ニコニコ大百科

最初は面白かった。
けど、中盤からヒロインっぽいのと唐突にスイーツ展開になって、最後は変な中二病を拗らせた奴との激突。

盛り込みすぎの、欲張りすぎたと思うんだ。種族を超えた師弟関係物語だけやっとけばよかった。

>>61
それだな
ヒロインは主人公の幼馴染にするとか他にも見せ方はあったのにぽっと出過ぎて勿体無い
あと実父との再会は良かったけど大学云々はぐだってたし、それやるよりも一郎彦の掘り下げとかやった方が良かった

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初見つまんない映画だと思ったが
未来のミライ見た後だとまだマシだったんだな…
と感じた…

>>63
日本というか細田がな
未来のミライも失敗してるし

九太(蓮)の実の両親が九太から見る母方の親戚によって望まぬ離婚を強いられたってのがすげえ設定だな

本当はTVアニメでやる予定だったものを無理矢理映画の尺に縮めた感じ
楓とのやりとりや一郎彦の闇落ちの唐突感が酷い

一郎彦が同情されているのがどうも納得できない。
同じバケモノ世界で生きている九太に自分の正体を明かして相談していれば絶対に人間というコンプレックスに悩むことなんてなかったのにそれをしなかった訳だし、闇落ちして人間界で暴走していたのも側の人間たちからしてみれば身に覚えのない一方的な言い掛かりで殺されそうになっている訳だから楓がブチ切れるのも当然。
おまけにそれまで我が子同然に育ててきた猪王山のことも完全に裏切っているに等しい。
猪王山が忙しくて構ってもらえなかったのも、同じ家庭環境下で育っても九太と馴れ合って闇落ちしなかった楓がいる訳だからこれも言い訳にならない。
つまりは自分のコンプレックスに悩んでいたんじゃなくて、単に立場に甘えて傲慢になっていただけなんじゃないかと思う。
結局は救われて改心した訳だから根は悪い奴ではないだろうけど、それでもこいつに対して湧き上がる同情ぶりは的外れな気がして気持ち悪さすら感じる。
まあ、声優が宮野さんで演技に熱が入っていたし、九太と一郎彦の関係性が腐女子ホイホイだからとか、考えられる要因はあるだろうけれども。

>>68 ついでに述べると、あの鯨形態って図体デカくて強大な力持つけど、コアは一郎彦という一人の人間に過ぎないし、付喪神に転生した熊徹と融合した九太の攻撃を喰らって呆気なく倒されたから、あの姿って傲慢だけど根は小物な一郎彦の本質を表しているんだなって思った。
何で鯨がラスボスやねん、って声あるけど、九太の勉強シーンで楓が「鯨は復讐に囚われた主人公を写す鏡」って言ってきちっと伏線張られているから、白鯨の鯨は自分の弱さから逃げまくってステータスに縋ってイキがって九太を逆恨みしている一郎彦に相応しい姿なんだよね。

>>61
遅レスだけど…　正にコレ。
序盤は上手く纏めてるのに、九太が青年に成長してからの展開は酷くはないが色々詰め込みすぎだし、はしょりすぎ。もう少しちゃんとした掘り下げ描写があればもっと分かりやすく尚且つ良い感じに纏まってただろうに勿体なくて凄く残念。
特に楓は序盤からもっと出番増やして欲しかった。

>>70 個人的には三部作構成（一部が少年編で、二部三部が青年編な感じ）にして、且つ補足のためのスピンオフも出せばよかったと思う。

そうしたら世界観やテーマや各キャラクターたちのキャラクター性（楓の存在意義やワイが言った一郎彦がいつでも闇を克服できる環境にいながら誰にも心を開かなかった理由とか）もより受け手に伝わって、君の名はや鬼滅レベルで支持された作品になったかも知れん。

九太が色んな所に助言を聞きに行く話、ダイジェストじゃなく冒険譚としてやってほしかった

新聞広告の熊徹につられて今頃ハマっちゃったよ
細かいところに目をつぶれば父子の感動物語としては十分楽しかったわ
(つまり監督と俺は趣味が近いのかな)
スピンオフ読みたいなぁ、熊徹の若い頃と周りの人々とか
無事宗師に就任した熊徹のifストーリーとかさ

一郎彦や楓に関する自分なりの考察述べようと思ったけどくっそ長くなるので止めとく
ただ何度もバケモノの子見てみると楓はわりと必要なキャラだったんだなと思うようにはなった

おおかみこどもの雨と雪の花とバケモノの子の熊徹を比べると色々な共通点や相違点が見つかったかな。
　まず共通点としては、二人とも親であること。(熊徹に関しては少し違うけど)注目すべきところが花はシングルマザーとして、熊徹はシングルファーザーとしてそれぞれ描かれてるね。
花には雨と雪が、そして熊徹には九太がいることで家族愛が劇中でも描かれているためそこも共通点かな。
　相違点としては、子との関係性や子との接し方とかかな。花は雨と雪の女の子と男の子が2人いるけど熊徹は九太1人だし。花は実の子が二人いるけど、熊徹は人間界から来た全く赤の他人である子供で子としてではなく弟子として迎えている。つまり熊徹と九太は厳密には親子関係ではなく師弟関係であること。
それと子育てに関してもちょっと違うかな。花は子供2人が自立できることを促すような教育だが、熊徹は九太が青年になっても一人前として中々認めてくれなかったり。
花の教育は確かに世間的には正しい教育方法だけど裏を返せば放任主義であり、子供たちが親元から独立するのが早すぎるからもうちょっと子供たちが成長してから巣立つのを見届けた方がいいと思う。
熊徹に関しては熊徹自身が不器用で粗暴でいい加減なところが目立つためダメな父親として九太には写っているけれど、行き場のない九太にしっかり愛情を注いでいる。だから九太もそれをわかっているからこそ、より熊徹とのやりとりが自然な親と子のやりとりとなっている。
　しかし、それ故に九太が人間界に再び舞い戻って学校に行くことに反対してしまうため熊徹が子離れ出来ずに過保護な面が目立ってしまう。花に関しては、子供との時間が少ないのが残念かつ育て方に現実味がなかった。熊徹に関しては、気付けば子煩悩となっていたのが現実感があった。
自分としては家族のあり方というのを考えればバケモノの子の方が出来ていたかな。逆におおかみこどもは子育ての大変さだったり苦労することがよく強調されていたなーと。まぁ母親としての立場と父親としての立場でそれぞれ描かれているから男女間や年齢で花と熊徹、2人の見え方が
変わってくるのが面白いかな。　

序盤中盤いいって言われてるけど、はてそうか？

渋天街突入シーン、千と千尋の異世界壮大感演出を意識してやけに気合入ったBGMとカメラワークで攻めてくるけど、化け物が全然バケモン感ないというか細田趣味過ぎて異界感足らずでちょっと寒かった。合ってないね
荘厳なBGMでクトゥルフ出てくると思ったら鉢巻巻いた大ダコだった感じ。千と千尋はテーマパークの廃墟が日没とともに異界に変貌する感じが劇伴相まってちゃんと怖かった

渋天街の住人も外見が細田趣味だから普通の人情味ある人間にしか見えず、そこで育った一郎彦の苦労とかも全然伝わらなくて、闇堕ちラスボスとして現れた時も「･･･？」だった。人間を憎むように教えないしまじろうワールドがそんなに辛いか？
ダイジェスト旅修行シーンと一郎彦ズーム不足の中盤はもう完全に一般評価層と同意見

あとこれは方々で言われてるけど、野太刀に变化した熊徹が九太と普通に会話できてたら感動余韻台無しだよね。いつでも胸中お電話可なら長老さんのお力で元に戻してやるラストでも別にええやんけ

なんというか、細田監督はフェチが他の巨匠と較べると割と『一般寄り』だから隠すまでもなくてむしろ薄まって普通色出るんかな。濃い目のアメリカンコーヒーみたいな？
次回作では特徴がないのが特徴という特徴が濃く出ちゃってて残念だった

>>72
俺もこれだわ
子弟、冒険、成長に全力で尺使ってほしかった
一方で一郎彦は街の外を知らないまま優等生をしてた描写をちら見せして違いを描いてもいい

そして別に人間界とかクジラとか付喪神とかいらんから、闇落ちして猪のバケモノみたいな姿になった一郎彦を
人のまま強くなった九太が倒せばそれで十分だったんじゃないかなって

バケモノにならなければバケモノの子になれないと囚われてしまった者と
人のままでもバケモノの子になれた者で『バケモノの子』は十分に描けたのではないかと

細かい所目を瞑るにしても後半の唐突な変わりぶりと意味不ぶりは擁護できない

世界観や設定がスター・ウォーズやハリー・ポッターをモチーフにしているっぽいファンタジーな作風だから、何部作に分けるかスピンオフを出せばもっといい作品、もといシリーズになれると思う。

ちなみに竜とそばかすの姫も同様。

四季で舞台化か…

終盤の盛り上がりを九太と一郎彦の激突にするんだったら、やっぱり一郎彦のことをもっと掘り下げとかなきゃだめだよな。あと既に言われているが、九太の冒険・修行パートを尺使ってしっかりやる。ヒロインはいらん。途中から無理にボーイミーツガールさせんでええわ。

>>77
>>81
まさにそれ
TV版のアニメを無理矢理映画の尺に縮めたみたいな作りになってる

全然意味不明じゃないでしょ
ただの60年代生まれの価値観の掲示よ
あの人達の感覚なら現実に帰ってきても輝かしい明日があるんだよ
上手くいかないのは個人の修行不足だから解決法もめちゃくちゃ修行するだけ
そんな成長神話を素直を邁進して立派な老人になった素晴らしく単純な爺どもなんよ
羨ましいよなぁ
一方で先の無い現代の日本の若者に必要なのはドラッグの代わりになる永遠に現実逃避できるお話なんだよねぇ
なんせ酔いが醒めたら元首相暗殺しちゃうくらいだからな
この社会不安を解消するにはどうするのか
やっぱコカインくらいは好きに使わせるべきだよ

>>83
あの犯人はずっと酔ってるだけ
無為に繋げるな

舞台版は映画後半のつまらなさを改善できてるのだろうか

つまんなくはないけど、パッとしない映画だったな
行き当たりばったりというか、
オチが弱いというか
でもそれは複雑に考え過ぎなんだろうな
千と千尋だって割と行き当たりばったりだし
異世界から戻ってきた主人公が人間世界で戦うシーンは割と好き