ニコニコ大百科

バーンの方針が最初から全力じゃなかったってのもあるが、それを除くと大魔王軍敗北の最初のきっかけ・最大戦犯はハドラー
超魔生物前は、とにかく頭が悪いというか知恵が回らないというか狡いというか小賢しいというか
復活後、アバンとの対決の時にある程度は性格知ってるんだろうから、部下になれ、世界の半分～なんて断るの予想ついてんだから
表向きは大魔王バーン様の命令だが、お前に油断して敗れたリベンジとして、オレのプライドにかけてここに来たくらい言っとけよ　だから使い魔呼ばわりされるんだよ
それとバルトスの件をヒュンケルに言われた時に、騎士道精神は立派だが、主の為に命を賭けて敵を倒す使命を忘れ素通りさせたから処刑した、妥当な事だ　くらい言い返せよ
どうもこういう正論というか筋というか言葉がでない・言い返せないのが小物くさいんだよ

んで大魔王軍敗北の最大戦犯の理由は大魔王軍で最初にダイが竜の騎士だって気付いて、バランと何らかの関係(多分親子)って気付いたのなら、ダイと戦闘前に身内か近しい者を知ってる、合わせてやるって伝えた上で戦う前に一旦引き揚げろって

んでバーンとバランに報告すればバランは最優先でダイの保護・確保に動くだろうし、それを親衛隊連れて援護・見届けして成功すれば、バランには感謝・大きな貸しとバーンには最大の手柄として新たな肉体・ベギラゴンの他に(多分フレイザードみたいな性格の)親衛騎団をもらえて魔軍司令の座も安泰だったのにな

それなのにそれを隠したおかげで魔王軍が半壊＆ダイに経験積ませて強くし、たくらみがバランにバレて怒り買ったり要領と頭が悪すぎる

長々とおまそう語りお疲れ様

もし早期にバランとダイが合うのを成功させてれば、バーンに3階級特進くらいの手柄になるだろうし、バランに対しては
・貸し作れて今後自分を支持・持ち上げてくれれば上々
・ダイを確保したんでバランが魔王軍を抜ければ自分の地位を脅かす存在が居なくなるからそれも良し
だし悪い事は何一つないと思うんだが
仮にバランが大魔王軍抜けても人間の味方はする訳ないからバーンの最終目的の地上消滅計画は黙認・黙殺するだろうし

大魔王軍で一番最初にダイが竜の騎士だって発見したのに、その場で始末もできず、その存在を隠したのが最大の戦犯の始まりだったな

>>663
ならきっちり反論してからほざけゴミが

原作どころかアニメも見てないなコイツ

>>664
バランが魔王軍に加担したのはバーンから「人間を滅ぼして地上に楽園を築かないか」と誘われたからであって、バーンの地上を消すという考えを肯定するとは思えないんだよなあ

自分の意見だけ書いておけば合意も反論も得られただろうに
「ほざけゴミが」とか言い出した時点でもう全員の敵だわな

ええと、バランとダイの関係が明らかになって浮上するのはダイを引き抜ける可能性とバランが離反する可能性の２つだな。
引抜きが失敗するのは原作通りだからこの場合、魔王軍側にとって有益な判断は「バランの裏切りに備える」一択な訳だ。そしてこの時バランは確実に魔王軍の敵に回る。理由は彼が息子を守るから。よってバランを始末する必要がある

しかしながら、バランが確実に裏切ることを予想するには、龍の紋章が手に移動するとかいう前代未聞の事態を予測する必要がある。これがなければダイの引抜きは成功するため、そうしようとバランが言い出した場合よほどの落ち度がなければバランを殺すことは不可能になる

つまり、ハドラーがバランとダイの関係をいち早く周囲に知らせた場合、発生するのはバランとダイの接触の早期化。あんまり大きな変化があるとは思えない。

最悪なのは、もしバラン暗殺の案が通ったとして、ハドラーより強く、ラーハルトら龍騎衆を率いるバランを殺すことは極めて難しいこと。成功すればまあいいが、失敗した場合、バラン一人だけじゃなく配下の軍勢が丸々離反し、これにダイ達勇者チームが参加する可能性すらある。

俺がバーンだったら黙っとけって言うな

というわけで、味方に知らせても事態はなにも改善しないし、バランは確かに感謝するかも知れないがその時バランの離反もとい敵対はおそらく確定している。
ましてダイに知らせるなんて、そんなもんハドラーから親しい人うんぬん言われてホイホイ付き合うわきゃねえだろう。万が一うまく誘えたとしてもクロコダインやヒュンケルみたいにほだされて寝返られるのがオチ。原作みたいにな

ダイを始末できなかったことは、それはもう誰にも出来なかったんだからハドラーだけを責めるのは酷というものだろう

もっと早い段階でダイとバランが会ってれば記憶飛ばしからの懐柔が成功してたかも
クロコダイン、ヒュンケル、レオナの誰か一人でも加入前だったら、あるいはポップがもうちょっとヘタレな頃だったらそうなってた可能性は十分にあるかと

うん、成功の可能性はある、ポップが土壇場で急成長しなければ。けど、それなら一層、ハドラーが超ハイリスクハイリターンな判断をマッハでやる必要がないか？　縁者だったら懐柔できる可能性は十分にあるが、逆に懐柔「される」可能性も十分にあるのに変わりは無い。

　原作ではダイの説得に耳を貸さなかったからあの展開になったけど、嫁さん殺されて人間全体を憎むぐらい情の深い男が息子の気持ちに心を動かされないとは他人のハドラーには予測のしようも無いと思うし、会わせる判断を下すにしても慎重になるべきじゃないか？

結果論で言えば勇者チームが成長して引き抜きの目がなくなるわけだけど、だからって、「ダイがバランの息子？　よし！　今すぐ会わせよう！」なんて直通で考えるようじゃ司令官なんて務まらない気がする

ハドラーもバランの性格をどこまで知ってるかもわからんしな。親子の情愛で憎しみで埋まってた心がほだされてまた人間側に付かないかもわからないから、実は魔王軍側にとってもダイの存在をバランに知られるのは良いこととは限らない。子供の存在はそれだけ親を変えてしまうパワーがある。
もっともハドラーは単にバランの魔王軍内での力が強まるのを恐れて保身に走っただけであることに変わりはないので擁護はできんが。
ただバーン目線だと、地上を壊すつもりだから、一時的に魔王軍に両者を入れることができても、結局計画が露呈したらバランダイの親子竜と対立することになりそう。
人間は嫌いでも地上破壊なんてバランは絶対許さないから。

ともあれバランに伝えないのは良いとして、バーンにだけは報告を上げておかねばならない
報連相は最大の保身と自衛の手段なのだ

そこは、同意ではあるがバーンは果たして知らなかったのか？ って所がそもそも疑問。というかバーンにも内緒にしてるって明確に描写されてたっけ？ハドラー的にはバランにさえ知られなきゃ良かったんじゃないか？ というか、黙っててもザボエラが勝手にチクるような気がする

バーンにしてみれば既に、バランだけじゃなくウェルザー陣営のキルバーンも内側に入れてる状態なわけで、あんまり自身の脅威になりうる存在を招き入れると人類を滅ぼした後で困る。知らんぷりしてダイを殺っちゃった方が良いって考えてもおかしくないかと

バーンが知っていたかどうかはこの場合問題じゃない。
問題なのは報告を上げなかったという事実。
コイツ俺に隠し事して何企んでんの？って疑われるじゃないか。
上が下の行動を見るためにわざと知らないふりをするなんて常套手段だよ。
バーンがそういう上司だと分かっているはずなんだがな、ハドラーは。

バランは遅かれ早かれバーンと対立する運命は不可避だろうから、バーンもバランとダイのことは全てを知ってて放置してた可能性はあるだろうな。
ハドラーはあらゆる面でバーンに遊ばれていたようなものだし。

>>677
　いいや、大問題だ。バランに真実を話さない場合、それをバーンが知っていた事で明らかになるのは、「バーンがバランの忠誠を疑っている」という、バランにとって命に関わる状況だ。原作でバランはダイを魔王軍に加入させようと動いたが、この状況が明らかになった場合、果たして同じ行動をするだろうか？
　そして、ダイとバランの関係をハドラー経由で知った場合、バランはザボエラを締め上げた際にこのことも知ってしまうということだ

その前に暗殺を企てた場合もそうだ、竜の騎士に関する情報をハドラーが止めていた場合、暗殺の首魁はハドラーになる。これならばバーンは、すべては部下同士のいさかいとして勝った方をあらためて登用する事が出来る。しかしもしバーンが知っていたならば、これはバーン対バランの構図になり、魔王軍存亡の戦いへと性格が一変する。

つまり、バーンはハドラーからだけはダイとバランの関係を聞いてはいけないという訳だ

よって、隠し事をしたことでハドラーの評価には確かに傷が付くかもしれない。けど、それは軍全体の利益に対しては大きな損害は与えないと俺は思う

>>676
バーンが実は把握した上でハドラーの成長を促す為にも揶揄っていた可能性は0ではないが、
ハドラーがバーンにすら報告を上げていないのは確定している。

大魔王の懐刀とされるキルバーンと初めてハドラーと対面した時に
「もしかしてダイとバランと会わせたくない事情でもあるのかい？」
とキルバーン探りを入れられて、ハドラーは「もしやコイツ何か知ってるのでは？」と怯えてたろ

ハドラーがバーンに報告を入れていた場合は、懐刀で常に傍に控えてるとされるキルバーンも聞いていることは
容易に察せられるから、ハドラーもああいうビビり方はしない

なるほど、やはりバーンはハドラーの隠し事を内容までおおよそ見抜いていた訳か。

ハドラーとバランの人間関係を考えると一番マズいのは「ダイが紋章使った上で死ぬこと」だわな
ハドラーは紋章体験した上でクロコダインが勝てると見てたわけだしそうなる可能性は十分予見できた
作中でもザボエラとの戦況報告がてらの世間話でバレとるわけだし（よりによってザボエラなんで口止めするという弱み握られるのも高リスクだから何も言わないことを選んだのだろう、独自調査で真実へたどり着きかねないし）クロコダインが「紋章光って超強くなったけど勝てたわ」みたいな話をしたらもうアウト
知らずに命令通り戦って勝ったクロコダインと知ってて黙っててクロコダインにディーノを殺させたハドラー
どっちに怒りが向くかというとね…

というわけでハドラーは最速で動かなきゃいけなかったんではないかね
どう動くかったら内密にバーン様に報告して指示を仰ぐ、になりそうだが

あとさすがにバーン様はヴェルザーの死因を知ってると思うんだ
知ってて報告がないからすっとぼけてんだろう

>あとさすがにバーン様はヴェルザーの死因を知ってると思うんだ
殺すな殺すなｗ

「人間どもを滅ぼして地上に理想郷」などという嘘でバランを騙しているのは外ならぬバーンで、いずれ嘘がばれてバランと戦うのは避けられる事ではない
そんなバランと息子のダイが「父さん！」「ディーノ！」と呼び合う関係になるのは実は一番破滅的にまずい事で、魔軍司令ハドラーは単にそれを教えてもらってないという事に過ぎない
ハドラーが怒られたのもメンタルの弱さをどうにかしろという意図だし

バーンを実際に倒すのはダイなので、ダイを殺せるならバランに気付かれるかは二の次でいい。魔王軍にとっての最悪は親子が共闘して反逆すること。

バランに気付かれるとしても、上で書いた通りあくまでバランとハドラーの私的な揉め事とすれば、片方を処分してもう一方に軍を率いさせればいいし、何なら既にダイが死んでいるならもう人間側にバーンを倒せる男はいないから、いっそ派手に内紛してバランを始末し、それからゆっくりと人類殲滅を再開してもいい。
原作通りキルバーンを切らせて剛龍剣を弱らせた上でバーン本来の肉体を使えば恐らく勝てる。

バランの処理は別に老バーンのままでも問題なく出来るんで、惜しくはあるが正直大した問題ではない。
強いて言えば最後っ屁で折角建造した城を損壊させられる恐れがあるくらい
あくまで最強の軍隊が欲しいんで、そういう意味では統率力ではバランに勝るだろうハドラーの方が貴重な人材ですらある

あと、バランは人間を見直したから明確に大魔王に反旗を翻す気になったが、そうでなければ
「ほかの生物は哀れではあるが、神の過ちの象徴たる地上を一掃しないと浄化すらままならない」
だのという弁舌でも離反しない目はある

地上という既得権益がある限り、バーンが人間を一掃しようが、地上の恵みを求めて魔族同士でも争いは続く。バーンが寿命で死ねば特に
一度地上を消して不公平感を取り除かない限り、ヴェルザーやバランの目を盗んでハドラーが暴れたように取り零しは起こる
ラーハルトやソアラのような悲劇が繰り返されないように、元凶である地上という蓋を一緒に吹き飛ばそう

だとか言った適当な詭弁をこねくり回されたらホイホイ付いていきそうなくらいに、バランは視野狭窄になってたからな

素で「死んでも生き返る」だと思い込んでたんだけど「倒されても」としか言ってないっぽいな…確かに死んだとは言ってなかった

当時のバランは悪い人間を滅ぼすために他の動物だって山ほど棲んでたであろうアルキードを消し飛ばしてるんでね
地上丸ごと消したって同じ事だと言わざるを得ないし、そこでバーンと争う事にはならんと思う
それを地獄と呼ぶみたいなのは人の心取り戻して以降だからね

親衛騎団率いてすっかりカッコ良くなったハドラー様を観た後に
「実は…バーン様から直接ヒュンケルの方に命令がいっちゃって…」って報告して
部下たちにブーブー言われてる中間管理職時代見ると微笑ましくなる。
自分より上の立場がいる組織勤めに慣れてなさそうで可哀想でかわいい。

魔王時代はドッシリ構えていられなくてガンガン最前線に出てっちゃうからな。
後ろで気を回してくれるガンガディアがいなかったら組織が回らんかったろう。

いよいよ最後のシーンが来る…個人的には一番印象に残ったシーンだ

歳とってからふと振り返ると、2回のハドラーの涙は対象になっていて、ある種アメコミのヒーローのような繰り返す挫折と最後に得るなにかをストーリーとしてなぞっていたのかなと思った。

一度目の涙は、すべてを投げ捨ててまでかなえようとした、追い求めようとしたことを全否定された絶望の涙。
でも二度目は、その追い求めた相手の一人に、否定された半生のすべてを全肯定してもらった万感溢れた涙だったんだよな…

色んなこと味わって、馬鹿にされて、否定されて、でも譲れないもののため最後まで頑張る。
閃光のようにまぶしいぜ。
歳食うとハドラーに感情移入して涙もろくなって困る…