ニコニコ大百科

>>78
＞つまるところお役所は数学少年が最終的に科学者に発展解消してくれる事を期待しているのであって、それ自体で国力を上げられるとは考えていないという話だよね？

「数学が国富の源泉となる」「数学が国富の源泉である」等と経産省・文科省は発表しているので、数学自体で国力を上げられる…と役所は考えているんでは。

https://www.meti.go.jp/press/2018/03/20190326005/20190326005-1.pdf
>第４次産業革命の進行が示すのは、数学が国富の源泉となる経済－言わば「数理資本主義」の時代の到来である。
https://bit.ly/2T33umY
>数学に関連した職業による経済効果が注目されるとともに、数学が国富の源泉であるという認識が、各国政府にも浸透しつつある。これらも「数理資本主義」の本格的な到来を示唆するものと言える。

上の政府発表では、現代のIT社会を作った人材は「数学者」、需要が急増している人材も「数学者」や「統計学者」等…と、やたら数学者・数学系専門家が重視されてるし。
>数学が死活的に重要なのは、AIや量子コンピュータの分野だけではない。そもそも、現代のコンピュータの基礎を作り上げてきたのは、ジョン・フォン・ノイマンやアラン・チューリングをはじめとした天才的な数学者たちであった。　現在、社会のあらゆる場面においてデジタル化が進んでいるが、これは、目には見えざるとも社会が数学によって形作られつつあるとも言い換えられる。
>デジタル技術の動向は数学が左右していると言える。アメリカなどの巨大IT企業が、大学の研究者にも引けを取らない優れた数学者を積極的に雇用しているのもそのためであろう。
>ここ7-8年のアメリカでは、人気職業の上位10位以内に「Mathematician（数学者）」、「Statistician（統計学者）」、「Data Scientist（データサイエンティスト）」、「Actuary（保険数理士）」等が入っており、時にはトップ3に入る勢いである。　労働市場の需要と供給の双方において、数学を活用できる人材の人気が高まっていると言える。
>大局的に見れば、学術界において研究を極めたいとする優秀な若手数学者が育つことは、産業界にとっても重要であろう。

https://bit.ly/32lDw2j
>国際競争力は数学力で決まる時代
>報告書の「まとめ」は、「第四次産業革命」が進行し、数学が国富の源泉となる「数理資本主義」の到来により、国際競争は数学の競争になると説明している。


>>78
＞いつまでも数字並べて悦に入るだけの人など良い年して言葉遊びしてる文学少年崩れと何も変わらん。数学とはそういう性質の学問だ。

文学少年崩れやポストモダン的文系よりは、数学少年崩れのほうが国力増強に近い人材なんじゃないか。「数学が国富の源泉」だとか、「数学者」が重要な産業人材だという産官界の考え方（>>91-92）に従えば、の話だけど。

ID: cn9TnSad6C くん、俺の聞いてる極々単純な質問
「文系の学問は根拠の客観性普遍性において宗教や感想文と何が違うの」に答えられないなら正直に言えば？別に怒らないよ。君みたいな文系の「お勉強頑張りました！」君が賢かったこと無いし…

人権もなにも俺は「批判」したのでなく「根拠」を聞いてただけなんだけど、何かしら都合が悪くなると「ｼﾞﾝｹﾝﾋﾊﾝｶﾞｰﾃﾛﾘｽﾄｶﾞｰ」なんて思考停止して鳴いてるあたり、正直学問に向いてないタイプの人種だよね、君…

>>90でなんかドヤ顔してるけど、君がﾃﾛﾘｽﾄｶﾞｰ!だなんて吠える前にスレはそういう話をしていたんだよ。
「神を信じる宗教は近代化で権威を失ったが文系学問という新しい宗教がイデオロギーを支配していて、それがソーカル事件等々でかつての宗教の様に権威を失ったのがポストモダンよね」ってね

あと、正直痛々しい>>83が君の渾身のレスだと分かったのは意外だった。君の感想文に俺の感想文が欲しかったのか？
>>84で君の持つ野蛮な差別主義思想が指摘されてるのに開き直って近代の超克(笑)とか言ってるのはなかなかに醜悪だったよ。指摘されてるのはそんなことじゃなかろうに

あとまぁ>>89の話だが、俺は散々「根拠はどうやってあるとしてるの？」と聞いてきたんだが
同質的とは？って言葉の定義からして決めてない上に、「身分差別がないから権力に依頼できるわけですよね」と恥ずかしげもなく書けるなんて、君の日本語のリーディングスキルが心底心配だよ

俺はずっと、『「身分差別がないから権力に依頼できるわけですよね」の根拠は何か？』と聞いてるんだが…
まぁ答えられないから悔しくて「人権思想を否定しようとするテロリストなんだ！」ってレッテルを貼りたくて仕方がないのか、本気で日本語能力が無いのかは俺には確かめる術はないけど

「普遍的な人権」と自分で言っておいて定義を聞かれたら
＞＞人権というのは生物学に根拠求められないから抽象的なのは当たり前なんだけどね
とか書けるあたり、
自分でも何を言いたいのか分かっていなさそうですから。

何故そこまで人文科学を憎むのか、ID: tLf/R31Wn7くんの人生に興味があるね

せっかく簡単に書いたのにtLf/R31Wn7はなんか拗らせてんな。

人権の根拠問うこと自体はいいと思うよ。近代の条件としては教科書通りとしてはホッブズに始まり、ヘーゲルの国家論との関係やらと常に課題としてあるわけだし。ただ批判の仕方がよくわからないからこっちは聞いてるだけ。

あと関係ないとは言えないけど、ポストモダンと人権自体は別の議論なので、「神を信じる宗教は近代化で権威を失ったが文系学問という新しい宗教がイデオロギーを支配していて、それがソーカル事件等々でかつての宗教の様に権威を失ったのがポストモダンよね」という話をなぜ人権の話に混ぜてきたのかは意味不明。
俺は人文系の領域として門外漢に出来ないような人権の話は共有出来ますか？という意味で話をしたのだけどなんか勘違いしてるの？

あと身分差別云々は端的に言って人民/国民主義の話だよ。
別に変なことではなく日本国憲法も共有している概念。

で、生物学的にというのは人種主義や性別による秩序への批判的言及です。参政権や生存権の話として様々な差別あったの知らない？

なんかやはりこの人ってポストモダン云々以前に基礎的な公民や世界史レベルの基礎教養足りてない気がしてきた。ソーカルのことも何が問題だったか分かってないでしょ、あの時人権の究極的根拠がわからないよねとかそんな話あったの？逆にわからない故にこそ模索するのが常識的議論だと思うよ。
そこから先でしょ。文化相対的なのとか西洋批判とか。
まぁ安直な大学批判のが興味ある政治厨ぽいから相手するだけ疲れるけど。

tLf/R31Wn7のために補助線引いてあげると、哲学的タームとしては人権というワードより主体/自己について問う方が色々な現在展開されている論文などを調べる上で役に立つと思う。
セオリー通りならニーチェからだろうね。あなたも宗教の権威がなくなった後が近代では？という問いを立てるくらいには近代と自己の関係知ってるらしいし。まぁ国家主義について不問にするようではその後のアドルノとかにまで繋がらないから、tLf/R31Wn7流の宗教の定義次第だけど。

あと人種の根拠がそんなに気になるなら人権のスレでやってくれ。こちらでわざわざ屋上屋架すことではない。どうしても問いたいなら、あなたが特にポストモダンのせいにしたいところだけ言及してくれ。俺もあんたの固有名詞のない会話についていけるほどエスパーではないから。

どうしても人権の話したいならあちらに移動するならコテハンつけるけどどうする？

あとどうしても言葉の正確性保つ上で固有名詞使わざるを得なかったけどそこからして分かっていなかったら説明くらいはするよ。まぁ多分日本語の単語以上の意味では分かっていないからトンチンカンな大学批判しかしてないんだろうけど。

ごめん、細かいけど>>96は

>あと人種の根拠がそんなに気になるなら

ではなくて人権の根拠。

こうしないと文脈通らないので当たり前だけど、自己訂正。

＞＞せっかく簡単に書いたのにtLf/R31Wn7はなんか拗らせてんな。
人権の根拠問うこと自体はいいと思うよ

いや、ゴメン。ここまで日本語出来ない奴だと思わなかった
俺は最初から「知った風な口聞いてるけど言葉の意味ちゃんと説明できるのか？」と聞いてんだよ
始めのほうでは精神的な幅、奥行きとは何か、と聞いたし、
直近では「普遍的な人権」の「普遍的」は何を持って普遍的と言ってるんだ？と聞いてた訳


あとなんかどや顔で「身分差別無く警察に云々」言ってるけど、マジの本気に「憲法に書いてある」から世の中がそうなってると思ってるんだ？
文系でも経済学のゲーム理論とかはメリットデメリットで「人間はどう振る舞うか」を考えてるけど…まさか「書いてあるからそうなる」っていう宗教的世界観を持ってるとは思わなかった。
個人的には社会契約論みたいな話が出てくることを期待してたけど、君には無理そうね

＞＞で、生物学的に～～
すごいズレた回答ありがとう…
俺は君が持ち出してきた「普遍的な人権」の定義ってそもそも何？と聞いてるのに「生物学的には根拠無いから抽象的なものです」なんて答えられて、答えになってねぇよ…と辟易してたんだよ
生物学の世界に権利なんて概念無いことぐらい当たり前だろ…と思ってたら秩序への批判的言及だ～差別だ～なんて言い出されて、君の正気を疑ってる

あと、多分君の方こそソーカル事件を理解出来てないよ
( ´∀｀)「知った風な口聞いてる奴は自分で意味を分かってんのかな？」
( ´∀｀)「それっぽい言葉並べた論文で釣りやってみよ」
( ・`д・´)「素晴らしい、この論文を掲載しよう！」
( ; ゜Д゜)「マジか…コイツらテキトーほざいてたんじゃねぇか…」

文系あるあるの、「お前は無教養だからボクチンの議論相手にはふさわしくないんだ！」ムーブかまして逃亡してくれてもいいけど…
万が一真面目に議論するつもりだったら日本語力無いせいで誤解して醜態晒して、だとあんまりだから、最初に俺が問いかけたことをもう一度載せるよ？
「文系の学問は根拠の客観性普遍性において、宗教や感想文と何が違うの？」
言及があったから補足しておくと俺は宗教を「立場上偉いとされた人間の考えを検証すること無く受け入れ他の考えを拒絶すること」として使ってるよ
古くはキリスト教、現代じゃポリコレ教やフェミニズムを始めとした人権教だね

しかしまぁ、人々が賢くなって権威を疑い始める動きが宗教と文系学問でよく似てるね、って話をしてたとこに突然イデオロギーｶﾞｰ！で噛みついてきて、言葉の意味も答えられない癖に普遍的人権だの同質的だのほざいて、イスラム教は遅れた野蛮人だからフェミニズムを推進して進歩させてやらねばならないとか…
文系の学問頑張ったって奴は、コミュニケーションの部分で変なのばっかだな…

君は人権の話したくて仕方ないみたいだけど、俺は最初から
＞＞言葉の正確性保つ
の部分を聞いてたの、理解してもらえてる？

＞＞まぁ多分日本語の単語以上の意味では分かってないから
そうそうまさにこれ！俺は日本語の単語以上の意味が分からないから「つまりどういうこと？」とずっと聞いてるんだよね
で、同質的とか普遍的人権ってなに？君からは普遍的人権とは抽象的なものだ、しか回答が無かったけど

社会の変化の話をしてるとこに君はなぜか噛みついてきて人権の話を始めてきたんだけど…
まぁ俺は変革の鍵を握る、文系の学問の「進め方」に対してソーカルと同じ疑問を持ったわけだよ
「コイツら言葉の正確性を保つと称して色々修飾するが、ホントに分かってんのか？」

そして全く関係ないんだが一つ、君と話してて不思議に思ったのが、文系の人って議論の進め方はどんな風に教わったの？
参考ついでに教えてほしいのが君の最終学歴と専攻
俺は国立理系の院だったけど、専攻問わずどこも「その言葉ってどういう意味？」「○○だからこう、というけどその前提条件は？」「その想定ではこんなことが起こりうるからその結論は正しいとは言えないのでは？」とか、皆散々聞かれてたんだよね
まず想定している環境のズレを無くすことができるように話を組み立てる

でもなんか君、ごくごく簡単な質問どころか、君が言ってた言葉の意味を聞いた質問すら無視して、
しかもなんか知らんが相手にﾃﾛﾘｽﾄﾅﾝﾀﾞｰ！人権否定派ﾅﾝﾀﾞｰ！とヒステリックに騒いでたし…
固有名詞がないから質問には答えない！とか抜かすけど、当の君の語る言葉が抽象的な一般名詞ばかり、具体的な言葉が出たのはイスラム差別したときくらいじゃん？
文系じゃ一方的に捲し立てて対話はするべきでない、相手に悪いものをこじつけてレッテルを貼るといい、とか教わったりする？

＞＞逆に分からない故にこそ模索するのが
これ自体は至極もっとも。だけどなんでそれが君みたいに「イスラムは遅れてる！進歩させるべき！」となるのかが分からないと聞いてるんだよなぁ
文系の学問で「分かった」からそれを元にしてるのか、それとも始めに俺が指摘した様にいちゃもんつける自己正当化に過ぎないのか
俺はそういう話がしたかったんで、君の人権自己陶酔語りには正直付き合いたくないな

もし付き合ったとしてどーせ君、自分で意味も理解してない造語を並べ立てて、それを聞かれたら○○ｦ理解ｼﾃﾅｲｰ！って吠えるだけだもん
正直ちょっとは期待してたけど、よくいる文系の拗らせた子でがっかり
教わった議論の進め方、あと最終学歴と専攻書いてくれたらもう返信は要らないよ、今までありがとう
申し訳ないけど教科書の中身コピペするだけで
日本語が読めない子に、掲示板上で日本語を教えられるだけのスキルは持ってないんだ
ごめんね😢

馬鹿みたいな長文でやってることは只の煽りとか、こいつすげえ変態だぜ？

ソーカルみたいな凡人の負け惜しみを真に受けちゃったんでしょ
で、本家と同じく自分の頭が足りないが故に理解できない哲学を見ると噛みついてしまう
これだからポストモダンといあ優れた思想を理解できない凡人は（苦笑）

ポストモダンって理屈こねくり回してマウントを取り合うレスバのスポーツ化なんだな

そうだよ(全肯定)

>>103なんか凄くいいお手本で｢ポストモダンは素晴らしい！それを理解できているボクチンは凄い！理解できないお前はバカ！｣と喚きはするけど、
｢ポストモダンの何が凄いのか｣については絶対に触れないで、｢お前はバカ！｣って部分を強調する

こうすれば、自分はどんなバカでも脳死状態で同じフレーズ連呼してるだけで精神的優位にたてちゃう

まぁ、問題もあって、マトモに物事を考える知能があるなら
｢何が凄いのか理解してないものをヨイショする｣ことは恥ずかしくてやれないし、賢いならポストモダンってバカがどや顔してただけって理解できてしまう
だから恥知らずか本物のバカしかこの方法を実行出来ないところが難点だ

ソーカルを紹介した動画を見てこことソーカルの項目を一通り読んでみたが、長文の肯定も否定も頭おかしいとしか思えんので二度と近づかないことにする
ソーカルが意図した結果か知らないけど、ここまで一般人の自分に学術に対する嫌悪感を抱かせるってすごいと思った

まずソーカルにその意図が無かったとは言えない
でなきゃあんな釣りみたいな真似せんだろ

逆に考えるんだ
学術なんてクソだから一人でも多く遠ざけた方がいいと考えるんだ

>>48の「数学も芸術家風情よりはマシってだけで、理系の中じゃ侮蔑の対象らしいけどね。」的な考え方は、今でもポストモダンや哲学とかの業界でメジャーなの？

>>78>>92
「数学」は基本的に、「自然科学」の一分野です
https://kotobank.jp/word/%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%A7%91%E5%AD%A6
>自然科学
>自然現象を対象とする学問の総称。狭義には自然現象そのものの法則を探求する数学、物理学、天文学、化学、生物学、地学など

まぁ「アメリカなどの巨大IT企業が、大学の研究者にも引けを取らない優れた数学者を積極的に雇用している」とか、「人気職業の上位10位以内に『Mathematician（数学者）』」がある、という政府発表（>>91）も確かに重要なんだけど。
大前提としてこの発表は「　科　学　」が現代の第四次産業革命に不可欠というもので、その科学とは「第一に　数　学　、第二に数学、そして第三に数学である！」というものだよね？（>>77）
文学の人と数学の人とを並べて「何も変わらん」(>>78)と言っても、理屈が通らない。前者は人文系学問の人、後者は自然科学の人なわけで、無茶な同一視だと思う。

数学能力が高いほど競技プログラミングでも高レーティングになれる上、専門職として採用されやすくもなる。「黄」で「アルゴリズムの研究職・研究開発で重宝されるレベル」。高校生で最高位の「赤」に到達した人の書いた記事がこれ。
https://qiita.com/e869120/items/f1c6f98364d1443148b3#atcoder-%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95
>レーティング　色　相対的な位置　絶対的な位置
2800+　赤　上位0.3%
2400-2799　橙　上位0.9%
2000-2399　黄　上位2.5% アルゴリズムの研究職・研究開発で重宝されるレベル
1600-1999　青　上位6% ほとんどのIT企業でアルゴリズム能力がカンストする
1200-1599　水　上位12% 半数以上のIT企業でアルゴリズム能力がカンストする
800-1199　緑　上位24% エンジニアとしてかなり優秀

>一般に、AtCoder の問題をたくさん解いていくと、数学的考察力・論理的考察力が向上します。つまり数理パズルのような問題を簡単に解けるようになるのです。 数学的考察によって計算回数を少なくできる問題も多く出題されるからです。


AtCoderのような求人の職種は、高レーティング保持者用に「AI（機械学習）」「アルゴリズム」「データサイエンス」等がある。
https://jobs.atcoder.jp/
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つまりは、「数学少年が最終的に科学者に発展解消してくれる」(>>78)わけではない。「数学少年が本質的に科学者である」ということで、数学少年も数学中年もIT業界から求められている。

上の議論を見て、すごく遅すぎるかもしれないけど、私の意見を言おう。
第一に、少なくとも数学以外の学問は全て「真理とは言えない」。なぜなら、証明できないから。
例えば、科学においてその正しさを担保しているのは実験データという経験則だ。
科学においては、仮に数学的に矛盾がなくても、実験データと矛盾するものは正しいとはみなされない。
(例えば、古典物理学は現代では正しいとはみなされていない。)
しかし、経験則から導かれた法則は、反証はできても証明はできない。
どんなに経験則を積み上げても、「例外」が起こる可能性をゼロにはできないからだ。
つまり、科学というのは、経験則から現実を「解釈」したものに過ぎないのだ。
また、文系の学問というのも、結局のところ、全ては「解釈」に過ぎない。
また、数学は現実世界を解き明かすことはできない。
数学的に矛盾がないこととそれを現実と照らし合わせた時に整合性が取れることは違うからだ。

よって、結局のところ現実に対する真理は存在しないことが上の議論からわかる。
故に、現実を研究する上で重要なのは、それが真理かどうかではないことは明らかである。
つまり、現実に対しての研究を測る指標は「妥当性」かあるいは「役にたつか」の二つしか存在しない。
次に私が議論したいことは、仮に現実の研究を「妥当性」という指標で測るとして、
具体的に何をもって「妥当」とみなすか、という問題である。
この命題に仮に「データによる裏打ちがあるものが妥当だ」か、あるいは
「反証可能性がある予想以外の予想は正しいとは考えないのが妥当だ」
と答えたとする。しかし、前者の解答の妥当性はデータによる検証では確認できない。
なぜなら、それをやってしまうと「スターリンが言うことが正しい」なぜなら
「スターリンが言うことは正しいとスターリンが言っている」となるからである。
後者の解答に至っては反証可能性さえない。故にこの二つは共に「妥当な唯一の解答」とは言えない。

最後に、「役に立つ」かどうかで現実に対する研究を測るとして、
それは誰にとって「役に立つ」研究を素晴らしいものと捉えるのか、という問題になる。
例えば、ルイセンコの研究はスターリン及びルイセンコにとっては素晴らしく役にたつものだった。
しかし、ルイセンコの研究を素晴らしいかと問われると少なくとも私はそうはみなさないと答える。
社会にとって役にたつ研究が素晴らしいという答えも意味がない。
社会の構成要因は誰なのかという問題になるからだ。
例えば、ナチ党員のみを社会の構成要因とみなせば、
ヒムラーの人種の研究も社会の役に立つ研究となるわけだ。
人間にとって役に立つ研究が素晴らしいという答えも意味がない。
人間＝ホモ・サピエンスと考える必要はない。
つまり、黒人を人間とみなさないことも、あるいは象を人間とみなすことも、解釈の一つとなりうる。
結局のところ私が言いたいのは、何が素晴らしいか、という指標を用いたところで
個人の判断と独立して研究の良さを測ることはできない、ということだ。

結局のところ、現実に対してできることは判断だけであり、
また現実に対して行われた判断に対してできることもまた判断だけだ。
もちろん判断の妥当性はある。しかしその判断の妥当性を測る指標は主観的な判断である。
もちろん価値という概念はある。しかし何が価値あるものなのかを測る指標は主観的な判断だ。
完全に客観的なものは存在しない。同様に完全に中立なものは存在しない。
私が主張したいことはそういうことだ。まあ、これ自体も私の「感想文」なのだが。

文系学問が役に立たない、どころか
延々と昔の偉い人(笑)の話を引用するだけで終わるのは
「目的」が「それっぽいことをどや顔で言う」で終わるからだろうね

自然科学なら「より正確な知見を得る」
工学なら「より便利にする」
ために行う仮説の検証と知見の集積のプロセスが「学問」であるわけだけど…

法学でも文学でも社会学でも思想でも、引用してどや顔し手感想文書いて終わる
「その仮説が正しいならこうなるはずだよね」という検証の発想が無い
まぁ、合気道やる奴が空手や柔道に比べて鍛錬や対人練習を避けるようなものだろうね
「強くなる」という目的でなく「護身術がやりたい」ように、
「知りたいことがある」のではなく「分かったような態度を取りたい」から文系学問なんかやっているのだろう

>>114
君って文系記事で現代社会に弁護士は必要ないとか言ってたDZjn9ymcb/君？
俺もポストモダンは好きじゃないがここで文系叩きやるのは流石にスレチの荒らしだよ

ポストモダンの悪いところは文系学問の悪いところでもあるし、スレチでもなんでもないなぁ
スレチってのが君のお気持ち以外に何か根拠があるならその言い分もありだろうが、どうだろうか？

文系スレ見てきたけど、君は弁護士を不要呼ばわりされてよっぽど傷つきでもしたのか…？
社会の構成要素を考えて必要不要考えたとき、
弁護士要らんなんて当たり前としか思えないが……
もしかして法学を数学並みに論理的だとか信奉してるタイプの人？
だとしたらさぞ不愉快だったろうね、この世の何よりも賢く人々の為に働き人格も素晴らしくやることは全て正しい弁護士様を不要呼ばわりされて
実際は人の言いなりになってバッジ掲げて屁理屈ごねるだけの仕事って本職が一番理解してるのだけどね？裁判官が身分でなく言い分を見るようになるとおまんまの食い上げだとも

>>116
いやポストモダン嫌いな人も弁護士不要とまで言うのはおそらく少数派というかかなり特徴的なので珍しいなと思っただけ
その御高説は文系スレで君への反論に対して書き込んでよ

一部界隈で話題になった谷村ノートの内容がポストモダン系にも刺さっているなと感じられ
一部の哲学者がヘンテコな相対性理論理解で時間について語るのまだやめてないんだね

物理学者は、決着のつく論争をやりたいのである。
できれば実験で決着を着けたい。
直接実験が難しければ、間接的な観察証拠を積み上げるか、数学的にぬかりのない論理で証明するかしたい。
主義・主張の言い放しはしたくないのである。
哲学が対立する複数の「○○主義」をいつまでも抱えているのは、
白黒決着をつける方法論が哲学自体の中にないからだ、と私は見ている。
『谷村ノート』

議論で必ずしも白黒つける必要はないと思うけど、
そういう意味で哲学は、科学というより芸術寄りで、雰囲気を楽しむ物という気がする。

>>110-113
＞少なくとも数学以外の学問は全て「真理とは言えない」。なぜなら、証明できないから。
数学は応用数学、統計学、数理物理学、数理医学、数理生物学、数理工学のように他分野と重複しているので、その括り方はできないよ。

＞数学は現実世界を解き明かすことはできない。
弾丸やボールの放物線を計算する数学に「放物運動」がある（微分が中心）。これは高校物理で学ぶ範囲。
https://www.try-it.jp/chapters-8559/sections-8780/lessons-8781/point-2/

日常のニュースでも確率計算や統計学が現実の医療ビッグデータ、経済分析、データ科学系プログラミング等で使われている。上で挙げた数理物理学～数理工学とかも、現実を解明するための数学だよ

まさかポストモダンや哲学では、応用数学という概念さえ知られていなかったりする？