ニコニコ大百科

>>1093
「時代の後始末」って何か凄い表現だけど
ガンダムの世界観ならしっくりくるところが凄いわ

英雄達の時代があって、沢山戦って沢山死んで、
最後に一人残ったハサウェイも時代の流れを引きずって死地へ飛び込んでいく、、、

フィクションなのに歴史の重みを感じるところがガンダムの魅力だな

>>1146
私財はく奪して公民権奪って宇宙に追い出すって冷静に考えたら酷過ぎるだろそれｗ
>>1152>>1153
シャトルにも輸送コストが掛かるから連邦が棄民の為に大量のシャトルを用意してあげたかというと
そうじゃなくて結構ギリギリの本数しか揃えなかったのかもしれない
多分、連邦政府が棄民の為に用意したシャトルには乗せる荷物に一人〇〇㎏までって重量制限があって
それを超える荷物は各自が民間の運送会社に依頼して費用は自己負担で勝手になんとかしろって事になって
コロニーで暮らすコストを計算すると、一般家庭にはとても余計な荷物を運ぶ家計の余裕は無くて
一見すると自由意志で財産を放棄した様に見えて、実質的には荷物の放棄を選択せざるを得なかった
とかなんとかそういう事例が多発したんじゃないかと予想

ほへ～、字体1つにもこだわってるんすねえ

＞原作小説よりも、より主人公のハサウェイの内面は壊れてる感を出すために、サインも監修してもらうと言う凝りようが大変にGOOD。こういうのとーーーっても好き！ハサウェイの字体もサイコですが、aが一つとして同じ書き方ではないのが精神的にヤバさを出している気がします

>>1232
地球連邦政府は人々から宇宙移民の保証を取り付けるために、地球に残した個人的な財産のすべてを持ち主に戻すという契約をしたという話があるし、
リガ・ミリティアやザンスカール軍が宇宙引越公社の施設を攻撃しないように気を付けているから、引越業務は行われているのではないかと思う。

結局1000年先でも人類は己の行いを顧みなかったから結局月光蝶で根こそぎ抹消されてしまったのが空しい話だ…

ハサウェイのサイン見て→もうだめだぁ・・・おしまいだぁ…ちょっと前まで重度の鬱病、共依存気味（現在も完治してない）だった荒んだ心にテロ勧誘は危険なんです！

でもぶっちゃけ三人の中で一番読みやすいの草。ジャパニーズ親しみ。

種死のキラとマフティーは似てるんだよね
種キラもハサウェイも似たトラウマ抱えちゃった訳だし、そのままテロに走ってるのもそう

違うのはキラは戦争中な上（賛否両論あれど）大義あってのこと、ハサウェイは平時に正しくテロやらかしたことと、失敗したか成功したか

種キラはマフティーになり得たけど、ハサウェイは種死キラにはなり得なかった

ハサウェイ最初のテロ止める必要あったか？
どっちにしろ閣僚達はブチ殺すわけだし、
黙ってればお仲間に金が入っただけだろうに

「わからない。気がついていたら走ってた」コレが全てだぞ
端的に言って自分の偽者許せねぇ！って切れただけかと
いっちゃなんだけどハサウェイって正しく宗教テロリストなのよ
自分が動いた場合がもたらす結論がどうなるかはあまり考えてなくて、自分の理想そのままに動く宗教テロリストでその日暮らしの庶民目線で見れば1000年後を空想する暇人

やっちゃいなよ、そんな偽物なんか
ってクェスかギギに発破掛けられてるし

>>1238
偽マフティーが無駄に犠牲者増やさなきゃ、ずっと黙って従ってたと思う
物語ってそういうもんでしょ

金髪スチュワーデス(名前忘れた)にも「目を合わせるな」言うてたし、
一応仕事で来てるのでスルーしとこうとは思ってたんだろうけど
元からティターンズ絶対殺すマンのブライトのせがれで、クェスを助けに戦場に飛び出す子やしなあ
そういうやるならやらねばと思ったら動けるとこは、ケネスもお気に入り

ケネスの疑いを招いたのは、失策だよな
一方でギギの好感度も得たから、幸運不運は一概に言えない

ぶっちゃけ他の宇宙世紀の人間が、責任転嫁は当たり前、罪悪感や責任感なんて皆無か戦争の狂気や肥大したエゴや思想に流されてどっかいってて、できるだけ犠牲を減らそうなんて殊勝さなんてなく（むしろ都合いいからで躊躇いなく増やす）、一時の感情で民間人を意味なく吹っ飛ばしたりすんのもしょっちゅうなの考えるとなぁ。

官僚の顔を見に行ったり、大臣の妻が殺されそうな時に思わず手を伸ばしてたり、ハイジャックも無力化で済ませたり、処刑される時も神妙だったりと、変に真面目さや人間性は持ってるので、ジレンマ抱えてるというか。

まあそういう人物じゃなかったら、ケネスに清廉だなんて言われる組織ではなかっただろうし、仲間に慕われてたかは怪しい。それ故に弱さが出たって怒られたりするけど。

新作映画は見てないけど解説動画見てきた
閃光のハサウェイはニュータイプ神話の呪縛を解く作品なのかな？

NTは人の革新でもないし奇跡も起こせない
奇跡を起こしてきたアムロ、カミーユ、ジュドーはNTだからそれが出来たのではなく、
彼ら自身の心の成長がそれを成したことであり、オールドタイプであっても可能であると

>>1238
閣僚は殺すし何なら無関係の一般市民の犠牲者も本物の方が遥かに多く出してたりするわけだが、ケネスの言う「清廉さを感じない」が全てだろう
そんで市民側から見ればどちらも害悪というのを理解してるしマフティーが殺し過ぎているのも自覚してるしハウンゼン搭乗からの行動すべてに自己矛盾を抱えているのが作品として面白いところだかね

>>1245
そもそもNTの概念自体があまり話に出てこないっていう
直近のナラティブが極端にサイコフレームやニュータイプの万能性示しちゃってるオカルト色の強い作品だからそう感じる面はあるかもだけど
シャアの思想の一部を引き継いではいるが、早急な人の革新を促す面はあまり見られず「市民全て地球を出ることを考えろ」という政治的アプローチの方が強い
その手段がアレなのはケネスやギギが難色を示している

メタなこと言うならCCA以降はもうお禿があまりNTのアレコレを描かなくなってるのもある

規模の差や期間とか色々あるとはいえ、単に犠牲を出してる出してないで考えちゃうと、マフティ―が出てくるからとはいえ、連邦軍・ケネスの方が犠牲出してるとこもあるし、一番筋も自制も真面目さも罪悪感もないだろう連邦の官僚達やマンハンターとかはマフティ―の犠牲になった民間人300人と官僚＋αやケネスの被害よりも遥かに犠牲者出してるっぽいのが恐ろしい。

偽マフティ―（オエンベリ）も、あの調子だから、ほっといたらどんな犠牲が出たかわからんし、マフティ―内でもハサウェイ「余計なことするな」サルヴァー「反抗勢力増えて嬉しい」と矛盾を抱えたり、手に負えない自体になるのが。

個人的には嫌いなキャラだなぁ　アクシズ落とし見といてシャアを盲信するとかチェーン殺すとかより最悪の親不孝者じゃん　ブライトとミライの息子がこれ…… やるせない

>>1248
アクシズ落としを現場で見たから、マフティーになったんだよ。彼らの死を無駄にしない為に
特権階級として無難な生涯を送るのは、ハサウェイに言わせれば彼らの死を無駄にすることなんだよ
再び連邦政府の欲望のままに汚染され、破壊されていく地球を傍観する事になるからね
ただ、テロリストという手段が妥当かはまた別の話

ハサウェイはアムロ的な穏やかな方法に可能性を見出せず(アムロや親父が組織内で冷や飯食わされてるの見てるし)、さりとてシャアのような生まれによる特別な後ろ盾も持たず、言ってみればアムロとシャアどっちの可能性も最初から持ってなかった奴だからね

アムロが望んだような内部からの変革に期待できないのは親父見てれば気付く、シャアが本気で闘争仕掛ければそれは戦争になるけどハサウェイみたいな奴には誰からも嫌われるテロルが精一杯

それでも地球を痛めつけるのでなく人をどうにかしようと考えた辺りが「アクシズの現場に居た人間の選択」になるんだろう

>>1249
シャアの亡霊に憑りつかれたんやな
肝心のシャアはそんなことどうでもいいと思ってそうなのがまた

シャアもこのままではいけないと本気で思っていたぞ、なぜわからんと悔しさに涙するほどに
ただシャアは巨大な壁にぶつかり挫折を味わい、情熱の熱量と同量の絶望も内包していただけで
その上でシャアの亡霊であることを望むのはハサウェイ自身ではなく、
ギギ曰く「民衆はみんなマフティーが好きみたいですよ、シャアやアムロが蘇って世直しをしてくれるって」
であり、ケネスもそれを肯定している

そうなのか？サイコフレームの情報流すし世直しなど考えていないとか言い出すしそっちが本音なんだろうと思ってた

あれはアムロが強いニュータイプの力を持っていながらそれを戦うことにしか使わず
一兵士の身分に満足しているのを歯痒く思っていたから
アムロを本気にさせるために焚きつけたんだぞ

「今すぐ全人類に英知を授けてみせろ」って無茶ぶりして
アムロに「貴様を倒してからそうさせてもらう」って言い返されたけど
あれで言質を取ってる
結局アムロは行方不明だし仮に生きていてもそんな力はないけどね

>>1253
シャアの真意には解釈が色々あるね

ただ、エゥーゴ設立時のクワトロについての御大小説だと「ニュータイプの可能性によって改革される地球を見たい」「政治的思惑とかなしで思いのままにMSを動かしたい」この二つはどちらもシャア本音の欲望だ
だから、アクシズを落とそうが、アムロに機密技術をくれてやろうが、本音から出たエゴなんですな。エゴだよこれは！

ハサウェイもバナージやミネバも、シャアの遺志に影響されているのは、その遺志が純粋だったからじゃないかと

この20年近くハサウェイにしろ袖付きにしろ人々の中で勝手に理想化され偶像化されたシャアに突き動かされた皮肉な物語だと思ってた…
道化は俺の方だったんだな

クワトロ時代が一番楽しそうとかパイロットとして活躍してないとか評価されがちなシャアだけど、当時やってることは離れ業ばかりなんだよ
連邦を内側から変えるためにジオン軍人にも関わらずリスクを冒して大人数で潜入、対抗馬であるエゥーゴに技術支援やおそらく資金面でもサポートしてる。おまけにブレックスの遺志を継いで全世界に名前顔出しで演説したり、心底嫌いなハマーン相手にも一応組織的な橋渡ししてるし

逆シャアでの言動は確かにインパクト強いけど

>>1189
本来ならシャトル乗って地球に降りる必要自体なかった的にハサウェイ自身が言ってるし、割とマジで目眩ましの為の攻撃に巻き込まれて死んでもいいや的なところがあったんじゃないかと

あとハサウェイの根っこにあるのって「アムロやシャアは居なくなったのに、どうして俺は生きてるんだろう」ってことなのかなと思う。シャアの意思を継ぐってことも、自分の中で一応の折り合いをつける為の言い訳的な側面もあったのかなと(つまりシャア以上に『世直しをやる気がない』)

逆シャアで13歳の時点でヤンチャが過ぎたな。ミライさん譲りのニュータイプの特性と若さ故の過ちというものが

ハサウェイの嫌な所は、彼の価値観で人の生き死にを決めてもいいと思ってそうな所