレゾの方が音がくっきりしてて良く聴こえる。
ひとつだけ間違いないのは高音質≠良い音だってこと。

実際どうかは検証に堪えうる機器や音源を持ってないから分からんが
サンプリングレートが高いほどよく言えば繊細、悪く言えば大人しくなるらしい。
だから力強さがほしくて192khzじゃなくてあえて96khzを選択するエンジニア(あるいはアーティスト)もいるとか。

結局CDと同じであくまで規格だから元の音源に左右されるし
ハイレゾ用にマスタリングし直されたらそれでも変わるし
一概にはなんとも言えないんだろうな。

CD規格との優劣は置いておいて
CDと同等以上の非圧縮音源を配信で入手できる点
国内海外問わずマイナー音源の敷居が下がった上に在庫の心配が(配信停止を除き)無い点
ここら辺はハイレゾブームに感謝してる。

48khz➡96khzより16bit➡24bitの方が音質向上感がある。
DVD-Audioも幾つか聴いたがあまり違いは無かった。結局DSDに行くしか無いのか

店頭にハイレゾ視聴機が置いてあったが、あまりにもあからさまにイコライズされてたゾ
調べてみるとそもそもミキシングが違うハイレゾ製品が多々あるっぽいなあ オーディオオタクに選ばせるならともかく、一般を騙すのはどうなのよ

>>18
ストラディバリウスは誰が聴いても何となく違いは分かるけどどっちが良いかは人による、って中で一部の音楽愛好家がストラディバリウスを聴き分けて最高に良いって言ってるんだから一定の意味はあるでしょ。
例えハイレゾが数字上でずっと良くてもブラインドテストで違いが分からないのなら意味が無いと思う。

ハイレゾだから高音質！みたいなオーディオ業界の売り方は正直呆れるけど、それによってリマスタリングでの再配信が増えたり業界全体で音質の追求が活発化するならそれは悪いことではないのかも。

ってか誰かブラインドテストで聞き分けられる人いないの？
もちろんマスタリングの違いを排除するためにハイレゾ音源とCD音源ではなく、ハイレゾ音源とハイレゾ音源を圧縮した音源での比較で頼むよ。

ハイパーソニック現象？

>>23
聞き分けられるのは本当らしい
http://www.aes.org/e-lib/download.cfm?ID=18296
上の論文はハイレゾ音源と普通のCD音源を聞き分けられるかについて調査してるんだけども
18件の研究（総数400人以上、12500回以上のテスト）の結果を比較検討した結果
統計的に小さいながらも聞き分けることは可能であり
訓練次第で聞き分けの精度を上げることも可能らしい
要因についてはまだわからないようだが

>>22
個人的には「ダイナミックレンジが広くなるお陰で、むしろオーバーなイコライジングをしても音が破綻しない」
っていうのは大きいな
もちろんちゃんとハイレゾ機器で収録して、その辺りも意識したマスタリングをしていることが前提だけどｗ

その辺で考えると音楽BDはダメ
CDと同じようにコンプ掛けまくりクリッピング出るまで上げまくり音も割れまくりっていうのがたまにある
せっかくBDなんだから音圧重視じゃなくていいのに

ハイレゾ音源とハイレゾの圧縮音源を交互に聴き比べるとなんとなくハイレゾのほうが立体感がある気はするけど、その差はかなり小さいかなぁ。
体感的にはちょっといいヘッドホンアンプとPC直挿しで同じ圧縮音源を聴いたときの差の半分以下かと。

ハイレゾ音源の欠点は一度味わうとCD規格の音に迫力を感じなくなっててしまうこと
ドラムの鳴りが特に顕著だけど臨場感、情報量がやっぱ違う　反響音が一瞬で消えずに鈍く沈み込んでいく感じ

ハイレゾとかノイキャンとか、おっさんがおっさんに向かってマーケティングしてる臭がすごい。略す発送が古い。技術そのものを批判する訳じゃないが。

世は24bitを超え32bitに突入せんとしていますが、2012年時点でXiphはハイレゾ(24bit192kHz)に否定的だったご様子。
https://qiita.com/keiya/items/c994c200e8b38b6c7935
このスタンスですから「コンシューマ用のコーデックなのでFLACは32bitfloatに対応しない」という姿勢は覆りそうにない、と考えるのが賢明でしょうか…Wavpack普及しませんかね…

私自身はバカ耳なのでハイレゾの良さは分かりませんが、 >>20 の氏の言うようにCDと同等以上の音源がDRMのないデータで販売されていることは非常に好ましいので、ガンガン普及して陳腐化して価格競争が進んでほしいものです。