ニコニコ大百科

ポモって知の欺瞞のせいでクソのイメージしかない。

建築に限って言うとモダニズムが否定されてポストモダンになって
さらにそれが否定されて今現在に至ってる気がする
芸術系は知らん
なんか珍妙なイメージしかない

ソーカル事件は間違った数式の使い方がダメってだけで別に必要なら数式使うこと事態は問題なかった……はず
今は下火だが構造主義は数学を使うのが一番確実なのは変わらないし

サイードさんの知識人とは何かって本を読んでたら、ポストモダン(笑)的な事が書いてあったな。リオタールの大きな物語云々をこき下ろしてた。
俺は面白いと思うなポモ。

殊に日本において近代まで続いてきた道徳に関してはほぼ保たれてないし、これを糞と言って見たところでどうなるということもないような。

日本においては、西欧への憧憬が消えた時が、モダンとポストモダンの変わり目なんじゃないかなと思った。

別に勉強している訳ではないから適当な思いつきだけど。
明治～昭和の知識人が、西欧の精神と日本の伝統との相違について悩みまくってる文章を読んで、
あぁこれが近代なのか…と感じたので。

つまるところポストモダンとはモダニズムへのアンチテーゼであり
その先にジンテーゼが生まれた瞬間に消えてしまうのだ

ポモ(笑)

申し訳ないがポモはNG

モダン＝近代：みんなが自由で平等で豊かな社会を目指そう（大きな物語）
ポストモダン＝現代？：なんか近代の目標はだいたい達成しちゃったじゃん（大きな物語の消失）次の目標はいったいなんなのよ

ちなみに「別に達成してね～よ、解決すべき点が以前とはちょっと違うだけだよ。」っていうのが第二の近代っていう解釈

正直ポストモダンの99％以上がただの悪ふざけに過ぎなかったと思う。

そろそろ反省的に振り返ってみる潮流は現われてこないのだろうか？

なんか地震のせいかポストモダンって雰囲気でも無くなっちゃったな。

経済的にも政治的にも安定していた時代の狭間ってのもあったね。ポストモダンの雰囲気。
本当は課題は山積みだったはずだったし、新聞テレビ見ても重要なのあったんだけど、呑気なのも許されるよねっていうモラトリアム。

じゃあ大衆主義と違いあるの？と言われると、答えは出せないけど。
まあ当代の思想家だって、同時代からの評価には悩まされた、時代が下ってからの評価だっていうし、現にまだまだ思想の参照先はモダン以前が有効な部分多いから、難しいけど。

ただインターネットの思想と相性が良いから、別に消えてなくなる類のモノじゃないのかな。

ポストモダンは西洋的・中東的な考え方であって、地殻や気候の変化が乏しい
地域ならではの無時間性をモデルとしているから、日本や熱帯地域のような
自然の変動が激しい地域では元々相性が良いとは言えない。

日本では地震、津波、台風、豪雪など変動があるので因果律が
自動的に動いてしまう。阪神大震災や東日本大震災ではポストモダンが
機能するとは言いがたかった。

とは言っても、現時点の日本で、仏教的な因果律や、神道的な自然観だけで
うまく行くかと言えば、空襲、核、原発、テロなど人災も多く発生する
文明になっているので一神教やマルクスを背景としたポストモダンの
考え方が不要になった訳ではない。

亜熱帯では食料は腐ってしまうので自炊が文化的に根付き易く
そうした仏教的な食べ物を大事にする価値観は残っていくだろうし、
自然災害が多発する地帯として自然への畏怖も残さないとならない。

>>13
インターネットと一概に相性が良いとは言えない。
時間の流れがゆっくりとしたアーカイブス系のサービスとは相性が良いけど、
twitterやfacebookのような即時性が求められる、
流動性が高い思想とは相性がかなり悪い

モダニズムって安定安心安全とかそういうのへの渇望だったのかあ
でポストモダニズムがその反動と

近代化と当て嵌めたのは誰だよわけわかんねー

>>12
災害対策として自然科学的知識（≒近代）と、先人の知恵を集めた伝承（≒過去）との両方を活用しようとする動きは、まさに脱近代（ポストモダン）的だろう
「自然への挑戦」と「自然への畏怖」の両立と言えるかも（「自然への畏怖」は>>14が言ってるようなものもある）

http://www.fdma.go.jp/html/life/saigai_densyo/
> 有史以来、全国で発生した災害は各地に多大な被害をもたらし、それらの災害の教訓は各地域において記録としてあるもの、図画として残されているもの、あるいは物語、ことわざとして伝承されているものなどがあります。
> 全国災害伝承情報は、そうした各地域に残る貴重な資料を、国として
> 調査を通じて収集した情報を整理集約しました。

ポストモダンは境界を曖昧にする力がある。過去と近代しかり、西洋と東洋しかり。
「現代　日本　混乱」「東日本大震災　混乱」でググると大量にページが出てくる。混乱とは、境界が曖昧で何もかもが越境したり混ざったりする状態。
案外今の日本は本格的なポストモダンに入りかけているのかも

ポストモダンに何の目新しい要素があったのか全く分からん。単なる着飾ったニヒリズムだったのではないか。実存主義辺りまでは何とか抗ってたのを、ぐだーっと流されたと見るしかない。
良く分かってない人を相手にした商売ですと言われればそれまでだが。

とりあえずそのわけわかんない文章書くのやめよう！

>>17
問題が無いとは言わないけど(無駄に難解なジャーゴンとか)、俺は意義のあるものだと思うよ

西洋には「理性とは透明で完全で客観的なものなのだ」という考え方があったけど、いわゆるポストモダンは、その「理性」とやらがつねにすでに恣意的な主観や文化的バイアスに汚染されてる事を示したんだとおおざっぱに理解してる
西洋形而上学って色々問題があったわけで、それを解体してくれただけでも有り難いもんですよ

それに、あの辺の思想は現代社会を見るために有効な視点を提供してると思うんだよな
まだ勉強中だけど、フーコーなんてまさに今の時代に必要な思想だよ

でもポストモダンという括りは疑問
「ポスト」ってのはつまり近代が終わったって事なんだが、「本当に近代終わってるの？まだ近代なんじゃないの？」っていう
それに、色々ある思想をひとつの言葉で括るのにもちょっと無理がある

だから、ポストモダンは「あの辺の思想をなんとなく名指す言葉」程度に思ってる

ポストモダンって、国民が中産階級になって、衣食住が満ち足りた時代の産物だと思ってる。

ポストモダン建築は発想は良かったけど結局ピカソのキュビズムと一緒で表層的な認識だけが突っ走っていった結果、なぜポストモダンという考え方なのかって事が蔑ろにされていた気がする

一時期狂ったように変な建物が作られたけど、結局建築家のオナニー止まりのものも多かったろうし、その辺現代美術と似ている気がする
奇抜なことやりゃ良いだろ、みたいな

個人的には>>14の意見に賛成。
全てがネットの発展のせいとは言わないけど、時代の流れが高速かつ分散化しすぎて何かへのアンチテーゼという発想自体が過去の遺物になった感がある。「そんな事してる暇があるならとっとと次のネタ出せよ」的な。

>>20-21
建築に限って言えばこの流れは正しいんだろう。
結局一点物のオリジナルデザインってのは不況の時代にはコストを跳ね上げるマイナス要因にしかならないわけで、特に工業デザインへの関心が薄い日本では施主の自己満足にしかならない誰得なものに終わる可能性が高い。だったら設置も撤去もローコストで環境にもやさしいプレハブ構造のがマシという事にすらなる。

東京駅が「明治期の姿に復元」という形でのリニューアルを受けたのは一つの象徴なのではないかと思っている。各方面から批難轟々だった京都駅や大阪駅の建て替えと比較すると特に。

とりあえず知の欺瞞で全部解決したとか勘違いする愚かなことだけはやめてほしいとおもった

保守と左翼とポストモダン論
>>sm25668859

この項目　モダン　の記事と完全に齟齬が生じてるけど大丈夫か？

あっちの記事だとモダン(=現代的な/今風の)という意味になってるからモダン(=近代)とするこの記事だと｢モダンって昔じゃね？｣ってことになる。
個人的には、ポストモダン(=近未来)を定訳にしていいと思う。

>>25
ポストモダンを語る時に使用されるモダンっていうのは、
元々の現代を意味する単語としてではなく
モダニズムという思想史・文化史的な潮流として使われてるでしょ。
だからモダン(現代)っていう一般名詞ではなく、モダン(1900年代前半の潮流)っていう固有名詞として捉える。或いは現代的とされていたものが、その次の時代を定義される事で近代的なものという認識へと移行したと捉えるのがいいと思う。

個人的には近代における、大きな物語の凋落ってのは確かにあって、
でもポストモダン自体は、モダニズムを乗り越えるとか、アンチテーゼのような確固としたものではなく、モダニズムの弱体化による病理というか、穴埋めでしか無いんだと思ってる。
宗教家が神を信じられなくなって堕落している状態のようなものなんじゃないかと。

>宗教家が神を信じられなくなって堕落している状態のようなもの
そりゃポストモダン（脱近代）じゃねえプレモダン（前近代）よ
ポストモダンでは宗教的概念も神的概念も解体され、解消される
問題の解決ならぬ解消

こんな建築するぐらいなら、アールヌーボーやってたほうがいいって思うのはモダニズム建築好きの偏見だろうか
ポストモダニストは真のモダニズムを理解しているか
工業界の最先端を突っ走るAppleですら「形態は機能に従う」を基にして製品を作っているというのに

>>28
>ポストモダンでは宗教的概念も神的概念も解体され、解消される
寧ろそれが真のモダンというべき状態。ポスト・モダンとはモダンの到来が何時までも先延ばしにされ続ける現況を指す言葉に他ならない。要はpostmodernではなくpostponed modernがその正体。