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劇中でアパムが発砲したのはあのシーンだけ？

隊長、ライアン、ジャクソン、アパム、最後に殺されたドイツ兵以外はあんまりキャラを良く憶えてないなあ……。あ、でも、「ちょっと待てやめろ」みたいなこと言いながら隊員が刺されたシーンはよく覚えてる。

>>61
その通り。

終盤の街と橋の攻防戦の場面で、奇襲のために爆薬を起爆した後に自身の粘着爆弾で死亡した兵士が奇襲の直前に後ずさりしながら何かの粉末を地面に撒くシーンがあるのだがあれは何？

>>63
導火線を砂で隠してるんじゃないかな

NHKBSで放送された岡田壮平翻訳版がなっち版とかなり違ってた
人名なんかもアパムはアプハムだったりカパーゾはカパルゾだったり

諸々比べると岡田版の方が良い訳なんだよね、これでソフト化しないかなぁ

この映画見て、敵にジワジワと押されている守る側は地獄だがそれを攻める側も地獄だなと思った
戦闘シーンは好きだが現実でそれを行う側にはなりたくないね

今更見たけど七人の侍の影響受けた作品だったんだな
最初のシーンしか知らなくてずっとドンパチやってる映画だと思ってたわ。いやずっとドンパチやってんだけどな…

確かに初めてこの映画見ようとした際は終始「ハリウッド流ドンパチ」かと思って見たらいろんな意味でヤバかったな
俺は戦争とは全く関係ない場面で冒頭の老ライアンが戦没者達の墓場を家族連れて一人先歩きながら途中であまりに辛すぎて泣き崩れながら家族達に介抱されるシーンはこっちまで見ていて辛かった・・・
やっぱあの戦争から家族と共に平和な日常の今に至るまで生き続けてる年寄りの人達って皆あんな感じなのかなって思い知らされる

アメリカ軍上層部は4人兄弟の母親に全員の息子の戦死を伝えるのは酷だという理由だけで、救助部隊を死地に送り込んだが、救助部隊の命はどうでもよかったのだろうか？

えっこの記事のプロットだけ読んだ人？

たしかプロパガンダに利用するためという目的もあったんだっけか

>>70
映画は最後まで見たが、上層部の同情以外に理由なんてあったっけ？ プロパガンダはあり得そうだが。
百歩譲って志願者ならまだしもこんな作戦を命じられた隊員たちが不憫でならなかった。

ライアンも戦後は何でコイツだけ特別扱いされるんだと元兵士や戦死した兵士の遺族から妬まれたことだろう。
一応ライアンも自分だけ救援の手が差し伸べられたことについては憤慨していたが。

メリシュ刺殺したドイツ兵とアパムに撃たれたドイツ兵って違ったのか…アパム見逃したのも捕虜になった時に親しく話してたからだと思ってた

>>72
プロパガンダは俺の勘違いだったか

>>72
息子全員の戦死を知らせるのは酷なので生き残った一人を直ちに前線勤務から外すというのは、
司令部の同情心以前に、そもそも当時の米軍が取っていた方針（ソウル・サバイバー・ポリシー）で
兄弟が一人を残して戦死したときに半自動的に適用されるもの。
プライベート・ライアンの場合は、最後の一人がたまたま激戦地にいて犠牲なしには救出できないという状況で
状況に関係なくこれの適用対象になってしまったので彼を救出するために犠牲を出す結果になったという話で、
特にライアン家だけに同情したわけではない。

まあこの方針ができたきっかけは上にもあるけど以前ある負け戦で
沈没した軍艦に乗っていた5人兄弟が全員戦死した悲劇があり、
軍上層部がこのような家庭はできる限り出ないようにすべきだと考えたからなので、
その意味では同情というのは間違ってない（どちらかというと"兵士を出した全ての家庭への配慮"という気もするが）。
ちなみにこの方針は戦後の1948年に「生存者のための特別分離政策」として明文化された規定になった。

＞よく終盤に登場する武装親衛隊の兵士に間違われるが、別人である。

これ一瞬「え？終盤いたやん」って思ったけど、
もしかして
A : 終盤に出てた武装親衛隊の兵士、メリッシュを殺す。その後は不明。
B : 終盤に出てた武装親衛隊じゃない兵士。レーダーで見逃された。アパムに殺される。

こういうこと？

アパムが最後らへんの戦闘で腰抜かしてブルってたのを殺さずに見逃したドイツ兵の意図が分からん
アパムが丸腰で死にかけてるならドイツ兵もこいつはどうでもいいやって思うかもしれんが

>>77
件の武装SSの兵士は、直前のメリッシュとの苛烈な白兵戦でアドレナリンを過剰放出した反動による一種の虚脱状態になっていて、アパムと遭遇した時には武器すら構えず「殺すなら殺してみろ」という半ば自暴自棄な心情だったのでは、と自分は解釈してる
結果的にアパムはメリッシュの死を察して心が折れ交戦の意思も見せなかったので、武装SSの兵士も「どうでもいいや」ってスルーしたんじゃないかと思う

スピルバーグ+凄惨な戦場描写+有名スター+長時間で骨太っぽい雰囲気、ってことで学校の授業とか戦争映画観馴れてない人が手に取りがちだけど、初心者が見る戦争映画としてあんまりよくないんだよなこの映画。戦争では当然ある、英雄的行為への憧れ描写が無いとか、軍隊の階級とか兵器の種類とか最低限覚えとかないと楽しめない描写も多いし。
今ならアメリカン・スナイパーとか1917命をかけた伝令のほうが良いんじゃないか？

よくみるとアパムは右手を引き金から離し手まで挙げちゃってるんだね
降伏の意志ともとれるからそらSSも見逃すわ
ドイツ兵はこの後国が滅ぶからそんな生易しい事してる場合じゃないとはまだ知らんわけだし…

これ自体が7人の侍のオマージュだからアパムが見逃すのも黒澤の用心棒オマージュ説
七人の侍見返すと侍たちの個人個人の性格と分隊員のもとになった性格がわかってにやにやするよね

久々に見直して思ったこと
ライアンと出会う場面だけど、その直前にSSの偵察隊を撃退する場面があるけど、その際にまずミラー分隊の反対側にいるヘンダーソン部隊側からライアンがバズーカで装甲車を無力化するのだが気になったのはここから
無力化した際に装甲車から敵兵数人が出てきた際にはなぜかガーランドの銃声しかしなかった。これはおそらく演出ミスだとは思うけど、もし本当にガーランドでしか攻撃してないのならこの時ガーランドを装備してるのは三人。ミラー側のメリッシュとアパムとヘンダーソン側のトレンビーだけ
ライアンはこの時点ではガーランドではなくバズーカを装備。ミラー側は他にガーランドを装備してたカパーゾとウェイドは戦死。そして敵兵が装甲車から降りてきた際にはメリッシュが攻撃してる姿はハッキリと映っており、ガーランドも明らかに2,3丁ほどの銃声が重なってる

つまり、この時点でアパムはすでに敵兵を撃ち殺してた。ということになる

細かいこと語って申し訳ないが、少し気になってた。

>>82

よーく見てみ。左利きの狙撃兵ギア装備した兵士が撃ってる。
撮影か演出ミスかもしれんが装甲車に向けてガーランド撃ってるとこはレーダーサイトで装備をアパムと切り替えてるジャクソンが撃ってる。

>>79
そもそもお話の基本骨格が解りづらいもんね・・・

いくらソウル・サバイバー・ポリシーでも、映画みたいに最前線から犠牲を払ってまで該当する兵士を救出する例はさすがに無かっただろうな。

序盤で報告書をまとめて受け取る地位が高そうな人って隻腕だよね？あの人が実在人物のジョージマーシャルかと思ったけどジョージマーシャルが隻腕って情報が出てこないから別のモデルがいる軍人なのかなと思った

アパムがヘタレで弾持っていけず見捨てるのはまあ戦闘経験者じゃないから仕方ないとしても、最後勝ちが確定した瞬間捕虜撃ち殺し始めるのは流石に引く

自衛隊で1任期勤めてて射撃訓練受けてる時
「利き手が右」で「利き目が左」であることを教官に伝えたら
「構えの左右は効き手より利き目に合わせた方が良い」
とアドバイスされて途中で左据銃に改めるという経験をした
丁度その時期にこの映画を初めて全編視聴したから
ジャクソンのやりづらそうなコッキングシーン見るたびにやたら感情移入してしまう

>>87
あれは「勝ち確になったから捕虜殺してやる」とかいう蛮族ムーブじゃなくて、アパムが良くも悪くも一介の「兵士」となったことを示唆するシーンだと思う
アパムは捕虜を殺そうとした仲間を止めるニンゲンだったが、仲間を多く失って初めてジョンたちの立場になれたのだと思う

元脚本ベースの小説版も面白いけど結構違うな

・レーダーサイトでミラー大尉ら交戦したスチームボートウィリーらの部隊は精鋭部隊の空軍降下猟兵。（映画だとただの陸軍）

・アパム視点でよくわからなかった戦闘の模様や、迂回攻撃に備えて配置されていた、ミラー大尉を狙うFG42射手の降下猟兵を間一髪でジャクソンが仕留めるなど見所いっぱい。

・スチームボートウィリーを解放する下りは一緒だが彼は再登場しない

・ラメルへの攻撃に参加するSSの戦車隊がティ-ガーⅡにパンターと映画より強力。