ニコニコ大百科

F・A・ハイエクのFとハの間がが顔文字に見えて仕方ないのだが・・・

F（・A・）＜ハイエク！

ハイエクをリバタリアンって書いちゃったけど、あってるよね？

ハイエクはリバタリアンで合ってますよ

社会主義の問題点の項目の
>社会主義を押し進める新古典派（当時の主流学派）は、
とありますが、新古典派経済学はレッセフェール（自由放任）寄りの経済で社会主義とは逆の立場のはずなので社会主義を推し進めるとはとうてい思えないです。

>>4
「ハイエク　知識社会の自由主義」（2008　池田信夫　PHP新書）によりますと、

オスカー・ランゲの「社会主義の経済理論」における新古典派によって証明された分権的社会主義。
アロウ・ドブリューによっての新古典派理論（社会主義の線形計画）の一般均衡の証明。
コルナイ・ヤーノシュの新古典派理論を応用した社会主義を運営するメカニズムの設計。

　などと、新古典派は社会主義的なものであり、「ハイエクやフリードマンは、当時主流だった新古典派に挑戦したのであって〜（本文61P12行目）」と明確に記述してありますね。

加えてwikiの「新古典派経済学に対する誤解」の項目にも、

「新古典派経済学は自由放任主義（レッセフェール）の理論であるとの見解がしばしば表明されてきたが、ケインズ以前あるいはケインズ以外の自由主義経済学派の系統と呼ぶのがより実体に近く、
政治思想としての自由放任主義、とくにリバタリアニズムやアナキズム（無政府主義）とは大きく異なり、公共財の供給や市場の失敗への対処、あるいはマクロ経済安定化政策など政府にしか適切に行えないものは政府が行うべきであるとするなど、政府の役割も重視する」

とありますね。wikiなのでこっちは参考程度ですが。

経済の学派は重なる箇所も多いから、曖昧なところがあるのかもしれませんね。
もし別の新古典派に関するソースを提示していただければ、それをもとに記事を変更します。
ご指摘ありがとうございました。

概要のオーストラリア学派×　オーストリア学派○　じゃないの？
ハイエクさんをスティーブ・アーウィン 的なワイルド経済学者だと想像しちまったw

われわれが歴史的事実と呼ぶものは実は理論なのである
――社会科学にとっての事実

リバタリアン批判にハイエクを引き合いに出す奴が大勢いるが、そういう輩はハイエクの主張をほとんどもしくは全く知らないんだよな
リバタリアン批判は概して無政府資本主義批判、市場原理主義批判であるが、ハイエクはそのどちらでもない

>>10
>>5で引用されている池田信夫とかの責任が大きいな
ハイエクを高く評価している池田信夫や渡部昇一は、
なぜかハイエクをフリードマンと一緒にして評価したがる
シカゴ学派のフリードマンと一緒にするから、
「ハイエクは新自由主義者」
「ハイエクは無政府資本主義者」
という批判が生まれるわけで

これの主語が「フリードマン」の話であれば間違ってないんだよ
フリードマンは紛れもなく「新自由主義者」だし「無政府資本主義者」だから

なんでフリードマンとセットにしてハイエクを語る奴が日本には多いのか…

理念は完璧だし善い人に分類される人だったんだろうな。
ただこんな政策を実行できる善き人が
資本主義者が支配する民主主義で出てこれる訳がない。
数人は居るかもだけど民主主義で何か出来るほど数が揃わない

世に出てきて実行できる人がいる可能性があるのは
打倒資本主義、暴力革命やるぞと言う側からだろうし

ハイエクはケインズの理論に大きく影響を与えてるんだが、普通に議論でボロボロに負けたとしか書いてないな。ライバル関係についても希薄な記事

「一部の社会主義を認めれば、それがどんどんと拡大していき結局は全体主義（ファシズム）に行き着く。
故に政府は市場システムを保護する以外の一切の経済介入をすべきでない」
ハイエクの↑の発言が既に自己矛盾してる気が…
これって要は「市場への不要な介入は危険だがシステム維持の為に最低限は介入すべき」って事じゃん
実際には市場システムを保護する為にどの程度の介入が必要かという判断がすごく難しい訳で
ハイエクの考える
　＜経済活動は基本的に企業の自由にさせて、価格は市場原理で調整すべき＞
　＜公害対策や労働環境整備など必要な規制は国が全ての企業に課す＞
　＜競争にそぐわない分野は市場競争枠外の公的サービスでやる＞
　＜一度失業しても酷い貧困にならないように生活最低保障は絶対に国がやる＞
↑のような政策を実施するって事は要するにシステムの一部に社会主義的な介入をする事に他ならない訳で
結局それって資本主義と社会主義の混合経済とか第三の道とか社会民主主義って奴じゃないのか？

「必要な規制はすべき、だが統制はするな」ということだろう。
規制と統制の違いは自動車を例に取ると…


規制
排ガス規制、衝突安全基準、予防安全性装備の装着、保安基準など

統制
自動車業界の官主導の再編、自動車メーカーの恒久的であることを前提にした国有化、
自動車の生産計画の策定と強制、など


規制はずいぶん前から実施されているし、それに準拠した上で自動車メーカーは勝手に競争している。
統制と言うのは、日本で言えば大戦前の自動車製造事業法の実施、
1960年代の特定産業振興臨時措置法案(廃案)、イギリスのブリティッシュ・レイランドなど。
他に、市場原理に晒せない分野を言えば、自動車関連では道路整備なんかが該当する。

ハイエクが言っている社会主義と言うのは、ソ連のようなガチガチの社会主義。
必要な規制すらない、或いは実施されないというのは、18世紀のイギリスが相当。
両方の悪い所をとり、且つ法治主義がそもそもないのが今の中国だな。

もちろん、ハイエクの理論が常に正しいかと言えば、当てはまらない場合もある。
例えば不振企業の国有化についてだが、
それが恒久的でなく再建を前提とし、且つ救済しない場合の影響範囲が大きければアリだろう。
ブリティッシュ・レイランドは国有化はしたが、経営再建及び再民営化の計画が全くなかった。
だから失敗したと言えるしな。
逆にゼネラルモータースは経営再建の為の国有化をしたが、2013年に国有化は終了している。
まぁ前途多難なのは今も変わらんだろうが。

韓国の社会主義的色彩が目に浮かぶ。

ハイエク満タンで!

みんなケインズケインズ言ってるけど
本当に必要なのは理想と信念を併せ持ちながら
理論潰しの理論を展開できるハイエクのような人材
経済人のフィルター機能においては間違いなく超一流
ハイエクの存在あってこそのケインズなのだよ・・・

俺は現在はびこる新自由主義が嫌いだ。
ハイエクはその親玉のように思っていたが、
そうではないんだな。良記事ありがとう。

ちゃんと読めばとか言い出すと福祉は功利主義で十分だとするベンサムを丸飲みしてひどい状況になるのを阻止できないぞ

どこぞの国では彼の著作は左に偏ってるという理由で書店のフェアから外されるようだね
左翼認定おめでとう

最近、マルクス経済学者の松尾匡氏や「情況」とかで書いてた仲正昌樹氏みたいな左派からハイエク再評価の流れあるけどいいと思う。
ノビーやナベショーに解釈されるよりはね

付き合うなら獣より理性ある人だよなぁ

「ハイエクは竹中某に代表される規制緩和厨、何とか平蔵に代表される民間に解放厨、WBSに出演している慶應義塾大学の総合政策学部教授に代表される構造改革厨、などとは全く異なる考えを持っているわけだ。」

ワロタｗｗｗｗでも、あいつのせいで新自由主義をガチで誤解して世紀末とか自然状態マンセー思想だと思って敵対していたんだからいろいろ思うところがる。

なんか自分が理想とする考え方に当てはまっていた。この人の本を読んでみたいと思った。
この記事と出会ってよかった。わかりやすい記事をありがとう。

ハイエクの思想はエドマンド・バークに近い

ハイエクもバークも、本人たちの思想は捨て置かれて理論を悪用して自分だけ得したい人に利用される運命にあるんだよなあ
ウヨの方々が誰かに吹き込まれたのか馬鹿の一つ覚えみたいに念仏してるのを見てると
操ってる人間（まあなんとか会議だろうが）がいるのがまるわかりで嫌になる

思想と実存の差異を無視して思想のありようだけを語ってもしょうがない感はある

とはいえ今現在ハイエクとフリードマンの理論が悪用されてるのは事実だからなぁ・・・
日本もそのせいで悪化してる一国でもあるしやっぱり新自由主義者をのさぼらせると不味いわ

某内閣参与は、この記事を百回読め

ハイエクの思想はネトウヨの思想とは決定的に対立するのにな
ハイエクは反戦・反計画経済、反煽動政治家、反独裁者・反ファシズム、
反差別、反ナチス、反秘密警察・反権力、反トリクルダウン、反トップダウン、反ベーシックインカム
生活保護支持、ボトムアップ（立憲民主の枝野と同じ主張）支持、自由主義支持