ニコニコ大百科

日本で言えばトルネコやシレンがハクスラっぽいゲームだと思う
ディアブロはローグが進化したものだからエッセンスが十分味わえる
ただランダムで特殊効果が付くタイプではないしアクションRPGではないが

日本で言えばイニシエダンジョンやtriglavなんかがど真ん中でハクスラかな

詳しい人から見たら違うんだろうがRPGで戦利品を収集しつつ（＝トレハン）敵を倒してキャラクターを徐々に強くしていくものをそう考えていたわ
少し前に調べるまでハクスラにおけるランダムオプションのウェイトとかあんまり考えたことなかったな

広義と狭義の意味について追記がされるといいね

やってることや目的は同じだけどランダムオプションの有無や
個性的なレア装備によって全く違うゲームになるからね

１毎回同じ品ぞろえの店
２毎回違う商品が並ぶ店
があったとして
この二つの店に毎日行くとしたら
２の方が飽きないってこと

ディアブロの出現によって雑魚敵を何千・何万回倒しても
飽きないと思わせるようなシステムつくりに成功したんだよ
今までは雑魚敵なんて少しの金と経験値ぐらいの価値で数回も倒せば
飽きてた

GrimDawnやってるけど、この手のゲームはやっぱりソロでマイペースに出来るってところがいいな
ビルドとかにもよるけど、あんまり操作の腕も問われないし

ハクスラは装備にランダムオプションが付くことも大事な要素だけど
それともう一つ大事な要素は
異なるビルド（攻撃スタイル）で遊べることかな
つまりスキルや呪文やスペルの取り方や選び方だね
自分で好きなように選べて育てられるという事
簡単に言えばスキルツリーみたいな制度になってることが多い

どういうことかというと昔のドラクエで例えると
ただベギラゴンやイオナズンみたいな大技を唱えてればかなりの雑魚敵に効率的に勝てるというのではなくて
装備によってはヒャド系だけを強くできる装備があるわけ
それをもとに装備集めると氷系呪文の方が強くできるわけ
そうなるとバギ系やイオ系などの他の呪文は覚えなくていいとなる

まあゲームによって違うけど俺がやったハクスラはスキル（呪文）自体にもレベルがあって自分でそれを増やせてた
つまりベギラゴンの呪文レベル３０、イオナズンレベル３０、バギクロス３０、マヒャドレベル30にするよりは
呪文レベルの上限に際限があると仮定した場合
マヒャドレベル５０他の攻撃呪文１０とかとらなくていいとなるわけ

集まった装備によって強くなる呪文が一人一人違うという事
（まあたいていのハクスラでもある程度強くなる装備やスキルはだんだんと限定されちゃうから最終的には２，３のビルドに落ち着いちゃうけど）

人によっては炎系呪文を強く便利に扱えるからベギラゴンやメラゾーマ主体に攻撃する
ある人は氷系と雷系を強くできる装備手に入れたからギガデインやマヒャドをメインに攻撃するという風になるわけ

現代のハクスラの定義

１モンスターが落とす装備品にランダムに特殊効果が付く
２スキルツリー的なものによって自分の好きなようにスキルが選べる
３リアルタイム戦闘である

↑に行くほど重要
でこれらは何のためにあるかというと
人とは違った装備やスキルで楽しめる要素と
雑魚敵でもストレスなく

全員が同じ装備やスキルになったらダメだし
全員が全員違う装備やスキルになったらビルドも生まれない
つまりここで重要なのがゲームバランス
倒し続けれること

少し調べたらドラゴンクラウンってのが日本製のハクスラで結構有名らしい

イニシエダンジョンとtriglavがハクスラ的な面白さが無料で味わえるからやってみるといい
無料だけあってまだ究極のハクスラではなくエッセンスどまりかもしれんが
逆にそれがシンプルになってていい味を出してる
ハクスラクエストもドラクエ形式っぽいがエッセンスを十分に抽出してるからやってみるといい
これも無料ブラゲ

いつごろからコンピューターゲームで流行りだした言葉か知らないけど、言葉としてはそんなに歴史は長くない印象だ。
それだけでなく「アイテム集める要素」はどうも本来の定義に含まれてないように見える
今は「+数値のついたアイテム集めるゲー」がほぼ定義みたいだが

上でも出てるけどデビルメイクライみたいに装備なんて落ちないゲームもハクスラだよ。
戦闘そのものがゲームの主体となったRPG、みたいなニュアンスが一番近いのかな。

装備集めるゲーはトレジャーハントゲーム（トレハンゲー）として別個のカテゴリがあるんだけど
ハクスラの方の定義を変えようとする人が日本人ゲーマーに多い理由としては
日本ではディアブロと同時に広まった言葉ってのが大きいんだろうね。

ランダム補正は結局装備ごとに使える補正がつくかどうかの運になりがちで好きじゃない

戦闘が主体のRPGがハクスラなら大抵のRPGはハクスラじゃね

どうしてそうなる

ハクスラってのは今と昔じゃ定義が違う
だからこんなに混乱する人が多いんだと思う

昔というか自分がハクスラという言葉を聞いた時点でもう「ランダム依存で長期的にアイテム集めできるゲーム」「ウィザードリィみたいなの」だった
それまでにも輸入されていた言葉だとは思うんだが…
>>40で指摘されてるように「diabloみたいなゲーム」という意味で使われだしたように見える

雑に見てみた範囲
wikipedia「ハックアンドスラッシュ」は2006年12月の初版の時点でディアブロに言及
この初版では主にRPG用語でアクションゲームにはあまり使わないとの指摘もあった
2007年12月の版でウィザードリィやダンジョンマスターについて言及してるが出典なし
これらダンジョンRPGをHack and Slashと分類できないわけじゃないが、代表作みたいにしてるのは日本語の記事だけに見えるなあ

wikipedia「ディアブロ_(ゲーム)」にハックアンドスラッシュという言葉が書き込まれたのは2008年8月25日
2ちゃんねるPCゲーム板に「【hack】至高のハック＆スラッシュゲーム【slash】」というスレが2009年4月に立ってた
そのあとのスレでWIZがハクスラかで揉めてるログがあった

なんで定義を無暗に広げるかっていうと、自分達の作ったゲームを既存のものにカテゴライズすると既存のプレイヤーを呼び込みやすいってのがあるのと
日本では（ハクスラに限らず）RPG用語に対してTRPGとかファンタジーの前提知識・基礎認識が欠けているので
（メーカーもプレイヤーもよくわからないし、適当に使われたり変更されてるのを見ても気にも留めなかったり。これは日本のゲーマーや作者と話していると頻繁にぶつかるので困る）
RPG用語は「単にプレイヤーを呼び込むだけのために」勝手に定義したり弄ってもいいもの、とか思われてるのもあるだろうな

海外ではTRPG用語（古くは「昔のTRPGとの共通点」で判断されていた）だったハクスラを
その背景を知らず、WizardryやDiabloといったわずかな顕著な例だけに触れて
盲目的にこれらと共通点の一部を取り上げて無暗に定義を広めていった、てなとこだと推測される

トレハンゲーはローグライクにちなんでディアブロライクと呼ぶのがいいかも
俺がディアブロ系を触ったのは韓国系のネトゲが日本に来たときだな
ほとんどがディアブロアイクだった

どっちかっつーとディアブロクローンって単語の方が既に広まってて便利かもよ。

なんて勉強になるBBSなんだ

無双系もハクスラかな

ぶっちゃけ、ハクスラとローグライクを混同している人はいるよね

古い言葉ゆえに、ゲームジャンルが細分化・要素化された現代ではそのまま通用させるのが難しいんだろなーと思う

海外でのRoguelikeの定義（ベルリン解釈）には、「Hack'nSlashであること」が要素のひとつとして挙がっている
ただしこのHnSは、戦闘中心とかいう意味ではなく
（古典的Roguelikeは無闇に戦闘すると自滅するので、むしろ戦闘回避が重要なゲームの方が多く、Diabloの原型のMoriaは例外的）
ストーリーやシナリオよりも「システム依存性」が強い、
今まで述べたHnSの海外での用法のように「HnS型と呼ばれた初期TRPG」の要素が濃いもの、という意味

ところが日本ではこれまでここで説明されているように、こういうHnSの語意そのものが全く理解されてないから
当然、ベルリン解釈を聞いても何が定義されているか理解できず、Roguelikeも定義がわからず
ハクスラと混用・同様に、なんとなく古いっぽいやつや先行ゲームとの一部の共通点だけ取り上げて、片っ端からレッテル貼りしているのが現状

つまり「戦闘以外なんもねえじゃんwwwwwwwwうはwwwwwワンパwwwwwwwwwwwww」ってのが原義で
「馬鹿野郎それがいいんだよ」つって誇らしげに言い出したのがいて
知らんやつから「なんかよくわからんがカテゴリってこと?」と横から言われだして現在に至る、てこと?

装備にランダム要素云々とかドロップでとか
それはもうルートってジャンルに今は分類されてる

定義のブレについては寛容であるべきだと思うけど
某所でハックはハッキングの事だと断言してた人を見た時は流石にアカンだろと思った

途中送信失礼
勿論コンピュータ用語のハッキングのニュアンスで

>>56
ちょいとハクスラから話はそれるが、
UNIXハッカーらに作られたRoguelikeのHack/NetHackやSlashは、TRPG用語とハッカー用語のダブルミーニングになっている
（用語の大本は同じなんだが、２分野で明らかに別義に派生した語について、あえて両方の意味になっている、という意味）

これに限らずハッカー文化では、プログラムやゲーム用語がTRPGや、指輪物語のような古典ファンタジーとダブル・トリプルミーニングになっていることがある
これは北米のWASP（白人移民）には固有の神話がないので、創作神話の指輪物語をそこに据えて
欧州の自然科学でのギリシア・ローマ神話用語と同じノリで使用されている、ということらしい

ところが日本では指輪物語とかTRPG用語の方が全然馴染みがないので
ゲーム用語を一般用法（英和辞典に載ってる意味だけとか）やハッカー用語だけで解釈したり、正しい解釈なのに「誤訳」と判断して改悪したりすることも割とある

敵を倒す→キャラを強化するを繰り返す形式らしいけど
hack（切り刻む）もslash（叩き斬る）もどちらも敵を倒す意味で強化関係無いなのはなぜ何だろ
ハクスラだと倒してばっかりになる気が

>>59
そら何度も言うけど、ゲームの実態に対してHackとかSlashという言葉が選択されてるんじゃなくて
「HnSと呼ばれていた古いTRPG」があって、単に「それと共通点があるもの」を同じ名前で呼び始めただけだからさ

今のTRPG、物によってはCRPGでも、戦うことと経験（レベル）は何も関係がないけど（無駄な戦いを避けてストーリーを進めるだとか）
昔のTRPGは戦ったり宝を奪ったりすることで経験が入った
（モンスター経験値はもちろん金貨の額からも経験値が決まった）
というかストーリーはないしハクスラCRPGに居るラスボスとかも居ないのでゲームの目的自体（＝後に残るもの）が「キャラが強くなること」以外に一切無かった
戦うことと強化することは一体で、HnSが「それしかしないゲーム（ストーリーとかはない）」の蔑称だったわけだ

今でもキャラ強化だけが目的っぽいハクスラゲームもあるっちゃあるが
ストーリーやラスボスがちゃんとあるものに対してすらもハクスラと呼ばれている、その元々の理由が何かって言えば、上記のようになる