ニコニコ大百科

>>359
問題はロイエンタールがどう動くかだね。
帝国領とフェザーンだけで満足できるなら、ミッタマイヤーなどと協力できるけど、再び同盟領への侵攻かつ征服を掲げたらミッタマイヤーとは対立しそうだけどな。

>>361
ミッタマイヤーってなんだよ（セルフツッコミ）
ミッターマイヤーだよ。
一応、ロイエンタールにも同盟領の再侵攻はラインハルトの無念を晴らすという大義名分も有るし、主戦派と穏健派でマジで分裂しそう。
あとカイザーが死ぬと地球教徒が弱体化しないから、そっちの面でも面倒だし。

皇帝ロイエンタール陛下の治世では「首都はなおオーディンに有り続けるだろう」という見立てが正しいとすれば、同盟領再侵攻はむしろ課題が多すぎて真っ先に放棄するんじゃないかなぁ……エルファシル辺りまで進出して逆解放回廊を築き、将来の布石とするくらいがせいぜいな気がする。

オーベルシュタインは確かに必要な人材だったと思うが、キルヒアイスの死の要因を作ったってだけで歴史に取ってどれだけの損失を与えたんだろうかとは思う。

確かにキルヒアイスの損失はあまりにも大きいが
皇帝が一人の部下を精神的支柱にしている状況は不健全ではある

キルヒアイスがいたらヒルダがあまり頭角を表さなさそうだ
てか２代目皇帝がキルヒアイスになってたかな

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キルヒアイスを担ぎ上げる一派が出て内乱の可能性を考えているだろうから、キルヒアイス死亡した方が最終的な人的資源損失は少ないと考えていそう

有能すぎるとNo.2不要論に引っかかるから、自分は派閥を作らないようにしてNo.2足り得ないようにしたという説を見かけたけど割と好き

日本人はＮｏ２不要論で成功した組織を良く知ってると思う
江戸幕府がまさにそんな組織運営だったんだよ
初期や非常時は大老が置かれてたけど、基本的に複数の老中が
合議制で決めてたわけだからね
キルヒアイス排除も日本史で言えば、千利休の切腹が近いんじゃないかな
千利休は豊臣政権では何の役職もない茶人だったのに秀吉が茶室に政治を
持ち込んでしまうから、利休を通すことで秀吉に直接意見が言える状況が
政権にとっては危険だったという説もあるからね

むしろ日本の歴史は、合議制の皮をかぶったナンバー2独裁が基本なような……そもそもナンバー1は（形式的には）常に天皇だったってのは置いとくとしても。

>>368
キルヒアイスが生きているとオーベルシュタインにとってマズイ事が一つある。
ラインハルトが病死するのが確定だとすると、キルヒアイスが生きていればラインハルトが後継者を残す事無く死ぬ可能性が高くなる。
で、後を任されるのはキルヒアイスとアンネローゼだろうけど、この二人がオーベルシュタインの事を重用するとは思えないから、身の施しようがなくなりそう。

女帝アンネローゼと王配キルヒアイスの治世って何か一番問題なく全てが上手く回りそうなんだけど

キルヒアイスとアンネローゼ、あと帝国幹部はみんな善人サイドすぎてトリューニヒトみたいな奴に対抗できなさそうなんだよな
ロイエンタール、オーベルシュタイン、ヒルダの三人の内誰かは生きてないとまずい
つまり帝国の未来はヒルダにかかっているということだ

オベ自身「自分は光（ラインハルト）の影で、策略謀略しか取り柄なし（意訳）」と卑下（自覚）して躊躇わずにやる覚悟があるからな…

ポプランが「いちいち正論を言うな、オーベルシュタインかお前は」ってツッコミしてて吹いたけど、オーベルシュタインの人物像は当時の同盟でもすでに有名だったんだろうか

オーベルシュタインって割と感情的な人なんじゃないかと思う
ラインハルトに初めて会った時も比較的感情的な訴え方だったし、同僚とのやり取りも何かと売り言葉に買い言葉的なものも多い
鉄面皮の裏でちょいちょい「むっ」としてるのかもしれない

オーベルシュタインは感情があっても自分の感情で他人を説得させたり納得させるのが難しいと思ってるから
殊更正論や理を訴えて説得論破してるんだろう
相手がそれを上回る論理を展開してくるなら撤回とかもするんじゃね
他にもあったかもしれませんが自分にはこれしか思いつきませんでしたやらそこまで考えてるなら申し上げることはありませんとか言ってるし

>>369
今更のレスで申し訳ないが
利休切腹の件では石田三成が色々言われたんだっけか
(創作における)三成とオーベルシュタインって何かとイメージが被ることがあるし、どっちも好きなので個人的にはすごく納得した

まあ三成自身はまごうことなき豊臣の№2だったが…

原作とアニメ版で大分キャラデザが違うんだが
どちらも「こいつはオーベルシュタインだ」とわかる顔をしてるのは、何気にすごい

今更視聴したけど作中で一番考えさせられるキャラだな。
普通は大のために小を犠牲にするって理論は嫌いだけども戦闘時に背景で万人単位で死んでいく兵士の事を思うとヴェスターラントを見殺しにしたり草刈りで人質作る悪辣な行為が人道的に見えてくる。
ましてや一個人としてではなく公人という元々人命や生活を数字として扱う立場上でやってることだし…
そういう話は別として殺されそうになったラインハルトの前に躊躇せず飛び出したりビッテンフェルトにすら私心は無いって断言させるあたりある意味では騎士道精神に満ち溢れてる男に思える。

ボーステック版ゲームの「V」では、キルヒアイスが死なずに同盟を倒してキルヒアイスが新領土総督になったところで、地球教が旧同盟のしわざに見せかけてキルヒアイスとアンネローゼを暗殺して、ラインハルトが新領土の領民をひとり残らず絶滅させに出征するシナリオがあるんだが、その時オーベルシュタインはどう動くのか、というのはとても気になる
（Vはシナリオ分岐こそあれゲーム自体は純然たる戦術シミュレーションなのでそういう政略ターンはない、ので帝国全艦隊を迎え撃つビュコック&ヤンになってしまう）

この場合はミッターマイヤーを担ぐのが一番「正統性のある反逆」になるんだろうなとは思う。単なる弑逆では後が続かない

オーベルシュタインの功績については作中で具体的な描写が少ないものの、ラインハルトのセリフの「余は奴のを事を好いた事は一度として無いが、結果として奴の進言を最も多く用いてきた」というのが全てを表してる

章立てがぶりぶりざえもん風なのは塩沢さんリスペクト？

？

女体化オーベルシュタイン
>>im10629075


残念ながら銀河帝国は女性の軍人が皆無だから、あくまで秘書官止まりだろうけど、ラインハルトとの関係も変わるかもしれないね。

オーベルシュタインはオーベルシュタインなりにキルヒアイスの横死に責任を感じて彼なりのやり方でキルヒアイスの代わりを務めていたと原作者が言っていたな。なんの媒体だったかは思い出せないけど印象的だった、

>>386
マッグガーデン版10巻の作者インタビューかな
『彼は「キルヒアイスのぶんまで、ラインハルトを助けてあげなければ」と思っているんですよ』というやつ

>>387
教えてくれてありがとう。マッグガーデン版は読んだことがないので別の媒体だと思う。でも作者がそう思っていたことが再確認出来てありがたいです。

オーベルシュタインって第三者視点では冷血機械だけど実はすっごい生き方が不器用なだけな気がするんだよな
表に出さないだけで意外と感情的だし、かなりの忠義者で愛国心も強い
ぶっちゃけ嫌われてた理由は他のメンバーとのコミュ不足に有ると思う
正直内面を理解できたら嫌いにはなれない
というかその唯一の理解者がラインハルトだったのかな

ラインハルトにしてもオベのそういうとこを理解したのは晩年だと思う