ニコニコ大百科

web漫画のケンガンアシュラでも出てきたぞ

「映画ドラえもん　のび太のひみつ道具博物館」でのび太がステッキを振り回しながら「バリツ！バリツ！」って言っているのを見た時にはスタッフの遊び心に感動した

ぶっちゃけ結論としてはバリツの正体は柔道、もしくはその柔道の元になった流派の一つである天神真揚流柔術ということで結論は出てるのよね。
柔道家で天神真揚流柔術家であった谷幸雄（スモール・タニ）は英国人のウィリアム・バートン=ライトに招聘されイギリスで柔術（柔道）を教える。
バートン＋柔術の造語である「バーティツ」としてバートン=ライトは宣伝したけどその内実は柔道or天神真揚流柔術。そのバーティツという言葉がバリツの語源。
当時の世相として日本が日清・日露戦争で勝利し、谷幸雄や前田光世などの柔道家が柔道普及のために異種格闘技を戦ったその強さ、その神秘的な技に日本ブームが世界中で起こる。
日清・日露戦争の日本の勝利の秘密は柔道（柔術）にありと信じられるようになり、コナン・ドイルはホームズにバリツ（柔道）を使わせ、モーリス・ルブランによってもアルセーヌ・ルパンを柔道使いと設定される。
同じような時期に柔道の創始者の嘉納治五郎師範が渡欧したこともそのブームに大きな影響力を与えている。
日露戦争の日本の勝因を柔道に見出したロシア人が日本で柔道を学びロシアに持ち帰りサンボとし、ブラジルにおいてはブラジリアン柔術になったように、それがヨーロッパにおいてはバリツとなったってこと。
ちなみに当時の柔道は今のように競技一辺倒ではなく、実戦的でもあり、精神修養面でもしっかりしていた。

ちなみに自演乙がバリツ使いというのにも一理あったりする。
自演乙が最初に格闘技の世界に入ったきっかけとしては最初に柔道を学んでいたため。

突然日本の武術を習っていたという設定が出てくるからなんぞと思っていたこともあったが、やはり日清日露の影響か。日本とイギリスが同盟結んだのもその時期だし、日本が注目されてた時期だったんだろうね。
ドイルはそのだいぶ後にもホームズの中で聖武天皇を話題にしたことがあったが、ドイルには日本人の友人がいたのかもしれんな。その割には柔道→バリツというありえないレベルの空耳をやらかしたが。

現代の軍隊や警察における近接格闘術の概念(CQC/CQB)の源流となる
「フェアバーン・システム」を編み出した英国人も日本人から柔術を習ったという。
思っていた以上に日本武術は大きな影響力があるのかもしれない。
あぁ、体育の授業で柔道を少しは真面目にやっておけばよかった・・・！
安西先生、バリツ使いになりたいです・・・。orz

デッドラ3にバリツが出てきた。

デジタル・デビル・サーガでアカシックバリツって技があるよな

滝の時は大門の超受け身でもして助かったのかな

クトゥルフ神話TRPGリプレイ本の「るるいえがすらいと」に<バリツ>技能持ちの探索者が登場
簡単に説明すると<組み付き>をした後に更に追加攻撃が出来る技能
しかもホームズが使うと<バリツ>の後に<こぶし>二連撃、つまり1ラウンドで三回攻撃出来るらしい

>>127
北米版DDSATだとアカシックバリツは「Bloodbath」とかいう原型をとどめない英訳のされ方してるんだぜ・・・
“Chi Blast（血祭り）”や“Sakura Rage（桜花閃乱）”、“Vanity（色即是空）”等の
日本語独特の言い回し使ってるスキルにも原語に合わせようとしてる努力が見られるのに
こいつだけマジで謎の扱い

何故羊たちの沈黙といい外国出てくる日本描写は胡散臭いのか

当時日本...というか東洋は神秘の国だとされていた。ノックスの十戒に「中国人を出してはダメ」というのがあるが、あれは「東洋人は怪しげな呪術や技で何でもできるチート野郎なので、推理ものとして話が成り立たない」とされていたため。
日本武道もその例に漏れず、なんでもありのトンデモ技扱いだったと思われる。だからバリツのトンデモ後付け設定も、当時は割りとすんなり受け入れられたんじゃなかろうか？

バリツの元ネタの可能性があるバーティツについては、海外の研究者の中には神伝不動流という流派が元と考えてる人もいるらしい。確か英語版のwikiにはそんなこと書かれてた。
なんでもバートン・ライトと一緒に神戸で柔術習った人がいて、その人のメモにはバーティツのことも書かれていて、ほぼ神伝不動流のままとあるとか。
バートンは講道館柔道や谷とも交流があったのは確かなので、まったくそのまんまってことはないだろうけど。

ちなみに神伝不動流は元々は甲賀の方に伝承していた流派だったらしく、バートンに教えた人の伝系は、そっちで習って京都の島原で「自分が作った」と称していたそうな……。
甲賀の流派だっただけあって、たまに忍者関係の人が神伝不動流を使えると称しているが、実伝はあるのか、バートンが習ったのと同じなのかは、さすがに解らない。
糸東流空手の創始者もこの流派習ってたそうだが、そっちに伝承は多分、ないと思う。

ドイル自体あの時はなんか色々と限界だったんだろうな

もしかしてこれって、サイバーカラテ！？

>>134
コナン・ドイル本人というより、周りの「ホームズ続編出せ」圧力が凄すぎたせいだと思う
現代で言えば、編集の意向で物語の引き伸ばしをさせられたり、読者のクレームで死んだ（死ぬはず）のキャラを生かすことになったり…
というか、シャーロック・ホームズは「架空のキャラクターを殺したことに対して、作者に届いた読者からの抗議数」世界一だと思う

馬術だったりして

>>137
だが僕は日本の馬術を学んでいてね。
教授に馬乗りになってケツを引っ叩いてやったら、奴さんヒヒーンヒヒーン言いながら落っこちていったよ。

うん、かっこ悪いｗ

>>138一気にコメディにｗだれも死なないでしょ

バ＝リツ（馬術）を修めた者にとっては、馬無しでも滝壺に飛び込むことなど朝飯前なのである・・・
また、踏みつけや後ろ蹴りで肉を切り裂き骨を粉砕し、人を死に至らしめることが出来る・・・

ドラマ「シャーロック」では、シャーロックの部屋に日本語で書かれたバリツの段位認定か何かの賞状が飾られてて驚いたw
しかも、コメンタリーを聞くと、
ゲイティス「ドイルのリサーチは結構適当なんだ。日本の柔術を『バリツ』なんて変な表記で書いてるしね」
そこまで分かってて、あえてドラマに登場させるオタク魂w

http://ejmas.com/jmanly/articles/2002/jmanlyart_Barton-Wrighta_1202.htm
http://ejmas.com/jmanly/articles/2002/jmanlyart_Barton-Wrightb_1202.htm
http://ejmas.com/jnc/jncart_barton-wright_0200.htm
http://ejmas.com/jnc/jncart_barton-wright_0400.htm

この辺のバーティツや海外で復元されてるバーティツについて諸々取材した本とか日本で出てほしいな

ひみつ道具博物館でホームズの恰好したのび太が「バリツバリツ」言っていたなｗ

名探偵コナンでも小五郎がイギリスで柔道を披露したときバリツって言われていたがこれが元ネタだったんだな
まさかホームズに日本の架空の武道が登場しているとは思わなかった

普段全く聴かないような響きなのも何かジワる＞バリツ

ホームズのなんかの話には正倉院だのについて語ってる登場人物もいたなあ

>>144
それでいて外国人の人が〇〇って単語を聞いて、それを自分で言おうとしたらこんな発音になったのかな？
って思わせる感じもある

ノーバリツ、ノーディテクティブ
つまりバリツでオヌシを見破る

>>147
ニンジャがバリツによって平安時代を支配していたという仮説を
推理してしまいそうになるからちょっとやめないか。

>>136
本人は騎士物を書きたかったのにホームズばっかり売れた皮肉
>>64>>65
昔学級文庫で読んだのだと
駆け出し時代のルパンがフランスに（おそらく表敬訪問で）来ていた日本の軍人相手にスリを働こうとするも一瞬で投げ飛ばされてしまったので、拝み倒して教えてもらったって書いてあったな

バーティツの写真で英国紳士が杖持って構えている絵面のスットコドッコイさに英国面を感じる。