ニコニコ大百科

>>145
ほとんど年齢＝童貞（推定）のラインハルトくんがそんなこと思いつくわけないだろ！いいかげんにしろ！

想像（妄想）の中で残虐刑に処すのと、実際に処刑するのは、本当に実行できる権力持ったとしてもそれなりにハードルが高いからなぁ……
そもそもラインハルトは、皇帝以外の貴族に関してもよほど役に立つもの以外は粛清するか復讐心に滾る民衆に投げ与えるつもりだと2巻冒頭の時点では考えてたけど、帝国宰相に就いてからは単に税金を公平に課しただけで結局粛清とかしたわけではない（贅沢病にかかってた貴族は勝手に自滅したけど）。

立ち位置としては足利義政的だよな。現状分析力には長けてるが、政治的センスはまるで無い。まあ、もしラインハルトと本気でタイマンする気になったら、全門閥貴族を統合してラインハルトが負けてたも分からんけど。

二次ではココア提督のいい理解者だったな
反面ラインハルトはココアの両親が貴族に殺されたから同じ痛みを知ってるのに、邪魔だからって逆恨み
ラインハルトの醜態は見てて辛かったわ

「姉上は関係ない！姉上を巻き込むな！」って台詞がな・・・
しかも幼稚としか言いようがない改悪ラインハルトだし

ちなみに作者は三田さんのように歴史小説家いてるのになんでラインハルト好き過ぎが出版社に電凸や掲示板アラシをしないんだろうね
これが一番気になったな

>>149
石黒版だと孫娘の誕生日に出席しようとする位には情はあるっぽい
(もっとも片方の孫娘の誕生日に出席済であることを考慮する必要があるが)

スペースオペラつながりなら、この人と違ってなまじやる気があったが故に晩節を汚したのがスターウォーズのヴァローラム議長というイメージ

実像のフリードリヒは若い頃遊び人だったこともあってか洒脱でユーモアに溢れた人物なんだよ
ラインハルトをからかって楽しんでたこともあるぐらいだし
アンネローゼも虐待されてた訳でもないしあんがい後宮での生活も悪くなかったんじゃないだろうか

アンネローゼがフリードリヒをどう思っていたのかは気になる
原作をいくら読んでもそれについては描写がまったくない

ラインハルトはフリードリヒを俗物な皇帝と思い込みたいから、皇帝の座を奪われ王朝が滅ぶのを見たら苦しむだろうし、それで復讐になるだろうって程度だったと思うよ

しかし、彼はそういう人間では無かったというだけ

完全な妄想なんだけど、本当にこの人病死したんだろうかって感じてるのよね。
OVA版しか見たことないからそれ前提になるんだけど
重要人物の割に死亡シーンが描かれてないから余計にそう感じる。
リップシュタット戦役が始まる直前、帝国辺境の寂れた屋敷に一人のどこか気品のある庭造りと女性が好きな好々爺が引っ越して来ててもおかしくないよなって。

>>160
それいいなあ
「オーディン暮らしがつくづく嫌になってなあ」とか言って地元の人にほどほどに尊敬されるご隠居さんみたいな？

フリードリヒ4世自身が、そこまで生き延びることというか余生をすごすことに執着してなさ気ってのがなぁ……

いざラインハルトが彼を捕らえたとしても、すべてを諦観、従容としている姿に処刑しようとする気が削がれてしまう気がする。こういう達観した老人をラインハルトは苦手意識をもっているからね。

処刑となれば多分アンネローゼが止めるだろうしな。

そして山荘で２人で暮らし始めてラインハルト発狂まで見えた。

皇族でなく平均的貴族か裕福な平民として生まれてればもう少し活躍出来たかもしれない(門閥貴族だと既得権益とかに縛られそう)

>>154
ココアは三田と違って、１話丸々ラインハルトを罵倒するって言う信者に真っ向から喧嘩売るような真似はしなかったからじゃない？
ココアの作者はココアを持ち上げることに全力で、三田はラインハルトを叩くことに全力だったからと言う感じ。

もしかして逆にラインハルトの部下ポジションに生まれていたらそこそこ幸せになれたんじゃないだろうか

覇気のなさにラインハルトに一度失望されるも現状を見抜く目を見出され、実行力のある他の提督とセット運用され、やがて帝国を変えて行く……的な

貴族たちからは軽視され本人もゴールデンバウム朝には何の執着も拘りもないむしろ滅ぶなら滅べ的なぞんざいな態度だった半面若いころは城下の酒場にガッツリ入り浸っていたりフジリュー版では皇帝になった後もベーネミュンデ侯爵夫人とちょくちょく秘密の地下通路を使って城から抜け出して平民に扮して屋台のジャンクフード食べてたりと結構庶民派の皇帝なのよね

若い頃は散々軽んぜられただろうに即位後に絶対権力を得ながら報復と粛清の嵐を起こさなかったとか、
遊蕩児時代に抱えたお店のツケもちゃんと利子付けて払ったりとか
根っこの部分で到底悪人になれない人なんだろうなあというのは察する

個人的にイメージする人物像としては
ごく低い皇位継承権を持って生まれる→生来それなりに頭は良いが同時にその地位により皇族と王朝の馬鹿らしさも認識→
皇族であるせいで王朝からは離れられないので放蕩(全てを捨てて亡命するほどの覇気や気概はないし、同盟もまた腐ってることも認識してる)→
思わぬ流れで皇位継承→至尊の冠を戴いてもなお門閥貴族に掲げられた神輿に過ぎない自身にますますやる気をなくす→
一方で命を懸けて改革をしようとする民衆への優しさも王朝への愛着もない→精々自分の好きなように放蕩を続けるがそれなりに持ち合わせた理性と道徳心から無駄に周囲を巻き込むような事は自分が楽しくない→無能無気力の女好き皇帝。

それなりの知恵と見識は持っているけどそれを活かす立場もやる気もない人間、というイメージ。

いま青天を衝けが佳境に入ってるからか、この人の本質って渋沢篤二に近いのかもしれない。
あの人も放蕩者として歴史に名を残したけど、父や周囲とは別ベクトルの聡明さや感受性ゆえにそうなったという印象だし。

フリードリヒ大公にとっての不幸は、廃嫡してもらえるどころか、なるはずのない当主=皇帝の座が自分の方に突っ込んできたことだったな。

>>170
善行であれ悪行であれ皇帝らしいと言われそうな行動をしてやるものか、という意識はあったかもしれない

案外あの世でオーベルシュタインとゴールデンバウム王朝のろくでもなさをツマミに酒飲んでて周囲が驚く、とかありそうだわ

ラインハルトが彼の真意というか本心を最後まで知らずに居れたのは幸運だったのだろうか
知ったら知ったで「自分はあの男にとって都合の良い人間だったのか」って意識を植え付けられちゃって精神状態ぐちゃぐちゃになってたかもしれない

>>174

皇帝が生きてる時に知ったら？

｢なに言ってやがる！！ お前の思惑なんぞ越えてやる！！
首洗って待ってろ！！(意訳)｣

皇帝の死後にしったら？

｢チッ、クソッタレめ。地獄で見てろ、お前の予想をこえてやる(意訳)｣

彼、基本的には単純で負けず嫌いだから。
自分の思考基盤が壊れるレベルの精神的衝撃以外は、
何でも、前進するための燃料にするから。

外伝１巻で鱗片を見せられて一瞬ビビってたから、精神崩壊レベルまではいかないにせよ、復讐にもやもや感が残って最後まで尾を引くくらいにはなりそう。　＜知ってたら

作品が始まった当初から「むざむざ負けはすまい」とラインハルトの能力を評価する場面を「金髪の孺子」と呼ぶ門閥貴族と対置する形で出していたり、ラインハルトの「黄金樹王朝は人類の発生と共に存在したわけじゃない」とフリードリヒの「人類の創生と共に黄金樹王朝があったわけではない」を被せて同じ視座にあることを表現されたりしている。

千億の星でグリンメルスハウゼンも交えて簒奪者育成RTAとしての役割を明確化しているが、こちらの役割を初期からどのくらい構想していたかは分からない。

客観的に見てラインハルトのフリードリヒ4世に対する敵意は逆恨みにしか見えないんだよな
積極的に出世させてくれたしむしろ恩人だよな
だって姉がフリードリヒ4世のこと悪く言ってないんだぜ

アンネローゼがフリードリヒをどう思ってたかはこの作品の最大の謎では
ほんとどう思ってたかまったくわからん

アンネローゼは動機の一つに過ぎないのもな。残った門閥貴族達は簡単にやられて幼帝も行方不明のままいなくなってラインハルトからしてみれば呆気なさすぎる